感情的虐待行動とは、他の人の感情を意図的に傷つけるために何かを言ったり、ほのめかしたり、行ったりすることであり、それは長期にわたり首尾一貫してなされます。口論、いじめ、侮辱、その他の好ましくない行動は通常の人間関係においても見られます。しかし、感情を傷つける行動パターンは、感情面の虐待者と被虐待者という「人間関係」を生み出します。パートナーに、自分はだめな人間だと思わせられたり、ののしられたり、けなされたり、脅されたりしている場合、またはパートナーに捨てられるのではないかと恐れている場合は、感情的な虐待関係にある可能性があります。被虐待者は、相手を変えることはできないこと、助けを求めて関係を断ち切るのが最善の道であることを認めなければなりません。

方法 1 の 2:
現在の状況に対処する

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    感情的虐待の兆候に注意を向ける 感情的に虐待されると、自分が取るに足りないものに感じたり、自由を奪われているように感じたり、自分に自信が持てなくなったりするものです。パートナーに隔離されているように感じたり、脅されたり、行動を制限されたりするかもしれません。暴力を振るわれなくても、それをほのめかされることも起こりえます。
    • パートナーに自分の自由を制限される(他の人と時間を過ごすことが許されなかったり、どこにいたのか、どこへ行くのかをしつこく尋ねられる)、否定される(自分があたかもいないかのように扱われる、自分に非がないことで責められる)、あるいは、ののしられたり、自分の家族や仕事のことで侮辱されたりして見くびられる、ということが起きるかもしれません。
    • 支配的な傾向を持つ虐待者は、お金の使い方の点でも感情的な負担をあなたに強いる場合があります。あなたの経済状態を監視したり、一円単位で使い道の説明を求めたり、あなたにお金を与えなかったり、あなたがお金を使うことを制限する場合があります。
    • 虐待者はあなたの時間の使い方を監視したり、電話や電子メールのやりとりの記録を調べたり、連絡は家族とだけに制限したりするかもしれません。
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    自分の権利を理解する あなたには、パートナーとの平等な関係の中で敬意を持って扱われる権利があります。あなたには、考えを変える権利や、二人の関係がうまくいかない時にはそれを終わらせる権利があります。たとえパートナーが同意しなくても、自分自身の意見を持つ権利や、重要な質問に対する明確で正直な答えを受ける権利があります。あなたが性関係を持つことを望まないのであれば、あなたにはそれを拒む権利があります。
    • パートナーが何と言おうと、これらはあなたの権利なのです。
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    相手を変えることはできないことを認める 自分が相手に傷つけられていることを相手に理解させたり悟らせたりする責任は、あなたにはありません。あなたが思いやりを示しても虐待者は変わりません。虐待者は思いやりを持って行動することを学んで変化します。
    • 二人の関係を維持しても、相手に何か良いことをしていることにはなりません。「彼を理解してあげられるのは私だけ」とか、「よく知れば、彼女は、本当はいい人なんだ」などと思うとしても、相手があなたにどれほどの心痛を与えているかを軽く考えないようにしましょう。あなたを不敬にあしらう人と付き合い続けても、その人を救うことにはなりません。
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    仕返しをしない 虐待者は自分に都合のいいように物事を操ることに秀でています。あなたが抑えきれずに怒りを爆発させると、すべてはあなたの責任にさせられるでしょう。したがって、どれほど嫌みを言われたり、侮辱されたり、脅されたりしても、仕返しをしないようにしましょう。怒りを抑えるのは難しいことですが、怒りを爆発させるとわなにはまることを忘れないようにしましょう。結局あなたが苦しむことになるのです。
    • 挑発されても決して暴力を振るわないようにします。立ち去る、深呼吸をする、話をやめるなどして、怒りの衝動を抑えましょう。
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    虐待が長引くことで生じる危険を理解する 感情面で虐待されると、偏頭痛・関節炎・体の痛みなどの身体面の問題、またうつ病・外傷性ストレス障害・不安症・アルコールや薬物の誤用や乱用などの精神衛生上の問題、また性行為感染症や望まない妊娠の危険などの性的な健康上の問題が生じる可能性があります。
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    援助を求める 友人や家族に問題を打ち明け、援助を求めましょう。実際に起きていること、そして今の状況から抜け出すために助けが必要であることを伝えましょう。家族や友人は、あなたを助けるために何でもしてくれるでしょう。
    • 助けを必要としていることを示す合言葉を決めておくと良いでしょう。例えば「夕食にラザニアを作っているの」などのメールメッセージを「今困っているので助けて欲しい」という意味の合言葉にできるかもしれません。
    • 友人、家族、近所の人、宗教指導者など、誰でも助けになってもらえそうな人に援助を求めましょう。
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方法 2 の 2:
関係を断つ

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    別れるときを見定める 何をしてもうまくいかない人間関係は確かにあります。あなたのため、またあなたの心の健康のために、二人の関係を続けていくべきかどうかをできるだけ早く見定めましょう。虐待者は変わらないということを忘れないようにしましょう。
    • 離れるのが怖いというだけの理由で二人の関係をそのままにしておくことのないようにしましょう。その人にどれほど苦しめられたかということ、また関係を断つのが自分にとって良いことなのだということを思い出しましょう。その人なしの生活は想像できなくても、あなたはもっと尊ばれるに値する人なのです。
    • いろいろな理由をつけて相手の行動を許し、虐待されるままにならないようにしましょう。
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    身の安全を第一に考える 虐待者が良い方に変化することは非常にまれで、むしろ時間と共に虐待行為は激しくなり、身体的な暴力に発展する可能性があります。したがって身の安全を優先させましょう。暴力を招くようなことを避ける、あるいは仕返しをしないなど、暴力を振るわれる恐れがある状況にどのように対応するかはさまざまです。自分の身を守るために何かをしなければ被害を受けることになるので、次の手を打つまでは身の安全を第一にすることを忘れないようにしましょう。
    • 危険が差し迫り、安全が脅かされているのなら、警察に連絡し、すぐに安全な場所に逃れましょう。
    • 自宅が安全でないのであれば、兄弟や友人の家など、どこか安心できる場所に行きましょう。
    • お子さんの安全を優先しましょう。お子さんをぜひ守りましょう。友人の家など安全な場所に子供を預けます。
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    電話をいつも携帯する 危険な事態が生じ、助けを求めたり、警察を呼んだりするために緊急連絡をする必要が生じるかもしれません。自分の安全を確保できるように、電話をいつも充電して使えるようにしておきましょう。
    • 緊急事態に備えて、友人や家族、そして警察へ連絡できる短縮番号を設定しましょう。
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    安全な場所に逃げる 逃げる計画を立てるときには、どのような危険が起こり得るかを考えましょう。例えば、お子さんが一緒に逃げる場合は、パートナーが子供を追いかけてきて危害を加えることのないように対策を練る必要があるでしょう。安全のために、自分と子供達が別々の場所に逃げるのが良い場合もあるでしょう。友人の家、自分の親や兄弟の家、あるいは避難施設や宿泊施設など、パートナーから危害を受ける心配のない安全なところに行きましょう。
    • たとえ相手が感情面「だけ」の虐待者でも、その人との関係を解消するときは常に慎重に行動しましょう。安全に逃れる計画に関して、家庭内暴力相談窓口に電話で問い合わせることもできます。
    • すばやく逃げるために、友人、または家族の誰かひとりに助けを求めましょう。その人は、必要なものを集め、子供を見張るなどして逃げるときの援助者としての役目を果たします。
    • 子供やペットをあずかってくれる多くの施設があります。
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    接触を完全に絶つ ひとたびパートナーの元を去ることができたら、どのような理由であれ、元パートナーがあなたの生活に入って来ないようにしましょう。 相手は甘い言葉をかけたり、謝罪したり、状況が変わったなどと言ったりするかもしれません。もう二度と以前のようなことはしないと約束したとしても、同じことが繰り返されることはほぼ間違いないということを忘れないようにしましょう。その人との関係を完全に断ち、傷が癒やされるのを待ちましょう。
    • 元パートナーの電話番号を削除し、ソーシャルメディアにあるその人とのつながりもすべて削除します。自分の電話番号を変更するのもひとつの手です。
    • 別れて生活が良くなったことを元パートナーに知ってもらう必要はありません。心の傷が癒やされているのをあなた自身が感じるだけで十分です。
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    自分をいたわる あなたの落ち度が原因で虐待されたのではないことを思い起こしましょう。虐待を受けるべき人などひとりもおらず、誰かが何かをしたからといって正当化できる虐待などありません。自分を喜ばせる方法を探しましょう。日記を書いたり、散歩をしたりするのもいいでしょう。ハイキングや絵を描くことなど、楽しめる活動を行いましょう。
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    専門家の助けを得る 別れた後の状況に対処するため、精神衛生の専門家を探しましょう。治療専門家は、感情面で虐待関係を終わらせる助けを与えてくれます。うつ状態、不安、外傷性ストレス、怒りなどの感情に対処するための援助を受けることができるでしょう。別れた後の状況に対処し、苦しい感情を乗り越えるための助けを治療専門家は差し伸べます。
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ポイント

  • 虐待者から逃れることに関するご相談は、各地の家庭内暴力相談窓口にご連絡ください。



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このwikiHow記事について

Trudi Griffin, LPC, MS
共著者
認定カウンセラー
この記事の共著者 Trudi Griffin, LPC, MS. トゥルーディ・グリフィンはウィスコンシン州に住む認定カウンセラーで、依存症と精神衛生を専門としています。個人治療や地域医療の場で、依存症、精神病、心的外傷に苦しむ患者のカウンセリングにあたっています。2011年にマーケット大学にて臨床精神衛生カウンセリングの修士号を取得。 この記事は3,332回アクセスされました。
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