学生に何かを教えるというのは簡単ではありません。学習意欲を刺激するとなればさらに大変なことでしょう。勉強に対する学生のやる気を引き出して自力で学習させるのは、相手が中学生であろうと職業訓練校に通う大人であろうと至難の業です。しかし、学生にとって学習がもっと楽しく、刺激的で欠かせないものとなるよう、教師が実践できることはたくさんあります。学生をやる気にさせる方法を知りたい人は、ステップ1から始めてみましょう。

パート 1 の 2:
協力的で前向きな環境を整える

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    学生をやる気にさせるのがこれほど難しい理由を理解しましょう。学生は人生の中で、「教師」という立場にある何人ものさまざまな人間に出会います。あらゆる人間、あらゆる物事が学生を刺激して思考や学習を強い、世界が誇る人物に育て上げようと躍起になっています。刺激や影響を与えようとする外からのこうした働きかけがあまりにも激しいために、学生は「自分」探しにもがき、自分を感化しようとするすべての人間に対して疑念を抱く体質になってしまいます。
    • このことに気が付くと、学生は「感化されるだけの価値を証明できた人間だけ受け入れよう」という一つの大きな方針を打ち立てて、周囲からの絶え間ない圧力に対抗するようになります。こうした方針を持つことは、学生がしかるべきときにしかるべき人間に出会うために備えた仕組みであり、効果的なやり方です。これが問題となるのは唯一、悪影響を及ぼす人間に対して好印象を抱いてしまったとき、もしくは「よい人間」が学生の心を動かそうという努力を一切行わない場合です。
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    好印象を与えましょう。学生のやる気を刺激したければ、教師は話を聞くだけの価値が自分にあると証明しなければなりません。一日目こそ疑いのまなざしを向けられるかもしれませんが、努力をすれば学生の信頼と尊敬の念を得ることが可能です。そのためには、学生の注目を集めなければなりません。これは、教師自身が人生の暗い影に飲み込まれていては実現できません。学生の目を引き、心をとらえて離さないことが大切です。学生に前向きな印象を与える方法を以下にいくつか紹介します。
    • 声に出しましょう。自分の考えをしっかりと持ち、それを学生に向けて適時に発信します。あまり多くを語りすぎたり、独断的になったりしないようにしましょう。傲慢で自己中心的な人間ではなく、情報と知性に富み、恐れずに意見を声にできる人間だという印象を与えなければなりません。
    • 教える内容に情熱を持ちましょう。しっかりと見開かれた目や笑顔、抑えきれぬといわんばかりの熱い思いは学生に効果てきめんです。たとえ授業の内容には興味がなくても、教師のそうした様子が学生を釘付けにするはずです。何より授業のテーマに対する揺るぎない情熱を表現していれば、学生の目にはあなたが誠実な人間だと映るようになります。
    • 元気にいきましょう。興奮とは人から人へと伝わるものです。教師が教室でどたばたとやっていれば、授業中に学生が居眠りするのもずっと難しくなるでしょう(あちらこちらと跳ね回ることを勧めるものではありません)。授業の内容と自分自身を学生に売り込めるだけの活力をしっかりと身に付けておきましょう。
    • 外見を磨きましょう。学生には好印象を与えなければなりません。教室へは常に身なりを正して入ります。一般の人と比べてやや洗練された装い、もしくは少し異なった服装を心がけましょう。
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    もう一歩努力しましょう。世間一般の教師に要求される以上のことを行いましょう。課題の提出期限をなかなか守れない学生がいる場合は、次に期限を守らなかったときに、授業が終わってからその学生を呼び出して、一緒になって最後まで課題に目を通しましょう。レポートの書き方や調査の仕方を教え、他の学生が書いたレポートを見せます。この方法を使うと複数の問題を解決できるのでとても効果的です。学習姿勢が問題である場合は「言い訳」という逃げ道を塞ぐことができ、実際に課題が難しくて苦労していたのなら、その解決方法がこれで明確になったわけです。
    • 学生には気配りを忘れず、質問にはすべて答え、あなたの行為の意味をきちんと理解させましょう。今回のように一緒に課題に取り組むことは二度とないことをしっかりと伝えます。その点を理解したかどうかを学生に尋ね、理解した旨の答えが返って来るのを待ってから帰しましょう。
    • あと一歩の努力を行うことと、甘んじて学生に利用されることとはもちろん異なります。学生が必要としていれば手を差し伸べることが大切ですが、そのために自身の信念が犠牲になるようなら手助けの必要はありません。
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    授業内容に関する情報は多めに与えましょう。授業に興味を持たせたければ、カリキュラムの枠を超える必要があります。当該分野で新しい動きがあれば、その情報を学生に与えましょう。理科の教師なら、1)『日経サイエンス』などといった科学雑誌の記事を授業の中で学生に読ませる、あるいは2)記事の要約や写真を見せ与えて、記事中の文章が意味するところや内容に関する質問を投げかけ、さらに希望する学生には授業終了後に渡せるコピーがあることを伝えるなどするとよいでしょう。後者のほうがより効果的です。
    • 学生の関心を引くのは与える資料ではなく、教師である自分の仕事だという認識を持つことが大切です。
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    既成概念の枠を超えて考えさせる課題を与えます。型にはまらず楽しい課外プロジェクトをクラス全体で行いましょう。たとえば、理科なら理科に関連した演劇をクラスで企画して、小さな子どもに向けて地域の博物館で上演したり、全員で本を執筆し、自費出版サービスで出版したものを近くの図書館に寄贈したりすることが可能です。
    • アイデアは一風変わったものであることが大切です。(交通手段や時間超過の問題が生じないよう)プロジェクトは授業中もしくは学校生活のどこかで行い、全工程においてクラスの一人ひとりと一緒になって取り組む必要があります。
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    ユーモアのセンスを持ちましょう。ユーモアのセンスが優れていると学生の心をつかむことができ、授業内容には躍動感が加わって学生が教師に親しみを感じやすくなります。教師が真面目一辺倒では、授業に関心を持つことも教師と心から気持ちを通じ合わせることも、学生にとってはずっと難しくなるに違いありません。機会を見つけるたびに冗談を言うようなふざけた人間である必要はありませんが、楽しいと思える環境を作り出せば、学生はやる気を刺激され、学びたいという気持ちになるはずです。
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    才能を前面に押し出しましょう。自分の専門分野に学生の関心を引こうとしている場合は特に、話を聞くだけの価値がある教師だということを学生に納得させなければなりません。学生にはあなたの才能を見せつける必要があります。単なる一教師ではありません。専門分野に実に長けた教師なのです。これはちょうど採用面接で自分を売り込むのに似ています。控えめでありながらも才能を隠してはいけません。これまで経験したり貢献したりしてきたことを学生に話す際は、自負心が表に現れるようにします。知人の中に優れた人物がいれば授業に招待しましょう。その場合はスピーチを依頼するのではなく、インタビュー形式による交流が最適です。
    • 教師がその分野について大した知識を持っていないと感じると、学生は課題に真剣に取り組まなくなったり、資料をしっかりと読み込まなくても気付かれないだろうと高をくくったりするようになる可能性があります。
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    特に励ましを必要とする学生がいないか、常に気を配りましょう。元気がなかったり気分が悪そうにしていたりする学生がいる場合は、授業終了後に呼び出して、ただ一言「大丈夫か」と尋ねてみましょう。このとき何か別のことを行いながら尋ねるようにします。質問するときには学生のほうを向きますが、答えが返ってくるまで相手をじっと見つめたりしてはいけません。学生が大丈夫だと答えたら、特に差し迫った重大な問題があると感じない限り、それ以上質問しないようにします。「少し落ち込んでいるように見えたから」とだけ言って話はそこで切り上げ、再び元の作業に戻りましょう。教師が気にかけているという事実が伝われば、それで十分です。
    • 問題を抱えていることに気が付くほど教師が自分のことを気にかけてくれているとわかれば、そのことが学生の学習意欲を刺激するはずです。自分の学習態度の良し悪しや気持ちなどまったく気にかけない教師だと感じれば、その学生はおそらく努力をしなくなるでしょう。
    • 学生が大変な状況にある場合は、規則をいくらか曲げることも考慮しましょう。これには少し注意が必要ですが、信頼関係を築く上ではとても効果的です。学生が一向に課題を提出せず、学校に出て来ては「今回も」課題を終えることができなかったと言う場合には、教師は(たとえそれが単なる学習態度の問題であったとしても)何かがおかしいと気が付き、手を差し伸べてやる必要があります。その学生には個別に少し時間を与え、課題の内容もやや簡単なものにしましょう。確かに規則を曲げることにはなりますが、こうすることで同じことの繰り返しとなる原因を排除できます。ただし、学生には今回のような期限延長は二度とないことをしっかりと理解させましょう。
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    意見を発表させましょう。一方的に講義を行うだけで、自分たちの意見になど関心を寄せない教師だと感じると、学生がやる気になる可能性は低いでしょう。政治問題や文学作品の一節、科学実験の妥当性についてどう考えるかと尋ねてみれば、学生は生き生きとして意見を発するようになるはずです。自分が伝えたいことに教師が耳を傾けてくれるとわかると、学生は殻から抜け出して、教師の前で意見を発表することに刺激を覚えるようになります。
    • 健全な討論を後押ししてやることと、確証がない意見を学生に発表させることとは異なることを覚えておきましょう。学生には常に理論に対する裏付けを取らせるようにします。
    • もちろん、教えているのが数学や外国語で意見を発表する余地がそう多くないこともあるでしょう。その場合は、テーマに関する追加情報をいくらか授業に取り入れてみましょう。中学生が現在時制におけるスペイン語の動詞の活用について意見を持つことはないかもしれませんが、イマージョン学習の仕組みに関する記事を授業に持ち込めば、その効果については何かしら思うところがあるかもしれません。
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    活発なクラス討論を促しましょう。教師による講義が続くと学生は集中力を失ってしまいます。学生の学習意欲と注意力を維持したければ、授業のあちこちで有意義なクラス討論を促してやる必要があります。クラス全体に向けてではなく、学生個人の名前を直接呼んで質問を投げかけましょう。質問に対する答えがわからない状態で名前を呼ばれたい学生などいません。自分が指名される可能性があるとわかっていれば、学生は授業中ずっと質問に対する答えを考えておくようになるはずです。
    • こうすると学生が資料を読み込んで予習してくるようになるだけでなく、自分の意見が授業に反映されると実感できるため、ワクワクとした気持ちで授業に臨むようになります。
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    ほめる前に学生本人のことをよく知りましょう。初めての授業で学生の前に立ち、「君たちは全員とても素晴らしい。この授業で世界を変える方法を学びましょう」と話したところで、学生は教師の言うことなど信用せず、尊敬もしなくなるでしょう。このとき学生が考えているのは「知る努力もしないで、自分たちがどんな人間であるかなど一体どうしてわかるのか」「世界というものが何なのかを教えることもせずに、どうやって世界を変えろというのか」「クラス全員に対してまったく同じことを期待できるわけがない」といったところでしょう。学生がそう思うのも無理はありません。
    • たいていの教師にとってはどの学生も同じであり、こうした教師は上記のようなスピーチを行うことに何ら抵抗を覚えることもありません。しかし、優れた教師にとってはどの学生もそれぞれに個性があるものです。
    • 「君たちの中には……」という類のスピーチ(「君たちの中には弁護士になる者、医者になる者…… 」など)もやめましょう。そういった言葉は最後のほうの授業(一番最後の授業ではありません)に取っておき、「○○君はがんの治療法を発見するだろうし、○○君はビル・ゲイツとよい勝負をするだろう。○○さんは世界を彩り、○○さんはきっと、ビル・ゲイツをてこずらせた○○君を相手に熱闘を繰り広げるのではないかな」などというように個々に宛てたスピーチにしましょう。
    • ちょっとしたユーモアを取り入れて、一人ひとりについて教師が何かしら知り得たということを学生にはっきりと示しましょう。個々へ向けたメッセージこそが学生に対するあなたの期待です。自分のことを学生に証明したのと同じように、今度は学生があなたに自分たちという人間を証明したわけです。
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    授業の内容が世界にどう影響するのかを教えましょう。以前には見向きもしなかった物事に学生を触れさせてみましょう。人間や社会、国、世界に関すること、あなた自身が大切だと思うあらゆる物事、やる気を出させるためのあらゆる手段を学生に見せ与えます。今やあなたは学生の信頼を得て、聞くに値する人間だと判断されたわけですから、学生はきっとやる気を起こすに違いありません。あなたが言いたいこと、なぜそう感じるのかを理解しようとするでしょう。たとえ意見が食い違ったとしても、理解しようという努力は惜しまないはずです。
    • 学生のやる気を刺激するのは大変なことかもしれません。イギリス文学であろうとアメリカ史であろうと学生の目に映るのは授業のテーマであり、それが自分の日常生活にどう活用できるのかという部分が見えないためです。本の書評や新聞記事を取り入れて、いま学んでいることが外の世界に間違いなく影響を与えるのだということを教えましょう。現実世界での実用例を目にすれば、そのテーマへの関心がはるかに高まるはずです。
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パート 2 の 2:
課題を与える

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    あるテーマに関して、学生をその道の「通」に仕立て上げましょう。グループや個人で特定のテーマに関するプレゼンテーションを行うよう指示してみれば、そこで学生が見せるやる気にはきっと驚くものがあります。テーマが『ライ麦畑でつかまえて』であろうと電子配置であろうと、学生は特定の事柄に精通することに刺激と責任感を覚えることでしょう。授業の枠組みを超えてプロジェクトやプレゼンテーションに向けた準備を行えば、学生は学習意欲を刺激されるはずです。この方法は、カリキュラムに多様性を持たせて学生の興味を持続させる上でも大変効果的です。
    • テーマを与えて発表させると、仲間の学習意欲も刺激することができます。教壇に立つのが教師ばかりでは学生がうんざりすることもあるでしょう。テーマに関してクラスメートが発表している姿を見ることが、学生にとってよい息抜きになる場合があります。
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    グループ学習をさせましょう。グループ学習を行うと学生同士がお互いを知ることができ、新たな視点で資料を読んだり、よい成果を上げようと努力したりするようになります。グループ学習では個々が明確な役割を担っており、そこで感じるような成功に向けた緊張感は単独で勉強しているときには得られない感覚かもしれません。学生が授業の中でさまざまなことに取り組めるようカリキュラムに多様性を持たせる上でも、このグループ学習は大変効果的です。
    • グループ間での健全な競争を促すのもよいでしょう。板書した文法問題を解かせるにしても、テーマを与えてグループ対抗クイズ、あるいは各グループが勝ちたいと思うような何か別の催しやゲームを行うにしても、それがある種の競争となれば(やる気を損なうものではなく、あくまで健全なものであれば)学生の参加意欲は高まって、正解を導き出そうと努力することがわかるでしょう。
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    特別点を与える課題を課しましょう。特別点をもらえる課題があると、学生は教材を新たな高みへと引き上げ、成績を上げようと学習に取り組むようになります。たとえば化学の教師なら、授業の理解に四苦八苦している学生がいると気が付いたときに、任意課題として『ホーキング、未来を語る』などのように興味深く、あくまでも科学をテーマにした本に関するレポートを課します。学生はこれまでとは違った形で科学に親しむことに楽しみを覚え、成績を上げるだけではなく、本の内容について知識を深めることもできるはずです。
    • 授業内容に関する広範な応用例を示した課題を出すのもよいでしょう。国語教師であれば、地域で行われる詩の朗読会に参加してレポートを提出した学生に特別点を与えます。レポートの内容は授業の中で発表させましょう。そうすると学生の意欲が高まり、さらに上を目指そうという気持ちを刺激することもできます。
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    選択肢を与えましょう。カリキュラムに沿った授業でも、いくつか選択肢を与えてやると学生がより意欲的になるでしょう。選択の余地があることで、学生は自らの学習と意欲に関してはある程度、自身に主導権があると実感できます。実験を一緒に行う相手を選ばせたり、次回エッセイや簡単な課題を課す際に選択項目をいくつか提示したりするとよいでしょう。選ぶ余地を与えてはいても、しっかりとしたルールを設けることは可能です。
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    有益なアドバイスを与えましょう。学生の意欲を刺激するには包括的でわかりやすく、有意義なアドバイスを与えてやることが大切です。紙に書かれただけの成績や意味不明な言葉が一文添えてあるだけの評価をもらうよりも、自分の強みやまだ向上の余地がある部分がわかったほうが、学生の学習意欲ははるかに高まるはずです。学生の成功を心から望み、能力を伸ばす手助けなら喜んでするという気持ちを、時間をかけて学生に伝えましょう。
    • 時間に余裕があれば学生と話す機会を設けて、カリキュラム全体でどれだけ進歩したかをグラフにしてみるのもよいでしょう。このように個別に注意を向けることで、学生は教師が自分のことを心から気にかけてくれており、課題もきちんと見てくれていると実感することができます。
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    学生に期待するものをはっきりと伝えましょう。学生には課題に関する説明や明確な指示を与え、さらには模範例を見せるなどして、どのような課題を提出してほしいのかを伝えます。教師がどのようなものを期待しているのか、あるいは授業でよい評価を得るにはどうしたらよいのか皆目見当がつかない状態では、頑張ろうという気持ちにはなりづらいものです。わかりやすい指示があり、課題に関する質問には何でも答えてくれる教師がいれば、やる気も起こりやすいでしょう。
    • 課題に関する説明の後には、質問に答える時間を設けましょう。学生はすべて理解したかのような素振りをするかもしれませんが、一歩踏み込んで聞いてみれば、さらに説明を要するところは必ずあることがわかるはずです。
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    授業にはさまざまな要素を取り入れましょう。講義形式が最適な科目もありますが、授業に多様性を持たせれば、それだけ学生もやる気を見せるはずです。たとえば、10~15分の短い講義を行った後でグループ課題を与え、講義内容に関する知識を実証させてみましょう。その後は板書した練習問題を解かせたり特別点を与える課題を出したり、あるいは授業内容に関する簡単な動画を見せたりするのもよいでしょう。生き生きとした授業計画を立てていれば、学生のやる気と集中力を維持することができます。
    • これから何について勉強するのかは、学生にとって気になるところです。各授業の概要を示したもの(紙に書かれたものと板書したものどちらでも可)があれば、学生の意欲もわきやすくなります。
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ポイント

  • 行動には苦労の影を見せないようにしましょう。話をしている最中でも授業中でも、あるいは人の話を聞いているときや机を片付けているとき、何かを読んでいる最中であっても、とにかく苦労など一切していないように振舞いましょう。
  • 些細なことを一つひとつ注意しないようにしましょう。学生には、優先すべきは教師の権威ではなく勉学であるという感覚を持たせることが大切です。
  • ゆっくりと時間をかけて話すのはやめましょう。通常の速さでは学生が理解できないと教師が思っているような印象を与えてしまいます。
  • 「教師と学生」という構図はしっかりと守りましょう。教師ではなく友人のように振舞うことがあってはなりません。この境界線ははっきりとさせておくことが大切です。あなたはあくまでも「教師」です。ただ、他とは違うとても優れた教師であるというだけなのです。
  • 気配りが過ぎないように気を付けましょう。
  • 「ただの人間」だという印象を与えてはいけません。嫌な出来事があってもそれを表に出さないようにしましょう。いらいらとしていたり腹が立っていたりする場合でも、絶対に悟られてはいけません。ここでは教師は英雄でなければなりません。この時期の子どもたちにとって、それまで手本としていた者たちは「人間」になりつつあります。病気になったり人を失望させたり、あるいは離婚したり落ち込んだり、子どもの側に頼るようになってしまっています。子どもはこの状況を自分の足で立てないほど弱った人間の証しと受け止め、そのような人物を頼りにしなくなります。学生には、万一のときに寄りかかれる誰かが必要です。教師がただの人間になり下がってしまえば、あなたがその「誰か」になる可能性は危うくなるでしょう。(ごく些細なことでない限り)学生に個人的な問題を話したり弱さを見せたりしてはいけません。問題を抱えて相談に来た学生には「まったくひどい話だ。よくわかるよ」ではなく、「先生も一度、同じ経験をしたことがあるよ」と言って話してやりましょう。
  • 普段から話す速度が遅い人は、いつもより少し早口で話すことを心がけましょう。
  • あまり頻繁に笑ったり、クラス全体に向けて微笑んだりしてはいけません。微笑みは時折、個々の学生に対して見せるようにしましょう。

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注意事項

  • すべての人間と理解し合えるわけではありません。その点は心得ておきましょう。それでもやはり指導者として、社会に貢献できる人間になれるようやる気を出してもらいたいだけなのだということを、学生にはしっかりと理解させるべきでしょう。
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