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摩擦による火傷とは、粗い表面との摩擦が原因で起こる皮膚の擦り傷のことです。幸いにも摩擦による火傷は多くの場合、自宅で簡単に治療できます。

パート 1 の 2:
早急に傷の手当てをする

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    摩擦による火傷の手当てをする前に手を洗う 摩擦による火傷により、身体防衛の最前線である皮膚が損傷している状態です。摩擦による火傷や擦り傷に細菌が入ると感染症を引き起こす恐れがあります。万が一傷口が細菌感染した場合は下記の処置を試しましょう。
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    火傷した部分を清潔にする ぬるま湯と抗菌石けんを使用して清潔な洗面タオルで優しく洗います。目に見える汚れやゴミ屑などを確実に取り除きましょう。こうすると感染症を防ぐことができます。
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    傷口を消毒する 感染症を防ぐために傷口を消毒する必要があります。擦り傷に汚れが見られたり出血が深い場合は、ヨウ素、過酸化水素、消毒剤を使用します。綿球をヨウ素、過酸化水素、消毒剤のどれかに浸し、慎重に火傷部分を軽くたたきます。どの製品を使用しても、ある程度の痛みは生じるかもしれません。
    • アルコールを使用すると痛みが生じたり悪影響を及ぼす可能性があるため、使用を控えましょう。
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    損傷部位に抗菌クリームを塗る 摩擦による火傷には、オロナインやその他の軟膏を塗りましょう。
    • 切り傷や裂傷などの深い損傷があるかどうか火傷部分を確認します。深刻な場合は医師の診察が必要になるかもしれません。
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    火傷部分をガーゼか絆創膏で覆う 患部に絆創膏を緩めにつけます。24時間経過したら絆創膏を外して確認します。皮膚の表面にかさぶたができ始めていれば、火傷部分を覆わずに空気にさらしておいたほうが治りやすいでしょう。皮膚がまだ赤い状態で乾燥しておらず、かさぶたになりかけていない場合は新しい絆創膏を貼って丸1日そのままにしましょう。
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パート 2 の 2:
火傷を治療する

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    患部に冷水をかける 火傷部分が熱く、痛みを伴う場合には冷水を損傷部位にかけてみます。1~2時間おきに摩擦による火傷部分に5~10分間冷水をかけましょう。
    • 火傷に氷やバターをつけるのは控えましょう。[1]
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    火傷部分の上に衣服を着用しない 衣服などの生地は火傷部分を刺激する可能性があります。火傷の上から衣服を着る必要があれば、先に患部をガーゼや絆創膏などで覆うようにしましょう。[2]
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    患部を乾いた状態に保つ 火傷部分を湿気にさらさないようにします。湿気があると細菌が繁殖しやすくなります。皮膚が濡れてしまった場合は綿球で拭いて乾かしましょう。
    • 摩擦による火傷から分泌物が出ている場合は、拭き取って患部をさらに刺激してはいけません。代わりにガーゼまたは絆創膏を取り外して傷口を自然乾燥させましょう。
    • 火傷部分から膿や血が出ている場合は、早急に医師の診察を受けましょう。
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    摩擦による火傷にアロエをつける 火傷にアロエを塗り、治癒力を高めましょう。アロエ製品には様々な種類があり、スプレー、ジェル、液体、ローション、クリームなどがあります。また、育っている生のアロエを直接患部につけるのは最も効果的な方法です。アロエを小さく切り取って内部のジェル状のものを絞って火傷部分に塗りましょう。[3]
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    蜂蜜を試す 摩擦による火傷に蜂蜜を塗り広げます。蜂蜜を塗るとかゆみが軽減し、早く治るでしょう。
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    マリーゴールドの花とパセリの葉でペーストを作る マリーゴールドの花とパセリの葉をつぶして混ぜ合わせ、ペーストを作ります。傷口にペーストを広げて火傷を治療しましょう。
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    ウコンペーストを作る ウコン(ターメリック)は皮膚の再生を促し、傷口の消毒になることが証明されています。粉末ウコン小さじ1/4杯(1mL)とココアバター小さじ1杯を混ぜ合わせます。1日に3回、ペーストを患部に塗りましょう。[4]
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    エッセンシャルオイルを使用する 様々なエッセンシャルオイルを使用すると治療に効果的です。ラベンダーには再生力および殺菌作用があり、治療に役立つことで知られています。また、痛みを軽減する効果もあります。タイムにも再生力および殺菌作用があります。
    • エッセンシャルオイルを2~3滴ガーゼに垂らし、火傷に押し当てます。ガーゼは毎日2~3回取り換えましょう。
    • 水を入れたカップにエッセンシャルオイルをを5~6滴入れて薄めたもので傷口を消毒するのもよいでしょう。
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    ローション、オイル、パウダーの使用は控える 一部の製品を使用すると、摩擦による火傷がさらに悪化する可能性があります。ローション、パウダー、オイル、日焼け止め、アルコールを、摩擦による火傷に使用するのは控えましょう。[5]
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    ビタミンの摂取量を増やす ビタミンの摂取量を増やすと治癒力が高まります。ビタミンCの摂取量を増やして免疫システムを促進し、細菌から体を守りましょう。柑橘類の果物や苺、ブロッコリー、トマトなどをたくさん摂りましょう。食生活の中でビタミンCが足りない場合は、サプリメントを日々摂取しましょう。
    • ビタミンEが多く含まれる食品を摂取します。ビタミンEが多く含まれる食品には、牛乳、卵、全粒穀物、ほうれん草、アスパラガスなどがあります。ビタミンEには、体の治癒力を高める抗酸化物質が豊富に含まれています。
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    火傷部分を観察し、感染症の兆候に注意する 感染症の兆候が見られたり傷口が治癒しない場合は、医師の診察を受けましょう。感染症の兆候には、赤みや圧痛が増す、傷口から膿がしみ出している、傷口から広がる赤い発疹、脇の下または鼠径部の圧痛、発熱などがあります。
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注意事項

  • 摩擦による火傷を氷、ベビーオイル、バター、ローション、パウダーなどで手当てするのは避けましょう。
  • 皮膚にかさぶたができている時や摩擦による火傷が治りかけている際には一般的に痒みを伴います。かさぶたをひっかいたり剥がそうとすると治癒過程が遅くなり、感染症を引き起こす恐れがあります。
  • 糖尿病を患っている場合は免疫や治癒反応が低下している恐れがあるため、傷口に細心の注意を払いましょう。
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出典

  1. http://health.tips.net/T003646_Relieving_Pain_from_Rug_Burn.html
  2. http://health.tips.net/T003646_Relieving_Pain_from_Rug_Burn.html
  3. Mohiba Tareen, MD. 米国皮膚科学会認定皮膚科医. 専門家インタビュー. 26 March 2020.
  4. https://www.sciencedaily.com/releases/2017/03/170314135411.htm
  5. Mohiba Tareen, MD. 米国皮膚科学会認定皮膚科医. 専門家インタビュー. 26 March 2020.

このwikiHow記事について

Mohiba Tareen, MD
共著者 ::
米国皮膚科学会認定皮膚科医
この記事の共著者 : Mohiba Tareen, MD. モヒバ・タリーン医師はミネソタ州のローズビル、メイプルウッド、そしてファリバルトの各市にて皮膚科専門クリニック「Tareen Dermatology」を経営する認定皮膚科医です。ミシガン大学アナーバー校の医学部を卒業。在学時には名誉協会「Alpha Omega Alpha」に在籍しました。皮膚科の研修医としてニューヨーク市のコロンビア大学に勤務中、同市の皮膚科学協会よりコンラッド・ストリッツラー賞を受賞。その業績は医学専門誌「The New England Journal of Medicine」にも掲載されました。皮膚形成外科、レーザー治療学、そして美容皮膚科学に焦点をおいた実務課程を修了。
カテゴリ: 健康
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