戸外で洋蘭を育てる方法

共同執筆者 Maggie Moran

この記事には:蘭の種類を決める戸外に蘭を植える戸外の蘭を世話する12 出典

蘭の花を戸外で育てるには、基本的な知識が少し必要になります。まず、居住地域の天候でどのような蘭が育つのかを確認しましょう。次に、蘭が育つために必要な木陰を作り、適切に水やりを行います。鉢植で蘭を育てるのが一般的ですが、庭、揚床、木の上でも育てることができます。

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蘭の種類を決める

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    居住地域で生育可能な蘭を選びます。自分の住む地域の天候で、戸外で育つ蘭を探しましょう。園芸店に問い合わせるかインターネット検索で調べます。
    • 夏の夜の温度が16 °C を下回る地域にはシンビジウムが適しています。[1]
    • 逆に夏の夜の温度が常に16 °Cを上回る地域には、バンダやカトレアが適しています。
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    蘭の種ではなく苗を用意します。園芸店では1年を通じて蘭を取り扱っています。その地域で、自然に育つ種類の蘭を取り扱っているか尋ねてみましょう。蘭の種は無菌状態が必要で花が咲くのに2~5年かかるので、種ではなく苗を購入しましょう。[2]
    • 園芸店に探している蘭がなければ、その地域で生育可能な蘭の種類を尋ねます。戸外で育つ蘭を教えてくれるでしょう。
    • インターネットで購入する方法もあります。
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    蘭を戸外に出すのは霜の終日が過ぎてからにします。蘭は寒さに弱い熱帯植物です。平均気温が13 °C を超えてから戸外に出しましょう。[3]
    • 蘭を屋内に置く場合は、北、南、東に向いた窓辺に置きましょう。

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戸外に蘭を植える

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    鉢植えの蘭を徐々に日光にあてます。まず日の光に慣らしましょう。午前中と夕方1~2時間ずつ日にあてます。1週間したら、午前と午後3~4時間ずつ日があたる場所に移動します。1~2週間したら、午前10時以前と午後2時以降に日のあたる場所に蘭を移動します。それから、戸外に植えましょう。[4]
    • 強烈な直射日光は蘭の生育に適しません。10時~2時までは日陰になる場所を選びましょう。日差しのそれほど強くない朝と夕方だけ日があたるようにします。[5]
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    蘭を鉢植えにすると動かせるので便利です。蘭を鉢植えにすると、移動したい場所へ簡単に運べます。鉢に余分な水が残ると根が腐ることがあるので、底に排水穴の開いている鉢を選びます。購入した時の入れ物と同じサイズかやや大きい鉢を選んで、そっと移し替えましょう。苗がぐらぐら動かないようにします。必要に応じて、バークまたはミックスコンポスト2に対して水苔1の割合で混ぜたものを鉢に足します。[6]
    • 鉢をもう一つの鉢の中に入れないようにします。
    • 蘭を植える前に、鉢をきれいに洗っておきましょう。
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    ナツエビネを庭に植えると庭が華やぎます。砂、水苔(洋蘭栽培用のミズゴケとも呼ばれる)、砂利を同じ割合で混ぜたミックスを作り、植える個所の土壌と入れ替えます。蘭の下や周囲少なくとも30cmの深さの土壌を入れ替えましょう。蘭のサイズに合う穴を大きめに掘ります。植えた後はミックスで覆いましょう。[7]
    • タイリントキソウ、ソブラリア、エビネ、ガンゼキラン、ブレチアなどの夏エビネは排水の良い、日陰の多い場所でよく育ちます。
    • 揚床を作って蘭を植えることもできます。
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    蘭を木に吊るすと、庭の一風変わった飾りになるでしょう。蘭の茎を綿の紐(または生分解性の紐)でそっと木に結び付けます。1年の間に紐は腐ってなくなり、蘭の根が木に付きます。この方法は、温暖な気候で雨のよく降る地域に適しています。[8]
    • 樫の木、かんきつ類の木、マキバブラシノキ、ヤシの木など幹に日光が当たる木を選びましょう。
    • 日に6~8時間たっぷりと日が差す場所にはバンダを植えましょう。
    • 逆にあまり日の当たらない場所にはオンシジウム、胡蝶蘭、カトレアが適しています。

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戸外の蘭を世話する

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    数日おきに蘭の根もとに水をやります。早い時間に、葉を避けて根元に水やりをしましょう。台所のシンクに鉢を置き、蛇口の水を15秒ほど流して水をやります。その後余分な水分を排水できる場所に置き乾かします。午前中に水やりをすると、日を浴びてよく育ちます。夜に水やりをすると、一晩中湿った状態が続きうどん粉病になる恐れがあります。[9]
    • 指で土壌の湿度を確認して、水をやりすぎないようにします。土壌が湿っていれば、水やりを1日伸ばしましょう。
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    自家製の殺虫剤を作って、3週間に1度スプレーします。1リットルの水にニーム オイルを2~3滴、食器用洗剤を1滴混ぜて殺虫剤を作り、3週間に1度スプレーすると害虫を予防できます。[10]
    • 植物に行き渡る分量の殺虫剤を使用します。残りは他の植物に使うこともできます。水と混ざった成分はすぐに分解を始めるので、使用する度に殺虫剤を新しく作りましょう。
    • 蘭の鉢を地面から離れた場所に置くと害虫が付きにくくなります。
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    雑草に気づいたらすぐに抜きます。蘭のそばに大きめのピンセットを用意しておくと、雑草に気づいたらすぐに抜くことができます。蘭の近くに雑草が生えないように気を付けましょう。[11]
    • 雑草の球根や根を抜くと、完全に取り除けます。雑草を見つけたら、掘って球根や根ごと抜いてしまいましょう。
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    感染し黒や茶色に腐敗した部分を切ります。蘭に茶色、黒、半透明の斑点ができたら、消毒用エタノールに15分浸けて消毒したはさみやナイフで切ります。水10に対し漂白剤1の割合で混ぜた溶剤を切った個所にスプレーし、切った部分を処分します。[12]
    • 感染した部分はすべて切り取って、健康な組織だけが残るようにします。少しでも悪い部分が残っていると、病気が広がってしまいます。
    • このような病気は水によって感染します。鉢の排水がしっかりできているか確認し、必要に応じて空気循環のより良い場所に移動しましょう。
    • 感染個所に使用したナイフやはさみはしっかりと消毒し、他の植物に感染を広げないように気を付けましょう。

ポイント

  • 居住地域で蘭が自然に育たない場合は、水やりの回数や場所を移動して日のあたる量を調整するなど、必要に応じて蘭が育つ環境を整えます。
  • 居住地域がフロリダや東南アジアのように高温多湿であれば、バンダやエピデンドルムを戸外で育てることができます。南カリフォルニア、ニュージーランド沿岸地域、オーストラリアなど日中は温暖で朝晩涼しい地域では、庭にシンビジュームを育てることができます。

注意事項

  • 蝶や蜂が屋外の蘭を受粉することがあります。受粉すると種を作るので、花が咲かないことがあります。
  • 屋内に戻す前に、植物や鉢についている害虫などを取り除きましょう。

記事の情報

この記事はMaggie Moranが共著しています。 マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。

カテゴリ: 園芸・ガーデニング

他言語版:

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