子供に自転車の乗り方を教える方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 21 出典

この記事には:子供と自転車の準備をするバランスをとる練習を始めるペダルをこぐ練習をする楽しく練習する

子供に教える親や大人にとっても、子供が自転車の乗り方を覚えるのは世界中で通過儀礼のようなものです。補助輪をつけて自転車の乗り方を覚えた人もいるかもしれませんが、最近はペダルを外してバランスを取りながら滑走する方法を専門家が勧めています。どのような方法で教えるにしろ、支えたり押したりするのではなく 導き、脅すのではなく励ますように心がけましょう。楽しく練習して、終わったらご褒美に(自分にも)アイスクリームでも食べましょう!

パート 1
子供と自転車の準備をする

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    子供の体と気持ちの準備が整った時に始めます。4歳でバランス感覚がすぐれ、自転車に乗るだけの体力が整う子供もいますが、ほとんどの子供は6歳くらいまでに準備が整います。ただし、個人差があるので自転車でバランスをとれるくらいの敏捷性が備わってから始めましょう。[1]
    • ぐらぐらする自転車に乗る勇気を持つのに少し時間がかかる子供もいます。急がせたり強要せずに励まし、適切な時期を待って練習を始めましょう。
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    子供が乗って足が地面に着く自転車を使います。5歳の子供にはだいたい14~16インチ位のサイズが適切です。サドルをまたいだ時に足がまっすぐ伸び、地面にしっかり足が着く高さの自転車を選びましょう。[2]
    • 大きすぎたり小さすぎる自転車で練習すると上達が遅くなります。
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    自転車からペダルを外します。初めは少し奇妙に感じるかもしれませんが、ペダルを外すと乘っている時に、バランスを取ることに集中できます。地面をけって前に進み、地面に足をついて止まります。[3]
    • 通常はレンチでペダルを外せるのですが、自転車の取り扱い説明書に従って外しましょう。
    • 最初からペダルのない「トレーニングバイク」や「バランスバイク」を買う方法もありますが、概して不必要な出費になりがちです。
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    補助輪は使用しても控えめにします。補助輪を付けるとペダルをこぐ、ハンドルを操作する、ブレーキをかけるという、子どもにとって簡単な動作はすぐに覚えられますが、一番難しい「バランスをとること」を覚えるのが最後になってしまいます。[4]
    • バランスを取ることを最初に覚えると、その他の操作をとても簡単に感じるでしょう。
    • それでも補助輪を使用する場合は、1~2週間以上使わないようにします。長く使用すると乗り方に癖がついてしまい、補助輪を外した時にその癖を直すことになります。
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    平らで広く、舗装された場所で練習します。歩道や道路は気が散り、危険もあるので適しません。代わりに、平らな使用されていない駐車場などを探しましょう。[5]
    • 平らな芝生などは転んだ時のクッションにもなるので一見理想的な場所に見えます。しかし、ペダルを使っても足を使っても、芝生は小さな子供には抵抗が大きすぎて、自転車で走ることができません。運動場なども舗装された駐車場より凹凸があります。
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    サイズの合ったヘルメットなどの安全器具を装着します。子供の頭の大きさに合った、自転車用のヘルメットを選びます。サイズが適切で、子供の眉からヘルメットのつばまでの長さが指2本分の幅より小さいものを選びます。[6]
    • 子供用の膝あてや肘あても使用します。自転車用の手袋をすると転んだ時に手をすりむくのを防げます。

パート 2
バランスをとる練習を始める

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    地面をけって自転車を動かせるように、サドルの位置を少し下げます。普通に自転車に乗る場合には、足がまっすぐ伸びて地面に着く高さにサドルの高さを設定します。しかし、ペダルなしの練習では、膝が少し曲がって地面に着く高さに設定します。[7]
    • サドルを調節するのに通常はレンチを使用しますが、クイックレバーで調整できるクイックリリースタイプの自転車もあります。
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    自転車ではなく、子供をきつく掴まないように気を付けて支えます。子供の肩や背中、首などに手を置きます。しっかりつかまないように気を付けましょう。もう少し支えが必要であれば、子供の脇の下に腕を入れて支えます。[8]
    • 支える目的は子供を安定させることで、抱えて姿勢を保つことや押して前進させることではありません。
    • 自転車のハンドルやサドルをつかむのではなく子供を支えましょう。
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    少し手伝って、足で自転車を動かし滑走させます。両方の足を使って前に進むように指示します。最初はぐらぐらするので、体を支えてバランスの取れる姿勢になるように手伝います。ハンドルを使わせると、動いているときのハンドル操作に慣れるでしょう。[9]
    • 転びそうになったら、捕まえて起き上がらせるのではなく、支えてゆっくり倒します。転ばないように助けると大人が補助輪の代わりになってしまいます。
    • 惰性で進むコツをつかんだら、スピードが落ちた時に足を使って止まるように教えます。
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    下ではなく前を見るように教えます。本能的に、ハンドルや前輪または、ゆくゆくはペダルなどを見て下を向きがちです。前進する時には前を見るように練習しましょう。[10]
    • 手伝ってくれる人がいれば、自転車の進行方向数メートル先に立ってもらい、自転車が進むのに合わせて後ろに移動してもらいます。子供にはその人を見ながら進むように教えます。
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    ペダルをつけて、サドルを正しい位置に戻します。足で自転車をスタートしてバランスよく惰性走行できるようになったらペダルをつけましょう。自転車の取扱説明書に従ってペダルを付け、サドルをまたいだ時に足がまっすぐに伸びて地面に着くように、高さを調節します。[11]

パート 3
ペダルをこぐ練習をする

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    まずスタートの仕方を教えます。ペダルを回して1つが少し前方上になるようにします。前輪が左に見えるように横から見て、ペダルの位置が4時と10時の位置になるよう調整しましょう。[12]
    • 子供が右利きなら、右のペダルが前方になるように調整します。逆の場合も同様です。
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    子供に前進する勢いをつけさせます。きつく握るのではなく支えながら、利き足をペダルに乗せます。ペダルを踏み込みもう一方の足を上げてペダルに乗せるように教えます。ハンドルの操作と、前方を見るのを忘れないように言いましょう。[13]
    • 子供や自転車を押して、スタートを手伝わないようにします。子供が自分でスタートする力をつけるように練習しましょう。
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    支える手を放し、傍にいます。初めてペダルを漕ぐ時は短い距離で止まってしまうでしょう。しかし、いずれは前進する力を維持できるようになります。子供が上達するにしたがって、支えをどんどん減らし、横や少し後ろを歩いたり走りましょう。[14]
    • 前述のとおり、転びそうになったら助け起こさずに捕まえて、支えながらゆっくりと倒れるようにします。
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    ハンドルの操作と止まり方を教えます。バランスの微調整の仕方やハンドルを使って緩やかに曲がる方法を、走り出す前と走っている間に練習します。鋭角に曲がろうとして転びそうになったら、支えてゆっくり転ばせてからまた挑戦します。[15]
    • 同じように、ブレーキの使い方を練習します。ペダルブレーキでもハンドブレーキにしても、走り出す前と走っている最中に練習します。
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    一人で乗る自信がつくまでは傍で見守ります。親を置いて一人で自転車に乗って行ってしまう子もいれば、自転車に乗れるようになっても親が傍にいるほうが安心する子供もいます。失敗しないように支えるのではなく、子供が自信をつける手伝いをしましょう。[16]
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    何回も転ぶことを覚悟します。親が近くにいなくても、自転車に乗れるようになっても、ほぼ確実に子供は頻繁に転びます。平らな場所でスピードを出していなければ、そしてこれが重要ですが、安全のための適切な器具を装着していれば、深刻なけがをする可能性は少ないでしょう。[17]
    • 転んだら状態を確認します。ただし、必要以上に甘やかしたり慰めないように気を付けましょう。
    • 例えば、「あらら、大丈夫?うまくいってたのにね。さあもう一回やってみよう。上手にできてるよ」などと声を掛けます。
    • 転んでも起き上がれることを学ぶのは、自転車だけでなく人生の貴重な経験になります。

パート 4
楽しく練習する

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    楽しめなくなったら練習をやめます。1時間で自転車に乗れるようになる子供もいますが、何回も練習が必要な子供も多くいます。練習中に自信をなくしたり興味がなくなれば、やめて時間をおいて、または翌日に練習します。[18]
    • コツをつかむまで何時間も続けて練習したがる子供もいますが、通常1回の練習は30分から1時間位が適切です。
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    期限を切ったり不当なプレッシャーをかけないようにします。子供に適したペースで自転車の乗り方を覚えるように手伝いましょう。早く乗れるように強制したりプライドを傷つけたりすると、子供は自転車に乗る練習自体が嫌いになってしまいます。次のような発言は控えましょう。[19]
    • 「友達はみんな自転車に乗っているから、君も練習しないといけないよ。」
    • 「お姉ちゃんは1時間で乗れるようになったから、君もできるよね。」
    • 「乗れるようになるまで1日中ここにいるからね。」
    • 「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になりたいんでしょう?お兄ちゃん(お姉ちゃん)は自転車に乗るんだよ。」
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    常に肯定的に励まします。自転車の練習は楽しいもので仕事ではありません。練習中は一つ一つのステップをマスターするたびに褒めて、苦戦したり転んだ時には元気づけてあげましょう。次のような言葉を掛けます。[20]
    • 「自転車がぐらぐらしなくなったね。上手になったよ。」
    • 「ずいぶん長く乗れるようになったね。それにまっすぐ進んだよ。」
    • 「転ばないようにがんばったね。次はハンドルをきつく曲げないようにしてみよう。」
    • 「もう少しでアイスクリーム屋さんまで自転車で一緒に行けるね。」
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    必要であれば、他の人に練習を手伝ってもらいます。親ではない人が教えるほうが、言うことを聞く子供もいます。親しい親戚や家族ぐるみの付き合いをしている友人などが手伝ってくれれば頼みます。 [21]
    • 後ろめたさを感じる必要はありません。目標は子供が自転車に乗れるようになることです。子供が自転車に乗れるようになったら、一緒にいろいろなところへ出かけることができます。

ポイント

  • 子供が望まなければ、強制して自転車に乗せないようにします。興味がなければ、どんなに一生懸命練習させようとしても何も覚えません。
  • ペダルを外すかわりに「キッズバイク」を使用する方法もあります。軽量の2輪車でペダルなどがついていません。子供はバランスをとることや動くこと、滑走することなどを小さい頃から覚えることができます。そして、子供が普通の自転車に乗る練習を始める準備ができたら、ペダルのついた自転車を与えます。

注意事項

  • ブレーキがしっかりと機能していること、タイヤが良い状態であることを確認します。
  • 自転車に乗るときは子供がヘルメットをかぶっているか確認します。

必要なもの

  • 適切なサイズの自転車
  • 安全用のヘルメット
  • ひざとひじのプロテクター
  • 自転車用の手袋
  • 忍耐強さと良い態度!

出典

  1. http://www.cyclingweekly.com/news/latest-news/how-to-teach-your-child-to-ride-a-bike-in-just-45-minutes-video-186586
  2. https://www.todaysparent.com/kids/school-age/how-to-teach-your-child-to-ride-a-bike/
  3. https://www.bicycling.com/beginners/tips/never-make-these-7-mistakes-when-teaching-someone-to-ride/
  4. https://www.bicycling.com/beginners/tips/never-make-these-7-mistakes-when-teaching-someone-to-ride/
  5. http://www.cyclingweekly.com/news/latest-news/how-to-teach-your-child-to-ride-a-bike-in-just-45-minutes-video-186586
  6. https://www.todaysparent.com/kids/school-age/how-to-teach-your-child-to-ride-a-bike/
  7. https://www.bicycling.com/beginners/tips/never-make-these-7-mistakes-when-teaching-someone-to-ride/
  8. http://www.cyclingweekly.com/news/latest-news/how-to-teach-your-child-to-ride-a-bike-in-just-45-minutes-video-186586
  9. https://www.bicycling.com/beginners/tips/never-make-these-7-mistakes-when-teaching-someone-to-ride/
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記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 子供

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