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コテなど熱を利用するスタイリング器具を使わずに髪にウェーブをつけることができます。寝る前に湿らせた髪を様々な方法でスタイリングする簡単な手法です。寝ている間に髪にウェーブをつける方法をいくつか紹介しましょう。ただし、この方法でウェーブがうまくつかない場合はスタイリング剤で整える必要があり、ウェーブが長持ちしないこともあります。

方法 1
方法 1 の 4:

ヘアバンドを使う

  1. 1
    濡れ髪ではなく少し湿った状態の髪をスタイリングします。髪が濡れていると朝までに乾かないので、これは重要なポイントです。水をかけて髪を軽く湿らる程度にしておきましょう。
    • ムース、ライトタイプのジェル、スタイリング剤などを少量つけると、ウェーブが長持ちします。
  2. 2
    絡んだ髪をほぐし好みの分け目に整えます。ヘアバンドをつけてから分け目を変えることはできません。後で分け目を変えるとウェーブが乱れてしまうので、この時点で分け目を整えておきましょう。
  3. 3
    伸縮性のある細いヘアバンドを髪の上から頭につけます。幅が2.5cm以下のヘアバンドを使いましょう。幅広のヘアバンドは内側に折り込んで使います。ゴムを頭に巻き付け、端を結んでヘアバンドの代わりに使うこともできます。
  4. 4
    前髪を少し取り分けます。1度に取り分ける髪の量は指数本分くらいが目安です。
  5. 5
    取り分けた髪を外側にねじりヘアバンドに挟み込みます。取った髪を持ち上げて上からヘアバンドに通しましょう。通した髪を前方へ軽く押して詰め、より多くの髪を通せるようにヘアバンドにスペースを残します。
  6. 6
    さらに髪を取り分けてヘアバンドに通した髪に足します。ヘアバンドに髪を通すたびに新しく髪を足します。フレンチブレイドを作るのと同じ要領で取り分けた髪を足していきましょう。
  7. 7
    髪を足して太くなった髪の束をヘアバンドに巻き付けます。ヘアバンドの下にしっかり通し、比較的緩く巻きましょう。きつく巻くとウェーブではなくカールになってしまいます。
  8. 8
    後頭部まで続けて巻いていきます。取り分けた髪を足しながらヘアバンドに巻き、後頭部まで続けます。後頭部に達したら一旦終わります。この時点で髪の半分がヘアバンドに巻けた状態です。
  9. 9
    次に反対側の髪を巻き付けます。同じ要領で反対側の髪を取り分けヘアバンドに巻きていき、後頭部まで続けます。最後に残った長い髪の束は次の手順で処理します。
  10. 10
    残った髪をねじって紐状にします。後頭部に残った髪をくるくるねじって1本の紐を作ります。ヘアバンドに隙間があればその髪を巻き付けましょう。ヘアバンドに付けられない場合は、お団子にまとめてヘアピンで後頭部に固定します。
    • ヘアバンドからはみ出した髪や緩んだ髪をヘアバンドに挟みましょう。
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    必要に応じてヘアバンドを調整します。ヘアバンドがきつすぎると翌朝額に跡がついてしまいます。ヘアバンドを額の生え際まで滑らせて、きつくならないように調整しましょう。
  12. 12
    翌朝ヘアバンドを外して髪を整えます。まずヘアピンを取り除き、ヘアバンドをそっと持ち上げて髪を外します。簡単に外れなければ巻き付けた髪を少しずつほどきましょう。強く引っ張るとウェーブが取れてしまうので注意します。ヘアピンとヘアバンドを外したら、手ぐしでウェーブをふんわり整えます。
    • ヘアスプレーやスタイリング剤を使うとウェーブが長持ちします。
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方法 2
方法 2 の 4:

ソックバンを使う

  1. 1
    使わなくなった靴下を用意します。伸縮性のある靴下を使いましょう。伸びてしまった靴下では髪をしっかり固定できません。靴下を切るので、使う必要のない清潔な靴下を利用します。
  2. 2
    靴下のつま先部分をハサミで切り落とします。両端が開いた筒状になります。
  3. 3
    靴下を巻いて輪を作ります。切った部分を内側に2㎝ほど折り込みそのまま端まで巻いていきます。靴下で輪ができました。
  4. 4
    頭の高い位置で髪をポニーテールにまとめます。頭頂部でポニーテールを作りヘアゴムで結びます。
    • 頭頂部でポニーテールを作るには、お辞儀をするように腰を折り、頭を下げて髪を逆立てます。逆立った髪をまとめてポニーテールを作り、ヘアゴムで結んでから起き上がりましょう。
  5. 5
    ポニーテールに水をスプレーして軽く湿った状態に整えます。髪を濡らしすぎると朝までに乾かないので気を付けましょう。[1] 後頭部の髪を湿らせる必要はありません。
    • ムース、ライトタイプのジェル、スタイリングクリームなどを少量つけると、翌日ウェーブが長持ちします。
  6. 6
    靴下にポニーテールを通します。靴下の輪をポニーテールの根元近くまで持っていきます。根元と靴下の間に少し隙間を残しておきましょう。
    • 後で毛先を靴下の輪に巻き込むために隙間を残しておきます。
  7. 7
    毛先を靴下の周りにまんべんなく挟み込みます。靴下に通したポニーテールの毛先を少しずつ靴下の輪に挟み込みます。花が開いたような形に仕上がります。取り分けた毛先は輪の上を通して下へ挟み込みます。
    • 毛先をまんべんなく広げて挟むと、ウェーブが均等につきます。
    • 毛先をすべて靴下の輪に挟みましょう。
    • 髪が非常に長い場合は、靴下の位置を少しずらすと毛先を巻き付けやすくなります。
  8. 8
    髪を靴下に巻き込みます。両手で靴下を押さえながらポニーテールの根元に向かって髪を巻き込んでいきます。靴下を外側に巻いていくと通した髪が輪の周囲に巻き付きます。指で髪を整えながら巻いていきましょう。
  9. 9
    ポニーテールの根元まで巻きます。頭頂部、ポニーテールの根元まで髪を巻き込みながら靴下を巻きます。ポニーテールをまっすぐ保ちながら巻くと髪が緩みません。
    • このお団子をヘアピンで固定する必要はありません。靴下の伸縮性だけで髪を固定することができます。
    • お団子の上から別の靴下やシュシュを巻くと、寝ている間に崩れにくいでしょう。別の靴下を使う場合は、外れないようにお団子全体を包みましょう。
  10. 10
    翌朝お団子をほどいて髪を整えます。翌朝髪を丁寧にほどいて靴下を外します。ウェーブが伸びてしまうので無理に引っ張るのはやめましょう。ヘアゴムを外し髪を自然におろします。
    • 思ったようにウェーブがつかなかった場合はスタイリング剤で整えます。ムース、ジェル、クリームなどのスタイリング剤をつけて、髪をくしゃっと軽くにぎるとウェーブが増します。
    • 逆にウェーブが強すぎた場合は、手ぐしや軽いブラッシングでウェーブを緩めるとふんわり仕上がります。
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方法 3
方法 3 の 4:

髪をねじる

  1. 1
    湿らせた髪にスタイリング剤をつけます。髪が湿っていると整えやすいうえウェーブが長持ちします。乾いた髪に水をかけて湿らせましょう。ただし、濡らしすぎると朝まで乾かずウェーブがつかないので注意します。
    • ムース、ライトタイプのジェル、スタイリングクリームなどをつけるとウェーブが長持ちします。[2]
  2. 2
    普段の分け目で髪を分けます。普段の分け目で髪を左右に分けましょう。片方ずつねじるのでどちらか1方は邪魔にならないようにヘアゴムで結んでおきます。
    • 必ずしも髪を真ん中から分ける必要はなく、左右どちらかに分けてもかまいません。
  3. 3
    左右に分けた髪の1方を取り外側にねじります。[3] 毛先までねじり続け髪の束を紐状にします。
  4. 4
    ねじった髪を頭に固定します。ねじった髪の毛先を細いヘアゴムで結び、ヘアバンドのように頭に沿って上に持ち上げます。前頭部に毛先を持っていきヘアピンで固定します。ヘアピンを適宜使ってねじった髪を頭に沿って止めます。ヘアピンを十字に刺すとしっかり止めることができます。
    • ねじった髪をうなじで1~2個のお団子にまとめる方法もあります。髪の量が多く重い場合はこちらの方法が簡単でしょう。
  5. 5
    もう1方の髪も同じ要領でまとめます。まず、邪魔にならないように結んでおいたヘアゴムを外しましょう。その後、髪を外側にねじり頭に沿って上に持ち上げ、ヘアピンで止めて固定します。ねじった左右の毛先を前頭部で重ねず前後に固定しましょう。
  6. 6
    必要に応じてヘアピンを多く使います。髪の量が多く重い場合はしっかり固定できるようにヘアピンをたくさん使いましょう。左右の側頭部に各2~3本ずつヘアピンを使ってねじった髪を止めましょう。毛先の部分はこれ以上ヘアピンを使う必要はありません。
  7. 7
    翌朝起きたら髪をほどきます。ヘアピンをすべて外して髪をほどきましょう。指でねじった髪をほぐしウェーブを整えます。必要に応じてヘアスプレーやスタイリングクリームをつけるとウェーブが長持ちします。
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方法 4
方法 4 の 4:

小さなお団子を作る

  1. 1
    湿らせた髪にスタイリング剤をつけます。髪が濡れていると朝までに乾かないので、軽く湿らせる程度に抑えます。ムース、ライトタイプのジェル、スタイリングクリームを少量つけるとウェーブが長持ちします。
  2. 2
    髪を少なくとも3つに分けそれぞれヘアゴムで結びます。まず、髪を上下に分けそれぞれ結びましょう。次に分けた下の髪をさらに左右2つに分けヘアゴムで結びます。邪魔にならないように一旦ヘアゴムで結び後で外します。
    • 必要に応じて髪をさらに細かく分けます。上の髪を2つに分け、下の髪を2つに分けてもかまいません。細かく髪を分けるとウェーブが強くつきます。[4]
    専門家情報
    Bianca Cox

    Bianca Cox

    ヘアスタイリスト
    ビアンカ・コックスはヘアスタイリスト、および認定美容師です。ヘアサロン「The Hair Throne」の経営者で、ヘアサロン「Bianchi Salon」の共同経営者でもあります。いずれも現代的、個性的、そして芸術的なスタイリングと一流のサービスを誇るサロンです。The Hair ThroneのInstagramアカウント@hairthrone、ビアンカ・コックスの個人アカウント@biancajcoxにスタイリング作品を投稿しています。
    Bianca Cox
    Bianca Cox
    ヘアスタイリスト

    専門家からも一言:熱を使わずにひと晩かけて髪にウェーブをかけたいなら、就寝前に2つに分けて三編みをする方法や、いくつかに分けてお団子にまとめる方法もあります。朝起きて髪を解くと、緩やかなウェーブがかかっているでしょう。

  3. 3
    上で結んだヘアゴムを外し髪をねじります。毛先まできつくねじりましょう。
  4. 4
    ねじった髪をお団子にまとめてヘアピンで止めます。髪をねじりお団子にまとめましょう。髪をねじっていくと自然に小さなお団子なります。ヘアピンで止めお団子全体をヘアゴムで固定します。
  5. 5
    下で2つに分けた髪も同じ要領でまとめます。片方ずつお団子を作りましょう。ヘアゴムを外し髪をねじってお団子にまとめます。ヘアピンで止めて残りの髪も同じようにお団子にまとめましょう。
  6. 6
    翌朝お団子をほどきます。お団子のまま寝て、起きてからヘアピンとヘアゴムを外します。丁寧にお団子をほどきねじった髪をほぐします。手ぐしで自然なウェーブに整えましょう。
    • 必要に応じてジェル、ムース、ヘアスプレーを少量使うとウェーブが長持ちします。
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ポイント

  • 髪をねじったり結んだりする前にスタイリング剤をつけると、翌日ウェーブが長持ちします。
  • 時間をかけずに準備するには、髪を左右2つに分けてそれぞれ3つ編みしてウェーブをつけましょう。髪を湿らせてから3つ編みします。[5]
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注意事項

  • 髪質によってはウェーブがつきにくいことがあります。カールやウェーブが落ちやすい髪質は、この方法で作ったウェーブが長くもたないことがあります。
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必要なもの

ソックバンを使う[6]

  • ハイソックス
  • ハサミ
  • ヘアゴム
  • スプレーボトル

ヘアバンドを使う

  • スプレーボトル
  • 伸縮性のあるヘアバンド
  • ヘアピン

髪をねじる、お団子にまとめる

  • スプレーボトル
  • ヘアゴム
  • ヘアピン

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Bianca Cox
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ヘアスタイリスト
この記事の共著者 : Bianca Cox. ビアンカ・コックスはヘアスタイリスト、および認定美容師です。ヘアサロン「The Hair Throne」の経営者で、ヘアサロン「Bianchi Salon」の共同経営者でもあります。いずれも現代的、個性的、そして芸術的なスタイリングと一流のサービスを誇るサロンです。The Hair ThroneのInstagramアカウント@hairthrone、ビアンカ・コックスの個人アカウント@biancajcoxにスタイリング作品を投稿しています。 この記事は14,435回アクセスされました。
カテゴリ: 髪とネイル
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