家庭で熱を下げる方法

共同執筆者 Laura Marusinec, MD

この記事には:家庭環境を調整する食生活を変えるハーブ療法50 出典

発熱(熱病とも言う)は、感染症を引き起こす細菌やウイルスに対抗する身体の自然な反応です。有害な細菌やウイルスは人体の通常の体温(37℃)で生存できますが、体温が上がると細菌やウイルスの働きが弱まり、繁殖能力が著しく低下します。[1][2][3]また、発熱は有害物質を燃焼し、免疫機能を刺激します。 人体は自然治癒の目的でまず体温を上げようとするため、身体が弱って感染症に対応できない、身体が受け付けないほど体温が上がる、極めて不快な症状を伴う、といった状況でない限り、熱を下げるべきではありません。たいていの発熱は家庭での治療が可能ですが、唇、舌、爪が青くなるほどの重篤な脱水症状、ひどい頭痛、幻覚症状や歩行困難、呼吸困難、ひきつけ等の症状を伴う場合は直ちに救急車を呼びましょう。[4][5]

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家庭環境を調整する

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    水をたくさん飲む 目安として、2時間ごとに最低約200mlの水を飲みましょう。発熱を伴う風邪やインフルエンザを患っている時には、発汗やくしゃみのせいで体内の水分が急速に奪われて脱水症状を起こすことがあります。脱水は体温が上がる原因になり、しばしば頭痛やめまい、筋肉のけいれん、低血圧、ひきつけ等を引き起こします。[6]
    • 平均的な成人の水の一日の推奨摂取量は2リットルです。[7] カフェインを含む飲料の適度な摂取はかまいませんが、それだけが水分摂取源にならないように注意しましょう。一日の水分摂取の大半は水で補いましょう。[8]
    • スポーツドリンクは水分補給源になりますが、慎重に摂取しましょう。スポーツ飲料は電解質を含んでいるとはいえ、たいていは必要以上に濃縮された電解質です。スポーツドリンクは同量の水で薄めて飲むとよいでしょう。
    • 自家製の経口補水液を作りましょう。経口補水液は市販品を購入するまでもなく、家庭で簡単に作れます。
    • 幼児の発熱時には市販の幼児用イオン飲料の使用を考慮しましょう。こうしたイオン飲料は幼児の体の大きさに合わせて成分が調整されています。[9]
    • 子供の水分補給は、乳児の場合で1時間に最低30ml、幼児は1時間に60ml、それ以上の児童は1時間に90mlを目安にしましょう。[10]
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    着心地のよい服を着る 発熱時には、ゆったりとした着心地のよい服を着用すると、身体がリラックスし、衣服の通気性がよくなって涼しく過ごすことができます。厚着や、熱を溜めて解熱を妨げる毛布などの使用は避けましょう。薄い衣服1枚を着用し、就寝時には薄手の毛布やシーツを使うだけで十分です。[11]
    • 綿、竹布、絹などの天然繊維はアクリルやポリエステルのような化学繊維よりも通気性がよいのが特徴です。
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    室温を下げる 高温は発熱を助長し、過剰な発汗による脱水症状を引き起こす原因になります。適切な室温は22-25℃です。[12] 室温が高くむっとする部屋では扇風機が役立つかもしれません。
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    十分な休息をとる 十分な休息は身体の免疫機能を高め、回復を早めます。発熱時には動き回らずに、可能ならば仕事を休んで、通常より多くの睡眠を確保しましょう。
    • 睡眠不足は免疫機能の働きを弱め、ストレスホルモンの分泌を促し、慢性疾患にかかるリスクを高めて、寿命を縮めるという研究結果があります。
    • 睡眠スケジュールの作成方法については、 よく眠れる方法をご覧ください。
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    解熱剤を服用する きわめて高い熱が出た場合や不快感を伴う発熱の場合は解熱剤を服用してもよいでしょう。アセトアミノフェンやイブプロフェン、アスピリン等のいくつかの薬には解熱作用があります。こうした市販薬を使用上の注意にしたがって服用し、熱を下げましょう。
    • 服用量をしっかりと確かめましょう。解熱目的の服用は最小量で十分です。
    • 18歳以下の未成年は、医師の判断なしにアスピリンを服用してはいけません。小児のアスピリンの服用は、脳や肝臓が肥大するライ症候群の発症との関連が認められています。[13]
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    温かいシャワーを浴びる シャワーや入浴で5-10分ほど体を温めると、体の熱を下げるための発汗が促され、筋肉痛や風邪による鼻詰まりの緩和にも役立ちます。[14] ただし、お湯の熱さに注意しましょう。お湯の温度が高すぎると、深部温度が上がり、発熱が長引くことになりかねません。[15]
    • 体を清潔に保つことで、ウイルスや細菌感染のリスクも低下します。
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    体を拭く 入浴施設がない、または入浴意欲がないといった場合には、蒸しタオルを使いましょう。ハンドタオル等をぬるま湯に浸して、額やわきの下をやさしく拭きます。こうすると、体を冷やす発汗の促進、血行の改善、風邪やインフルエンザによる鼻づまりの解消が期待できます。[16]
    • 冷水や氷嚢を使ったり冷水シャワーを浴びると、体が震え出して深部温度が上昇するために、発熱を助長してしまいます。[17]
    • 温めたタオルは怪我や炎症のある部位に当ててはいけません。出血を引き起こし、炎症が悪化するかもしれません。
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    鼻づまりを解消する 発熱の原因が風邪やインフルエンザである場合は、呼吸を楽にするために鼻の通りをよくしておくことが大切です。呼吸がしづらいと、熱が上がることがあります。鼻はそっとかみましょう。鼻に強い圧力をかけると、風邪だけでなく、耳痛にまで悩まされることになりかねません。鼻は必要な時にだけやさしくかみましょう。[18]
    • 鼻をかむときは、指で片方の鼻を上から押さえて、もう一方の鼻をティッシュにそっとかむようにと、専門家は勧めています。[19]小さいお子さんが風邪をひいたら、鼻を正しくかめるように、手助けしてあげましょう。
    • 鼻をかんだらその都度手を洗い、細菌やウイルスの感染を防ぎましょう。
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    外に出ない 外出先で熱が出たというのでなければ、空気が乾燥していて気温の変化が少ない室内で、温かくして休んでいるのが賢明です。発熱時にどうしても屋外に出なければならない場合は、なるべく動かないようにして、日陰で過ごしましょう。[20]
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    禁煙する 喫煙は、肺がんやその他の呼吸器疾患にかかるリスクを高めるだけでなく、身体の免疫機能の働きを弱めます。[21] そのため、たばこを吸うと、身体が細菌やウイルスに対抗しようとして体温を上げます。たばこの煙やニコチン、その他のたばこ製品との接触を避けるのが最善策です。
    • 子供(特に乳児)の受動喫煙に注意しましょう。子供の発熱時には特に気をつける必要があります。
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    カフェイン摂取量を減らす 発熱時のカフェイン摂取はよくありません。カフェインの過剰摂取は発熱、頭痛、不眠、下痢、イライラ、めまいなどの原因になります。カフェインには水分を排出する作用もあり、過剰に摂取すると脱水症状を起こすことがあります。[22]発熱時にはカフェイン摂取をやめるか、摂取量を100㎎ までに抑えましょう。
    • 1カップのコーヒーは133㎎のカフェインを含んでいます。1カップの紅茶のカフェイン量は53㎎です。糖分を多く含む炭酸飲料やエナジードリンク、スポーツドリンクなどは、発熱時に吐き気や嘔吐を誘発することがあるため、飲まないようにしましょう。
    • 深刻なカフェイン中毒症は吐き気、嘔吐、胸部の痛み、幻覚、呼吸困難、ひきつけを引き起こす可能性があります。[23]
    • 発熱が治まるまでは、カフェインのサプリメントを摂取してはいけません。
    • 小児と乳児は通常でもカフェインを摂取するべきではありません。
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    アルコールを摂取しない 発熱時には、その重症度に関わらず、ビール、ワイン、その他のアルコール飲料を飲むのはやめましょう。アルコールは免疫機能を弱め、必然的に体の回復を遅らせます。[24]
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    消毒用アルコールを使わない 発熱時に消毒用アルコールを体に塗ると、冷たさで体が震えますが、それが原因で体の深部体温が上昇する結果になります。[25]
    • また、皮膚が消毒用アルコールを吸収します。幼児(特に乳児)にとって、これはアルコール中毒症のリスクを高めます。[26]
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    医師の診察を受ける 発熱の多くは家庭での治療が可能ですが、専門家に治療を任せたほうがよい場合もあります。
      • 39.5-40.5℃の熱があり、市販薬(イブプロフェンやアスピリンなど)を服用しても熱が下がらない場合や[27]、発熱の度合いに関わらず熱が72時間以上下がらない場合は、直ちに医師の診察を受けましょう。その他に医師の診察が必要な発熱時の症状は以下の通りです。[28][29]
    • 3か月未満の乳児の発熱
    • 2歳以下の幼児の高熱、あるいは48時間以上続く発熱
    • 直近での旅行、手術、予防接種 のいずれかの経験がある、または既知のアレルゲンや有害物質との接触経験がある
    • 糖尿病、貧血、嚢胞性線維症、何らかの心臓・肺疾患を患っている
    • 軽度から中度の発熱が頻繁にある
    • 原因のわからない発疹やあざが現れる
    • 排尿時に痛みがある
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    発熱とその他の体温を上げる活動を区別する 身体活動、気分の変化、ホルモンバランスの乱れ、不規則な食事または過食、きつい服や重い服の着用、薬の服用、熱源への接近はすべて体温を上げる原因になります。熱中症の疑いがある時には直ちに救急連絡先に電話をかけて医療処置を受けましょう。熱中症はひきつけや心臓発作につながる恐れがあります。
    • 熱中症にかかったときにも体温が上がりますが、これは通常の発熱とは異なる処置を必要とします。
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    子供を小児科医のところに連れていくべきかどうかを判断する 子供の場合は、大人が医師の診察を必要とする体温より低くても、医師に相談したほうがよいかもしれません。解熱剤を子供に与える前に、必ず医師の指示を仰ぎましょう。また、以下の項目が当てはまる場合は、子供に治療を受けさせましょう。[30][31]
    • 3か月未満の乳児で、直腸温度が38℃以上ある
    • 3か月以上12か月未満の乳児で、39℃以上の熱がある
    • 2歳以上の幼児で、発熱が48時間以上続いている
    • 機敏さに欠ける、起こそうとしても目覚めない、1週間以上にわたり熱が上がったり下がったりしている(微熱や、発熱を繰り返すなど)
    • 泣いても涙がでない、泣き止まない
    • おむつが濡れない、8時間以上排尿がない
    • のどの痛み、耳の痛み、下痢、吐き気、嘔吐、咳などの治療が必要な病気の症状を示す

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食生活を変える

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    炎症を起こしやすい食品を避ける 発熱は身体が有害物質から自らを守るために起こる炎症の一種です。炎症を起こしやすい食品は発熱の悪化や長期化を招きます。また、こうした食品は消化不良や膨満感を引き起こし、結果的に不快感を助長します。こうした食品は、特に熱のある時には、できるだけ食べないようにしましょう。[32]
    • 精製炭水化物(白いパン、菓子パン、ドーナツなど)
    • 揚げ物
    • 加糖飲料(炭酸飲料、エナジードリンクなど)
    • 赤身肉(仔牛、牛ステーキ肉など)、加工肉(ソーセージ、ハムなど)
    • マーガリン、ショートニング、ラード
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    抗炎症食品を食べる 炎症を引き起こしやすい食品がある一方で、炎症を抑える食品もあります。ただし、一定の食品を摂取した後に吐き気や消化不良、嘔吐を引き起こした経験がある場合は、熱が下がるまでその食品は口にしないほうがよいでしょう。ノンオイルドレッシングを使ったサラダやナッツ類、雑穀類のような酸性度の低い食品のほうが体に吸収されやすく、発熱時の食事に向いています。以下の食品には抗炎症効果があります。[33]
    • 果物(いちご、さくらんぼ、オレンジなど)
    • ナッツ類(アーモンド、くるみなど)
    • 抗酸化物質を多く含む緑の葉物野菜(ホウレンソウ、ケールなど)
    • 脂の乗った魚 (鮭、さば、いわしなど)
    • 雑穀類(玄米、キヌア、オーツ麦、キビ、亜麻の実など)
    • オリーブオイル、キャノラオイル
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    ビタミンCを摂取する ビタミンCは重要な天然抗酸化物質で、免疫機能の向上、血糖値の調整、細胞の成長と修復の活性化、様々な慢性疾患のリスク低減に貢献します。ビタミンC欠乏症は稀ですが、発症すると免疫機能に大きな影響を与えます。発熱時にビタミンCをきちんと摂取すると、熱が早く下がります。ビタミンCを栄養補助剤(サプリメント)から摂る場合は一日の推奨量500㎎を2回か3回に分けて摂取しましょう。喫煙はビタミンCを壊すため、喫煙者はさらに35㎎の増加を図りましょう。また、毎日の食事にビタミンCを豊富に含む食品を取り入れるとよいでしょう。以下の食品にはビタミンCが多く含まれています。[34]
    • ピーマン(赤、緑)
    • 柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ、みかん、ライム、柑橘類の濃縮還元ではない100%ジュース)
    • ホウレンソウ、ブロッコリ、芽キャベツ
    • いちご、ラズベリー
    • トマト
    • マンゴー、パパイヤ、赤肉メロン
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    マグネシウムを摂る マグネシウムはエネルギー生成を含む様々な身体機能に必要な栄養成分です。また、マグネシウムは不安、ストレス、慢性疲労、胸の痛みの緩和に役立ち、健康的な血圧、コレステロール値、血糖値を保つ働きを持ちます。[35] マグネシウムが欠乏すると、免疫機能が弱まり、様々な健康問題を引き起こします。
    • マグネシウムの天然摂取源には、サケ、サバ、カレイ、マグロ、ダークチョコレート、緑の葉物野菜、ナッツ類、種子類、玄米、レンズ豆、大豆、黒インゲン豆、ひよこ豆、アボカド、バナナなどがあります。  [36]
    • カルシウムはサプリメントのマグネシウムの吸収を抑制するため、重炭酸マグネシウムや酸化マグネシウムといった吸収されやすいマグネシウムを摂取したほうがよいでしょう。100㎎のマグネシウム錠剤を1日に2-3回摂取することが推奨されています。成人の1日当たりのマグネシウム推奨摂取量は280-350㎎です。
    • マグネシウムの過剰摂取には副作用があり、カルシウムの吸収を妨げます。過剰摂取には十分に注意し、個人に合った摂取量をかかりつけの医師に尋ねましょう。
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    自家製スープを試す スープのような温かい液体の摂取は身体の深部温度を下げ、身体に水分を補給し、熱を下げて体を冷やすための発汗を促します。[37] スープの汁には油を使わず、小麦粉や穀物などを加えるのもやめましょう。
    • ジャガイモのスライス450g、みじん切りのニンジン200g、ネギのみじん切り100g、レタス、ホウレンソウ、紫キャベツなどの葉物野菜、水2リットルを鍋に入れます。
    • 鍋を中火で1時間 火にかけた後、スープを濾してマグカップかお椀に注ぎます。食塩は高血圧症でない人用だけに加えます。
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    子供には刺激の少ない健康的な食事を与える 刺激の少ない食事には、食感が柔らかく、辛さを抑え、食物繊維を多く含まない消化の良い食品を取り入れます。[38][39] 以下の食品は優れた選択肢です。[40]
    • パン、クラッカー、パスタ(すべて精製小麦から作られたもの)
    • 精製穀物の温かいシリアル(オートミール、小麦粥)
    • 適量ならば果汁100%ジュースを飲ませても構いませんが、多量に与えてはいけません。果汁に含まれるクエン酸が胃酸の逆流を招き、嘔吐につながります。果汁は同量の水で薄めます。自家製ジュースを作る時には、必ず熟した果物や野菜を使いましょう。また、市販品は、砂糖が加えられたものではなく、果汁100%ジュースであることを確認します。嘔吐している子供には果汁を与えてはいけません。[41]
    • 普段から牛乳を飲みつけている子供には、嘔吐の症状が見られなければ、牛乳を与えてもよいでしょう。
    • 乳児には、熱が下がるまで、栄養飲料、母乳、電解質を含む市販の飲料だけを与えます。固形食は乳児の消化器官に過剰な負担をかける可能性があります。[42]

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ハーブ療法

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    ハーブティーを飲む ハーブティーは抗酸化および抗炎症作用を持つ物質を多く含み、リラックス効果、緩やかな消化、胃食道逆流の緩和、発熱による充血の軽減を促します。ハーブティーの中には効果が表れるまでに2-3時間かかるものもあります。発熱の症状を和らげるハーブティーには以下のものがあります。
    • カモミールティーは不眠、不安、炎症、胸やけ、風邪による胸詰まり、のどの痛みなどの症状緩和に役立ちます。[43] カモミールの乾燥花2-3gをお湯に浸して5分ほど置き、茶こしなどで漉して飲みましょう。子供にカモミールティーを与えても差支えないかどうかは医師に相談します。
    • ペパーミントティーには、風邪やインフルエンザによる充血を緩和する作用があり、主成分のメントールが体の熱を下げます。[44] 1カップのお湯にペパーミントの葉小さじ¼を3-5分浸し、茶こしなどで漉してから甘味料を加えずに飲みます。一日に1-2回ペパーミントティーを飲むと、軽度の発熱に効きます。中度から重度(39-40.5℃)の発熱がある時にペパーミントティーを飲むと、吐き気を催すことがあります。また、乳児や小児に与えてはいけません。
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    ライスウォーター(米の煮汁)を飲む 下痢や消化不良を伴う発熱はライスウォーターで緩和するとよいでしょう。[45] ライスウォーターは大さじ2杯半の米を1リットルの水で30分ほど煮て作ります。それを濾した液体を飲みましょう。
    • 2歳以上の小児ならば、発熱時にライスウォーターを飲ませても構いません。
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    カイエンペッパーを使う 辛い食べ物を好む人は、カイエンペッパー半個をみじん切りにしたものや小さじ1-2杯の粉末カイエンペッパーをスープに加えましょう。カイエンペッパーはカプサイシンという抗ウイルス、抗酸化、抗炎症作用を持つ成分を含んでいて、病気の回復を促します。[46] また、カイエンペッパーは発汗を促し、体の熱を冷まします。
    • ラテックス(天然ゴムに含まれる成分)やバナナ、キウィ、栗、アボカドにアレルギーがある人はカイエンペッパーにもアレルギー反応を起こすかもしれません。
    • 胃逆流や低血糖の症状がある(または抗凝血剤を服用している)人はカプサイシンを摂取するべきではありません。
    • 体調を崩した児童は刺激の少ない食品を欲しがり、そうした食品を食べても問題はありません。そのため、このカプサイシンの項目は小児や乳児には該当しません。
  4. 4
    生姜を食べる 生姜には不安、吐き気、嘔吐、高血圧、発熱に伴う消化不良を抑える働きがあります。[47]生姜エキスはカプセル錠やオイルの形態でも健康食品店などで販売されています。生姜は効能が強いため、一日の推奨摂取量は、食事からの摂取を含めて、4gに限られています。
    • 妊娠中の女性は1日に1g以上の生姜を摂取するべきではありません。
    • 生姜は乳児や2歳未満の幼児に与えてはいけません。子供用の適切な摂取量については、かかりつけの医師に尋ねましょう。
    • 出血障害を持つ患者や、アスピリンなどの抗凝血剤 を服用している人は生姜を摂取してはいけません。
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    レモンバームを使う レモンバームには抗ウイルスおよび抗炎症作用を持つタンニンという成分が含まれています。レモンバームは不眠症と不安症を緩和し、消化を助けて熱を下げます。[48][49]レモンバームはサプリメント錠剤や外用クリーム、チンキ、ハーブティーといった形態で健康食品店やハーブ専門店などで販売されています。
    • レモンバームエキスを含むサプリメントの1回の推奨摂取量は1回300-500㎎で、一日に3回まで摂取できます。
    • レモンバームティーを作るには、乾燥レモンバーム小さじ1/4を1カップのお湯に3-5分浸します。茶こしなどで濾して、甘味料を加えずに飲みましょう。
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    レモングラスオイルを使う レモングラスには、解熱を促す抗ウイルス、抗菌、抗炎症作用があることが実証されています。[50]レモングラスオイルはアロマセラピーで用いられ、風邪やインフルエンザによる充血を緩和し、感染症と闘う手助けをします。
    • エッセンシャルオイル5滴を15mlのキャリアオイルで薄めます。次に、オイルを額や首の後ろにつけて3-5分ほどマッサージをします。最後に蒸しタオルでオイルを拭き取ります。
    • 小児や乳児にはレモングラスオイルを使用するべきではありません。

注意事項

  • 熱が40℃を超える場合には医師の診察を受けましょう。
  • 発熱時には運動をしてはいけません。
  • 通常は、41℃以上の発熱でなければ、危険が伴うことはなく、発熱が原因で脳に損傷を負うこともありません。

出典

  1. http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/fever.html
  2. http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/fever/basics/definition/con-20019229
  3. http://umm.edu/health/medical/ency/articles/fever
  4. http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/fever/basics/definition/con-20019229
  5. http://umm.edu/health/medical/ency/articles/fever
  6. http://umm.edu/health/medical/ency/articles/dehydration
  7. http://www.mayoclinic.org/healthy-lifestyle/nutrition-and-healthy-eating/in-depth/water/art-20044256
  8. http://www.mayoclinic.org/healthy-lifestyle/nutrition-and-healthy-eating/expert-answers/caffeinated-drinks/faq-20057965
  9. http://www.aafp.org/afp/2009/1001/p692.html
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記事の情報

この記事はLaura Marusinec, MDが共著しています。 マルシネック医師はウィスコンシン在住の小児科医です。1995年にウィスコンシン医科大学医学部から医学博士号を授与されています。

カテゴリ: 全般的健康

他言語版:

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