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オンラインで売りたいものを写真に撮る場合、あるいは単に写真撮影の練習をしたい場合でも、完璧な写真を撮るための鍵は照明です。もちろん、高価な照明器具に投資したり、自然光を利用することはできますが、自作の写真用ライトボックスほど安あがりで、簡単に使えるものはありません。リフレクターパネルを段ボール箱に貼り、安価な電気スタンドを巧みに使えば、午後の数時間程でプロ並の写真撮影を可能にするライトボックスが作れるでしょう。

パート 1 の 2:
ライトボックスを組み立てる

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    被写体を中に配置するのに十分な大きさの段ボール箱を選ぶ 写真に撮りたいもの全てに使えるように、出来るだけ大きな段ボール箱を選びましょう。近くの商店でいらなくなった段ボール箱を譲り受けたり、自宅で使わなくなった箱を見つけたり、あるいは宅配業者、引越し業者から最適な段ボール箱を買うなどして入手しましょう。[1]
    • 長持ちするライトボックスを作りたい場合は、頑丈な素材で作られた箱を探しましょう。大きな木箱や不透明なプラスチック製の箱などが良いでしょう。ただし、光と取り入れるための窓を切り抜くのに、カッターナイフよりも強力なもの、例えば、ノコギリなどが必要になる可能性があります。
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    箱の片面の折り込み部分(外フラップ)をテープで留める 段ボール箱を裏返しフラップを中に畳み込んで平らな底を作ります。パッキングテープやガムテープなどの強力なテープでしっかりと留め、箱を安定させましょう。作業の邪魔にならないよう、箱の内側からもテープで留めてパラパラはためかないようにしましょう。[2]
    • 片面のフラップがすでに固定されている箱を使うと便利かもしれません。最初から安定性が確保されているため作業がしやすいでしょうが、更に安定性を高めるためにも、箱の端をテープで固定すると良いでしょう。
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    ボックスの側面に設置する窓の寸法をとる 閉じていないフラップを自分の方に向かせ、箱の側面が上に来るように箱をおきます。箱の側面に鉛筆で長方形を描きます。正確に描くために、面の4辺から約5cm の所に印をつけ、印を鉛筆でつなげて長方形を描きましょう。面の辺に沿って線を引くと真っ直ぐ引けます。反対の側面も同様に長方形を作りましょう。[3]
    • できた長方形が窓になります。後にその上に布、パーチメント紙、または薄い包装紙を覆います。大きな箱を使う場合は、布や包装紙1枚で覆えるように窓を小さくすると良いでしょう。
    • 箱の側面だけでなく上面にもに窓を作れば、被写体に上から光を当てることができます。
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    鉛筆で描いた長方形を切り抜く カッターナイフまたは鋭利なハサミで、長方形を切り抜きます。段ボールの側面の中央に長方形の穴ができるように、線に沿ってきれいに切り抜きましょう。反対の側面も同様に作業を繰り返し窓をもう1つ切り抜きます。[4]
    • 線に定規を当て、定規にカッターナイフやハサミを沿わせると真っ直ぐカットできます。実際真っ直ぐにカットしてもしなくても、ライトボックスの機能に影響しませんが、見栄えが良くなります。
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    白い厚紙を箱と同じ幅にカットする 箱の上面に白い厚紙をのせます。箱の内側に収まるように、はみ出し部分をハサミかカッターナイフで切り取りましょう。厚紙の横幅は箱の横幅に揃えますが、高さは箱の高さの約2倍にする必要があります。[5]
    • 白い厚紙は滑らかな上、箱の内側でしわが寄りにくいため最適です。厚紙は工芸品店や文房具店で安く購入できるはずです。見つからない場合は、艶なしの白い紙かカードでも同様に使えます。
    • 白い厚紙は何もない真っ白な背景を作ることができるため、被写体があたかも無限に広がる空間の中にいるかのようなイメージを与えることができます。あらゆる色の厚紙を試して背景を変え、カッコいい仕上がりにしましょう。
    • 厚紙は、表面に艶のないものを選ぶことが重要です。光沢が強すぎると光を反射し、ライトボックスの目的が損なわれます。
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    厚紙をライトボックスの上面内側の奥にテープで貼り付ける 厚紙の上辺にガムテープかパッキングテープを貼り付けます。上辺以外に貼りつかないように注意しましょう。貼ったテープをライトボックス上面内側の出来るだけ奥の方に押し付けます。厚紙がボックスの内側上面に貼り付いたら、箱の底にもテープで貼り付け固定しましょう。[6]
    • 貼り付けた厚紙は、出来るだけ曲げたり折り目をつけたりしないようにしますが、ボックスの奥底で若干緩みを持たせましょう。
    • 箱全体を覆う必要はありません。写真に段ボール箱が映らない程度に覆ってあれば問題ありません。
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    白い布か包装紙を2枚切り取り窓を覆う 窓を覆うことで、ライトボックスに入り込む光が拡散し写真全体が均一に明るくなります。布または包装紙は、窓枠よりも周囲を約2.5cm大きくとりカットしましょう。[7]
    • 先ほど切り抜いた長方形を使うと簡単にカットできます。布または包装紙の上に切り抜いた長方形をおき、周囲にのり代を残してカットしましょう。
    • 滑らかな白い布、包装紙、パーチメント紙などが便利です。光を全部通さない艶なしを選ぶことが大切です。
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    布または包装紙を所定の位置にテープか接着剤でつける まず、布(包装紙)をテープまたは接着剤で窓の上辺に固定しカーテンのように垂らしたら、窓の残りの縁全部に貼り付けましょう。切り抜いた窓全てに、同じ要領で布(包装紙)を貼り付けましょう。[8]
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パート 2 の 2:
ライトボックスを使う

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    被写体をライトボックスの真ん中に配置する 完成したライトボックスを広い、平らな面におきます。両側にライトを配置できるだけのスペースを残します。被写体を、ライトボックスの白い厚紙の中央に配置します。[9]
    • カメラのファインダーか画面で確認しながら、ライトボックス内の被写体の位置を調整しましょう。写真に段ボールが露出せず、きれいなショットが得られるように、カメラや被写体の位置を調整しましょう。
    • 被写体やカメラを適切に配置できない場合は、出来上がった写真から不要部分をトリミングすることもできます。単純なトリミング以外の編集をせずに済むように、全てを万全に配置しましょう。
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    ライトボックスの両側に電気スタンドを設置する 電気スタンドは、周囲全体を照らすものではなく、指向性照明が理想的です。切り抜いた窓と同じ数の電気スタンドまたは指向性照明を用意します。窓に正面からライトが当たるように電気スタンドを配置したらスイッチを入れます。[10]
    • 窓を覆っている布や包装紙が熱くなりすぎないように、電気スタンドは窓から少なくとも13 cm 離しましょう。
    • スイッチを入れる前に、用意した電気スタンドが全てライトボックスから等距離にあることを確認しましょう。その後で電気スタンドを近づけたり遠ざけたりしながら、被写体への照明効果を色々と試しましょう。
    • 明るい白色光の電球を使うと、最良の結果が得られるでしょう。他のタイプの電球を使うと、黄色がかった仕上がりになる場合があります。
    • オンラインまたは地元の家庭用品店や文房具店で、格安の電気スタンドや、家具に留められるランプを見つけることができるでしょう。
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    カメラの設定を色々と試す 写真全体が均一に明るく仕上がることは滅多にありません。最初は明るすぎたり、想定外の色になってしまう可能性があります。満足の行く仕上がりが得られるように、カメラのシャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスの設定を変更しましょう。[11]
    • スマートフォンのカメラや全自動モードのカメラを使用する場合は、設定に触れる必要はありません。
    • 仕上がりが黄色がかったり青みがかったりする場合は、ホワイトバランスの設定が正しくないと考えられます。また、暗すぎたり明るすぎたりする場合は、ISO感度、シャッタースピード、または絞りを変更して露出値を調整しましょう。完璧な写真が撮れるまで機能を色々と試しましょう。
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    写真を撮る 被写体を正しく配置しカメラの設定も完璧に行ったら、撮影を開始しましょう。白い背景以外何も画面に入らないようにカメラを配置し固定できたら、数枚撮りましょう。[12]
    • 閉じていない段ボールのフラップを使って、光がレンズに入り込むのを防ぎましょう。窓を通過しない光はレンズフレアを起こしたり、ライトボックス効果を低下させる可能性があります。
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ポイント

  • 艶なしの厚紙を使いましょう。艶があると光を反射しグレアが発生しやすくなります。
  • 色々な色の厚紙や布を試して意図する効果を達成しましょう。
  • 自分の腕やカメラが被写体に投影されないように、写真を撮るときは単色の長袖を着ましょう。
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注意事項

  • 照明で火事を起こさないように注意しましょう。
  • カッターナイフで作業する際は注意しましょう。カットする時は自分自身、また自分の手から外側に向けてナイフを動かしましょう。
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必要なもの

  • 段ボール箱
  • 白い布、包装紙、パーチメント紙
  • 艶なしの白い厚紙
  • テープ
  • 定規
  • 鉛筆
  • カッターナイフまたはハサミ
  • 電気スタンドまたは指向性照明
  • カメラまたはスマートフォン

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カテゴリ: 写真
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