感染症を起こした耳ピアスを消毒する方法

共同執筆者 Jurdy Dugdale, RN

この記事には:家庭で感染箇所を消毒する医師の診察を受ける感染症を予防する19 出典

耳のピアスは開けたばかりの時は特に感染症を起こすことがしばしばあります。ほとんどの場合、1日2回の消毒を続けていれば1~2週間で治ります。コットンボールや綿棒を生理食塩水あるいは抗菌性のせっけんに浸して感染を起こしている箇所を消毒し、使い捨てのペーパータオルで水分を取り除きましょう。アルコールや過酸化水素は傷口の治癒の妨げとなるので使用しないようにしましょう。感染が広がったり、2日経過しても症状に改善が見られない場合、あるいは発熱した場合は医師の診察を受けましょう。耳元に触れる前に必ず手を洗い、水泳を避けたり携帯電話を除菌することで今後の感染症を予防しましょう。

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家庭で感染箇所を消毒する

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    ピアスに触れる前に手を洗う ピアスに触れる際は、開けたばかりや感染を起こしている場合は特に、事前に手を洗いましょう。抗菌性のせっけんとぬるま湯を用います。無駄にピアスをいじったりせず、触れるのは消毒する時だけにしましょう。 [1]
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    ピアスを取り外さない 開けたばかりのピアスは感染症を起こした場合でも6週間は外さないようにしなければなりません。耳たぶの場合は軸を回転させる必要がありますが、感染症を起こしている時は1~2週間は控えましょう。 [2]
    • 既に傷が癒えているピアス、あるいは開けてから6か月以上が経過したピアスによって感染症を起こした際は、一旦外し治しましょう。
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    生理食塩水またはせっけんに浸したコットンボールで消毒する コットンボールあるいは綿棒を生理食塩水または低刺激の抗菌性せっけんに浸します。患部に優しく塗りましょう。使い捨てのペーパータオルで拭き取ります。[3]
    • ピアスを開けたクリニックやショップなどで生理食塩水を渡された場合は、それを使用しましょう。また、既製品を別途購入したり自分で作ることも可能です。作る場合は小さじ2杯の食塩と1リットル程のぬるま湯を混ぜ合わせましょう。
    • せっけんを用いる場合は、無香料でアルコールを含まない製品を見つけましょう。
    • 1日2回この要領で消毒しましょう。生理食塩水やせっけんで湿っている間にピアスを回転させると良いでしょう。
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    抗生物質軟膏を塗る 消毒し乾かすことができたら、抗生物質軟膏を塗って治癒を促しましょう。少量の軟膏を綿棒につけて、感染症を起こしている箇所に薄く塗ります。[4]
    • 膿などの分泌物が見られる場合は軟膏は塗らないようにしましょう。[5]
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    アルコールや過酸化水素は用いない 消毒用アルコールや過酸化水素は感染箇所を乾燥させるだけでなく治癒に必要な細胞を殺してしまいます。傷口周辺の白血球を殺してしまうと治癒が遅れる可能性もあります。感染症を起こした箇所にはこうした成分を用いず、アルコール成分不使用の製品で消毒するようにしましょう。[6]

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医師の診察を受ける

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    2日経過しても症状が改善しない場合は医師に連絡する まず家で1日2回、患部を消毒してみましょう。2日継続すると赤みや腫れが和らぐといった改善が見られるはずです。逆に症状が悪化したり、改善がまったく見られない場合はクリニックや病院で診察を受けるようにしましょう。[7]
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    感染症が広がったり発熱した場合も医師の診察を受ける 1日目に感染症の状態を注意深く観察しましょう。その後、感染範囲が広がったり発熱した場合は医師に診てもらうようにしましょう。抗生物質を用いた治療を必要とするより深刻な感染症かもしれません。[8]
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    軟骨ピアスの感染症も医師に診てもらう 軟骨、あるいは耳の上部に開けたピアスの感染症は特に注意が必要です。大事を取って早めに医師の診察を受けるようにしましょう。軟骨が感染症を起こすと悪化する可能性が高く、ごつごつとした見た目になる「カリフラワー耳」といった変形を引き起こす恐れもあります。 [9]
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    抗生物質の処方を相談する 診察の際、患部から検体を採取することになるかもしれません。これによって、どの種類の細菌が感染症を引き起こしているのかを調べることができます。[10]
    • 抗生物質を服用するべきか、どのような種類の抗生物質が今回の感染症に効果的なのかといった点を尋ねましょう。
    • 診察の少なくとも24時間前からは患部を洗ったり消毒しないようにしましょう。原因を突き止めるために医師は綿棒を使ってサンプルを採取するでしょう。事前に消毒してしまうと検査の妨げとなります。
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    アレルギーテストを検討する 赤み、腫れ、痒みといった症状はアレルギーによって引き起こされている場合もあります。細菌検査の結果が陰性だった場合、アレルギーテストについて医師に相談してみましょう。[11]
    • これが生まれて初めてのピアスである場合は金属アレルギーを起こしていることも考えられます。金属の中でも、ニッケルが最も一般的なアレルギー誘発物質(アレルゲン)であるため、ニッケルフリーのピアスを選ぶようにしましょう。
    • アレルゲンを特定するためにアレルギー専門医を紹介されるかもしれません。

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感染症を予防する

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    ピアスを開けた直後は泳がない 新しくピアスを開けた時は、少なくとも直後の2週間は泳がないようにしましょう。[12] プール、湖、海では水に入らないようにし、シャワーを浴びた後は生理食塩水で消毒しましょう。[13]
    • 既に傷が癒えたピアスでも感染症を起こしている間は泳がないようにしましょう。
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    耳元に髪がかからないようにする 髪が長い人は後ろで束ね開けたばかりのピアスや感染症を起こしている耳元にかからないようにしましょう。また、普段よりも頻繁に洗髪するようにしましょう。[14]
    • ヘアスプレーやジェルといった整髪料が付着したり、ヘアブラシが引っかかったりしないよう注意が必要です。
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    毎日携帯電話を除菌する 携帯電話は細菌に覆われているので、感染症が起きていない時でも毎日表面を除菌するようにしましょう。外側のケースを取り外し、ケースと携帯電話本体の両方を除菌ティッシュや除菌剤を染み込ませたペーパータオルで拭きましょう。[15]
    • その他にも使用する電話機があれば全て除菌しましょう。
    • スピーカーフォンの状態にして通話しても良いでしょう。こうすることで携帯電話や受話器が直接耳に触れることを最低限に抑えることができます。
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    治癒しているのであればピアスを取り外して就寝する 開けたばかりであれば、最初の6週間はピアスを取り替えることができず、6か月間は常にピアスを着用する必要があります。6か月が経過しているのであれば、傷は治癒しています。この段階になったら夜間はピアスを取り外し、空気を通して感染症を予防しましょう。[16]
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    ピアスは信頼のおけるクリニックで開ける クリニックの設備が清潔であるほど、ピアスによって感染症を起こす可能性も低くなります。ピアスを取り扱っているクリニックやショップの口コミをよく調べましょう。(例えば海外にいる際に)ピアスショップで開ける場合は、その店舗が認可を受けているかどうか確認しましょう。新しいピアスを開ける際は、担当者がラテックス手袋を着用しているか、器具を殺菌する適切な設備が整っているかどうかも観察しましょう。[17]
    • 夜間市場の散策中や海外旅行中にピアスを開けるのは好ましくありません。
    • 器具を適切に殺菌することができないので、友達にピアスを開けてもらうのも控えましょう。

注意事項

  • 稀ではあるものの、殺菌されていない器具を用いることでC型肝炎に感染する恐れもあります。[18] 出血、内出血、肌の痒み、倦怠感、肌や白目の黄ばみ、脚の腫れといった症状が現れます。[19]

出典

  1. http://www.parents.com/health/ear-infection/ear-piercing-for-kids/
  2. http://www.newhealthguide.org/Infected-Ear-Piercing.html
  3. http://www.healcure.org/ear/ear-piercing/ear-piercing-infection-causes-symptoms-pictures-old-piercing-treatment/
  4. http://www.summitmedicalgroup.com/library/pediatric_health/hhg_teen_pierced-ear/
  5. http://woundcaresociety.org/drain-infected-ear-piercing
  6. http://www.aboutkidshealth.ca/En/HealthAZ/ConditionsandDiseases/Dermatology/Pages/Pierced-Ear-Infection.aspx
  7. http://www.aboutkidshealth.ca/En/HealthAZ/ConditionsandDiseases/Dermatology/Pages/Pierced-Ear-Infection.aspx
  8. http://www.aboutkidshealth.ca/En/HealthAZ/ConditionsandDiseases/Dermatology/Pages/Pierced-Ear-Infection.aspx
  9. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1781501/
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記事の情報

この記事はJurdy Dugdale, RNが共著しています。 ジューディー・ダグデールはフロリダ州在住の正看護師です。1989年にフロリダ州の看護師委員会より、正看護師として認定されています。

カテゴリ: 耳ピアス

他言語版:

English: Clean an Infected Ear Piercing, Español: limpiar una perforación de oreja infectada, Português: Limpar um Piercing na Orelha Infeccionado, Italiano: Pulire un Piercing Infetto all'Orecchio, Français: nettoyer un piercing d'oreille infecté, Deutsch: Drei Methoden, um ein infiziertes Ohr Piercing zu reinigen, Русский: продезинфицировать заражение пирсинга в ухе, العربية: تنظيف ثقب الأذن الملتهب, Nederlands: Geïnfecteerde gaatjes in de oren schoonmaken, Tiếng Việt: Rửa lỗ xỏ khuyên tai bị nhiễm trùng, ไทย: ทำความสะอาดรูเจาะหูที่ติดเชื้อ, 한국어: 감염된 귀 피어싱 세척하는 방법, हिन्दी: इन्फेक्टेड ईयर पियर्सिंग की देख रेख करें

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