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バストのサイズが気に入らなくても、自分の体に満足するためにホルモン剤を試したり、豊胸手術をする必要はありません。小さなバストを大きく見せることにかけては、正しいブラジャーや衣類のアイテムが大きな違いを生み出します。それでも不満な場合は、筋力を強化したり、姿勢を矯正するエクササイズをしてバストに盛り上がりを加えましょう。何をしても変化がないなら、メイクやコントアリングを使ってバストに立体感をもたせ、大きく見せる方法を試してみましょう。

方法 1
方法 1 の 4:

正しいブラジャーを選ぶ

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    バストのサイズを測って体に合ったサイズのブラジャーを選ぶ ぴったりフィットしたブラジャーは体に合わないものに比べ、バストを大きく見せます。はじめにアンダーバストの真下を肋骨に沿って測り、バンドの長さを調べます。そのあとトップバスト(胸のふくらみが一番高い部分)の長さを測り、バストのサイズを割りだします。[1]
    • カップのサイズはトップバストからアンダーバストを引いた数で決まります。国別のブラジャーのサイズチャートを参考にしましょう。
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    普段はコントアーブラではなくソフトシームブラを着用する コントアーブラ(カップがしっかりとしていて着用しても形が変わらないブラジャー)をつけると バストがカップの底部分に固定され、その結果小さく見えてしまいます。シームブラ(カップに継ぎ目や縫い目のあるブラジャー)をつけて、バストに自然な形や大きさを与えましょう。[2]
    • コントアーブラは体につけていない時でも形を崩しません。一方シームブラは柔軟性のある生地で出来ているので、 つけている人のバストに合った形を作り出します。
    • コントアーブラをつける場合は正しいサイズのものを選び、バストのサイズを小さく抑えないようにしましょう。
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    アンダーワイヤーブラをつけて大きく見栄えのよい形を作り出す アンダーワイヤーブラはバストをわずかにリフトアップして、サイズを大きく見せます。この種類のブラジャーはつけ心地の良さをサポートし、バストに自然な形を与えます。アンダーワイヤーブラにはハーフカップブラ、ストラップレスブラ、ロープランジブラ(センター部分が低い位置にあるブラ)などのタイプがあります。
    • アンダーワイヤーブラは、洋ナシ型体系や肋骨が出ている人の場合、ワイヤーが肌に食い込むことがあり、そうなるとつけ心地がよくないかもしれません。アンダーワイヤーブラが痛みを引き起こす場合は、プッシュアップブラかシームブラを試してみましょう。[3]
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    三日月型のパッドが入ったプッシュアップブラを購入する 三日月型のパッドはカップに収まったバストを中央に寄せて、胸の谷間を際立たせます。バストの形にピッタリとフィットする伸縮性のあるカップのブラジャーを探しましょう。[4]
    • カップが大きめのパッド入りスポーツブラやビキニトップもあります。エクササイズやスイミングをするときにつけてみましょう。[5]
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    3か月~4か月ごとにブラジャーを点検する 着古したブラジャーはバストを包む効果を失います。特にスパンデックス素材のものは何度か着用するうちに擦りきれてきます。ブラジャーをつけた時の横向きの姿を鏡で確認します。乳首が上ではなく下を向いている場合は、新しいものに買いかえましょう。[6]
方法 2
方法 2 の 4:

体の線が際立つ衣服を着る

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    フィットした衣服で砂時計型の体型を強調する ウエストを絞ると砂時計型の体型になり、バストが大きく見えます。シンチウエストやハイウエストの衣服でフィット感を出しましょう。ベルトを足すとさらにメリハリがつきます。[7]
    • ルーズフィットや柔らかいシルエットの服はバストを小さく見せます。
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    横ストライプ柄のトップスを着る 横ストライプ柄のトップスを着ると胸幅が広がって見え、バストを大きく見せる役に立ちます。太いストライプのほうが細いものよりも効果があります。無地のスカートやパンツと組み合わせてバスト周辺を際立たせましょう。[8]
    • 横ストライプ柄のトップスが体形にしっくりこないと感じる人もいます。その場合はフリルを試してみましょう。上半身全体を大きく見せることなく、バスト周辺にボリューム感を出すことができます。
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    胸を飾るアクセサリーを工夫する ファッションの焦点を胸の周辺に置くと、バストが大きく見えます。ネックレスやブローチ、ペンダントなどをつけて、バストに注意が向くようにします。特にチェーンの短いメダリオンペンダントにはバストを大きく見せる効果があります。[9]
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    補正下着でバストを盛り上げる 補正下着は体の自然な線をサポートすると同時に、バストを大きく見せる役に立ちます。バストのサイズを大きくするには、ブラジャーのカップが縫い込まれた補正下着が理想的です。正しいサイズのものを選ぶために、実際にお店に行って購入しましょう。[10]
    • 大きすぎる補正下着の購入は避けましょう。衣服の下でたぶつき、見苦しい皺状態になります。
    • シームレスブラ(縫い目のないブラジャー)を二枚重ねてつけるのも、バストを大きく見せるオプションとして使えます。
方法 3
方法 3 の 4:

エクササイズをして姿勢を改善する

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    背筋を伸ばしてバストを大きく見せる 猫背はバストのサイズを実際より小さく見せます。座っている、または立っている時に巻き肩や猫背になりがちな場合は、肩を真っすぐ上に向けた状態を保ちましょう。姿勢矯正のエクササイズをして背筋を伸ばし、バストを大きく見せましょう。[11]
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    腕立て伏せをして胸の周りの筋肉を強化する 一般的に信じられている説に反し、胸筋の筋肉量が増えてもバストのサイズは小さくなりません。逆にサイズは大きくなります。腕立て伏せを日常的に行い、胸筋を鍛えましょう。手のひら全体を床について、足を肩幅まで広げます。肘を曲げ、腕の力で押し上げます。満足するまでこの動作を繰り返しましょう。[12] 5回~10回のセットから始め、次第に回数を増やしていきましょう。[13]
    • 足をついて腕立て伏せができない場合は、代わりに膝をついて同様の方法で行いましょう。
    • 壁を使った腕立て伏せを試してみましょう。床の腕立て伏せと同じ要領で行います。[14]
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    メディシンボールを使って胸筋を大きくする 仰向けに横たわり、足の裏を床につけ、膝を曲げます。メディシンボールを胸の上で持ち、出来る限り上に投げます。腕を伸ばしてボールを受けとめ、腕を元の位置に戻します。この動作を繰り返します。[15]
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    ダンベルやバーベルを使ってベンチプレスをする ウエイトトレーニングで胸筋を中心に鍛えると、徐々にバストが大きく見え始めます。初心者にも使いやすいバーベルのエクササイズから始めましょう。トレーニングの経験を積んでから、ダンベルに移ります。[16]
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    エクササイズを1か月以上続けたのちに胸囲を測る 筋肉量を増やすには時間がかかります。体型に変化が現れるまで、エクササイズを4週間~6週間続ける必要があるかもしれません。それでも効果があらわれない場合は、エクササイズの強度を上げ、時間を増やしましょう。
    • 6週間~12週間ごとにエクササイズの内容を変えます。体が絶えず変化に適応するように仕向け、徐々に体型を変えていきます。[17]
方法 4
方法 4 の 4:

バストにコントアリングのテクニックを使う

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    メイクブラシかコントアーブラシを入手する コントアリングするには中サイズのフラットブラシが最適です。毛先の柔らかいパウダー用ブラシはブロンザーやハイライターを肌に馴染ませにくいため、立体感をうまく出すことができません。アイシャドー用の小サイスブラシも、仕上がりにむらが出るため、コントアリングには向いていません。[18]
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    マット仕様のブロンザーを使う コントアリングで影を作ると胸が大きく見えます。地肌より1、2段階濃い色のものを使うと、形をコントロールしやすく、自然な仕上がりになります。[19]
    • ブロンザーを胸に塗る前に、手の甲を使って色の濃さをテストしましょう。
    • ブロンザーに合わせてハイライターを使い、わずかに艶を出しましょう。
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    バストの上部に影をつける バストの谷間に向かって落ちる形で、ブロンザーをVの字に塗ります。ブラシを使って盛り上がったバストの部分とV字の周りにハイライターをのせます。これにより人目にはバストが大きく、より豊満にうつります。[20]
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    ブラシでブロンザーを馴染ませる ブラシを使ってブロンザーとハイライターを馴染ませ、滑らかな立体感を出します。鏡の前から数歩離れて、ブロンザーの線がはっきりと残っていないか確認しましょう。[21]
    • 自然の光が当たる場所で確認して、コントアリングの出来栄えを正確に判断しましょう。

ポイント

  • バストは20代に入ってもしばらくは成長を続けます。あなたがまだ若いなら、これから成長する可能性もあります。将来どれ位まで大きくなるかは、家族の他の女性のバストのサイズから推定できます。
  • ブラジャーを二枚重ねにするとバストが大きく見えます。小さめのブラジャーを初めに着け、その上に大きめのブラジャーを重ねましょう。
  • 胸についた日焼け跡はバストを際立たせ、大きく見せる効果があります。
  • トレーニングブラをつけているなら、フォームパッド入りのものを試すか、もしくは小さめのフォームパッドをブラとバストの間に入れて、バストを大きく見せましょう。自分で入れる場合は、ズレ落ちる危険性がありますが、走り回ったり、運動したり、ダンスや体操などをしない限りその心配はないでしょう。

注意事項

  • バストの大きさで自分の価値を決めてはいけません。体型にかかわらず自分の美しさを受け入れましょう。人は誰でもその人らしい魅力をもっています。

このwikiHow記事について

Stephanie Alexandris, MA
共著者 ::
ファッションスタイリスト
この記事の共著者 : Stephanie Alexandris, MA. ステファニー・アレキサンドリスはニューヨーク市にある「Harper's Bazaar 」のファッションスタイリストです。エスモードフランスにてファッション経営学の修士号を取得後、2008年よりスタイリストとして働いています。 この記事は2,219回アクセスされました。
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