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この記事の共著者 : Pippa Elliott, MRCVS. Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるピッパ・エリオット獣医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医師、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得し、生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
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巣から落ちたヒナを見れば、思わず助けてあげたくなることでしょう。しかし善意であっても、鳥のヒナを救おうとすれば、助けるどころか害になることも少なくありません。生き延びていつか飛べるようになるように、行動を起こす前に巣立ち前のヒナか、巣立ちビナかを判断して、怪我や病気で治療が必要なら専門家に診察してもらうことが大切です。
ステップ
パート 1
パート 1 の 3:ヒナの成長と怪我の程度を確かめる
パート 1
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1巣立ち前か巣立ち後かを判断しましょう。ヒナを助けるためには、ヒナの成長と発達の程度をチェックする必要があります。[1]
- 孵ったばかりのヒナには羽が少しあるか、ふわふわの羽毛で覆われています。目は閉じているかわずかに開いている状態です。このようなヒナは栄養面で親鳥への依存度が高いので、巣で過ごす必要があります。
- 巣立ちビナは孵りたてのヒナよりも成長していて、より多くの羽が生えています。巣立ちビナは巣立ちを促されたり、親鳥から巣の外に押し出されたりすることさえあります。巣立ってから2~5日間を地面で過ごし、羽をばたつかせたりぴょんぴょん跳んで回ります。しかし、ヒナが自分でエサを捕食したり外敵から保身したりする術を身に付けるまでは、親鳥が近い距離で見守り、エサをやって面倒を見ます。
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2ヒナの親鳥や巣が近くに無いか確認しましょう。ヒナが危険にさらされているかどうか判断するには、近くの木や止まり木に巣が無いかチェックするとよいでしょう。成鳥がヒナの近くにとまって様子を見ているのが確認できるかもしれません。近くに巣や親鳥が確認できる巣立ち後のヒナであれば、そのままにしても問題ないでしょう。
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3怪我や病気の兆候がないか調べましょう。翼の骨折、出血、羽が無くなっている部分(巣立ちビナの場合)など、怪我がないか探しましょう。また、体の震えや小さな鳴き声などが見られる場合もあります。他にも、親鳥(1羽または両方)がその近くや巣の中で死んでいたり、ヒナを攻撃したと思われる猫や犬などが近くにいることもあるでしょう。[4]
- 怪我や病気の兆候が見られるときや、親鳥が死亡、または2時間経っても戻らない場合は、ヒナのために一時的な巣を作り、近くの野生生物保護センターに連れていきましょう。
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4巣が近くにあり怪我も無いのであれば、巣立ちビナとの接触は避けましょう。巣立ちビナの場合は、怪我も病気も無ければ、地面での発育を続けられるようにそのままにしましょう。しかし、猫などのペットが近づかないようにし、外敵や危険のある場所から跳んで逃げられることを確認しなくてはなりません。
- 鳥類は種によってそれぞれ食べるものが異なるため、エサをやろうと試みるのはやめましょう。また、鳥に水を与えると水死の危険性があります。
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パート 2
パート 2 の 3:ヒナのために一時的な巣を作る
パート 2
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1ヒナを扱うときには手袋をしましょう。病気や寄生虫、くちばしやつめから身を守るために手袋を使用しましょう。また、手袋を使用する場合でも、鳥を扱う前後には手を洗いましょう。
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2親鳥が近くにいるものの、巣が壊れているときは、吊り下げ式の巣を作りましょう。明らかに巣が破損していて親鳥も近くにいる場合は、シンプルな吊り下げ式の巣を作ってあげましょう。[5]
- 小さなかごかタッパーウェア容器を使いましょう。容器の底に穴を開けるか切込みを入れ、ペーパータオルを敷いて設置しましょう。
- 古い巣の近くにガムテープを使って設置します。吊り下げ式の巣の中にヒナを入れます。親鳥は新しい巣とヒナの存在に気づくはずです。
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3親がいない場合は、小さなプラスチックのボウルにペーパータオルを敷いて巣を作りましょう。ヒナが怪我をしていて親鳥もいないようなら、ヒナを元の巣に戻してはいけません。寄生虫がいて、ヒナがさらに衰弱してしまうかもしれません。そのため、小さなプラスチック容器やイチゴの箱などを使って仮の巣を作りましょう。無香料のペーパータオルを敷いてクッション材にします。[6]
- 金網の鳥かごはヒナの繊細な羽を傷める可能性があるため、使わないようにしましょう。
- プラスチックのボウルが無ければ、空気穴を開けた紙袋でも代用できます。
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4鳥を巣に入れたらペーパータオルで覆いましょう。ヒナが仮の巣にいる間も温かく、安全に過ごすことができます。[7]
- 鳥が震えているときは、低温に設定した電気座布団の上に段ボール箱の一部をのせると保温ができます。ボウルの中にいる鳥の側に、お湯を入れたペットボトルを置いてもよいでしょう。ペットボトルがヒナに触れないようにすること(火傷の可能性があるため)と、お湯が漏れないようにすること(濡れるとさらに冷えてしまうため)に気を付けましょう。
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5巣は暖かく、静かで、暗い場所に設置しましょう。ペーパータオルを敷いたプラスチックのボウルにヒナを入れたら、段ボール箱にボウルを入れてふたを閉め、テープで留めましょう。ペットや子どもの手が触れないように、段ボールはあまり使っていない部屋か浴室に置きましょう。
- 騒音はヒナにとって大きなストレスとなる可能性があるため、ラジオやテレビの電源は切ります。ヒナへの接触は最低限にし、怪我や病気を悪化させないように気を付けましょう。ヒナの脚が、伸びたままではなく体の下でたたんだ状態になっていることを確認しましょう。
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6ヒナにエサを与えてはいけません。鳥類は種によって食べるものが異なるため、不適切な食べ物を与えてさらに衰弱させることの無いようにしましょう。怪我をしていると、ヒナの体はショックと怪我からの回復にすべてのエネルギーを使います。そのため、無理やり食べさせてさらなるエネルギーを消費させてはいけません。
- 水を与えると溺れてしまうことがあるので、水も与えてはいけません。
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7鳥を扱った後には手を洗いましょう。病気や寄生虫がうつらないように、鳥に触れた後は手を洗いましょう。
- タオル、毛布、上着など、ヒナが触れたものはすべて洗いましょう。
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パート 3
パート 3 の 3:野生鳥獣保護施設に相談する
パート 3
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1近くの野生鳥獣保護施設に連絡をしましょう。怪我をした、または親のいないヒナに仮の巣を作ったら、地元の野生鳥獣関連施設に連絡をするとよいでしょう。次のような施設に連絡をすれば、最も近い野生鳥獣保護施設を教えてもらうことができます。
- 県の野生鳥獣保護施設
- 近くの動物愛護協会
- 野生動物やエキゾチックアニマル専門の動物病院
- 環境省の野生鳥獣保護センター
- 野生鳥獣リハビリテーション施設
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2ヒナの状態を伝えましょう。野生鳥獣保護施設への連絡の際は、ヒナの症状や、巣立ち前か巣立ち後か、などの情報を伝えましょう。ヒナを放すときに参考になる可能性があるため、発見場所も伝えるのが望ましいでしょう。
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3野鳥保護の専門家にヒナを託しましょう。、仮の巣に入れたヒナをできる限り早く近くの保護施設に連れていき、ヒナが野生に戻れるように治療を受けさせてあげましょう。
- ヒナを手元に置いてペットとして飼いたいと思うかもしれませんが、野鳥のヒナは野生動物です。保護した鳥を飼い続けるのは鳥獣保護法違反となるだけでなく、その命を危険にさらす可能性もあります。
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出典
- ↑ http://www.rspb.org.uk/makeahomeforwildlife/advice/helpingbirds/health/babybirds.aspx
- ↑ http://www.stfranciswildlife.org/babybirds.html
- ↑ http://www.stfranciswildlife.org/babybirds.html
- ↑ http://www.humanesociety.org/animals/resources/tips/injured_orphaned_wildlife.html
- ↑ http://www.worldbirdsanctuary.org/index.php/about/hospital/found_babybird
- ↑ http://www.stfranciswildlife.org/babybirds.html
- ↑ http://www.nwrawildlife.org/sites/default/files/FoundBird.pdf
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