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リードを装着して歩けるようになるということは子犬をしつけるうえで大切です。散歩を通して、ぐんぐん成長する愛犬に運動をさせるだけでなく、一緒に歩くことで飼い主に従うこと、飼い主の指示に反応することを覚えさせていきます。リードに慣れさせるために欠かせないのは指示の一貫性と飼い主の忍耐です。しつけていく過程でこの2点の要素を忘れないようにしましょう。訓練を続けるうち徐々に一緒に散歩を楽しめるようになるでしょう。

パート 1
パート 1 の 3:
首輪とリードに慣れさせる

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    忍耐強く接する 子犬に初めて首輪とリードを装着する時に最も重要な要素です。1日で完璧にリードに慣れる子犬はいません。適切に訓練を行うには、飼い主の自信や落ち着き、さらに一貫性のある訓練内容が不可欠です。
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    ご褒美の仕組みをつくる 噛み砕くことのできる小さなおやつを与えるのが最も簡単な方法でしょう。手早く与えることのできる美味しいご褒美であれば子犬の集中力を途切れさせてしまうこともありません。
    • ボールを投げて拾いにいかせたり、綱引きをして遊ぶ時も、ご褒美の仕組みを取り入れて覚えさせましょう。[1]
    • クリッカートレーニングという方法もあります。非常に効果的ですが、より複雑になります。犬が正しい行動や望ましい行動をとったら、クリッカーという道具を使ってカチッという音を出しご褒美を与えるという方法です。[2]
    専門家情報
    Pippa Elliott, MRCVS

    Pippa Elliott, MRCVS

    獣医、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)
    Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるピッパ・エリオット獣医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医師、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得し、生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
    Pippa Elliott, MRCVS
    Pippa Elliott, MRCVS
    獣医、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)

    獣医のPippa Ellliott先生からのアドバイス:「最も大切なのは, 訓練が子犬にとって楽しめるものであるということです。飼い主も楽しんでいるような声を聞かせるようにして、子犬が上手に従うことができたら褒めてあげたり、小さなおやつを与えるようにしましょう。」

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    首輪とリードを選ぶ 平らで軽量の首輪、同じく軽量のリードが初めのうちは最適です。首の周りに何かが装着されているという違和感に徐々に慣れていくでしょう。愛犬がまだ小さく怖がっているうちは、シンプルな首輪を使うようにしましょう。[3]
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    首輪に慣れさせる 初めて首輪を着けて緊張する子犬は少なくありません。かんしゃくを起こしたり、首輪をかみちぎろうとする犬もいます。飼い犬が首輪を嫌がるようであれば、下記の方法を試してみましょう。[4] [5]
    • 犬の気を散らせる:一緒に遊びながら首輪をつけましょう。庭で一緒に過ごしている時なども良いでしょう。
    • ご褒美を与える:首輪をつけてすぐに、お気に入りのおやつやおもちゃを与えましょう。
    • 首輪を緩める:首輪は外れないよう注意しなければいけませんが、苦しくなるほどきつく締める必要はありません。
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    リードを導入する リードをつけられて怒る犬もいれば、心を閉ざして動かなくなる犬もいます。初めてリードを装着した時は端を手で持たず、まず自由に走らせましょう。リードをつけたままの状態でかまってあげるようにして、他の犬とも遊ばせましょう。この際、リードが絡まないよう注意しましょう。ある程度の時間が経過したらリードの端を手に取り、こちらに来るように呼びましょう。言うことをきちんと聞くことができたら、おやつを与えます。[6]
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パート 2
パート 2 の 3:
リードをつけて訓練する

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    落ち着いた環境をつくる リードを見た瞬間、興奮して吠えたり、嫌がったり、クルクルと回転する場合もあります。このような様子を見せる時は、リードの端を持って穏やかな気持ちで立ち、犬が落ち着くのを待ちましょう。散歩をしている間も落ち着いた態度を維持するようにしましょう。飼い主の情緒を感じ取るので、飼い主が落ち着いていれば犬も真似をするようになります。[7] [8]
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    おやつを常に持参する 簡単に噛み砕くことのできる小さいおやつを常に携帯し、訓練を行っている間も愛犬に与えられるようにしておきましょう。おやつが大きすぎて噛み砕いて飲み込むまで時間がかかりすぎると、集中力が途切れ訓練の妨げになります。サラミやチーズ等の小さな欠片が適しています。[9]
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    優しく支え辛抱強く接する リードにつながれるということに慣れさせる時間を与えましょう。緊張してこわばっているようであれば、膝を屈め、なでてあげましょう。散歩しながら小さなおやつを与えても良いでしょう。慣れていくまで忍耐強く接しましょう。もちろん、好ましくない態度に対しておやつを与える必要はありません。このような時は怒ったりせず分かりやすく効果的な方法で伝えましょう。
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    好ましくない行動を止めさせる 愛犬が好ましくない行動をとったら、その都度対応することで徐々に止めさせていきましょう。怒る、怒鳴る、あるいは叩くといった方法は必要ありません。より建設的で前向きな方法で飼い主としての主導権を維持しつつ、好ましい態度を習慣づけさせましょう。下記は犬によく見られる例とその対処法です。
    • 犬がリードを引く: こうした行動が見られた場合はすぐに歩くのを止め、その場に待機しましょう。リードを手繰り寄せるる必要はありません。自分でリードを引いてもどこにも行けないということを犬に分からせましょう。こちらに戻ってくるように指示を出し、言うことを聞いたらご褒美をあげましょう。落ち着いて常に同じ方法で対処すれば、すぐに犬も学習するでしょう。[10]
    • 犬が座り込んだり寝ころんでしまう: 犬が散歩を拒否する様子を見せている時は、2~3歩程度犬から距離を置き、こちらに来るように呼び、言うことを聞くことができたらご褒美を与えましょう。再び歩き始めましょう。また拒否するような様子を見せたら、同じ方法で対応しましょう。この時も落ち着いて一貫性をもって対応すれば、リードを着けた状態の散歩も徐々に楽しめるようになるでしょう。[11]
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    一貫性をもつ どのような性格の犬に対しても一貫性をもって接することが非常に大切です。犬は好奇心が強く学ぶことが大好きです。つまり、適切に指示を与えることができればよいのです。好ましい態度と好ましくない態度が、それぞれどのような結果を招くのかということを示せば、犬は好ましい態度を習得していきます。逆に飼い主の反応がいつも違ったり、犬に自由にリードを引かせていると、飼い主が何を望んでいるのかが犬に伝わりません。[12]
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パート 3
パート 3 の 3:
成犬になっても訓練を続ける

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    頻繁に散歩に連れていく 犬が成長しても、変わらずに散歩は続けましょう。できれば1日に複数回連れていきましょう。好ましい行動を促す機会が増えるので、犬も訓練の内容を忘れないでしょう。好ましくない行動に対してご褒美を与えないように注意し、辛抱強く接するようにしましょう。
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    自分が犬の前に立つ こうすることで誰が主なのかという序列関係を示し、リードが着いている時でも、しっかりと言うことを聞くようになるでしょう。時にリードを短く持ったり、犬の方からリードを引こうとした場合は立ち止まりましょう。飼い主の横あるいはすぐ後ろを歩くことを覚えさせるまで、リードは短めに持ちましょう。[13]
    • 穏やかな気持ちで、犬の様子に関心を示しましょう。ケータイをいじりながらの散歩は控えましょう。また、気持ちを高ぶらせたり怒ったりしないようにしましょう。
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    他の犬とその飼い主に注意を配る 歩道や公園の散歩道を犬と連れて歩いていると、緊張した面持ちでビクビクしながら犬を散歩させている人とすれ違うことがあります。このような場合は、その犬が充分にしつけられていない可能性があるので準備をしておきましょう。愛犬のリードを短めに持ち、自分のすぐ横を真っすぐに歩かせましょう。他の犬に気づいても気を取られてリードを引いたりせずにその場を切り抜けられた場合は、おやつを与えましょう。[14]
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    適した道具を用いる 飼い犬がリードを引いてしまうことがよくある場合は、短めのリード(120~180センチ程)を使用しましょう。また、引っ張りを防止する特殊なハーネスを使うことで引っ張る癖が収まることもあります。通常のハーネスだと今まで以上に引っ張るようになるかもしれません。巻き戻し式のリードは訓練がより困難になるので使わないようにしましょう。また、チョーク(首元が締まる)チェーンやトレーニングカラー(突起のついた首輪)も、プロのトレーナーでなければ効果は期待できないでしょう。[15]
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このwikiHow記事について

David Levin
共著者 ::
ドッグトレーナー
この記事の共著者 : David Levin. ドッグウォーカー、ドッグトレーナーとして9年以上の経験を持つデビッド・レヴィンは、サンフランシスコ・ベイエリアにて犬の散歩代行会社「Citizen Hound」を経営しています。同社は2017年から3年連続でBay WoofのBeast of the Bay賞を受賞、2015~2017年にはSF ExaminerとA-Listよりナンバーワン・ドッグウォーカーに選ばれました。高評価を誇る同社は、カスタマーサービス、そしてケアと技術のクオリティに重点を置いたサービスを自信を持って提供しています。
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