子犬の性別は身体構造上の特徴をいくつか知っていれば、 かなり簡単に見分けることができます。子犬は優しく丁寧に扱いましょう。できれば、性別の判断は子犬が生後3〜4週間になるのを待ってから行うようにしましょう。母犬との強い絆ができる前に子犬に触れすぎると、母犬が子犬を拒絶してしまう可能性があるため注意が必要です。

パート 1 の 2:
子犬の扱い方

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    子犬をそっと抱き上げる  生まれたばかりの子犬やまだ幼い子犬は非常にデリケートなため、丁寧に扱いましょう。子犬は生後数週間経つまで、あまりよく見たり聞いたりできないため、持ち上げて抱っこをすると緊張したり、ぐずったりするかもしれません。[1]
    • 絶対に尻尾を掴んで持ち上げてはいけません!子犬を抱き上げる時は、手をできるだけ体の下に滑り込ませ、しっかりと支えてあげましょう。
    • 生後最初の2週間は、子犬への接触はできるだけ最小限にしましょう。過剰な接触は母犬を動揺させたり、子犬に害を及ぼす可能性があります。[2]
    • できれば、性別の判断は子犬が生後3〜4週間になるのを待ってから行うようにしましょう。それまでには、母犬との絆も深まり、少し成長しているでしょう。[3]
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    子犬を両手で包み込むように抱く 子犬の手足は上を向いた状態で両手の中に仰向けに寝かせます。子犬の背骨を圧迫しないように、体全体を両手でしっかりと支えましょう。子犬をきつく握ってはいけません。[4]
    • 誰かに子犬を持っていてもらえば、より楽に観察をすることができるでしょう。
    • または、テーブルに敷いた温めたタオルの上に寝かせても良いでしょう。こうすれば、子犬を温かくしておくことができます。[5]
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    迅速に済ませる 生まれたばかりの子犬は生後数週間経つまでは、体温の維持ができないため、体がすぐ冷えてしまいます。子犬を必要以上に長く母犬から離してはいけません。幼い子犬の扱いは5〜10分が限度です。[6]
    • 子犬のベッドに、タオルを巻いた温熱パッドや湯たんぽなどを入れて温かくしてあげましょう。[7]
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    不快感を見せていないか観察する 子犬が鳴きわめいたり、もがくなどして何らかの苦痛を感じている様子であれば、すぐに母犬の元に戻しましょう。あなたが子犬を扱うことに母犬が慣れていない場合は、母犬も不快感を示すかもしれません。母犬が吠えるなど、嫌がる様子を見せたら、子犬を母犬の元に戻してあげましょう。[8]

パート 2 の 2:
子犬の性別を見分ける

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    子犬の腹部を見る へそを探しましょう。通常は、腹部のほぼ中央で胸郭のすぐ下にあります。[9] 子犬が生まれて数日以内の場合は、へその緒がまだついているかもしれません。へその緒は数日の間に、しぼんで取れてしまいますが、腹部に小さな傷跡が残ります。この傷跡は周囲の皮膚の色よりわずかに明るく、少し分厚くなっています。
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    へそ、またはへその緒の傷跡の下を見る 子犬がオスの場合、傷跡の下約2.5cmの所にもうひとつ小さな盛り上がった肉の塊のようなものがあります。これは包皮、つまりペニスです。包皮の中央に小さな穴が見えるでしょう。[10]
    • 包皮の周囲、または上に薄っすらと毛が生えていることもあります。
    • 生後6ヶ月になるまで、オスの子犬のペニスを引っ張ったり、包皮から引き抜こうとしてはいけません。犬には陰茎骨があります。幼いオスの子犬の包皮から無理に引き抜こうとすると、ペニスや陰茎骨を傷つけてしまう可能性があります。[11]
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    睾丸を調べる オスの子犬には睾丸がありますが、生後8週間未満では触っても分からないかもしれません。[12] 子犬の睾丸は、後ろ足の間の高い位置にあります。
    • 子犬のサイズにもよりますが、睾丸はライ豆ほどの大きさです。生後8週間までに、睾丸は通常、袋状の陰嚢の中に入ります。
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    子犬の腹部を触る オスの子犬とは異なり、メスの子犬の腹部は滑らかです(へその緒の傷跡以外)。メスには包皮はありません。[13]
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    子犬のお尻を調べる 子犬の肛門は尻尾のすぐ下にあります。オス犬の場合は、肛門だけが見えますが、メス犬の場合は、肛門のすぐ下に盛り上がった肉厚な部分があるのが見えるでしょう。これが外陰部です。[14]
    • メスの子犬の外陰部は小さく、葉の形をしており、割れ目が縦に入っています。通常は、子犬の後ろ足の間にあり、毛が薄く生えている場合もあります。[15]
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    乳首は調べる必要はない 人間や他の哺乳類動物と同じように、乳首はオス犬とメス犬の両方にあります。乳首は子犬の性別を見分けるものではありません。[16]
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    獣医師に相談する 子犬は生後約6週間で最初の予防接種を受ける必要があります。[17] 子犬の性別が見分けられない場合は、定期的な診察の際に獣医師に判断してもらいましょう。

ポイント

  • 子犬を誰かに持っていてもらうと調べやすくなります。子犬の体全体をしっかり支えて慎重に行いましょう。
  • 子犬の腹部を指でなぞると包皮を見つけやすいでしょう。子犬の腹部に小さな隆起が2つあり、1つはもう片方の真下にあれば、子犬はオスです。隆起が1つ(へそ)しかない場合、子犬はメスです。

注意事項

  • 生後数週間の子犬を過剰に触ると、母犬が子犬を拒絶する可能性があります。絶対に必要以上に子犬を触ってはいけません。

このwikiHow記事について

Pippa Elliott, MRCVS
共著者 ::
獣医
この記事の共著者 : Pippa Elliott, MRCVS. 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
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