巻き舌R発音は有声歯茎ふるえ音としても知られており、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ポーランド語、スコットランド英語などを含む、世界中の多くの言語で主として単語を発音するために使われています。[1]興味深いことに、これらの言語のネイティブ話者であっても、巻き舌R発音で苦労することがあり、一生Rを巻き舌で発音できない人もいます。あなたがネイティブ日本語話者なら、これまでRを巻き舌で発音する必要なかったはずなので(日本語にこの音はありません)、この発音を習得するのはかなり難解です。

方法 1 の 3:
正しい舌の位置を習得する

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    口で正しい動きを作る 英語のRは下唇と上の歯の間で動きを作って発音します。その代わりに、巻き舌Rは上の歯の裏に舌を当て振動することで発音しますが、その口の動きは英語のTやDを発音するときの動きにとても似ています。[2]
    • 英語で声に出してRと言うことから始めましょう。Rと言うときに、口がどのように動くか注意します。舌が歯の裏につかず、空中に浮いているのがわかります。
    • 今度は、英語で声に出してTやDと言ってみましょう。TやDと言ったときに口がどのように動くか注意します。舌で歯を前に押し出すかのように、上の前歯の裏に舌が触れることがわかります。
    • 英語でTやDを発音するときの舌の位置は、巻き舌R発音を試みるときと同じ位置で、完璧にしておくことが必要です。ただし、上の歯の裏に舌がただ触れているだけでなく、舌が振動しなければなりません。その振動がふるえ音や巻き舌の音を作ります。
    • このステップで重要なのは、Rを巻き舌で発音するためにどのように口と舌が動くのかを認識することです。次の段階に進み実際に巻き舌R発音の練習を始めるときに、舌の位置に注意することを覚えておきましょう。
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    DやTの発音から移行する このステップは、まず英語でDやTと言うときに練習した位置に、口や舌を置くことから始めます。前歯の裏に軽く舌を当てるポジションです。口でポジションを取ったら、口から息を吐き出します。このとき、前歯に対して振動するように舌をリラックスさせます。[3]
    • このステップも他すべてのステップと同じように練習が必要です。このステップを成功させるために、英語でTやDのつく音を実際に口に出してみましょう。TやDを発音するとき、後ろにRの音を足して「drrr」や「trrr」という音を作ります。その間息を吐き出し、舌を振動させる練習をしましょう。
    • また、DやT、B、Pで始まりその次がRの英単語を使うこともできます(例:Dracula、train、bronze、pretty)。舌が正しいポジションにくるので、D、T、B、PとRを含む単語を発音することは、巻き舌Rを練習していることになるのです。ポイントは、巻き舌になるようにR部分を発音するとき舌を振動させることです。

    ヒント:このステップの要点は、舌を振動させる練習をすることです。口の中で舌をリラックスさせ息を吐き出すことで、肺からの空気の流れが舌を振動させます。舌が振動しないときは、舌の力が十分に抜けていないということです。

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    正しいポジションに舌がくる英語のフレーズを使う 「drrr」や「trrr」の他に、巻き舌Rのために舌が正しい位置にくる英語のフレーズがあります。「put it away」 または「putter-up」のいずれかのフレーズを言ってみると、舌が前歯の裏に押し当てられているのがわかります。これは、巻き舌Rを発音するときに舌を置くポジションと同じです。[4]
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    バター・ラダー法を使う 英語の「butter」や「ladder」という単語は、DやT、B、Pで始まりその次がRの単語を使うのと似ています。これら2つ単語を発音すると舌が前歯の裏に当たり、Rを巻き舌で発音するときと同じ位置になります。
    • これら2つの単語の場合、「tter」や「dder」という音を出すとき、つまり単語の第二子音を発音するとき舌が前歯の裏に当たります。
    • 2つの単語のうち1つを発音しても、両方とも発音してもよいでしょう。例えば「butter butter butter ladder ladder ladder」を何回も繰り返して言ったり、2つの単語を自由に組み合わせて使っても問題ありません。
    • より速く単語を繰り返し続ける 単語を速く言えば言うほど、舌が振動するチャンスは高くなります。結果的に単語の「tter」や「dder」の部分が巻き舌R発音のふるえ音になります。
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    R単体の巻き舌発音を練習する この時点で、巻き舌R発音のとき口の中で舌がどこにあればいいかわかっているはずです。この口の動きを、同じ動きを作る英単語の発音で練習してきたからです。この過程で、もしかしたら歯の裏に舌を当てて振動させることができたかもしれません。これまで学んだことをすべて使って、R単体の巻き舌発音を練習してみましょう。
    • このステップに進み、巻き舌Rに成功するまで何週間もかかることもあります。簡単なことではないので辛抱強くがんばりましょう。
    • このステップの要点は、余計な文字や単語を追加することなく上手な巻き舌Rの音を作ることです。
    • 巻き舌R単体の発音が上手にできるようになったら、何度も繰り返し練習しつづけましょう。最終的にそれに慣れて、巻き舌Rをしているときに口をどう動かしているかさえ考えなくなります。
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方法 2 の 3:
早口言葉で練習する

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    舌を緩める 巻き舌Rを発音するには、話す時に自在に振動できるように舌をリラックスさせなければなりません。通常日本語を話すのに舌をリラックスさせる必要はないため、巻き舌Rを成功する前に舌の力を抜く練習が必要です。
    • 「tee dee va」というフレーズを使って、舌を緩めましょう。
    • このフレーズをできるだけ速く繰り返し言います。舌に力を入れず口の中で緩めるよう気をつけましょう。
    • 舌は筋肉なので、巻き舌Rをするために自然にかつ十分にリラックスできるようになるまでしばらく練習が必要です。
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    スペイン語のフレーズで巻き舌R発音を練習する 子どもを含めた多くの人が、スペイン語のRの正しい発音を習得するために巻き舌Rと同じ音を出す韻を踏んだ文章を教わります。どの言語で巻き舌Rを使うかにかかわらず、この文章を使えば巻き舌Rの発音を練習できます。早口言葉は「El perro de san Roque no tiene rabo, porque Ramón Ramirez se lo ha robado.」です。[5]
    • この早口言葉の日本語訳は「ラモン・ラミレスが盗んだので、サン・ロケの犬には尻尾がありません」となります。
    • スペイン語でRを巻き舌(ふるえ音)にするのは、ある特定の条件のときだけです。まず単語がRで始まるとき(例:Roqueやrabo)、そして単語の真ん中に2つのRがあるとき(例:perro)です。この文章でも、これらの条件に当てはまるときだけRを巻き舌で発音します。
    • スペイン語の単語で真ん中にR1つのときは巻き舌で発音しません。代わりに、英語で「dd」の音に近い発音をします。R1つの発音がうまくできない場合、次の動画を参考にしましょう。http://www.studyspanish.com/pronunciation/letter_r.htm.
    • 巻き舌R音を出す単語だけを練習することが役立つのなら、そこから始めましょう。
    • 個々の単語を正しく発音できるようになったら、文章をすべて言ってみましょう。
    • この文章を何回も繰り返し、その度より速く言ってみましょう。ポイントは、巻き舌R発音をしていることを積極的に考えることなく、巻き舌R音も含めたすべての単語を言えるようになることです。
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    スペイン語で早口言葉を言ってみる どの言語を学んでいるかにかかわらず、次のスペイン語の早口言葉は巻き舌R発音を練習するのに有効です。「Erre con re cigarro, erre con re barril. Rápido corren los carries, cargados de azúcar del ferrocarril.」早口言葉をゆっくりと言うことから始めましょう。早口言葉のコツをつかんだら、もっと速く繰り返し言ってみましょう。[6]
    • この早口言葉の日本語訳は「RとRでタバコ、RとRで樽、馬車は高速で走り、砂糖の列車を運ぶ」となります。
    • 別バージョン1:「Erre con erre cigarro, erre con erre barril. Rápido corren los carros, detrás del ferrocarril.」[7]
    • 別バージョン2:「Erre con erre guitarra, erre con erre barril. Mira que rápido ruedan, las ruedas del ferrocarril.」
    • スペイン語でRを巻き舌(ふるえ音)にするのは、ある特定の条件のときだけです。まず単語がRで始まるとき(例:Roqueやrabo)、そして単語の真ん中に2つのRがあるとき(例:perro)です。この文章でも、これらの条件に当てはまるときだけRを巻き舌で発音します。
    • スペイン語の単語で真ん中にRが1つのときは巻き舌で発音しないということを覚えておきましょう。代わりに、英語の「dd」に近い音で発音します。R1つの発音がうまくできない場合、次の動画を参考にしましょう。http://www.studyspanish.com/pronunciation/letter_r.htm.
    • 早口言葉を速く言えるようになるにつれて、巻き舌R音が自然に出るようになります。
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    他の早口言葉で練習する 飽きないように、また、複数の単語や文章を言うとき確実に巻き舌Rを発音できるように、ときどき別の早口言葉も使いましょう。次の早口言葉は、3頭の悲しむトラについての早口言葉です。「Tres tristes tigres tragaban trigo en un trigal en tres tristes trastos. En tres tristes trastos tragaban trigo tres tristes tigres.」[8]
    • 別バージョン1:「Tres tristes tigres triscaban trigo en un trigal. Un tigre, dos tigres, tres tigres trigaban en un trigal. ¿Qué tigre trigaba más? Todos trigaban igual.」
    • 別バージョン2:「En tres tristes trastos de trigo, tres tristes tigres comen trigo. Comen trigo, tres tristes tigres, en tres tristes trastos de trigo.」
    • 繰り返しになりますが、巻き舌Rの発音をするのは単語がRで始まるとき(例:Roqueやrabo)か、単語の真ん中に2つのRがあるとき(例:perro)だけです。
    • スペイン語の単語で真ん中にRが1つのときは巻き舌で発音しません。代わりに、英語の「dd」の音に似た発音をします。R1つの発音がうまくできない場合、次の動画を参考にしましょう。http://www.studyspanish.com/pronunciation/letter_r.htm.
    • 早口言葉を速く言えるようになるにつれて、巻き舌R音が自然に出るようになります。
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方法 3 の 3:
英語の単語や発音を使って巻き舌Rを習得する

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    トラの鳴き真似法を試す トラの鳴き真似法は、Rを巻き舌で発音するために必要な、舌を振動するコツを習得するのに役立ちます。以下の通りに行います。
    • 咳払いします。「ckh」というような音が出ます。咳払いしながら、「ckh」から「grrr」の音に変えてみましょう。この音を出すためのポイントは、口蓋を振動させることです。
    • LかNを発音し、言い終わったときに舌がどの位置に来るか注意しましょう。そこが歯茎です。
    • 歯茎に舌を当て、そこから舌を離さずに「girl」や「hurl」と言ってみましょう。単語を言い始めるときに「咳払い」法を使い、振動を巻き舌Rに変えます。
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    あっかんべー法を試す この方法では、舌を唇の間にはさんで息を吹き出したときに出る音を使って、巻き舌Rを習得するのに役立てます。以下の通りに行います。
    • 舌を唇の間にはさんで息を吹き出すことから始めます。
    • ブーっという音に声をつけます。普段と同じように声帯を使って音を出します。
    • 有声でブーっと音を出しながら、その音を止めないまま可能な限り顎を下げます。
    • 顎が下がったら、他は何も変えずに舌を歯茎へと移動します。
    • この時点で巻き舌Rで発音できているはずです。そうでなければ、巻き舌Rで終わるまで繰り返しこの方法を試します。
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    ビジョン・ドリーム法を試す この方法ではかなり大きい声を出すので、だれも邪魔しない場所で試しましょう。以下の通りに行います。
    • 深呼吸します。
    • 「vision」という単語を発音します。中央の音(「zh」のような音)を3〜4秒続けます。「zh」の音を3〜4秒出しながら、声を大きくしていきます。単語の最後の部分(「n」)はとても短い音になりますが、そのまま声量を上げ続けます。この時点で、かなり大きな声を出していることになります。
    • 「dream」の単語を足し、フレーズを作ります。「vision」を言い終わって1秒以内に「dream」と言い始めます。単語の「dr」部分がこのフレーズで一番強く発声する箇所です。
    • 「dream」の単語の「dr」部分に差し掛かったとき、舌をリラックスして緩めます。このときとても大きな声を出しているので、口から吐き出す息が舌を振動させます。これをやってのけましょう(舌をリラックスさせておくこと)。
    • 成功したら、「dagadaga.」と言っているように聞こえます。
    • 上手な巻き舌Rが発音できるようになるまで、この方法を数回試すことになるでしょう。
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ポイント

  • 一般的に、巻き舌Rの発音は多くの言語(スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語など)で同様に使われます。R単体の巻き舌発音を、上手にできるようになることがポイントです。R単体の正しい発音ができるようになれば、その発音が必要などんな言語であっても正しくその音を加えることができます。
  • 巻き舌R発音は、簡単に習得できない発音です。すぐに、もしくは簡単にはできるようにならないかもしれません。何も考えずにうまくRを巻き舌で発音できるようになるまで、1日に数回、何週間も練習することになる可能性もあります。辛抱強く練習しつづけましょう。

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