実務研修(インターンシップ)終了後に報告書を書く方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 18 出典

この記事には:表紙を作成し報告書の体裁を整える本文を書く効果的な書き方を練習する

実務研修(インターンシップ)の終了後には、通常報告書の提出が課せられていますが、報告書を書くことでインターンシップでの経験を多くの人に共有する機会にもなります。印象的な報告書に仕上げる鍵は、秩序ある構成にあります。本格的な表紙をつけ、インターンシップの内容を項目ごとに説明できるようにセクションを設けましょう。自身の経験を明白かつ客観的に書けば、素晴らしい報告書になります。

パート 1
表紙を作成し報告書の体裁を整える

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    報告書にページ番号を振る ページ番号は、表紙を除いた各ページの右上に振りましょう。マイクロソフト社の「Word」プログラムを使う場合には、メニューバーの「挿入」から「ページ番号」を選択すれば、自動的に番号が振られます。[1]
    • ページ番号を振ることで、読者が目次を効率よく使えるようになります。
    • また、報告書の構成が整いやすくなり、落丁を防ぐこともできます。
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    表紙に報告書のタイトルを書く 表紙は読書が見る最初のページです。タイトルは表紙の上部に太字で書きましょう。インターンシップでの経験を簡単に表現するタイトルをつけると効果的です。冗談やコメントを添えるのは避けましょう。[2]
    • 「第一銀行における投資銀行業務についての報告書」などが一例です。
    • 良いアイディアが浮かばない場合には、「インターンシップについての報告書」といった一般的なタイトルでも良いでしょう。
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    自分の名前及びインターンシップの情報を表紙に加える タイトルの下にインターンシップを行なった期間を加えましょう。自分の名前と学校名、また指導教授などを付け加えましょう。更に実習生として働いた企業名とその連絡先も加えましょう。[3]
    • 「インターンシップ報告書 クリムゾン生命 2018年5月〜6月」という具合です。
    • 表紙に加える情報はすっきりとまとめましょう。文字を中央に配置し行間を1行取りましょう。
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    表紙の次のページに謝辞を加える 表紙の次のページには「謝辞」とタイトルをつけます。ここではインターンシップでお世話になった人たちに感謝の言葉を伝えます。[4]
    • 指導教授、職場の上司、一緒に働いた人たちに感謝の意を表しましょう。
    • 例えば、「田中教授にインターンシップの機会を与えていただいたことに感謝します」と書きましょう。
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    長い報告書には目次を加える セクションが8つ以上ある場合には目次をつけると便利です。目次には各セクションのタイトルと開始ページ番号を載せます。読者がセクションを選んで読む時に便利です。[5]
    • 謝辞は目次に加えますが、表紙を目次に加える必要はありません。
    • 報告書にグラフや図などを挿入する場合には、それ用に別の目次をつけても構いません。
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    インターンシップの要旨を書く 要旨は概要とも呼ばれ、インターンシップ全体について簡単に説明するものです。どこでどんな仕事をしたのかを説明します。業務内容とその経験について短く1 つの段落にまとめましょう。[6]
    • 書き出しとして「京都府京都市スターク社、ロボット部門での夏のインターンシップについて報告します」などが適切でしょう。

パート 2
本文を書く

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    報告書の各セクションにはタイトルをつける 新しいセクションに移る時には、新しいページから開始します。セクションに適したタイトルをページの中央に太字で書きましょう。[7]
    • 「第一銀行の概要」などが一例です。
    • その他のセクションタイトルとしては、「前書き」「インターンシップを終えて」「結論」などが挙げられます。
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    前書きに雇用者の基本的情報を載せる 前書きとしてインターンシップの概要を具体的に書きましょう。雇用者の具体的な活動内容、組織構成、業界での位置付けや実際の活動状況、雇用者の数などを加えましょう。[8]
    • 例えば、「ラムジャック社は世界中の国々にサービスロボットを提供します。業界の先駆者として、環境災害後の清掃業務を行うための比類なき資格を有します」などと書きましょう。
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    どの部門で研修したかを説明する 企業や組織は通常、複数の部門によって構成されます。研修を行った部門について出来るだけ詳細に説明しましょう。ここを起点として自身の個人的な経験談に繋げましょう。[9]
    • 「2018年5月〜6月にかけて、200人の従業員を抱えるラムジャック社の電気工学部門にて研修を行った」などが例として挙げられます。
    • あなた自身の経験談なので、自分のスタイルで読者を引きつけましょう。
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    インターンシップ中の責務について説明する インターンシップで任せられた仕事を説明しましょう。清掃やメモ書きといった型通りの作業であったとしても出来るだけ詳しく説明しましょう。報告書に独自の色を加えることができます。[10]
    • 「ラムジャック社での責務には電気配線のはんだ付けがありましたが、部品のメインテナンスも行いました」という具合に書きましょう。
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    インターンシップで学んだことを書く 任された仕事を完了して何を学んだかを書きます。インターンとして学習したことを取り上げ、その経緯を具体的に説明しましょう。[11]
    • 一研修員としてだけではなく、人間としてどのように成長したかを考えましょう。
    • 例えば、「仕事場には、私とは全く異なるタイプの人たちが大勢いましたが、そのお陰で、様々な人とのコミュニケーションの取り方について多くを学びました」などと書いてみましょう。
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    インターンシップでの経験を評価する 研修を行った企業の評価をしましょう。出来る限り公平にまた中立的な立場で書くことが重要です。事実と具体的な例だけを用いて、自分が習ったこと、将来に役に立ちそうなことに焦点を当てましょう。人の悪口を書くのは避けます。[12]
    • 「上司からの指示が時々明確でないことがありました。従業員全員が効果的なコミュニケーションの仕方を学ぶことで、ラムジャック社は更に良い企業になると思います」などが一例です。
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    インターンシップでの自分の仕事ぶりを振り返る 全体的にどのような経験だったかを書いて締めくくりましょう。良い点と悪い点を客観的に判断して書きましょう。また、研修中にもらったフィードバックを加えても良いでしょう。[13]
    • 「最初の頃は発言することが全くできませんでしたが、徐々に人前で意見を言うことを覚えて自信も加わり、上司が私の考えを真剣に聞いてくれるようになりました」などと締めましょう。
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    追加情報として関連資料を加える 日報、出版物、写真、録音物、その他補足用の資料を追加情報として加えましょう。関連資料の量はインターンシップの内容によって異なります。読者にインターンシップの全容が分かってもらえる資料を含めるようにしましょう。[14]
    • 広報部での研修だったら、自身が手がけたプレスリリース、広告、公式文書、オーディオあるいはビデオテープなどを加えましょう。
    • 追加資料がない場合には、その理由を2、3行にまとめる必要があるかもしれません。

パート 3
効果的な書き方を練習する

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    書き始める前に書きたい情報の大筋を書く 本文を書き始める前に、インターンシップでの経験を箇条書きしてみましょう。そこから各セクションで書きたい内容をリストアップして、大筋を紙に書きましょう。
    • 先に大筋を書くことで分かりやすい構成になります。内容が重複することなく、各セクションが自然な形で繋がるでしょう。
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    少なくとも5〜10ページの報告書にする インターンシップでの経験を詳細に説明するに足る長さにしましょう。ただし、関連性のないトピックは避けましょう。あまりにも長過ぎる報告書は焦点が定まらずに荒削りの印象を与えます。程々の長さにしましょう。[15]
    • 5〜10ページを埋めるだけの資料がない場合には、短くまとめましょう。
    • インターンシップが広範囲に及ぶ場合や、上級学位の取得を目指している場合には、10ページ以上書いた方が良いでしょう。
    • ページ数はインターンシップの内容によって異なります。
  3. 3
    客観性を持たせる 報告書は学術的資料なのでその目的に沿って書きましょう。事実と具体例だけに絞り、自分の経験を確実に表現しましょう。また過度に批判的に聞こえないように、書き方には十分に注意しましょう。[16]
    • 「ウェイン・インダストリーズではとても困難なこともありましたが、多くのことを学びました」というような書き方が良いでしょう。「ウェイン・インダストリーズは最悪の企業です」などとは決して書いてはいけません。
    • 「ウェイン・インダストリーズは、ガジェット(気の利いた小道具や装置)市場で75%のシェアを占めます」などは事実に則った具体例です。
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    具体的な例を用いてインターンシップを説明する 一般論は避けましょう。書きたい項目に関する具体例を挙げて、インターンシップでの経験を読者と共有しましょう。具体例を挙げると読み手の理解が一層深まります。[17]
    • 「アクメ株式会社は、安全対策の取られていないダイナマイトの束を度外視しました。そこでは安全に働けないと感じました」は、その一例です。
    • 「上司から、ボリビアの人里離れたある村の近くに迷い込んだ川イルカの写真を撮って来るように命じられました」と書いても良いでしょう。
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    実際の職場や働く従業員を洞察した結果を書く 物事の実態を見抜く力は、実際には学業の範囲を超えますが、研修に行った組織や従業員を、また世界全体を洞察して考えたことを書いてみましょう。もちろん、インターンシップの範囲によって書ける内容は大きく変わりますが、経験を通して得た洞察を書くことで、人間として成長した証を示すことができるでしょう。[18]
    • 実験室での研修であれば、「従業員は一日中立ちっぱなしですが、彼らは人を助ける仕事に従事していることをよく理解しています。ですから毎朝すこぶる元気に出社します」などは一例です。
    • もう一例として、「オスコープ社では従業員がとても忙しく働いています。支援が得られれば彼らにとって大きな助けになるでしょう。これは全国の多くの企業が抱える共通の悩みでしょう」などが挙げられます。
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    報告書を書き終えたら見直す 書き終えた後、全体をもう一度読み直しましょう。ぎこちない文章がないか、文章の流れがスムーズかを確認します。言及した経験談また報告書全体が醸し出すトーンに意識を注ぎましょう。一貫性があり客観的な視点で書かれ、読み手が理解できるように具体的で明確でなければなりません。
    • 声に出して読んだり、誰かに読んでもらうと良いでしょそう。
  7. 7
    提出前に校正する 何度か読み直して修正を加えましょう。必要なだけ手直しをして印象深い報告書に仕上げましょう。満足できたら、指導教員に提出して読んでもらいましょう。
    • 提出期限を守りましょう。余裕を持って校正できるように報告書を仕上げましょう。

ポイント

  • 仕事にふさわしい報告書に仕上げるためにも、良質の用紙を使いルーズリーフ式ノートか論文用バインダーに挟んで提出しましょう。
  • 学校で普段提出するレポートと同じように、インターンシップの報告書は読みやすいフォントを使い、片面印刷で仕上げましょう。
  • できるだけ詳細にインターンシップの経験を説明しましょう。
  • 客観性を保ちつつ、インターンシップでの経験を思うままにしっかりと書きましょう。

出典

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記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 作文技術

他言語版:

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