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性的欲求不満は、ほとんどの人がどこかの時点で経験するもので、日々の生活や人間関係にも影響してしまう可能性があります。そうした欲求不満はアートやエクササイズなどの健康的な方法で解消することも可能です。

方法 1 の 4:
欲求不満を自分で処理する

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    オナニーをする オナニーはもっぱらタブー視される行為であり、誤った情報や罪悪感に悩まされることも多いでしょう。[1] しかし、オナニーは自分が快感を得られるポイントを知るための、健康的で安全で生産的な方法の1つです。オナニーを通して自分の体を探ることで、一番気持ちよく感じる方法を理解することができれば、それをパートナーに伝えることもできるでしょう。[2]
    • オナニーは自然で健康的な行為だと理解しておきましょう。キンゼイ研究所によれば、男性の90%、女性の64%がオナニーをしているそうですが、多くの人がオナニーをすること自体を恥ずかしく思っていることを考えると、この数字はおそらく「過小報告」でしょう。[3]
    • 女性のオーガズムを巡っては、多くの神話が存在します。最も有名な説の1つが、オーガズムに達するための「正しい」方法があるというものですが、これは嘘です。女性の体の刺激への反応は人それぞれに違います。主にクリトリスへの刺激によってオーガズムに達するという女性たちがいる一方で、体の別の部分への刺激を好む女性たちもいます。自分にとって気持ちいいことが、他の人にとってはそうではないという場合でも、罪悪感を覚えることはありません。(その逆もまた然りです)。[4]
    • 多くの人は、オナニーをするときにバイブレーターなどの性具を使用しています。これは健康的でごく普通のことです。[5] こうした性具を使う際には説明書をよく読み、消毒用のクリーナーで性具を清潔に保って安全に使用しましょう。[6]
    • オナニーにより、気分を高める神経伝達物質のエンドルフィンが分泌されます。エンドルフィンには、性的欲求不満の主な原因にもなる、ストレスや不安を和らげる作用があります。[7] オーガズムに達すると、幸せホルモンとして知られる、ドーパミンやオキシトシンも分泌されます。これらの作用によりリラックスでき、睡眠の質も上がるでしょう。[8]
    • 強く押してみたり、何かを挿入してみたり、こすってみたりと、様々なテクニックを駆使してみましょう。気持ちよく感じる場所を見つけて、自分の体がどう反応するかを理解していきます。
    • 宗教的、哲学的、または個人的な理由から、オナニーをすることに抵抗を覚える人もいます。オナニーへの抵抗感をなくしたい場合は、セラピストに相談し、罪悪感や羞恥心を克服する手助けをしてもらいましょう。
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    他の誰かを基準にしない 特に女性は、正しく「セックスをする」ことができていないと思うことで、性的欲求不満を抱くことがあります。セックスには「普通の」頻度というものはありませんし、また性的な快感を得るための「普通の」方法などもありません。自分の感覚を大切にし、他人を基準にしないことで、自分自身が快感を覚え、自分と(現在または将来の)パートナーが楽しめるセックスの形を見つけましょう。[9]
    • 女性の中には、映画やポルノで目にするものよりも、自分が感じるオーガズムがマイルドなため、実際にはオーガズムを感じたことがないと思っている人もいるかもしれません。[10] 世間の理想や基準と比べることなく、自分の感覚を楽しみましょう。
    • 他の人のセックスについては考えないようにしましょう。セックスを「普通の」頻度でしていないことを気にするあまり、せっかくセックスを楽しんでも欲求不満に陥るカップルもいます。また、自分の欲望や性的嗜好が「普通」ではないと感じ、怖くてセックスができなくなってしまうことで、欲望が満たされないというパターンもあります。
    • 欲望や性的嗜好で、自分自身やパートナー(たち)を判断すべきではありませんが、セックスとは本来、大人同士が同意した上で行うものです。相手を傷つけたり、相手の権利を侵害したりするようなセックスはよいセックスとは言えません。自分の欲望や性的嗜好について不安を感じる場合は、メンタルヘルスの専門家に相談しましょう。
    • BDSM(嗜虐性のある性的嗜好)のような、一見「型にはまらない」性的嗜好や行為であっても、相手を尊重し健全な方法を取れば問題はありません。正しい倫理観を持ってこうした行為を行うための、ルールや考え方を学びましょう。
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    自分を受け入れる 自分の体に対する不満から、性的欲求不満を抱く場合もあります。自分の見た目に不満を持っている状態で、性的な快楽を得るのは難しいでしょう。自分には価値がない、愛されていないと感じることで、相手と距離を置いてしまうというパターンもあります。ありのままの自分を愛し、受け入れることは、欲求不満を解消するための重要なカギになるでしょう。[11]
    • アメリカの女性の91%が自分の体に不満を持っているという調査結果もあります。[12] 特に女性の場合、日常のあらゆる場面で、理想の見た目のイメージを突き付けられます。そうしたリアリティのない固定観念に振り回されず、傍からどう見えようと、自分の体の好きなところを探すように努めましょう。
    • 自分を愛し、気にかけてくれるポジティブな人たちと過ごしましょう。自分を大切にしてくれて、ありのままを受け入れてくれる友人や愛する人の存在により、自信を持てるようになります。
    • 自分のセクシュアリティを大切にしましょう。性的な欲求や指向など、自分のセクシュアリティについて罪悪感や葛藤を抱えることは、計り知れないフラストレーションを引き起こします。自分の性的嗜好や魅力を感じる対象を受け入れましょう。あなたのことを勝手に決めつけて、間違っていると言う権利は誰にもありません。
    • 自分とデートしましょう。自分を受け入れていく1つのステップとして、一緒に過ごしたり、素敵なことをしたりする価値のある人としての自分自身を見つけていきましょう。ロマンチックなディナーに出かける、ロマンチックな映画を見に行く、ビーチをゆっくり散歩する、バーで飲み物とお気に入りの本を楽しむなど、1人の時間を楽しみます。自分が好ましく価値のある存在であることを、自分自身に思い出させましょう。[13]
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    オーガズムにこだわらない 時に人は、オーガズムに達することにこだわるあまり、オーガズムを得られないセックスを「失敗」と見なしてしまうことがあります。[14] これは、オナニーでも、パートナーとのセックスでも同様に起こり得ることです。オーガズムに固執することで、楽しいはずのセックスが義務的な行為になってしまいます。特に普段からなかなか絶頂に達することがないという場合、オーガズムにこだわるのをやめ、どんなセックスでも受け入れる気持ちを持つことで、性的欲求不満も和らぐでしょう。
    • 刺激を感じてもオーガズムを得られない状態が慢性化していたら、「無オルガズム症」かもしれません。これは多くの人が悩まされる症状であり、特に女性に多いと言われています。身体的または心理的なことが原因で症状が現れることがあるため、考えられる原因について医師に相談し、メンタルヘルスの治療が必要かどうか確認しましょう。[15]
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    プロに助けを求める 性的欲求不満や諸々の悩みについて、自分ではその原因に気づけないこともあるでしょう。うつ病、不安、ストレスは、あらゆる性的な問題の原因となることがあります。また、虐待や抑圧的な子供時代の経験もそうした問題の原因となり得ます。できればセックス・セラピーの知識のあるセラピストに相談してみましょう。あなたのセクシュアリティについて解き明かし、欲求不満や悩みを引き起こす原因を探る手助けをしてくれるはずです。[16]
    • セックス・セラピストに相談する場合、カップルでセラピーを受けるのが一般的ですが、多くの場合1人での相談にも応じています。セックス・セラピーは、医師、看護師、保健師、専門的なトレーニングを受けたカウンセラーなどによって行われるものです。日本性科学会などの団体に問い合わせ、ライセンスを取得したセックス・セラピストやセックス・カウンセラーを探しましょう。[17] 海外には、the Society for Sex Therapy and Research(直訳:セックス・セラピー研究会)という組織もあり、そうした組織に問い合わせてセラピストを探すこともできます。 [18]
    • セックス以外の人生の悩みなどについても、カウンセラーやセラピストに話してみましょう。セックスライフに驚くほどよい影響を与えるはずです。
    • セックス・セラピストは、クライアントと性的な関係になることはありません。クライアントに対して性的なアプローチをしたり、デートに誘ったりすることは、倫理的な面から禁止されています。セラピストからこれらのアプローチがあった場合は、周囲の人や別のカウンセラーなどに相談しましょう。
    • 相手が専門家でも、自分のセックスライフを話題にすることは、少し気まずく感じるでしょう。ただ、セラピストは簡単に決めつけることなく、あなたの話を(2人で受診した場合は、あなたのパートナーの話も)聞いてくれるはずです。セラピストが話をしっかり聞いてくれない、または決めつけてくると感じる場合は、他のセラピストを探してみましょう。[19]
    • 性的な問題に対処するためのもう1つの一般的な治療法として、認知行動療法(CBT)があります。欲求不満の原因である、自分自身とセックスについての誤った認識を自覚し、問題に向き合えるようにする治療法です。[20]

方法 2 の 4:
パートナーと協力する

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    互いの願望を伝えあう 交際中の相手がいる場合、セックスにおいて互いの願望が満たされないという経験も何度かあるでしょう。パートナー(たち)と互いの望むことを率直に語りあい、性的な欲求や願望がピッタリ一致しているというパターンはごくわずかです。[21]
    • 性的な願望について話し合うことを、はじめのうちは気まずく感じるかもしれませんが、これによりパートナーとの絆が深まるでしょう。
    • 気が散ったり、邪魔が入ったりしないようなタイミングで話をしましょう。セックスに対する願望について、2人が集中して話し合うことが大切です。好きなテレビ番組を見ながら話したり、仕事で疲れている時に話したりすると、それが難しくなります。[22]
    • 率直でわかりやすい言葉で伝えましょう。婉曲表現を使うと、自分の体や性的な願望について話しにくい雰囲気になってしまいます。また婉曲表現によって、話の意図がわかりづらくなり、パートナーに伝えたいことがはっきり伝わらなくなる恐れもあります。自分の体や性的欲求について話すときには、ためらわずに率直な言葉を使いましょう。「膣」や 「ペニス」、「オーラルセックス」などはいやらしい言葉ではありません。[23]
    • 性的な願望について話し合うことは、長期的な関係ではない場合にも有効です。独身同士やカジュアルにセックスを楽しむ間柄でも、性的な願望や欲求について率直に話し合うことにはよい効果があるでしょう。
    • セックスの最中にフィードバックをしましょう。パートナーを批判したり、プレッシャーをかけたりはしないようにし、「それいい」、「そこすごく感じる」などの言葉をかけます。「やめて」のような否定的な言葉は使わず、「こうしてくれたらもっと気持ちいい」や「こうしてくれるのが好き」など、ポジティブな言葉で伝えるようにしましょう。このようなコミュニケーションをとることで、パートナーもあなたの願望を理解し、応えることができるようになります。
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    相手を責めたり、決めつけたりしない 2人の間に性的な問題があるとき、すべてパートナーのせいだと考えてしまうことはよくあるでしょう。「あなたは私が欲しいものを何も与えてくれない」などと非難したり、決めつけたりすることで、パートナーを身構えさせ、生産的なコミュニケーションを不可能にしてしまいます。[24] 健全で生産的な話し合いをするために、以下のテクニックを試してみましょう。
    • 「私」という言葉を意識して使いましょう。これにより自分自身の性的な願望について話していること、またパートナーを侮辱したり、非難したりしようとしているわけではないことが伝わります。例:「なぜかよくわからないけど、最近私はセックスをしてもつながっている気がしないの。私の望むようなつながりを感じられないのよ。」[25]
    • 相手を促して気持ちを話してもらいましょう。話し合いが一方的にならないように気をつけます。セックスは2人で行うものです。パートナーの好きな行為、性的な欲求、経験についてオープンに質問してみましょう。責任を転嫁したり、解決の道を閉ざすような聞き方はしないようにします。例:「今の私たちのセックスライフにあなたは満足してる?」、「どんな風に触られると気持ちよくなる?」[26]
    • セックスについて、パートナーを思い通りにしようとしたり、罪悪感を与えたりしようとしてはいけません。あなたが性的欲求不満を抱えているのは、パートナーがあなたの願望をないがしろにしているせいだと「感じる」かもしれませんが、実際にはそれほど単純な話ではないはずです。「あなたが本当に私を愛してるなら、~してくれるはず」などと、罪の意識を芽生えさせるような言葉をかけることは、関係の悪化を招くのでやめましょう。代わりに「私」という言葉を使って、自分がどう感じているかを伝えるようにします。例:「~がないと、私は満足できないし、それがよいことだと思えないの。」[27]
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    恋愛を楽しむ時間を作る 映画の中のセックスはとても魅惑的です。目が合い、数秒で服がはぎ取られ、床に投げ捨てられます。ただし現実ではそうはいかず、付き合っている2人にもそれなりに準備は必要です。それぞれ日時を決め、電話のやりとりをし、シャワーを浴び、ムダ毛の処理をして、「ようやく」お楽しみが始まります。なぜ実際の恋愛と映画とではこうも違うのでしょうか?怒りや不満が爆発するほどに煮えたぎるタイミングまで、セックスを先延ばしにすることは簡単です。セックスまであえて時間をかけ、恋愛を楽しむ時間を作ることは、緊張を和らげ、互いの願望を満たすことにつながるのです。[28]
    • セックスのルーティーンを変えてみましょう。いつもセックスするために夜まで我慢している場合、日によってセックスをするタイミングを変えてみるのもよいでしょう。午前中やランチタイムにもセックスをしてみます。これは、夕方には疲れきっているという人には特に有効な方法でしょう。自分とパートナーが互いに楽しめるのなら、セックスをするのに正しい時間や間違った時間というのはありません。2人のタイミングでセックスをしましょう。[29]
    • セックスのスケジュールを立てましょう。ロマンチックなムードを台無しにするように思えるかもしれませんが、実際には80%の夫婦がセックスのスケジュールを立てています。[30] スケジュールを立てることで、2人の時間を大切にしようという気持ちになる、その日を楽しみに待つことができるなどのプラスの効果が期待できます。[31]
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    いろいろと試してみる 長いこと1人のパートナーと付き合っている場合、あなたのセックスライフは、付き合いたての頃よりも熱がなくなっているか、より激しくなっている可能性があります。これはごくごく自然なことです。一緒にいて心地よい当たり前の存在になることで、絆も深まり責任も増しますが、セックスとそれに伴う快感もある程度予測可能となり、行為自体が機械的なものになってしまうことがあります。これが大きな欲求不満に発展してしまうのです。エロチックな雰囲気を取り戻す方法について、パートナーと話し合ってみましょう。通常の性交だけではなく、セックスにも様々な楽しみ方があります。創造力を発揮して、2人が興奮し、満たされる方法を一緒に探しましょう。[32]
    • オナニーを一緒に行うなど、普段はしないような性行為を行うことで、セックスライフを盛り上げることができます。
    • セックス用のおもちゃや性具を取り入れるのも良いでしょう。2人のどちらかがオーガズムをなかなか得られないような場合には特に有効です。
    • エロティックな物語や画像などを2人で楽しめる場合は、互いに興奮し、気分も盛り上がるでしょう。互いの性的な妄想を語り合い、経験を共有することもできます。ただし、どちらか一方がこうしたものを不快に感じ、楽しめないような場合は、強要しないようにしましょう。[33]
    • 性交を伴わないエロティックなアクティビティを一緒に考えてみましょう。「マンネリ」を打破し、楽しい体験の「引き出し」を増やすことにつながります。例えば、「感覚重視」のセックスを取り入れてみましょう。これは、オーガズムに達することを目標とせず、互いにエロティックに触れ合うことに集中するという、カウンセリングのテクニックの1つです。つまり目的地ではなく、過程がすべてなのです。[34]
    • 女性はオーガズムに至らなくても、セックスで満足感を覚えることも多く、またパートナーとの感情のつながりを実感するために、セックスを楽しむという場合もあります。[35] オーガズムに達することにこだわらず、やってみると決めたすべてのアクティビティを試し、楽しみましょう。
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    あえて興奮する 多くの人、特に女性の場合、セックスをしたいと考えるより先に肉体的に興奮する必要があるかもしれません。[36] 性欲が湧いてくるまでセックスをしないでいると、セックスをするまでに間が空き、性的欲求不満につながる可能性があります。あえて興奮し、セックスのための準備をすることで、こうした欲求不満を和らげることができるでしょう。
    • 前述したように、セックスのスケジュールを立てることは、このステップでも効果を発揮します。金曜日の夜が「デート」だとわかっていれば、自然と「気分」も高まり、興奮しようという気持ちにもなれるでしょう。[37]
    • (一般に)女性の性的な反応のサイクルは男性のものよりも複雑です。多くの男性の場合、反応は極めて線的(欲求→興奮→オーガズム)ですが、女性の場合はより周期的になります。女性はセックスのたびに、毎回異なる順序でこうした段階を経ていたり、1つ以上の段階を飛ばして終わっていたりすることがあるのです。[38] このことからも、性欲が湧いてくるよりも先に肉体的に興奮することが、特に女性にとって重要であるということがわかるでしょう。
    • こうした性的反応サイクルの違いを持ち出して、女性が嫌がっているときにセックスしようとすることを正当化しては「いけません」。相手が「ノー」と言ったら、それは嫌だという意味です。自分の気持ちを押し付けないようにしましょう。
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    妥協して互いの満足度を高める 2人の性的嗜好や願望が違うこともあるでしょう。どちらか一方だけが抱く性的な妄想や性癖などもあるはずです。また、どちらか一方がパートナーよりも、たくさんセックスをしたいと思っていることもあります。健全で幸せな性的関係を築くためには、互いに妥協することも必要です。妥協できるようになることで2人の願望が満たされ、一緒にいて快適で、互いを尊重しあえる関係を築くこともできるでしょう。[39]
    • 例えば、パートナーが自分には共感できないようなエロティックな妄想を抱いているとします。そうした場合、相手に妄想しながらオナニーをしてもらい、その間ただ抱きしめてあげるのもよいでしょう。また、寝室でその妄想を連想させるようなフレーズを口にしたり、相手にその妄想に関連するエロティックな物語を読んできかせたりしてみます。ただし、どちらか一方が不快になるようなことはしないようにしましょう。
    • 女性は男性ほどセックスをしたがらないという神話がありますが、これは嘘です。事実、多くの女性は男性のパートナー以上に、「もっと」セックスをしたいと思っており、成人男性と女性がセックスについて考える量は同じくらいであるという研究結果もあります。パートナーの欲望や性的な願望について、わかったつもりでいるのではなく、きちんと聞いてみましょう。[40]
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    他のことで絆を深める セックスは、パートナーが互いへの愛を表現し、絆を深めるための行為の1つです。2人のうちのどちらかが、セックスが少ないことで求める絆を得られていないと感じている場合、関係が悪化してしまうこともあります。2人の絆を深めるための、セックス以外の方法を模索しましょう。これにより、セックスだけが絆を深める手段ではなくなり、セックスに対する気持ちも軽くなるでしょう。[41]
    • 一緒に趣味やレクリエーションを楽しみましょう。新しい料理の作り方を学ぶだけであっても、目標達成のために一緒に何かをすることで絆が深まり、共通の目標を持つことにもつながるでしょう。
    • 日々、相手への感謝と愛情を表現しましょう。愛が伝わるように、できるだけ具体的な言葉で伝えます。例:「その青いセーターが大好きなんだ。君のきれいな青い目を引き立ててくれるから。」「今夜、子供たちのために夕食を作ってくれて本当にありがとう。おかげでブッククラブに行くことができたわ。あなたが私の気持ちを組んでくれて、協力してくれることが本当にうれしいわ。」
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    セラピーの受診を検討する 1人で受診しても構いませんが、カップルで受診することでも高い効果が期待できます。家族療法の知識のあるセラピストや、セックス・セラピストの資格を持つセラピストの力を借りて、パートナーとのより良いコミュニケーションの方法や、健全で効果的な欲求不満への対処方法を学びましょう。[42]

方法 3 の 4:
欲求不満のはけ口を見つける

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    体を鍛える (肉体的なものなど)ある種の欲求不満は、体を動かすことによって和らげることができます。キックボクシングや格闘技などのスポーツは特に効果的です。スケジュールも埋まりますし、気分転換にもなるでしょう。アドレナリンも大量に分泌されるので、健康面でもよい効果が期待できます。
    • ヨガやウェイトトレーニング、一般的な有酸素運動など、どんな運動でも構いません。体を動かすことは、精神面だけでなく身体的にも良い効果をもたらします。[43]
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    アートに触れるなど、気持ちが穏やかになるような趣味で発散する スポーツやフィットネスがあまり好きではないという人は、アート系の趣味を持ちましょう。心が浄化され、落ち着きを取り戻せるなど、アートに触れることには驚くほど効果があります。不安感が減ることで、欲求不満も軽減されるかもしれません。人生全般におけるストレスも減り、セックスについても心の余裕が持てるでしょう。[44]
    • 絵を描く、料理をする、家でDIYをする、キャンドルや陶器を製作する、楽器を弾く、日曜大工をする、木工に取り組むなど、魅力を感じ、夢中になれるものならどんな趣味でも構いません。これを機に才能を開花させましょう!
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    コミュニケーションツールを駆使する コミュニケーションツールを使いこなせば、遠距離恋愛も決して難しくはありません。恋人と離れていることで性的欲求不満が高まっているのなら、SkypeやFacetimeでコミュニケーションを取る、あるいはセクシーなメッセージを送るなどしてみましょう。こうしたやり取りで、感情的につながることができますし、ある種の前戯を楽しむこともできます。セックスとは違いますが、欲求不満を発散する効果はあるでしょう![45]
    • テレフォンセックスなどの場合は、少し警戒してしまう人もいるため、パートナーが抱く抵抗感を少しずつ取り去っていく必要があるかもしれません。どれほど相手を恋しく思っているか、どれほど触れたいと思っているかを伝えることから始め、だんだんと相手の気持ちを盛り上げていきましょう。

方法 4 の 4:
欲求不満の他の原因を探る

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    かかりつけ医に相談する 勃起不全、または興奮状態やオーガズムに達することができないなどの性的欲求不満のもととなる症状は、病気によって引き起こされている場合もあります。医師のアドバイスに従って、症状を和らげる治療を受けたり、ライフスタイルの改善を行ったりすることで、欲求不満をいくらかは解消できるかもしれません。[46]
    • 勃起不全は、本人だけでなく、パートナーの性的欲求不満の原因にもなります。心臓病、糖尿病、肥満、および特定の治療薬は、勃起や勃起を維持するための能力を奪ってしまいます。
    • 年を取ることで性的欲求不満に陥るというのも、男女ともに非常に多いパターンです。年齢を重ねるにつれ、男性も女性も、性機能障害に悩まされることが多くなります。[47] かかりつけ医に相談すれば、そうした悩みを解消する治療法を提案してくれるかもしれません。
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    しっかり休む 勃起不全やオーガズムが得られないなどのセックスの問題は、疲労が原因の場合もあります。[48] 疲れがたまっていると、セックスそのものだけでなく、興奮すらできなくなります。セックスをしたくてもする元気がなかったり、セックスをしようとしても疲労のために集中できなかったりして、もどかしい気持ちになることもあるでしょう。[49] 十分な休息をとることで、若返った気分になり、セックスをしようという気持ちになるはずです。
    • 特に男性や太りすぎの人は、睡眠時無呼吸症候群のせいでしっかり休めていないかもしれません。[50] 疲れて頻繁に目が覚めてしまう、十分な睡眠をとっても疲れが取れないという場合は、医師に相談し治療を行いましょう。
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    ストレスに対処する ストレスによって、セックスをする能力が影響を受けることもあります。ストレスにうまく対処できない場合には、心理学者や医師に相談し、解決のためのアドバイスをもらいましょう。自分の(またはパートナーの)性機能の諸症状は、より大きなストレスの副作用という可能性もあります。[51]
    • 日々のストレスを解消するために、ヨガ瞑想深呼吸 を取り入れてみましょう。
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    うつ病の治療をする うつ病は性的な機能不全の主な原因の1つと言われています。どちらかがうつ病を患っている場合、健康な時と比べて欲望が薄まり、本人やパートナーが欲求不満を抱えることになるかもしれません。メンタルヘルスの専門家の治療を受けることで、うつ病とうまく付き合えるようになり、性欲も湧いてくるようになるでしょう。[52]
    • 脳は人間の最大の性器です。幸せで健全なセックスライフを送るためには、脳が正しく機能していなければいけません。うつ病は多くの場合、化学物質のアンバランスが原因で引き起こされ、性欲やセックスをする能力に影響を与えることがあります。
    • うつ病を患い、しばしば無価値感や悲しみの感情に囚われることで、性的なことに対する興味が薄れてしまう場合もあります。治療を受けることでこれらの感情を克服できれば、性的なことに関心を持てるようになり、性欲も湧いてくるでしょう。[53]
    • 抗うつ薬の中には、性欲を減退させるものもあります。抗うつ薬を服用していて、望ましくない性的な副作用がある場合は、医師に相談しましょう。勝手に服用をやめたり、飲む量を変えたりしてはいけません。[54]
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    快感を得るための別の手段を探す 性的欲求不満の原因が、身体的な障がいにあるという場合でも希望を持ちましょう。障がいを持つ多くの人は、健康的で満足度の高いセックスライフを送っています。[55]
    • 体のほぼすべての領域が性感帯として機能するという研究結果もあります。快感を得ることができる場所は、なにも性器だけとは限りません。
    • すべての感覚を総動員しましょう。セックスという行為は、性器の接触だけにとどまりません。視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚の五感を使ってセックスを楽しみましょう。
    • タントラセックスのテクニックを取り入れるのも効果的かもしれません。タントラセックスとは、マインドフルネスや今に意識を向けるという、東洋哲学の教えに基づいたセックスです。このテクニックを取り入れることで、うまくできないかもしれないといった心配をせずに、あらゆる行為を楽しめるでしょう。例えば、行為によって感じる感覚だけに集中したり、呼吸を意識したりすることで、「今この瞬間」に気持ちを向けることができるようになります。[56]

ポイント

  • セックスは安全に楽しみましょう。コンドームなどの避妊具を使用するようにし、パートナーの性病歴やSTI(性感染症)に感染していないかなどもきちんと確認しましょう。
  • パートナーと体の相性だけが合わず、性的に満たされないと感じている場合は、オープンリレーションシップ(夫婦や恋人の間で、他の人とのセックスを容認しあう関係)という形も考えてみましょう。
  • パートナーとのコミュニケーションを改善し、セックスライフを充実させましょう。

注意事項

  • セックスをするよう相手に強制したり、罪悪感を抱かせたりしてはいけません。相手の断る権利を尊重するようにしましょう。
  • セックスは大人同士が双方の同意のうえで行うべき行為です。
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Paul Chernyak, LPC
共著者 ::
認定カウンセラー
この記事の共著者 : Paul Chernyak, LPC. ポール・チェルニャクはシカゴに住む認定カウンセラーです。2011年に心理学の専門大学、「American School of Professional Psychology」を卒業しています。
カテゴリ: 性的関心
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