子犬を選ぶ方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 14 出典

この記事には:ブリーダーの元を訪ねる子犬の気質や性格をチェックする子犬の健康状態をチェックする

熟考の末、ついに家族に新しい子犬を迎えることに決めました。どの犬種が自分のライフスタイルに合うのか調べ、最近子犬が生まれたという、信頼できそうなブリーダー[1] を見つけることもできました。さあ、母犬から生まれた兄弟姉妹の中から、自分に合う犬を選ぶ最終段階です。子犬を選ぶ基準になる完璧な「子犬テスト」なるものはありません。自分や家族の暮らしに合った子犬を探すことに集中しましょう。

パート 1
ブリーダーの元を訪ねる

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    ペットショップではなく、ブリーダーから直接子犬を購入するようにしましょう。ペットショップのショーケースに入った可愛らしい子犬を買いたくなる気持ちもわかりますが、そういった購入方法にはリスクがつきものです。ペットショップで売られている犬は小さなガラスケースの中に個別で入れられている場合がほとんどです。そのため、その子犬が他の兄弟姉妹とどのように交流するのか観察する機会がありません。それでは、その子犬の性格や社交性、振る舞いなどを見極めるのが容易ではありません。[2]
    • ペットショップに売られている子犬のほとんどは、早くに親から離されているので、母犬や兄弟からコミュニケーションの仕方や上下関係を学ぶ機会がありません。生後5〜6週間で母犬の元を離れ、ペットショップに送られてしまった子犬は、母犬やブリーダーから社会性などを学んできていません。そのような子犬は、飼い主のベストフレンドというよりも、怖がりや攻撃的になる可能性が高くなります。
    • ペットショップに売られている子犬の多くは、パピーミル(子犬工場と呼ばれ、成犬はケージの中で一生を過ごすような場所)で生まれ、衛生状態も道徳的にもひどい環境で生まれてきます。こんなビジネスを廃絶させたいと思うなら、パピーミル生まれの子犬を購入しないようにしましょう。
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    子犬が産まれてすぐに見学を申し込みましょう。子犬の半分が購入済みの状態で、残りの子犬から選ぶという状況は避けたいものです。良い子犬は早く売れてしまうので、子犬が産まれたらすぐに見学を申し込みましょう。[3] とはいえ、ブリーダーは子犬が生後7〜8週間になるまで見学を受け付けていないことが多いので、見学者リストの最初の方に名前が入っているようにしましょう。
    • 堅実で客観的な視点を持った家族や信頼できる友人を連れていきましょう。子犬を迎え入れるというのは人生の一大イベントなので、一緒に子犬を見定めてくれる人がいると心強いです。
    • 子犬が生まれる前からブリーダーに連絡しておきましょう。 母犬の状態や子犬が生まれる予定日などを連絡してくれるはずです。
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    母犬の初産で産まれた子犬は購入しないようにしましょう。母犬にとって何回目の出産になるかブリーダーに確認しましょう。理想を言えば、同じ父親との交配で3度目となる出産で産まれた子犬を購入するとよいでしょう。以前にも同じ父親との交配で健康な子犬が産まれているという証明にもなります。
    • 子犬の健康や性格は母犬からの影響大です。虚弱な母犬は、たとえ雄犬が健康であっても、虚弱な子犬を産む傾向にあります。子犬が生まれる前に母犬ともふれあい、ブリーダーに健康状態などをあらかじめ確認しておくことが大切です。
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    子犬達の健康についてブリーダーに聞いておきましょう。優良なブリーダーは、子犬たちの健康状態や気質、性格傾向などに関する見識があるはずです。また、母犬の健康にも太鼓判を押すはずで、見学中に母犬や子犬とふれあう時間を取ってくれるでしょう。[4]
    • 優良なブリーダーを探し、見学に行くなどして足を運ぶことで、ブリーダーと友好な関係が築けるようになります。その頃には、子犬を選ぶに当たって、ブリーダーのアドバイスを信頼できるようになっているでしょう。ブリーダーはこれまでも子犬たちの成長を見届けてきました。なので、ブリーダーはどの子犬が、元気一杯で強い性格の子であるか、またはシャイなのかいたずら好きなのかなど見分けることができるでしょう。
    • 見学に行った時に、ブリーダーの意見を聞いてみましょう。同時に、自分の目でしっかりと子犬の健康状態や性格を確かめるようにしましょう。

パート 2
子犬の気質や性格をチェックする

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    母犬から一緒に産まれた兄弟姉妹含めた全体を観察しましょう。子犬達が兄弟姉妹とどのように交流するか見てみましょう。元気で遊び好きの子犬を選びたいところですが、気が強すぎたり、臆病すぎる子犬は避けたいものです。[5]
    • 子犬達が皆、フレンドリーで好奇心旺盛で、人間や兄弟に馴染んでいるか観察しましょう。人間の足にまとわりつく、靴紐をひっぱる、人の膝に乗る、人間の顔をじっと見つめるなどするでしょう。人と遊んだり、他の子犬とレスリングを始める子もいるでしょう。
    • 例えば4匹子犬がいて、その中の3匹が逃げたり、人に向かって吠えたりするようであれば、その子犬達は選ばない方がよいでしょう。4匹目が攻撃的でも臆病でもなかったとしても、人見知りをする子かもしれません。人見知りや人を信頼できないという性格は、遺伝的な性格かもしれず、そういった性格だと成犬になった時に社交性に欠ける性格になる可能性があります。
    • 人見知りや攻撃的な性格を笑い飛ばすようなブリーダーには注意が必要です。子犬達が攻撃的もしくは人見知りが激しい場合は、ブリーダーに何か問題があるというサインかもしれません。優良なブリーダーは、子犬達が人間の周りにいても安心していられるよう人に慣らせておくはずです。
    • 一番大きい、または一番小さい子犬は避けましょう。子犬の大きさではなく、子犬の数に注目しましょう。一般的に、1回の出産で子犬の数が多いほど、健康であると言われています。[6]
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    どんな性格の子が自分や家族に合っているか考えておきましょう。犬を迎えるにあたって、どんな性格がよいか検討しましょう。愛嬌のある子犬、または自立心旺盛な子犬、どちらがよいですか?ブリーダーと子犬達の性格について話してみましょう。子犬の性格には以下のようなタイプがあります。[7]
    • 気が強いタイプ:気が強いタイプの子犬は、一見とても社交的でふれあいが好きなように見えるでしょう。しかし、他の子犬からおもちゃを奪ったり、遊び方が激しすぎないか観察しましょう。また、柵をよじ登ろうとしたり、兄弟の背中に登ったりするかもしれません。これらの行動は、一度決めたら実行し、賢く、意思が強いというサインでもありますが、気が強いタイプの犬だと自宅環境に合わないということもあるでしょう。このタイプの子犬をお世話するには、たくさんの時間を割いて、問題を解消していく時間がある人が向いています。他の事で忙しかったり、自宅環境にストレス要因がある場合は、このタイプの子犬は合っていないでしょう。
    • やんちゃタイプ:このタイプの子犬は頭の回転が早く、楽しいことが大好きで、物事に夢中になります。気が強いタイプと同様に遊び好きで元気がありますが、もう少し繊細でおとなしいでしょう。やんちゃなタイプの犬は、頑固でもなく、愛嬌があります。このタイプの子犬は、運動好きな飼い主や大きい子供のいる家庭に向いているでしょう。
    • 自立犬タイプ:このタイプの犬は、社交性もあり遊び好きですが、ひとり遊びをしたり、じっと座っているのも好きです。このタイプの子犬は、年のいった飼い主や子供のいない、落ち着いた穏やかな家庭に向いています。
    • 甘えん坊タイプ:甘えん坊の子犬はわかりやすいタイプです。甘えん坊の元気な子犬を嫌いな人なんていないですよね。しかし、飼い主は、このタイプの犬に対してはっきりと強い態度を取らなければなりません。たくさん訓練をして性格を補強していく必要があるでしょう。トレーニングとしつけがしっかりできると、甘えん坊タイプの犬はあなたに尽くすようになるでしょう。このタイプの子犬は、どの家庭にも向いています。
    • のんびりタイプ:このタイプの子犬は、兄弟に比べて賢くないという面があるかもしれませんが、遊び、人との交流、睡眠をバランスよく行います。このタイプの犬は、あまり物事を気にしない、のんびりした性格の飼い主に向いているでしょう。こういった性格の犬種だったり、小さい子供がいる家庭に合う子犬を探しているならばのんびりタイプの子犬を選びましょう。
    • 臆病なタイプ:人見知りと言い換えてもよいですが、このタイプの子犬は、生まれながらに自己の確立ができていません。なので、腹ばいで忍び寄ってきたり、降伏の意味を込めて背中を丸めたりするでしょう。この可愛らしい臆病な生き物に心が惹きつけられることもあるでしょう。ですが、臆病な子犬は、人間の周りにいても安心でき、自尊心が育つまでに時間と忍耐が必要になります。子供がいる家庭よりも、訓練と愛情に時間を費やすことのできる一人暮らしの飼い主が向いています。
    • 犬の性格やタイプは犬種が大きく影響します。犬種の性格と照らし合わせて子犬の性格についてブリーダーと話し合っておきましょう。
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    1匹ずつ子犬を観察しましょう。あまり元気すぎず、かといって臆病すぎない子犬を探しましょう。どんな性格の子犬が良いか気持ちの上では決まっているかもしれませんが、気が強すぎず、おとなしすぎない子犬であれば、どんな家庭にも合うでしょう。性格の良さそうな、唸ったり噛み付こうとしない、性格的にも真ん中くらいの子犬を探しましょう。耳をピンと張って、嬉しそうに尻尾を振りながら堂々とした歩き方であなたのそばに来る子が良いでしょう。[8]
    • たとえ臆病で人見知りな性格でも、自分なら治せると自負してはいけません。人見知りな性格が犬種や遺伝によるものであれば、人見知りな子犬はそのまま人見知りな成犬になります。人見知りで臆病な犬と暮らすのは簡単ではないこともあり、犬がびっくりしたり不快な時に、飼い主に歯向かって来ることもあるでしょう。
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    子犬と1匹ずつ触れあいましょう。いいなと思う子犬を2〜3匹に絞ったら、それぞれの子と1匹ずつ遊ぶ時間が欲しいとブリーダーに伝えましょう。
    • それぞれの子犬を抱っこして、抱きしめましょう。キャンと泣いたり、逃げ出そうとするのは良いサインではありません。キャンと鳴いたり、抱かれるのを嫌がる子犬はいずれ行動に問題がでてくるかもしれません。最初は少し嫌がるようでも、その後すぐに落ち着いて、あなたのことを見つめるようであれば良いでしょう。子犬を選ぶ際のヒントが1つあります。子犬があなたを見てすぐにお腹を見せてくるのは、とてもよい合図です。
    • 子犬の手の平、口、耳などを触って反応を見てみましょう。幼いうちから人間に触られている子犬はそういった部位を触られても気にしないでしょう。
    • 床に座るか膝をついて、子犬を呼んでみましょう。指を鳴らしたり、床を叩いたりして子犬の気を引きましょう。すぐに来るようであれば、人に懐いているという証拠かもしれません。
    • 呼んでも、気がそれたり、すぐには来ない子犬は、自立した性格の子かもしれません。 呼んでも全く来ない子犬は、人との信頼関係を築くのが容易でないかもしれません。

パート 3
子犬の健康状態をチェックする

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    それぞれの子犬の体全体を目で確認しましょう。太っていない、健康で丸みがある見た目が理想的で、痩せている子犬は避けましょう。 もともと細い体格のグレイハウンドやウィペットといった犬種でも生後約4ヶ月までは体つきに少し丸みがあるものです。
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    子犬の目、耳、歯茎、歯、臀部などを確認しましょう。健康な子犬は、目やになどのない澄んだ明るい目をしています。耳、歯茎、歯も清潔で健康であるか確認しましょう。[9]
    • 毛皮に明るい艶があり、体や臀部に凹凸や汚れがないか確認しましょう。
    • 肛門部に膿や糞がないか確認しましょう。
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    聴力と視力の簡易検査をしましょう。気になる子犬1〜2匹に絞ったら聴力と視力に問題がないか2つの簡易検査をしましょう。[10]
    • 聴力検査として、子犬の後頭部で手を叩き、ちゃんと反応するか見ましょう。もしくは、犬の後ろで足をどんどんと踏みならしたり、鍵束を落としてみるのもよいでしょう。群がっている子犬の中から、耳の聞こえない犬を探し出すのは容易ではありません。子犬が1匹でいる時や、子犬の群から離れている時にこのテストを試してみましょう。
    • 視力検査として、子犬の視野に入るところでボールを転がしてみて、ボールに近づいて来たりボールと遊ぶかどうか見てみましょう。
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    呼吸と歩き方に注目しましょう。健康な子犬は、たくさん咳をしたりくしゃみをせずに静かに呼吸します。鼻に膿や鼻水がないことも確認しましょう。
    • 足を引きずったり、痛みや関節の硬さを見せることなく、普通に歩いたり走ったりできるか確認することも大切です。成犬になった時に悪化して問題になるような、腰や関節に支障がないことを前もって確認することができます。[11]
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    口周りのコントール(噛みつき抑制)ができるかテストしましょう。人の手を子犬の口の前に持っていきましょう。子犬が手をがぶっと噛んできたら「痛い!」と高い声で反応しましょう。その後子犬の反応をみましょう。子犬が興奮してしまうようであれば、何回か繰り返してみましょう。子犬が、相手の痛みの反応に対して、興奮ではなくて恐れや心配の反応を見せるかどうか観察しましょう。[12]
    • あなたの「痛い!」という声に反応し、一瞬噛むのをやめたのに、また指を噛み始めてもあまり気にしないようにしましょう。これは子犬の普通の反応です。
    • 人間や他の犬が痛みの動作を示した時に、適切な反応を見せる子犬は、成犬になった時も口周りのコントロールができるようになるでしょう。口周りのコントロールができるという意味は、他の犬とじゃれあって遊んでも、相手の犬に怪我をさせないということです。また、人の手から食べ物を食べたり、人と遊ぶ時にも、噛み付くことなく穏やかに対応できるという意味でもあります。
    • 飼い主の痛みに反応できる犬は、より従順でもあります。
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    自宅に連れ帰ってから数日後に獣医に連れていきましょう。子犬の予防接種と駆虫証明書やその他健康に関する書類を持参しましょう。これらの書類は、購入前にブリーダーが購入者に提示するべきものです。[13]
    • 子犬のお世話や管理の仕方について獣医師と話し合いましょう。
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    生後12〜16週になるまでは、短時間の外出をのぞいて、自宅から出さないつもりでいましょう。子犬は母犬から免疫を貰っているものの、成長するにつれて、全ての予防接種を受け終わるまでと母犬からの免疫が切れる間にギャップができてしまします。生後16週になるまでは獣医の診察以外の外出は控え、子犬の健康管理をしましょう。[14]

ポイント

  • 子犬を選ぶことは、子犬を飼い育てるという長い旅路の始まりにしかすぎません。子犬を適切にお世話することは、子犬選びの後の大きなテーマです。良い飼い主になるという責任と役割とは何かについてブリーダーと話し、自分でも犬を飼うためのヒントや問題点について調べましょう。獣医師と連携し、子犬を飼うことへの質問があれば遠慮なくしましょう。
  • 子犬が特定の1人だけではなく、家族全員とどのように交流するか気を配りましょう。
  • 母犬がそばにいないブリーダーから子犬を購入してはいけません。母犬が攻撃的だとか、獣医の元にいる、または散歩に行っているなどの理由は無視しましょう。母犬がそばにいないということは、パピーミルから来ている子犬の可能性があります。
  • ブリーダーが与えている餌のブランドを聞き、自宅に連れ帰っても同じ餌を与えて、新しい暮らしにスムースに移行できるようにしましょう。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

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