採用面接に合格する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

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面接はよい第一印象を相手に与え、その仕事にふさわしい人間として自分を売り込む唯一の機会となることもあります。少し時間を裂いて面接に向けた努力をするかどうかが、次の段階への進否や最終的な採否を左右する場合もあります。この絶好の機会を物にして新しいスタートを切ることができるよう、成功に向けた対策を練って正しい方法で面接に臨み、よくありがちな失敗を犯すことがないようにしましょう。

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準備をする

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    応募する会社について事前に調査を行いましょう。会社の情報や先行きについていくらか勉強して面接に臨めば、応募者としての熱意が伝わるでしょう。応募する業界や組織が目標とするものを調べ、その会社の方針や競合会社に対する自社の位置づけを理解するように努めましょう。
    • 会社のウェブサイトで使われている言葉を意識的に使いましょう。「農場から食卓まで」をコンセプトにしたレストランの配膳係に応募するのであれば、この言葉の意味を理解しておいたほうがよいでしょう。ホリスティックマガジンの編集者になりたいのなら、ホリスティック医学に関する調査が必要です。
    • 面接官の名前や会社内での役職を多少なりとも把握しておけば、面接の際に会話が進んで好印象につながることもよくあります。
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    面接でよく聞かれる質問を予測して、それに答える練習をしましょう。面接を受ける上で一番大変なのが、聞かれる質問にどう答えるかというところでしょう。面接官は何を聞きたいのでしょうか。少し調査をして考えられる質問を予測しておけば、それに対する返答を事前に練習することができます。正直で、なおかつ応募者であるあなたを引き立てるような答えを考えましょう。面接でよく聞かれる質問と回答の例を以下に挙げます。
    • 当社について何を知っていますか。
    • あなたはなぜ、ご自身のことを当社にふさわしい人材だと思いますか。
    • あなたは職場の仲間にどのような貢献ができると思いますか。
    • 仕事で困難を乗り越えたときのことを話してください。
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    自分の長所と短所として適切な答えを考えましょう。仕事で最も大変だったことは何でしょうか。あなたの最大の強みは何でしょう。一番の短所は何でしょうか。採用試験で最もよく聞かれるのはこうした質問であり、適切な回答を探して面接中に四苦八苦するのは一番避けたいところです。これらはほぼすべての採用面接で聞かれる項目です。
    • 上記のような質問に対する適切な回答は、ときに自分を持ち上げるような表現になることもあります。「仕事やスケジュールに関してはうまく管理できるのですが、私の机をご覧になったら、きっとそのことはおわかりにならないだろうと思います」などと答えるのがよい返答例です。同様に「私は仕事をたくさん引き受けてしまうほうで、手助けが必要なときでも質問をしそびれてしまうことがあります」などといった回答も正直で効果的でしょう。
    • 指導的立場の職種に応募する際は、自分がリーダーとしての資質を備えており、自立した人間であることを強調することが大切です。強みとして望ましいのは「自分の考えをうまく人に伝え、一つの目標に向かってみなを盛り上げていくのが得意です」などといった回答でしょう。弱みとしては「ついたくさんの仕事を引き受けてしまいがちなので、ときにはスピードを緩めて、一度に一つの仕事に取り組むように努めなければと思っています」といった答えです。[1]
    • 応募する職種が入門レベルである場合、面接官はあなたに指導者としての資質を証明して欲しいなどとは思っていません。長所としては「指示には的確に従い、飲み込みも早いほうです。日頃から、わからないことがあれば向上心を持って勉強するように心がけているので、同じことを2度尋ねることはありません」などの回答がよいでしょう。弱みとして適切なのは「いいアイデアを出すのはあまり得意ではありませんが、他の人が考えた企画は、その実現に向けて喜んで手伝います」などといった回答です。
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    会社に対する質問をいくつか考えておきましょう。面接の最中や終了後に、面接官が応募者に対して何か聞きたいことはないかと尋ねるのはよくあることで、初めて面接を受ける応募者は面食らってしまうこともあります。自分から質問を投げかければ、あなたが面接に真剣に臨んでいることを相手に印象づけることができます。面接官から促された際、よい質問がすぐに思いつかなかったときのために、質問したい項目をいくつか考えておきましょう。適切な質問の例を以下に挙げます。
    • 御社での働き心地はいかがですか。
    • 御社で成功するには何が必要だと思われますか。
    • 入社後はどなたと最も頻繁にお仕事をすることになるでしょうか。
    • 日常の業務にはどのようなものがありますか。
    • 御社の今後の伸びしろについてはどのようにお考えですか。
    • この職種の離職率はどれくらいでしょうか。
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    ありきたりな回答はしないようにしましょう。面接は、判で押したような答えを使って仕事を得ようと躍起になっている月並みなあなたではなく、未来の雇用主に「本当のあなた」を知ってもらうための機会です。面接の目的はおべっかを使うことでも見栄を張ることでもなければ、面接官が期待しているような回答をすることでもありません。質問に真摯に答えることであり、面接官を見下すことではありません。「私の唯一の短所は完璧主義者だという点です」「この会社を変えるには、私のような人材が必要だと思います」などという趣旨の返答はしないようにしましょう。
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    必要書類はすべて事前に準備しておきましょう。面接によっては履歴書や信用照会先、過去の仕事のサンプルや添え状が必要となる場合もあります。タイプミスや文法の誤りがないか、書類はすべて確認をしましょう。時間があれば他人に依頼して、ケアレスミスなどの見落としがないかどうかを確認してもらうとよいでしょう。
    • 履歴書や職務経歴書などといった応募書類にしっかりと目を通しておくことも大切です。履歴書の中に自分でも思い出すのに苦労するような内容があっては信用を失います。記載した人の名前や日付、職務内容はすべて明確に把握しておきましょう。
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    職務にふさわしい服装で臨みましょう。責任感があり堂々として見えるような服装で、かつ応募する業種にふさわしいものを選びましょう。
    • 極めてカジュアルな服装の職種に応募する場合を除いては(その際はズボンに清潔な襟付きシャツといった服装がよいでしょう)、面接には通常、濃い色のスーツで臨むのが適切です。

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面接で成功を収める

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    時間を厳守しましょう。採用面接に遅刻することほど印象が悪いものはありません。会場へは適切な時間に到着して準備を整えましょう。付近の地理に明るくない場合は、道に迷って遅刻することがないように、前日に会場まで実際に運転するなどしたほうがよいでしょう。会場へは早くても面接予定時刻の10~15分前を目安に向かうのがよいでしょう。
    • 時間を守るのはとても大切なことですが、あまり早く到着しすぎても会社の負担になる場合があります。特定の時刻に来るように言われたのなら、30分前ではなく、その時間に来て欲しいということです。好印象を与えたいのであれば、相手の指示にはきちんと従うようにしましょう。
    • 待っている時間は、業務内容や会社情報についてのメモを取ったり確認したりするなどして過ごしましょう。書類は左手に持ち、面接官が迎えに来た際、すぐに立って握手を交わせるようにしておきます。
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    自分らしく振舞いましょう。面接では、自分の持てる力を最大限に発揮しようとして神経質になりがちです。面接が緊張する場面であることは間違いありません。しかし、採用されるために芝居を打つ必要はないことを覚えておきましょう。ありのままの自分でいればよいのです。心を落ち着かせ、会話の展開に注意深く耳を傾けるように心がけてください。正直な自分でありましょう。[2]
    • 面接官はあなたが緊張しているのは承知しています。気にせずに、緊張している旨を伝えましょう。そうすれば気持ちが楽になり、面接官との会話がより親しみやすいものとなって、応募者の中であなたが特に印象づけられるかもしれません。恐れずに雑談を交わしましょう。
    専門家情報
    Emily Silva Hockstra
    Emily Silva Hockstra
    キャリア、ライフコーチ

    専門家はこのようにしています。「面接に臨む直前にパワーポーズをして、自信を高めるようにと私はクライアントにいつも言っています。最初はばかばかしいと思われますが、実際に面接の直前にやってみると、自信を持って面接に臨めたと多くの人が言っています」

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    相手の話にしっかりと耳を傾け、注意を払いましょう。面接を受ける上で最もよくないのが、話の内容に集中していなかったために、面接官に同じ質問を聞き返す行為です。集中力を欠いたせいで不合格になってしまわないようにしましょう。面接はせいぜい15分程度のものが多く、1時間以上にわたることはまずありません。目の前の会話に集中し、積極的な姿勢で返答しましょう。
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    背筋を真っすぐに伸ばして、姿勢正しく座ります。面接中は上体をやや前に傾け、心を開いて相手に関心を示すような身振り手振りを取り入れながら、注意深く話を聞きます。自分や面接官が話しているときは、相手にしっかりと目を向けましょう。
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    話し始める前に考えましょう。面接でよくあるもう一つの失敗例が、早口で多くを語りすぎるという行為です。ごちゃごちゃと何かを話して気まずい沈黙を埋める必要はありません。話すのが苦手な人の場合は特に、話をすることで隙間を埋めなければなどとは考えないようにしましょう。リラックスして座り、相手の話に耳を傾けます。あまりたくさんのことを話しすぎないようにしましょう。
    • 面接官に質問されても即座に返答する必要はありません。そうすると、複雑な質問についてあなたが熟考していないような印象を与え、面接官をうんざりさせてしまいかねません。落ち着いて、質問されたことについてじっくりと考えましょう。少し間を置いてから、「よい質問ですね。少し考えさせてください」と言いましょう。
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    何事も引き受ける心積もりをしましょう。採用面接で大いに力を発揮する返答は「はい」です。「夜間や週末でも勤務は可能ですか」「はい」。「複数の顧客を担当することに抵抗はありませんか」「はい」。「慌ただしい環境での勤務経験はありますか」「はい」。たいていの職場では、日常業務に必要な技術を身に付けるのに十分な実務研修を実施しており、わからないことは採用後にいくらでも習得できます。挑戦する前から自らを不合格とみなしてしまうことのないようにしましょう。何事も快諾するように心がけ、細かいことは採用された後に考えましょう。
    • 嘘をついてはいけません。仕事に必要なことは何でも行う心構えは大切ですが、未経験のことを経験があると言ったり、勤務初日からすぐにばれてしまうような簡単な嘘をついたりするのはやめましょう。これまで一度も料理をしたことがないのであれば、厨房のマネージャーに対して私は料理が得意です、などと言ってはいけません。
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    会話の中で自分を売り込みましょう。面接とは通常、あなたの人となりを見るためのものです。面接官の手元にはすでに履歴書があり、あなたの経験や基本的な事柄はすべてそこに書かれています。面接官が知らないのは「本当のあなた」です。
    • 面接は尋問でも討論でもなく、会話です。積極的に参加しましょう。面接官が話しているときには話の内容に集中し、しっかりと耳を傾け、正直な返答をしてください。一般的な質問を面接官からすぐに投げかけられず、困惑してしまう応募者もいます。
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    メモを取りましょう。かばんの中に紙とペンを入れて持ち歩き、必要なときにはすぐにメモを取れるようにしておきましょう。また確認用に応募書類のコピーや質問項目を書き出したものを入れておいてもよいでしょう。
    • メモを取ると、あなたが熱心でしっかりとした人間であるという印象を与えることができます。また、重要事項の詳細や名前を思い出すこともでき、面接中やお礼の連絡をする際に役立つかもしれません。過剰なメモは集中力を損なうことがあるので、メモを取る必要がある場合には簡単に書き留める程度にしておきましょう。
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    お礼を伝えましょう。面接が終わった後には、あまり日を置かずにお礼の連絡を入れておくと、あなたの名前を印象づけやすくなります。連絡しないようにと明確に指示された場合を除いては、面接をしてくれたことに対するお礼を伝えるとよいでしょう。電話はあまり歓迎されません。Eメールなどの方法で連絡をしましょう。
    • 書き留めたメモを見て記憶を蘇らせながら、面接の重要事項をまとめます。面接の機会を与えてくれたことに対しては必ずお礼を述べ、ご連絡を心待ちにしていますという趣旨の言葉を添えます。

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よくある失敗を犯さない

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    面接にはコーヒーを持っていかないようにしましょう。どういうわけか、持ち帰り用のコーヒーを買ってから採用面接に臨むのがよいと考えている人がたくさんいます。これは面接官にせいぜいあなたが砕けた人間だという印象を与えるか、最悪の場合は礼儀を知らない人間として映る行為です。今は昼休みではありません。カフェラテは面接の前ではなく、終了後に飲みましょう。面接が早い時間に予定されていたり長時間待ったりしなければならない場合でも、コーヒーを持参してはいけません。何よりこぼしてしまうかもしれないと心配する必要もなくなります。
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    携帯電話は電源を切って片付けましょう。携帯電話世代が一番やってはいけないこととは何でしょうか。それは面接中に使うことです。採用面接中には決して電話を取り出して確認したりしてはいけません。面接官にとっては、あなたは「アプリ」などという言葉は一度も聞いたことがないというくらいの人間でなければなりません。電源を切った状態で車に残し、いかなる事情があろうとも、仕事よりも携帯電話のメールを大事にする人間だという印象を面接官に与えてはいけません。
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    金銭面の話をするのはやめましょう。福利厚生や昇給、お金に関することを面接の場で質問するのはよくありません。仕事が欲しいのなら、あなたのスキルや資格に焦点を当てた話をしましょう。
    • 希望する基本給について聞かれる場合もあります。この質問に対する適切な回答例としては、その職種の平均的な最低賃金で構わないといった返答です。仕事に対する熱意を伝え、法律の範囲内であれば会社が提示する賃金で構わないと答えましょう。
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    面接は尋問ではなく、会話だととらえましょう。たとえ面接官と気が合わなかったとしても、決して自己防衛に走ったりしてはいけません。面接は会話です。相手を信用しましょう。誰も意図してあなたに敵意を持ったりはしません。面接は自己保身の場ではなく、自分のよさを証明し、表現するための絶好の機会だと考えるようにしましょう。
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    前職での上司をけなすのはやめましょう。過去の同僚や上司、仕事内容全般に関して、つまらない否定的なことを述べるのはよくありません。以前に勤務していた会社の競合会社に応募する場合であっても、自分のことを優秀な人間だとひけらかしたり、一緒に働きづらい人物だと印象づけるような回答をしたりするのはやめましょう。前職について愚痴をこぼすのは失礼に当たります。
    • 現在の仕事を辞めようと思っている理由を聞かれたら、「今の職場ではできないことに挑戦し、再出発したいと考えております。御社はそれを実現するのに最適な会社だと感じました」など、前向きな返答を心がけましょう。
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    面接前のタバコや飲酒はやめましょう。タバコをたしなむ人でも、面接の前に吸うのは禁物です。最近の調査では90%にも及ぶ雇用主が、同程度の資格を持った応募者であれば、喫煙者ではなくタバコを吸わない人物を採用すると答えていることが明らかになっています。調査の真否はどうであれ、喫煙する応募者は神経質に見えるものです。[3]
    • 同様に、緊張を和らげようとして飲酒することも絶対にやめましょう。だらしない状態ではなく、きりりと引き締まったあなたを見せたいものです。採用面接なのですから、あなたが緊張していることなど面接官は十分に承知しています。
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    恐れずに、ありのままの自分を表現しましょう。大物資産家のリチャード・ブランソン氏は人を採用するときの目安として、その人の経験や、数字で表現できてしまうスキルよりも「人柄」を最重要視すると公言しています。仕事とは多種多様で、その職務に必要なことは訓練により身に付けることができます。偽りのない自分自身を売り込み、あなたらしさを存分に表現することに力を注ぎましょう。[4]

ポイント

  • 面接官の目をしっかりと見て、質問には堂々と答えましょう。
  • 約束の日数が経っても会社から連絡がない場合は、こちらから確認の連絡を入れてみましょう。
  • 不採用になった場合はその理由を尋ねてみましょう。その後の面接で役に立つ情報が得られるかもしれません。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 求人

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