子犬を乳離れさせる方法

共同執筆者 Brian Bourquin, DVM

子犬は生まれて数週間、十分な栄養を取って生き延びるために母乳に頼ります。母乳には成長に必要な必須の栄養素だけでなく、生まれたばかりの子犬を病気から守るための免疫物質も含まれています。子犬は通常生後3週間ほどになると、乳離れをし始めます。この切り替えの際に、子犬用の餌を食べることを教えなくてはなりません。母乳からの切り替えが上手くいくように、飼い主として手助けしてあげましょう。

パート 1 の 2:
子犬を乳離れさせる

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    妊娠中の母犬の餌を早い段階で子犬用の餌に切り替える 妊娠した母犬は子供を産むまでに体重を普段より約15~20%増やす必要があります。子犬用の餌にはたんぱく質と基本的な栄養素が含まれているため、母犬の体重増加にも役立ちます。とは言え、母犬の体重が増え過ぎないように気を付けましょう。妊娠が発覚した時点で子犬用の餌に切り替えても良いですが、母犬の体重が変化しやすいとわかっている場合は、出産の2~3週間前まで切り替えを待った方が良いでしょう。
    • また、母犬に与える子犬用の餌は、生まれてくる子犬にも与えるため、そのことを念頭に置いて選びましょう。こうすると、健康全般さらにはGIバランスの面で、母乳から餌への切り替えがスムーズに進むでしょう。[1]
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    子犬用の餌を徐々に与える 生後3週間で始めましょう。母乳から急に全部を餌に切り替えるのではなく、1日のカロリー摂取量の約10%を子犬用の餌に切り替えるところから始めましょう。子犬は母乳も飲み続けながら、餌にも慣てれていきます。2~3週間餌の量を増やしていくと、飲む母乳の量が減ってくるでしょう。
    • 子犬がなかなか餌を食べない場合、急いで乳離れさせようとしてはいけません。栄養不足に陥ってしまいます。継続して母乳を飲ませ、乳離れの進め具合いをを少し緩めましょう。[2]
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    子犬用の餌を食べるように仕向ける ほとんどの場合、子犬の前に餌を置くと食べますが、餌を食べない子犬も稀にいます。そんな時は、子犬を抱き上げて、目の前に餌を持っていきましょう。1度や2度これを繰り返すと餌を自分で食べるようになります。[3]
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    子犬が餌を食べている間母犬から離す 1日に1時間程度を2、3回、子犬と母犬を離します。母犬を家や敷地内の子犬から離れた場所に連れて行きましょう。最初は間違いなくクンクンと鳴きますが、最終的には食器に美味しくて栄養のある餌が入っていることを学びます。自然界でも起こることなので、子犬に申し訳なく思う必要はありません。[4]
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    子犬を注意深く見守る 乳離れをさせている過程では、子犬の健康状態を気を付けましょう。みんな平等に体重が増えているか、嘔吐や下痢がないか等をチェックします。何か問題があったり心配なことがあれば獣医師に相談しましょう。[5]
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    出産から4週間で母犬の餌を通常の餌に戻す 他のステップと同様に、徐々に切り替えていきます。子犬用の餌の4分の1を通常の成犬用の餌にすることから始めます。こうすることで、消化器系が餌に対応できるようになっていき、引き続き子犬用の餌の栄養が母乳に含まれるでしょう。数週間かけて餌の全量を通常の成犬用の餌に切り替えましょう。[6]
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    完全に乳離れさせる 生後7週間で完全に乳離れさせましょう。この頃になると、乾燥タイプの子犬用の餌を食べ、水を飲むようになります。[7]

パート 2 の 2:
餌を準備する

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    犬用代用ミルクと乾燥タイプの子犬用の餌を混ぜる ミルクはペットショップや動物病院で購入可能です。生後3週間ほどの歩き始めた子犬には、乾燥タイプの子犬用の餌を代用ミルクに浸して大きめの浅い皿に入れて与えましょう。大きくて深い食器に入れると、子犬は餌に届きません。[8]
    • 犬用代用ミルクには特別な栄養が含まれており、餌を食べ始めたばかりの子犬が乾燥餌を喉に詰まらせるのを防ぐ効果もあります。
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    ブレンダーを使用する 代用ミルクに浸した乾燥タイプの子犬の餌ではまだ食べにくい事もあるでしょう。ブレンダーにかけて、人間のインスタントシリアル程度の硬さにしましょう。質の良い乾燥タイプの子犬の餌2カップ、液体代用ミルク1カップ半、水2カップをブレンダーにかけると、子犬6匹分程度の餌になります。[9] 1、2週間したら、再び乾燥タイプを与えましょう。
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    乳離れを進めている期間は1日3回給餌する 生後6ヶ月未満の子犬は1日3回、6ヶ月を過ぎたら1日2回餌を与えましょう。[10]
    • 餌は均等の量ずつ増やしていき、毎日決まった時間に与えましょう。決まった時間に食べるように子犬にしつけると、犬が食べ物を特別に期待せず、1日中食べ物をせがむことがなくなります。1日2回食に切り替えるときは、昼食(2回目の給餌)を抜きましょう。
    専門家情報
    Brian Bourquin, DVM
    Brian Bourquin, DVM

    固形のフードに加えて、缶詰のウエットフードも与えてみましょう。ドライフードで子犬に必要な栄養は摂取できますが、ドライフードとウエットフードの両方を与えるとよいでしょう。将来何らかの理由でウエットフードを食べなくてはならない場合にも、犬はすでに慣れているので安心です。

必要なもの

  • 乾燥タイプの子犬用の餌
  • 缶詰の子犬用の餌(任意)
  • 犬用代用ミルク
  • 大きめの浅い容器、餌皿

このwikiHow記事について

Brian Bourquin, DVM
wikiHow共著者の一人、Brian Bourquin, DVMがこの記事を共著しています。wikiHow共著者は、可能な限り正確でわかりやすい記事を提供するため、wikiHow編集者と緊密に協力しあっています。
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