正しい手洗い習慣は、病原菌、化学薬品、一日を通して手に蓄積した汚れなどから自分自身や周りの人を守るために必要不可欠です。手洗いが必要な状況は色々とありますが、目に見えて汚れていなければ、手指消毒剤を使用することもできます。どちらにしても、手をなるべく清潔に保つために、正しい手洗いの方法を練習することが大切です。

方法 1 の 2:
石鹸と水で手を洗う

  1. 1
    手が汚れた時は洗いましょう 手が汚れたと思ったらいつでも洗うと良いですが、以下のような場合は必ず手を洗う必要があります。[1]
    • 傷の手当ての前後
    • 料理、食事の前後
    • 病人と接する前と後
    • トイレの後
    • 咳やくしゃみをしたり、鼻をかんだりした後 
    • ゴミ出しの後やゴミを触った後 
    • おむつ交換の後 
    • 動物を撫でたり触ったりした後、もしくは動物性食品や排泄物を扱った後
    • コンタクトレンズの着脱前 [2]
    専門家情報
    World Health Organization

    World Health Organization

    国際公衆衛生局
    1948年に設立された世界保健機関(WHO)は、国際公衆保健の管理を担う国際連合の専門機関です。公衆衛生リスクの監視、身体的・精神的健康の推進、国際公衆衛生協調の調整、そして緊急事態発生時にさいする応答活動を行っています。現在世界保健機関は新型コロナウイルス感染症パンデミックへの対応にあたり、世界各国にて感染予防と患者検出のサポートに取り組んでいます。
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    専門家からも一言:手はいろいろな所を触るため、ウイルスも付着してしまいます。汚染されれば、目、鼻、口にウイルスを運ぶことになります。しかし、石鹸と水での手洗いやアルコールによる消毒で、手についているかもしれないウイルスを殺菌できます。

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    手を洗うときは、20~30秒以上洗いましょう。[3] ウイルスを洗い流す一応の目安ですが、それ以上洗っても構いません。
  3. 3
    お湯か水で手を濡らします 蛇口を開き、流水に手をあてて濡らします。[4] 石鹸が均等に広がるように、手のひらも甲もくまなく濡らしましょう。
    • 手を濡らす際は必ず流水を使いましょう。溜め水には細菌や病原菌が含まれている可能性があります。
  4. 4
    手全体を洗える量の石鹸を使います 片方の手のひらに硬貨大のハンドソープをのせたら、よく泡立つまで両手を擦り合わせます。
  5. 5
    指をからませ、指の間も洗います 両方の手のひらを下に向け、片方の手をもう片方の上に載せます。上の指を下の指の間に入れ、指の上から下まで動かしてよく擦り合わせます。次に指の背中側を手のひらで擦り、同じようにくまなくきれいに洗います。[6]
    • 片手につき3~5秒間洗いましょう。
  6. 6
    親指を握り、ぐるぐると周りを洗います 左の親指を立て、右手で握ります。右手を回しながら上下に動かしてよく擦り、指の付け根までまんべんなく石鹸で洗います。2~3秒洗ったら、手を変えて右手の親指も洗いましょう。[7]
    • 石鹸がしっかりと皮膚に浸透するように、きつすぎない程度にしっかりと親指を握りましょう。
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    指先で手のひらを擦ります 左手を開いて上に向けます。右手の指先を集めて左の手のひらをよく擦ります。3~4秒間石鹸でよく洗ったら、同様に右の手のひらも洗います。[8]
    • この工程で爪の間に石鹸が入り込み、汚れを落とします。

    ポイント:手洗いは、合計で20秒間行う必要があります。洗いながら「ハッピーバースデー」を2回歌うとちょうど20秒です。 [9]

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    まんべんなく洗い流します 手全体に石鹸をつけて擦り終えたら、再度流水で手を流します。石鹸の泡が完全になくなるまで徹底的に流します。[10]
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    清潔なタオルで手を拭きます 清潔な乾いたタオルを用意し、手を拭きます。できれば、使い捨てのペーパータオルを使うと病原菌を拡散する可能性が低くなります。[11] 手が完全に乾くまで、水分を完全に落としましょう。
    • ハンドドライヤーを使う場合は、温風に手を当てて回転させたり擦り合わせたりして完全に乾かしましょう。
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    タオルを使って蛇口を閉めます 自動停止水栓でない場合、タオルで蛇口を閉めます。そうすると、手が再度汚れることがありません。使い捨てペーパータオルはそのまま廃棄し、タオルはタオル掛けで乾かします。
    • タオルが使えない時は、肘で蛇口を閉めてもよいでしょう。[12]
    • 洗って使うタオルは、病原菌などが蓄積しないように最低2~3日ごとに洗濯しましょう。
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方法 2 の 2:
手指消毒剤を使う

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    手指消毒剤の使用が適切かどうか決めます 手を洗う際に、石鹸と水ではなくアルコール性の手指消毒剤が使える場合があります。しかし、以下の項目を参考にして、その場の状況をよく検討する必要があります。[13]
    • 手が見るからに汚れているか、そうでないか:手に汚れや油が付着していれば、石鹸と水での手洗いが必要です。
    • 手に何がついているか:アルコール性の手指消毒剤は、手についた細菌を全て取り除くわけではありません。また、殺虫剤や重金属などの物質には効果がありません。こういったものが手についた場合は、石鹸と水で洗いましょう。
    • 水か使えるかどうか:流水が使えない場合は、汚いままにしておくよりも手指消毒剤を使いましょう。しかし、流水と石鹸が使える状況であれば、そちらを選びましょう。
  2. 2
    片手に硬貨大の手指消毒剤を取ります 高い殺菌効果がある、アルコール60%以上の手指消毒剤を選びましょう。ポンプを押し、手のひらに硬貨大の量の消毒剤を直接絞り出します。[14]
    • アルコール性の除菌ウェットティッシュをつかってもよいでしょう。
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    消毒剤が蒸発するまで両手を擦り合わせます 水で手洗いをするのと同じように手を20秒間程度擦り、手指消毒剤を全体に広げます。指を組み合わせて指の間もきれいにし、指先を手のひらに擦りつけて爪の間も洗います。アルコールが乾いたと感じるまでしっかりと擦ります。[15]
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この記事の共著者 World Health Organization. 1948年に設立された世界保健機関(WHO)は、国際公衆保健の管理を担う国際連合の専門機関です。公衆衛生リスクの監視、身体的・精神的健康の推進、国際公衆衛生協調の調整、そして緊急事態発生時にさいする応答活動を行っています。現在世界保健機関は新型コロナウイルス感染症パンデミックへの対応にあたり、世界各国にて感染予防と患者検出のサポートに取り組んでいます。 この記事は4,022回アクセスされました。
カテゴリ: 個人衛生
記事のサマリーX

手洗いは、病原菌から自分と周りの人を守る行為です。正しく手を洗うには、まずきれいな流水で手を濡らします。石鹸を手に付け、よく擦り合わせて泡立てます。手のひら、手の甲、指の間、爪の間などもよく擦りましょう。最低でも20秒間は洗い続けます。 これは、「ハッピーバースデー」を2回歌う程度の長さです。最後に、きれいな流水で手を洗い流し、清潔なタオルで拭き取ります。石鹸と水が使えない時には手指消毒剤を使うとよいでしょう。しかし、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、手指消毒剤では水と石鹸ほどの殺菌作用はないため、手を洗える状況であれば、必ず石鹸と水で洗いましょう。食事の支度の前後、食事の前、トイレの後、くしゃみや咳をしたり、鼻をかんだりした後には、必ず手を洗いましょう。また、病気の人の世話をする前と後、動物や動物の餌、排せつ物などを触った後にも手を洗う必要があります。

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