子犬のトイレトレーニングをする方法

3 パート:トイレトレーニングの基本を学ぶ子犬を近くに置いておく生活リズムを確立する

新しい子犬を家に迎えると、家中が大興奮でしょう。しかし、新しいペットと暮らすには、様々な困難が伴います。中でも、まず最初に直面するもっとも大きな壁が、トイレトレーニングでしょう。すぐにトイレを覚える子犬もいますが、しつけにしばらく時間がかかる子犬もいます。トレーニング期間中は常に辛抱強く、穏やかに、そして一貫した態度でトレーニングを続けましょう。以下の手順に沿って前向きな姿勢で臨めば、トイレのしつけは簡単に進みます。

パート 1
トイレトレーニングの基本を学ぶ

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    新しく来た子犬に新しい家、家族、それぞれの役割を教える 人が新しい場所へ行ったり、新しくグループに参加する場合と同様、子犬も好奇心、興奮、恐れ、喜びなどではちきれんばかりです。まさに今が、子犬との楽しく、良い関係の基礎を築くには最高のタイミングです。子犬が家庭になじみ、飼い主や家族を信頼し、尊敬することを学ぶためには、子犬に期待することをはっきりと示し、それを貫くことが大切です。
    • 子犬が入っても良い部屋だけを見せます。始めのうちは、好きなように子犬に散策や探検をさせてはいけません。特に子犬が粗相をしては困る部屋には入れないようにしましょう。例えば、2階や寝室を立ち入り禁止にしたいなら、ドアを閉めて子犬が探検できないようにしておきます。
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    犬種特有の行動や必要事項を把握する 子犬の犬種の性質と特別に必要なもの、知っておくべき行動、注意するべき点について調べましょう。例えば、子犬がチワワならば、身体が小さいため膀胱がとても小さく、普通の犬よりも頻繁に排尿をする必要があります。そのため、チワワはトイレのしつけができていても粗相をする場合があります。
    • 犬は非常に頭が良い動物ですが、人間と同じように思考するわけではありません。排泄に関して犬が簡単なコマンドを理解することや、自主的に排泄を知らせることを期待すると、往々にして問題になります。そのため、犬がどのように飼い主と意思の疎通をするか、犬がどのようなサインを出し、飼い主のサインをどう受け取るか、ということを飼い主の側からすすんで理解しなくてはなりません。
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    子犬から目を離さない トイレトレーニングの間は、いつでも目の届く場所に子犬を置いておくのが理想的です。そうすれば子犬の出す排泄のサインを見逃さず、失敗を回避できます。排泄の兆候となる行動には、ぐるぐる回り始める、床を引っかく、くんくんと匂いを嗅ぐなどが見られます。[1]
    • 注意するべき行動としては、くーんくーんと鳴く、ぐるぐる回る、くんくんと匂いを嗅ぐ、吠える、等の突然の行動の変化があります。こういった行動を見かけたら、直ちに子犬を外へ連れ出しましょう。
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    粗相は途中でさえぎる 室内で排泄しているのを見つけたら、手を叩く、「ダメ」「ノー」と言うなどして即座に音を出し、速やかに子犬を外に連れ出します。[2]
    • 犬を怖がらせるのではなく、驚かすために音を出します。瞬間的に子犬の注意を引き付け、「室内でのおしっこやウンチは認められないよ」ということを分からせるのが目的です。また、毎回一貫して同じ音や言葉(もしくはその両方)を使いましょう。
    • 多くの場合、子犬は排便を途中で止めることができないため、排便に関しては排尿と同じようにはできないかもしれません。しかし、それでもトレーニングの一環として同じ対応を続けましょう。
    • 決して失敗を罰してはいけません。それが悪いことだと犬には分かりません。子犬におもらしの匂いを嗅がせたり、失敗を何度も思い出させたりしてはいけません。そんなことをしても子犬は何も覚えないばかりか、飼い主を怖がるようになるかもしれません。[3]
    • 室内での排泄をやめさせるために罰を与えると、犬は勘違いし、さらに面倒なことになります。犬は「おしっこやウンチをする時に飼い主に見つかると怒られる」と学習してしまい、隠れて(大抵飼い主の行きにくい所で)排泄をするようになる可能性があります。
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    トイレの場所を選ぶ 屋外の一か所をトイレと決め、必要な時にいつも犬をそこへ連れて行くのが最も良いでしょう。他の犬が近寄らず、掃除のしやすい場所を選びましょう。[4]
    • 子犬は尿の匂いを覚え、その場所を「トイレ」として学習します。
    • トイレの場所には、すぐに行ける場所を選びます。トイレトレーニング中は頻繁にそこへ足を運ぶことになります。
    • 3回目の予防注射が終わるまでは、公園など、他の犬が用を足す(過去に用を足していた)場所に連れていくのは避けましょう。散歩に出かける時期については獣医師に相談すると良いでしょう。
    • 子犬を外へ連れていく時は、リードをつけると、決まった場所で排泄することを教えやすいでしょう。楽に犬に目が届き、用が済んだタイミングもわかります。[5]
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    特定の音やコマンドを選ぶ 屋外のトイレ場所へ子犬を連れていくときは、「ワンツー」「シー、シー」などのコマンドか、他の適当な言葉をかけましょう。子犬に一定の場所で排泄することを教えるのです。[6]
    • 犬は次第にコマンドを覚え、飼い主が自分に何をしてほしいのかを理解します。コマンドによっていつ、どこで排便や排尿をするべきかを犬が理解していきます。
    • 犬を混乱させないように、本当に排泄をさせたい時にだけこのコマンドを使いましょう。
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    成功したら褒める トイレを使えたら、必ず子犬を褒めてあげましょう。子犬に飼い主が喜んでいるとわかるように、元気良く楽しそうな声で褒めましょう。[7]
    • 成功したら褒めるというプロセスを続けると、子犬は正しい場所でトイレをすることにやる気を覚えます。
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    子犬にとってトイレを楽しみな出来事にする トイレの時間を、子犬がほっとする上に、褒めてもらえるチャンスにします。飼い主の許可があるまで犬におしっこを我慢させるには、まず犬がトイレに行くことを楽しみにしなくてはなりません。
    • 散歩に出かけて排泄することは、犬にとって嬉しく、大好きな時間であるべきです。
    • 犬が決められたトイレの場所で用を足している最中に、途中で遮ってはいけません。落ち着いた、くつろげる環境で排泄させましょう。
    • また、上手くできたら、それが良い行動であると学習させるために小さなおやつを子犬に与えても良いでしょう。[8] しかし、逆におやつで気が散ってしまう犬もいるので注意します。
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    粗相は直ちに掃除する 室内で粗相をした場合は、そこを完全にきれいにすることが大切です。そうしないと、子犬はまた同じ場所で排泄してしまいます。
    • アンモニアを含有しない、酵素入りの洗剤を使いましょう。排泄物の匂いを除去して、犬が再びその場所で排泄をしたがるのを予防します。[9]
    • 尿は強いアンモニアの匂いがするため、犬は惹きつけられ、匂いを嗅ぎ、自分の匂いでマーキングしようとします。この習性を利用して、子犬の排尿を促すアンモニアの匂いをつけたトイレシートさえあります。
    • アンモニアの匂いを消すには、酢を使っても良いでしょう。

パート 2
子犬を近くに置いておく

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    子犬の行動範囲を制限する 子犬の行動範囲を家の中の一か所に制限すると、子犬を監視しやすくなります。ドアを閉めたり、ベビーゲートを利用したりすると良いでしょう。[10]
    • 行動範囲を狭めることで、常に観察ができ、外に出すタイミングがわかります。
    • 囲うスペースは、中で子犬が充分に遊び回れるだけの広さが必要ですが、常に目が届く程度でなくてはなりません。小さな部屋を利用するか、大きな部屋の一部を仕切るのが理想的です。
    • 必ず素早く、簡単に外へ出られる場所を選びましょう。外へ直接出られるドアがある部屋が最適です。
    • また、掃除がしやすい部屋を選ぶのも賢明です。トレーニングの初期段階では失敗も起こります。
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    子犬に短いリードをつける 室内でもリードをつけておくと、飼い主は子犬から目を離すことなく、自由に行動することができます。[11]
    • 子犬にリードをつけ、部屋から部屋へ移動する時に一緒に連れていきます。こうすると、子犬から目を離さずに済みます。
    • また、リードをつけたままにしておくと、必要な時にすぐに子犬を外に連れ出せます。
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    トレーニングができない時はケージを使う トイレトレーニングの期間中、外出時など、子犬をずっと見ていられない時は、ケージを使うとしつけの上でも効果的です。子犬はケージを「自分の家」と認識し、自分のねどこで排泄することを嫌がるはずです。[12]
    • 子犬が立つ、横になる、ぐるっと回るといった行動ができる大きさのケージが必要です。しかし、ケージが大きすぎると子犬はその一部をトイレとして、別の部分を寝場所として使ってしまいます。[13]
    • 子犬が小さく、ケージが広すぎる場合は、中を仕切って適当な広さにしましょう。
    • ケージの中で過ごす時間を子犬が楽しめるように、おやつやおもちゃを与えましょう。[14]
    • 子犬をケージに入れておく時間は、一度に4時間以下に留めましょう。もっと幼い子犬ならば、さらに短時間に留めます。12週間以下の小さな子犬は膀胱が小さく、大抵は排尿をコントロールできるほど成長していません。[15]
    • 一般的に、成犬になるまでの子犬が排尿を我慢することができる時間は、月齢✖1時間と言われています。[16]つまり、1か月の子犬なら1時間以上ケージに入れておくべきではないということです。
    • 子犬をケージから出す時は、直ちに外へ連れていきましょう。トイレトレーニングが完了するまでは、行動範囲を制限することで子犬をしっかりと観察でき、トレーニングがずっと楽になります。また、失敗の可能性も減少します。[17]

パート 3
生活リズムを確立する

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    一貫性を保つ 飼い主が常に同じ行動を取ることは、トイレトレーニングの成功の秘訣です。子犬を外に連れていく際には、必ずいつも同じドアを使うのが最善です。必ずいつも同じ場所に連れていき、同じコマンドを使うことで、犬にトイレの場所と適切な行動を関連付けて学習させます。
    • 犬を外に連れ出す時間を決めましょう。まずは朝一番と毎食後をトイレの時間にします。飼い主が外出から戻った時や、子犬をケージから出す時も外に連れていきます。また、遊んだ後、水を飲んだ後、昼寝の後、就寝前も外に出すタイミングです。[18]
    • 生まれて間もない子犬で、トレーニングの初期段階であれば、できれば20分程度ごとに外へ連れ出しましょう。こうすることで失敗を予防でき、正しい場所で排泄したことを褒めてあげるチャンスが増えます。[19]
    • 一定の時間に散歩をさせると、犬の排泄を促すことができます。
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    犬の排泄の頻度を知る 子犬がどの程度頻繁に排尿をする必要があるか、よく観察しましょう。それが分かれば子犬の生活リズムが分かり、外へ連れ出すタイミングを予測できるようになります。[20]
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    餌の時間に合わせて外に連れ出すことを日課にする 決まった時間に餌を与えると、排泄の時間も定期的になります。[21]多くの場合、子犬は食事の直後に排泄するものです。
    • 毎食後に子犬を外へ連れ出すと、子犬にトイレの場所を強く記憶させることができ、同時に失敗を最小限に抑えることができます。

ポイント

  • トレーニングの初期段階では、はっきりとした排泄のリズムは見られないかもしれません。特に生まれてからまもない子犬の場合はなおさらです。この段階では、不適切な場所で排泄中の現場を押さえることが多いでしょう。こういう時は、排便でも排尿でも、一貫性を持って対応する必要があります。
  • 室内でも排泄できるように、トイレシートを使用することも可能です。シートには多くの場合、犬がそこで排尿をしたくなる匂いがつけられています。シートはトイレトレーニングの手助けとなる上に、状況によっては必要アイテムに思えるかもしれません。しかし、トレーニング期間を長引かせ、しつけが困難になるという問題が起こる場合もあります。トイレシーツを使うことで、子犬が「おうちの中でおしっこをしてもいいんだ」と勘違いする可能性があるためです。
  • トイレシーツの使用を勧める向きもありますが、上記のように、シーツを使うと子犬が室内で排泄をしても良いと勘違いする恐れがあるため、トイレシーツの使用は避けましょう。
  • トイレトレーニングの間は、子犬がよくできたら必ず褒めましょう。子犬が粗相をした場合は、 その後すぐには(別件でも)子犬を褒めてはいけません。かわりに、犬を外へ連れ出し、排泄を待ちます。用が済んだら犬を室内に連れて戻り、粗相の後始末をする間は別の部屋に入れておきます。その後子犬にがっかりした態度を示しますが、それは数分だけに留めます。飼い主も犬も、トイレトレーニングに対するやる気を失わないように取り組みましょう。

注意事項

  • 連れ歩くつもりがない時に、子犬にリードをつけたままにしておくと危険です。
  • トイレトレーニングの妨げとなる病気もあります。尿路感染症を起こすと、犬は少量の尿を頻繁に排尿し、排尿のコントロールがあまり効かなくなります。また、性器周辺を過剰になめる場合もあります。便の硬さに変化が見られる場合は、胃腸に問題があると考えられます。子犬の場合、よくある原因として、腸内寄生虫、普段とは違うものを食べた、餌が急に変わった、等が考えられます。餌を変える必要がある時は、5~7日かけて徐々に変えていきましょう。疾患が疑われる場合は、獣医師に相談します。[22]
  • また、問題行動によってしつけが妨げられることもあります。脚を上げて物や場所に尿をかけるマーキングは動物としての犬の本能的な行動です。また、分離不安がある子犬を一人ぼっちで留守番させると、家の中で粗相をすることがあります。飼い主がいないと、神経質になったり、怒りっぽくなる犬もいます。また、飼い主が好きでたまらず、興奮し過ぎでおしっこを漏らす子犬もいます。これは、特定の行動中に、無意識に排尿してしまう症状です。トレーニングがうまくいかない場合は、こういった問題行動が疑われる場合は、獣医師やトレーナーに相談しましょう。[23]

出典と引用

  1. https://www.aspca.org/pet-care/virtual-pet-behaviorist/dog-behavior/house-training-your-puppy
  2. https://www.aspca.org/pet-care/virtual-pet-behaviorist/dog-behavior/house-training-your-puppy
  3. https://www.aspca.org/pet-care/virtual-pet-behaviorist/dog-behavior/house-training-your-puppy
  4. http://www.dogtrainingbasics.com/PottyTraining.htm
  5. http://www.dogtrainingbasics.com/PottyTraining.htm
  6. http://www.dogtrainingbasics.com/PottyTraining.htm
  7. http://www.dogtrainingbasics.com/PottyTraining.htm
  8. https://www.aspca.org/pet-care/virtual-pet-behaviorist/dog-behavior/house-training-your-puppy
  9. https://www.aspca.org/pet-care/virtual-pet-behaviorist/dog-behavior/house-training-your-puppy
  10. http://pets.webmd.com/dogs/guide/house-training-your-puppy
  11. http://pets.webmd.com/dogs/guide/house-training-your-puppy
  12. http://www.peteducation.com/article.cfm?c=2+2085&aid=157
  13. http://www.peteducation.com/article.cfm?c=2+2085&aid=157
  14. http://www.peteducation.com/article.cfm?c=2+2085&aid=157
  15. http://www.peteducation.com/article.cfm?c=2+2085&aid=157
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