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頻繁に宿題を忘れたり鉛筆をなくしたりすると、イライラすることはあっても、そういったことが学校の成績にどれほど影響を及ぼすかについては、あまり認識できていないのではないでしょうか。幸い、これらの問題はほとんどの場合、身の回りを少し整理整頓するだけで解決できます。常に、勉強スペースを整頓し、予定を把握し、授業用ノートを整理しておけば、授業について行くのが容易になったと感じられるでしょう。さらには、成績も向上するかもしれません。

方法 1
方法 1 の 4:
課題を管理する

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    授業ごとにセクションを設けたバインダーを用意する オンラインで授業を受ける場合でも、絶えず注意を払う必要のある課題シートや資料などが配られます。
    • バインダーの内側に色分けしたポケットフォルダーを用意し、穴の開いていない用紙をその中に保管しましょう。例えば、数学には青い仕切り、青いフォルダー、青いノートを用意しましょう。
    • 授業で用紙を配布されたら、すぐにバインダーに閉じましょう。そうすれば、1日の終わりに、 バラバラになっているしわくちゃの用紙を教科ごとに分類せずに済みます。
    • 自分に合った整理整頓の方法を見つけましょう。採点済みの課題を閉じるセクションと、提出予定の課題などを閉じるセクションとを区別する方法があります。[1]
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    デジタルファイルをフォルダに保存する 教科ごとの資料をバインダーに整理するのと同じように、デジタルファイルもきちんと整理することが重要です。パソコン内に各教科用のフォルダを作成し、執筆途中の論文や、ダウンロードした課題シートなどを然るべきフォルダに保存しましょう。サブフォルダを作って教科内で異なる種類の文書を保存するのも良いでしょう。[2]
    • 例えば「科学」という名前の親フォルダ内に「授業用ノート」「宿題」「研究論文」「配布物」などのサブフォルダを作成すると便利です。
    • 「Googleドライブ」や「iCloud」などのサービスを利用して、ファイルをオンライン(またはiCloud)上に保存することも検討しましょう。そうすれば、コンピュータが異常終了(クラッシュ)してもファイルが失われることがありません。
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    予定表を使って課題の締切日を意識する 週ごとの予定表を作り、提出物の提出期限を忘れないようにしましょう。
    • ノートやフォルダを教科ごとに色分けしている場合は、同じ色のペンを使って課題を書き留めることを検討しましょう。例えば、数学の課題全てを青で、英語の課題を全てを赤で書きましょう。
    • 予定表には他の活動も記入しましょう。最も忙しい日が簡単に確認できるため、週ごとの勉強計画を簡単に立てることができます。[3]
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    パソコンで予定を管理したい場合は、デジタルの予定表を使う スマートフォン、タブレット、またはパソコンのカレンダーアプリを活用して、宿題や課題の締切日などを記入しましょう。 Googleカレンダーを使って、全てを管理する方法もあります。または、Power Planner(パワー・プランナー)、Microsoft Planner(マイクロソフト・プランナー)などのアプリを利用して、課題やToDoリストなどを管理してもよいでしょう。[4]
    • 学校がデジタルの課題管理ツールを提供する場合もあるでしょう。
    • 紙の予定表かデジタルの予定表かで迷う場合は、チェックしやすいのはどちらかを考えましょう。手帳式の予定表を持っているけれど、ほとんど見ることがないなら、スマートフォンにアプリをダウンロードして使う方が便利かもしれません。
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    締切日を思い出せるようスマートフォンにアラームを設定する 紙の予定表、もしくはデジタルの予定表に提出締切日を記入していても、締切日に気づかない場合があります。覚えておくべき重要な日にちは、スマートフォンにアラームを設定しておきましょう。実際の締切日よりも少し早めにアラームを設定し、課題の締切日を思い出すようにしましょう。すっかり忘れていたとしても、作業する余裕を持たせることができます。[5]
    • 課題に論文が出た場合は、提出日の1週間前にアラームを設定すれば、締切日までに最終草案を仕上げることができるでしょう。また、締切日の朝にもアラームを設定しておけば、提出することも忘れません。
    • オンライン上に設けた予定表には、リマインダー機能が搭載されているかもしれません。設定を確認しましょう。
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方法 2
方法 2 の 4:
ノートをとる

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    授業のノートとりは毎回新しいページから始める 授業のたびに新しい用紙を用意しましょう。用紙の上部に日付けと科目名を書き先生の話を聞きましょう。先生が重要な事柄に言及したら用紙に書き留めましょう。[6]
    • 先生が新しい課題に言及したら、即予定表に締切日を書き留めましょう。
    • 用紙に日付けを記入しておくと、後でバインダーを整理するのに役立ちます。また勉強中、特定の事柄を思い出す時にも役立ちます。
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    先生が重要な事柄に言及したら書き留める キーワードと短い文章でノートを簡潔にまとめましょう。先生が話すこと全てを書き取ろうとしてはいけません。主要な概念を、できれば自分の言葉で書き留めましょう。
    • 特に重要だと思う内容は蛍光ペンで強調しましょう。
    • 自分の言葉に置き換えると、よく理解できいつまでも覚えておけるでしょう。
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    コーネル式ノート術を使ってより効率よくノートをとる コーネル式ノート術を利用するには、罫線入り用紙を用意し、下から数えて6本目の線の上に水平線を引き、次に、用紙の左端から約5センチ離して垂直に線を引きます。合計3つのボックスが作成されます。左端の縦長のボックスは、重要なポイントを書き留める領域で、その右側の大きなボックスは、先生の話を聞きながらノートをとる領域です。下の横長のボックスは、授業終了後、復習用に使う領域で、授業内容の詳細や要約を書きます。[7]
    • テスト勉強の時は、最初に下の横長のボックスに目を通しましょう。さらに情報が必要なら、残りの2つのボックスに書かれた内容を読みましょう。
    • この方法は、キーポイントや覚えておくべき詳細事項がたくさんある歴史の授業などに使うと、役立つでしょう。
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    マインドマップを活用したノートとりを実践する この方法は罫線入り用紙ではなく、白紙を使います。いくつかのキーワードを丸で囲み、それぞれを繋げて行きます。マインドマップのメリットは、2つの概念の相互関係が一目で簡単に確認できるところです。[8]
    • ノートとりに飽きやすい場合は、創造性を働かせるマインドマップを活用してみましょう。
    • マインドマップ方式は、例えば物語など、1つの大きな主題に、登場人物、テーマ、場面転換といった、重要な要素が複数ある文学などの科目に使うと便利でしょう。
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方法 3
方法 3 の 4:
勉強の予定を立てる

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    毎日同じ時刻に宿題を始める 毎日同じ時刻に目を覚ますようにすると、朝起きやすくなるように、日々、学校の勉強のための時間を設定しておくと、忘れずに宿題に取り掛かれます。最初は、スケジュールを立てて勉強することに違和感を覚えるかもしれませんが、数週間スケジュール通りに実践して行くと、それが習慣になり違和感がなくなります。[9]
    • スケジュールを立てる時は、最も生産性が上がる時間帯を意識しましょう。エネルギーに満ちているのは放課後か、帰宅後は少しゆっくりして夕飯の後に宿題をしたいかなど、考えてみましょう。
    • リモート学習をしている場合は、最も頭が冴えている時間帯を考え、その時間帯を難しい科目の勉強に当てましょう。比較的簡単な科目は、活力が少し低下する頃に取り組むとよいでしょう。
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    気が散らない静かな場所で勉強する 放課後宿題をする場合でも、主にオンラインで学習している場合でも、勉強に集中するには、静かで落ち着いた場所が必要です。自分の部屋の勉強机など、邪魔が入らない場所を選びましょう。それが不可能な場合は、勉強中は静かにして欲しいと家族に伝えましょう。[10]
    • 勉強中は、スマートフォンやタブレットの通知機能をオフにしておきましょう。そうすれば、テキストメッセージやSNSのメッセージを受信する度に気が取られる、という心配がありません。
    • 全く音のない静かな環境の方が勉強しやすい人もいれば、バックグラウンドミュージックやホワイトノイズがあった方が勉強できるという人もいます。色々な環境を試して、自分に合った学習環境を見つけましょう。
    • 勉強中気が散り始めたら、立ち上がって10〜15分間休憩を取った後で、勉強を再開しましょう。
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    大きな課題は少しずつ取り組む 大きな課題をいくつも放置していてはいけません。最後の最後まで手をつけずにいると、不安になったり気もそぞろになります。また、成績が低下する可能性もあります。論文や美術の課題は、締切日が分かったらすぐに取り掛かりましょう。一度に全てを終わらせようとするのではなく、作業しやすいように小分けにして取り掛かれば、気負わずに全てを終えることができるでしょう。[11]
    • 例えば、1週間後に3ページに渡る論文を提出しなければならない場合は、1日を調査の日に、もう1日を概要をまとめる日に、さらにもう1日を最終草案を書く日に、そして2日間を編集の日と決めましょう。それでも、後2日余裕があるため、スケジュール通り進まない時や、他にしなければならないことが起こった時でも対処できます。
    • 毎日少しずつプロジェクトに取り組めば、膨大な作業量に圧倒されずに済みます。また、1日の最後にリラックスできる余裕も生まれます。
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    毎日授業でとったノートを読み返し復習する 宿題やその他の課題で忙しい場合でも、毎日、その日の授業のノートを読み返し復習する時間を数分間設けましょう。学んだことを長期間覚えておくのに役立ち、さらに、毎日少しずつ勉強できるため、テスト勉強も慌てることなく効率良くできます。[12]
    • 煩雑にノートをとった箇所があれば、この復習の時間を利用してきちんと書き直すとよいでしょう。
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    毎晩翌日の準備をする 就寝前に予定表を確認し、翌日必要な課題、宿題、備品などが全て揃っていることを確かめましょう。学校に持っていく必要があるなら、カバンに全て入れましょう。また翌朝慌てずに済むように、昼食も前の晩に準備しておくことを考えましょう。[13]
    • 翌日着る服も準備しましょう。そうすれば、翌朝、起きて、歯を磨いて、朝食を食べるだけで準備が整います。
    • 翌日のために覚えておく必要のある重要事項は、付箋に書いて、洗面所の鏡、お弁当箱、ドアなど、見える場所に貼っておきましょう。
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方法 4
方法 4 の 4:
学用品や勉強スペースを管理する

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    学用品を1か所にまとめて保管する 学校で授業を受けている場合は、通学用カバンか教室の自分の机の中に学用品を保管しましょう。リモート学習の場合は、自分の部屋の机の引き出しか、収納箱などに保管しましょう。また、鉛筆入れやポーチを使って、ペン、鉛筆、蛍光ペン、接着剤、はさみ、電卓などの備品を整理しましょう。
    • 学用品の保管の仕方に「正しい」または「間違った」方法はありません。重要なのは、常に同じ場所に置き、どこにあるかが把握できていることです。
    • ペン、鉛筆、色鉛筆は鉛筆入れに入れ、ルーズリーフやノートは自宅の机の引き出しに入れて保管しましょう。
    • チャイムが鳴ったらすぐに教室から出たいかもしれませんが、ほんの数秒間かけて授業中に使った物を全て片付ける習慣をつけると、後で必要な物を見つけるのに苦労しません。
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    学用品が足りなくなったら買い足す 整理整頓を上手に行うには、準備が必要です。紙や鉛筆などが足りなくなったら、買い足すか、両親に余分に買ってもらうよう頼みましょう。入手したらすぐに鉛筆入れやカバンに入れるようにすれば、自宅に置き忘れてしまう心配がありません。[14]
    • 授業の準備ができていないと、自分がソワソワしてしまうだけでなく、人に備品を借りなければならない時などは特に、クラスメートの気を散らす可能性もあります。また、出席態度が悪いとみなされ、成績に悪影響を及ぼすかもしれません。
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    1日の終わりに不要物をすべて捨てる 毎日数分かけて、勉強スペース、カバン、学習机の引き出しやロッカー、バインダーなど、勉強に必要な備品や場所を確認しましょう。紙くず、飴の包み紙、乾いて書けなくなったペンなど、不要な物は全て捨てましょう。勉強スペースを整頓しておくと、勉強に集中しやすくなります。[15]
    • 採点後戻された課題やテストを捨ててはいけません。期末試験の勉強に役立つ場合があります。
    • 食卓など、他の用途にも使われている所を勉強スペースとして使う場合、勉強しない時は、ノート、用紙、教科書、本などは収納箱に保管しておきましょう。
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ポイント

  • 一晩で整理整頓が上手になると期待してはいけません。整理整頓を習慣づけるには時間がかかります。いつかは上手くなると自分を信じ、辛抱強く構えましょう。
  • 少なくとも週に1回、または放課後毎日、カバンの中身を全部出し、いらない物やゴミを取り除きましょう。
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必要なもの

  • 鉛筆入れ
  • バインダー
  • 鉛筆
  • ペン
  • ノート
  • ルーズリーフ
  • 蛍光ペン
  • 予定表
  • 付箋
  • 整理整頓用ツール(収納箱、鉛筆立てなど)

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このwikiHow記事について

Ashley Pritchard, MA
共著者 ::
スクールカウンセラー
この記事の共著者 : Ashley Pritchard, MA. 高校・大学のスクールカウンセラー、キャリアカウンセラーとして3年以上の経験を持つアシュリー・プリッチャードは、現在ニュージャージー州フレンチタウン市にあるデラウエア・バレー・リージョナル高校にてスクールカウンセラーとアカデミックカウンセラーを務めています。コールドウェル大学にてスクールカウンセリング心理学(精神衛生学専攻)の修士号を、カリフォルニア大学アーバイン校にて独立系教育コンサルタントの認定資格を取得しました。
カテゴリ: 学校・大学
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