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一生で最も高価な買い物のマイホームだからこそ、集合住宅のマンションではなく一戸建てにこだわりたいとの声は、時代を問わず説得力十分です。ハイセンスな外観と機能性に優れた間取りの我が家は、家族全員にとって世界一くつろげる場所であり、笑顔が絶えることのない、優しく心地よい空間です。一方で長期的に住宅ローンを支払い続けなければならない現実や、時の流れとともに変化を続ける建物自体や周辺環境など、中長期的な未来を見据えた検討が必要です。失敗が許されない家の購入だからこそ、段階を踏んでクリアすべき作業は少なくありません。重要なポイントを十分理解しないまま、新居入居ばかりを焦ることなく、人生最大級のこのイベントを慎重に楽しむ姿勢が望まれます。

方法 1 の 3:
家族間で話し合う

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    住みたい地域を挙げる 新しい家をどこに買うのか、すなわちどこで新生活を始めるのかに関して、家族間でしっかりと意向を統一しておく必要があります。通勤通学に使用する交通事情が大きく変化するや、転校や転園の必要が生じる場合など、転居は家族それぞれの生活が大きく変化します。また将来的な転勤の可能性や、転職あるいは独立起業のプランの有無、子どもが独立後の夫婦二人の暮らしとなった場合など、想定される変化を視野に入れて検討しましょう。とりわけ現在進行形で開発が進むエリアを候補にする場合には、数年後に諸々の施設その他がどの程度充実する予定なのかなど、より確実な情報収集も大切です。
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    理想の我が家を思い描く 結果現実離れしてしまったアイデアを、実現可能な我が家にアレンジする作業はやはり、施主主導の作業になるでしょう。漠然と見据えた予算の上限や、販売価格の相場に関する情報などから、購入可能な家と土地のサイズの上限が、ある程度推察できるでしょう。ここからはどの意見を優先するのか、どれを却下するのか、あるいは再考可能であるかなど、絵画に例えるなら、ラフスケッチから本線を入れる作業を行います。絵画や工作が得意であれば、イラストを描く、厚紙を切って間取りを確かめてみるなども一案です。
    • それぞれの頭の中にあるイメージを、業者など第三者により確実に伝えられるよう、目で確認できる資料を用いて、家族間で統一されたプランを相互確認から共有しておきましょう。
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    全員で意見を交わす 理想のマイホーム購入への最初の1歩はズバリ、家族全員であれこれ意見を交換する作業に他なりません。この時点で必ず守るべきポイントとして、購入する新居に入居する、幼い子どもを含めた家族全員の希望や意向を、平等に取り上げる姿勢が挙げられます。真剣だからこそ常に現状を視野に、慎重かつ保守的なプランに走ってしまいがちですが、膨らみ過ぎた計画の縮小は後からでも十分可能です。とりわけ幼い子どもの素直な意見の中には、頭が固くなってしまっている大人では気づかない、純粋かつ斬新なアイデアが潜んでいないとも限りません。こうした肩肘張らない家族団らんの心地良さもまた、全員にとって素晴らしいアイデアが閃く可能性を高めます。
    • 俄かには受け入れ難い意見が出されたとしても、その場で頭から否定せず、まずはズラリとすべてを並べてみましょう。たとえば子どもの「秘密基地が欲しい」の一言が、バイク好き夫の秘密の隠れ家的なスペースの確保を後押ししてくれるかもしれません。
    • 全員の意見を満たす我が家をシミュレーションすれば、たとえばハリウッドの大富豪の御殿のようなイメージとなることでしょう。マイホームにはそれだけの夢が詰まっています。
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    支払い方法を検討する 家の購入代金の決済に際しては、いわゆる住宅ローンを組み、数十年単位で返済する支払い方法の選択が一般的です。一定規模以上の住宅販売業者あるいは注文住宅施工業者では、支払い方法などお金に関する相談に、専属の専門家が応える対応を実施しています。[1] 対面形式のこうした相談は質疑応答を通じ、相談者すなわち顧客の財政状況をヒアリングした専門家が、お薦めのプランを提案プラス助言する流れで行われます。事前に自分たちで現状を把握から、それを第三者に提示できる資料を持参することで、的外れとなることのない、より正確かつ最適なプランの見極めが期待できます。
    • すべてのお金に関する相談と同様、見栄を張って支払い能力を水増しするなどの虚偽のデータを伝えてしまった場合、最後に困窮するのは相談者自身です。ありのままを正確に伝えることで、より最適な支払い方法を模索する作業であることを正しく踏まえ、できるかぎり準備を整えたうえで臨みましょう。
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方法 2 の 3:
動き出す

  1. 1
    新鮮かつ信頼できる情報を収集する 家の購入に関する情報は、インターネット上に数多く配信されており、購入予定の方々にとっての便利な情報源として活用されています。すべての情報を100%鵜呑みにするのは危険であることを、多くの方々が頭では理解しつつも、自身の期待通りの内容であれば、ついつい飛びついてしまう傾向が否めません。売買契約締結に際しては定められた諸手続きが必要な、家(不動産)の購入に関する情報だからこそ、信ぴょう性と鮮度の双方が高い記事を冷静に参照する必要があります。とりわけ具体的な数値が明記された情報に関しては、それがいつ発信されたものか、発信者が明記されているかなどを、必ずチェックしましょう。サイトの画面構成が洗練されていて、一見する限り信頼できそうな印象でも、匿名で一個人が主観だけで綴った記事と推察できれば、参考程度に目を通す姿勢が賢明です。
    • 業者名を具体的に挙げて、経験者を名乗る投稿者が体験談や良し悪しなどを語る、いわゆる比較サイトに関しても同様です。エンドユーザー目線の貴重な情報源である一方、匿名を隠れ蓑に何らかの意図で、真実とは異なる投稿がなされている可能性が、残念ですがゼロとは言い切れません。
  2. 2
    購入者(施主)として必要な知識を確かめる 家を購入する際に用いられる、関連する基礎的な専門用語の意味を、この段階で予習しておきましょう。販売(施工)業者と話し合う際に、相手が声にした単語の意味がわからないまま話を進めてしまうと、後々のトラブルの種となりかねません。信頼できる業者の担当者は、お客さま目線でわかりやすい説明に努めてくれます。だからこそ実績のある住宅関連業者の公式サイトを閲覧から、理解できなかった関連用語をサイト内の補足説明やネット検索を通じ、あらかじめ確認しておきましょう。意思疎通がよりスムーズとなるだけでなく、事前の学習を通じて身についた関連知識を用いた、より満足できる家選びが期待できます。[2]
  3. 3
    建売住宅を知る 基本的に土地付きで完成した状態で販売される住宅が建売住宅で、主な特徴は次の通りです。
    • 内覧が可能で住み心地を体感することができます。
    • 購入から短期間での入居が可能です。
    • 理想をすべて満たす外観、間取り、内装の物件との出会いはまず不可能で、購入する側がある程度譲歩(妥協)する姿勢が求められます。
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    注文住宅を知る 購入した土地に自分たちの希望を形にする、オリジナルのマイホームを建築するのが注文住宅です。全国展開のハウスメーカーから、地域密着で独自のメリットを謳うハウスビルダーまで、さまざまな規模と形態の業者があり、主な特徴は次の通りです。
    • 家族が求めるライフスタイルによりマッチした間取り、内装、外観など、予算と照らし合わせながらの自由な設計に応えてもらえます。
    • 打合せ段階から竣工まで一定期間を要するため、入居までに時間を要する。
    • 業者ごとに発注システムやアフターフォローの内容が大きく異なるため、施主(客側)との相性や価値観のマッチングの見極めが必要です。
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    フットワークを使う 新居を購入する予定のエリアに、できる限り複数回実際に足を運び、現在の生活環境を実際に自身の目で確かめるリサーチが不可欠です。販売(施工)業者からは、近隣の公共施設や商業施設など、住み心地と利便性に関するデータが提示されますが、それらはあくまで書面もしくは画面上の資料です。スーパー、病院、学校、最寄り駅までの通勤通学ルート、駐輪場設備など、入居後に家族が利用するである各施設に足を運び、目視確認しておきましょう。また近未来に向けての都市開発計画などに関しても、販売(施工)業者に尋ねることで、各業者の地域密着度が推察できます。
    • 地域の開発計画に関する情報に関しては、ハウスメーカーよりも地域密着で長年着実に経営を続けているハウスビルダーの方が、より精通しているといわれています。後述する業者選択目的で訪問した際に、さりげなく尋ねてみるとよいでしょう。
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    ビジョンを明確にする この時点で建売もしくは注文住宅、いずれを購入するかを決定し、入居からその後の新生活のビジョンをより明確に見据えましょう。家族全員が納得する形で、理想とするマイホームのデザインや間取りをイメージできている状況であれば最高です。ここまで来ればいよいよ最終段階の、業者の選択から購入(発注)です。
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方法 3 の 3:
購入先(施工)業者を決める

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    希望に沿った建売住宅情報を募る インターネットや住宅情報を活用して、随時最新情報をチェックすると同時に、関連情報サイトに登録して、希望に沿った物件の情報がいち早く着信する環境も整えておきましょう。人気物件は争奪戦となるケースもめずらしくないため、ここでのポイントは少しでも早く商談権を押さえる初動です。数多くの情報配信サイトに無料登録することで、より多くの出物物件情報の受信が可能ですが、自身の処理能力を超える量が続々と舞い込む環境では、時に逆効果です。大量の着信状況を常に抱える状態ゆえに、肝心の理想的な情報を見落としてしまうなど、後々悔み切れないケアレスミスのリスクが懸念されます。情報源の供給元の選択に際しては、サイトの隅々にまで目を通し、より高品質なサービスが期待できるサイトを見極めましょう。
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    注文住宅の業者を絞り込む 先にも触れた通り、注文住宅を扱う業者は、全国展開のハウスメーカーと、地域密着スタイルでこだわりの家づくりに注力するハウスビルダーに大別できます。さらには住宅設計事務所が顧客の窓口となり、提携する業者に施工を発注するスタイルも少なくありません。すべてがこの限りではありませんが、それぞれには以下の共通する特徴がみられると言われています。また注文住宅発注に際しては、担当者との相性の見極めも非常に重要です。こちらの意向には耳を傾けてくれず、自社のメリットを一方的にアピールしてくるばかりで、言葉のキャッチボールができない場合には、見送る判断が賢明です。
    • ハウスメーカーは全国どの地域でも、見積金額からアフターフォローまで、均一のサービスの提示提供が基本です。設計に関しては、事前に準備された選択肢を組み合わせるシンプルなシステムが基本であるため、細部にこだわったマイホーム建築には不向きとも言われています。企業体力から倒産リスクが低いメリットが魅力です。
    • ハウスビルダーは地元の気候や風土を知り尽くしており、地元の天然素材にこだわった健康住宅など、細部にわたる希望に応えてくれるプラスアルファのメリットが魅力です。ただし企業体力面で倒産のリスクや、見積金額提示に際しての叩き台が存在しないなど、不明瞭な一面に不安を覚えるとの意見も見られます。
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    最終決定する 最終候補先に挙げた建売物件の販売業者、もしくは注文住宅施工業者に足を運び、内覧や担当者とのコミュニケーションを重ねる作業を通じ、最終決定を下します。十分に時間をかけて慎重に検討したいところですが、建売物件の場合早急な最終回答を求められるケースも見られます。多くの場合、より多くの購入希望者と公平に商談する意図での対応であり、一概に売り急ぎとは限りません。迷惑にならないよう、指定された期限内に明確な最終回答を伝えましょう。注文住宅の場合は、いよいよここからが家づくりの本番です。
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ポイント

  • 家を買うための最初の1歩は、新居で暮らす予定の家族全員での話し合いからスタートしましょう。
  • 常に信頼できる最新情報を募り、新居購入に際して必要な正しい知識を増やしましょう。
  • 戸建て住宅は建売住宅と注文住宅に、注文住宅を専門に扱う業者は、ハウスメーカーと地域密着スタイルのハウスビルダーに、それぞれ大別できます。
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