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ハコガメは活発に動き回るので、広いスペースがある屋外での飼育が最適ですが、屋内であっても飼育に適した環境を作ることができます。大きいケージに適切な保温器具とアクセサリーを設置して、ハコガメが喜ぶ住まいを用意してあげましょう。

パート 1
パート 1 の 3:
適切なケージを選ぶ

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    大きいケージを選ぶ ハコガメには、自然界のように歩き回ることができる広いスペースを用意してあげましょう。ハコガメを1匹飼う場合は、体長20㎝あたり0.28 m2以上の床面積が必要です。これくらいの広さがあれば、動き回ったり穴を掘ったりできるでしょう。[1]
    • たとえば、体長30㎝のハコガメには、0.42 m2以上、体長30㎝のハコガメを2匹飼う場合は、0.84 m2以上の床面積が必要になります。
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    タートルボックスを使う タートルボックスは、長方形の浅い木箱です。市販品を購入するか自分で作りましょう。床とその四辺を囲む壁があれば天井はいりません。ハコガメが逃げ出さないように、側面に高さがあるものを選びましょう。通常は、高さが45㎝ほどあれば十分です。[2]
    • 木材で飼育箱を作る場合は、側面と床の内側に防水加工を施しましょう。毒性のない塗料や水性シーラーが適しています。こうすると、箱の内側に水が浸み込みにくくなります。
    • ハコガメに害を及ぼす可能性があるので、処理された木材を使うのはやめましょう。
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    プラスチック容器を使う 高価なケージを購入したり作ったりしなくても、プラスチック製のプールや収納ケースを利用することができます。比較的安いので、必要に応じて交換しやすいでしょう。大きさも十分大きいので、複数のハコガメを飼育することができます。[3]
    • プラスチックプールはかなり大きいので、家の中に広いスペースが必要です。
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    ガラス製の水槽を使う ガラス製の水槽は中がまる見えになるのでハコガメにとって最適な環境ではありませんが、適切に準備すれば飼育ケージとして使えます。ハコガメが安心して安全に暮らせるように、側面のガラスのうち3面に段ボールや紙を貼りましょう。[4]
    • ハコガメは、常に人目に晒される環境が苦手です。そのような環境で飼うとストレスが溜まり、自らの体を傷つけてしまうかもしれません。
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    ワイヤーケージを使わない 爬虫類用ケージのほとんどは、ハコガメには適していません。爬虫類用のワイヤーケージを使うのはやめましょう。ハコガメがワイヤーで傷つく可能性があります。プラスチック製であれば爬虫類用ケージを使ってもかまいませんが、ハコガメには小さすぎるかもしれません。十分な大きさがあるケージを選びましょう。[5]
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    ハコガメが脱走しにくいケージを用意する ハコガメは脱走することで有名なので、脱走しにくいケージを用意しましょう。ハコガメがよじ登ったり乗り越えたりしないように、側面が垂直で十分高いケージを選びましょう。高さの目安は、一般的に体長の2倍です。[6]
    • ケージにカバーをつけましょう。スクリーンメッシュや亜鉛メッキワイヤーフェンスでケージの上部を覆います。
    • ケージの端や角に物を置くとハコガメが脱走しやすくなるのでやめましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
ケージの準備をする

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    床材を敷く 床材はケージの底に敷く材料です。床材を敷くと湿度を保ちやすく、ハコガメが好きなだけ穴を掘ることができます。ピートベースの培養土とオーキッドバークを混ぜて使いましょう。オーキッドバークの代わりに、モミの樹皮、ミズゴケ、玉砂利などを使ってもかまいません。これらの材料には保湿性があります。ケージの床全体に厚さ5~7㎝ほど敷き詰めましょう。
    • パーライトや肥料などの添加物が含まれていない培養土を使いましょう。
    • 水槽用の砂利や砂を使うのはやめましょう。保水性が高すぎるので、ハコガメの甲羅が傷む可能性があります。
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    ヒートランプを設置する ハコガメには体を温めるための熱が必要です。自然界のハコガメは日光浴をするので、屋内で飼うハコガメにも体を温められる場所を用意してあげましょう。ハコガメが体温を調整できるように、ケージの半分を暖かく、もう半分を涼しくします。
    • ケージの端に白熱灯を設置して暖かい場所を作りましょう。
    • ハコガメが1日12~14時間温まれるように、タイマーをセットします。
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    温度を確認する ケージの暖かい場所が適切な温度か確認する必要があります。ハコガメが日光浴をするおおよその場所でランプの下に温度計を置きましょう。適切な温度は約29度です。[7]
    • ハコガメが火傷をする恐れがあるので、ケージ内に触れないほど熱くなる部分がないことを確認しておきましょう。
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    床材の中にロックヒーターを設置する ケージを温めるもう1つの方法としてロックヒーターを使うことができます。ハコガメがお腹を温められるように、床材に埋めましょう。ハコガメがロックヒーターに直接お腹をあてると危険なので、床材できちんと覆います。[8]
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    ケージの下に敷くパネルヒーターを使う ハコガメのケージとしてガラス製の水槽を使う場合は、パネルヒーターを敷いて水槽を下から温めましょう。水槽の底面外側にヒーターを直接取り付けます。[9]
    • プラスチック製や木製のケージにパネルヒーターを使うことはできません。
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    紫外線ライトを設置する 屋内で飼育するハコガメには紫外線が必要です。毎日1時間以上フィルターを通さない紫外線を浴びられるように、パティオや窓を開けた場所にハコガメを移動するか、それが難しければ紫外線ライトを設置しましょう。紫外線A波とB波を同時に照射できる紫外線ライトが必要です。[10]
    • ハコガメから45㎝ほど離れた場所に紫外線ライトを設置しましょう。
    • 紫外線を照射できるヒートランプがペットショップなどで販売されており、これを使うと便利です。
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    適切な湿度を保つ ハコガメが健康に成長するためには、高湿度の環境が必要です。ケージ内の湿度を60~80%に保つために、適切な床材を敷き詰めましょう。また、1日1回ハコガメに水をスプレーして湿度を高く保ちます。[11]
    • ハコガメが絶えず穴を掘る場合は地面から水分を得ようとしているので、ケージ内の湿度を上げる必要があります。
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パート 3
パート 3 の 3:
アクセサリーを設置する

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    隠れ家を設置する ハコガメには、誰からも見えないように身を隠す場所が必要です。隠れる場所がないとストレスが溜まり、自らを傷つけたり病気になったりするかもしれません。特別な物は必要ないので、ハコガメの体が入る大きさの物を隠れ家として使いましょう。[12]
    • 中空の丸太や市販の隠れ家を使うことができます。ハコガメは選り好みをしないので、プラスチック製の筒や横向きにした植木鉢のように、上部が覆われた硬いものを隠れ家として使っても良いでしょう。
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    ハコガメがよじ登れる物を設置する ハコガメはよじ登ったり歩き回ったりするのが大好きです。ハコガメが楽しく遊べるように、好奇心を刺激する物を用意してあげましょう。ケージ内に石や丸太などを置き、ハコガメがよじ登れるようにします。[13]
    • 厚さ3㎝程度の幅が広く平らな石を設置しても良いでしょう。
    • ハコガメが小さい場合は、あまり高くない物を用意すると登りやすいでしょう。
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    水浴び場を用意する ハコガメには、飲んだり水浴びをしたりするための真水が必要です。ハコガメは水浴びが好きなので、ケージ内に水浴び場を用意してあげましょう。ハコガメの体全体が入る大きさで頭が水中に潜らない深さの容器を選びます。ハコガメの頭が水に浸からないようにしましょう。
    • ハコガメは水浴び場の見た目にはこだわらないので、ペットショップでボウルを購入するか、ペイントトレイ、収納ケース、植木鉢の受皿、セラミックの浅いボウルなど、水を溜められる浅い容器を設置しましょう。
    • ハコガメにはろ過水が最適です。水浴び場の水をきれいに保つために、フィルターを設置しましょう。フィルターを設置しない場合は、2、3日ごとに水を交換します。[14]
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このwikiHow記事について

Melissa Nelson, DVM, PhD
共著者 ::
獣医
この記事の共著者 : Melissa Nelson, DVM, PhD. ネルソン医師はミネソタ州に住む獣医です。ペットや畜産動物(牛、馬、豚、ヤギ、ヒツジ等)の診断と治療を専門的に行っています。18年以上にわたり農村地域の診療所で獣医の仕事に従事しています。1998年にミネソタ大学から獣医学の博士号を授与されています。 この記事は7,275回アクセスされました。
カテゴリ: ペット
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