擬岩を作る方法

共同執筆者 Anthony "TC" Williams

擬岩の作り方を覚えると、庭造りがより面白くなるでしょう。ガーデニング愛好家からプロの造園業者まで、誰でも擬岩を作ることができます。基本的な製造技術と芸術的創造性を発揮し、本物と見分けがつかない擬岩をコンクリートで作りましょう。大きな岩を庭に設置する代わりに、擬岩を手作りすると経済的なうえ軽いので楽に動かせます。

パート 1 の 5:
擬岩の基礎を作る

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    擬岩の基礎になる材料を用意します。様々な素材を利用して擬岩の基礎を作ることができます。一般的な素材の例は次の通りです。
    • 発泡スチロール
    • 段ボール
    • くしゃくしゃに丸めた新聞紙
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    好みの応じた岩の形をおおまかに作ります。発泡スチロールや段ボールを好みの形に切りましょう。数種類の素材を接着剤で貼り合わせ、変わった形の岩を作ることもできます。
    • 四角い形の岩には、無地の段ボール箱を使います。
    • 熱線スタイロカッターを使うと発泡スチロールを上手に切ることができます。
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    おおまかに形作った岩を金網や細目鋼線網で覆って、見た目を整えます。金属製の網で擬岩の基礎を包みましょう。金属製の網で覆ってセメントモルタル混合材が接着する骨組みを作ります。金属製の網を使うと擬岩の強度が増します。[1]
    • 金属製結束バンドで金網を擬岩の基礎に固定します。
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    擬岩の曲線を整えます。岩を覆った金網を折ったり形を整えたりして、本物に近い自然な形になるように整えましょう。本物の岩には窪みや溝があります。金網の所々を押してそのような窪みや溝をまね、擬岩の表面が不均等になるように整えましょう。
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パート 2 の 5:
モルタルを混ぜる

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    モルタルの乾燥材料を混ぜます。ポルトランドセメント1に対して砂3の割合で混ぜましょう。一輪車またはコンクリートミキサーに材料を入れて混ぜます。作る擬岩の大きさや必要なモルタルの量に応じて一輪車かコンクリートミキサーを使い分けましょう。
    • 砂の割合を1減らし代わりにピートモスを加えると、小穴が多い擬岩になります。[2]
    • 擬岩を濡れやすい場所に置く予定なら、水硬性セメントを使いましょう。
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    セメントと砂の混合物を、セメントと同量の水に加えます。湿度や温度によって必要な水の量は変わるので、必要に応じて加える混合物の量を増減しながら調整します。セメントと砂の混合物を少しずつ水に加えます。よくかき混ぜながら加えて硬めのペースト状に仕上げます。
    • 混ぜながら混合物を水に加えます。
    • モルタルが硬くなりすぎないように、様子を見ながらセメントと砂の混合物を水に加えていきます。
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    数分間モルタルを混ぜます。モルタルが少量なら、一輪車の上で繰り返し混ぜましょう。電動ドリルに撹拌軸を取り付けて混ぜる方法もあります。モルタルの量が多い場合は、コンクリートミキサーを使いましょう。モルタルがクッキー生地くらいの硬さになるまでしっかり混ぜます。[3]
    • モルタルをしっかり混ぜ、ムラなく均等に湿った状態に仕上げます。
    • 硬めのペースト状になるように、必要に応じて水を足します。流動性の少ないもったりした状態に仕上げましょう。
    • 砂の塊がダマになり十分に混ざっていないと、出来上がった擬岩の強度に影響します。しっかり混ざっていることを確認しましょう。
    • ちょうどよい硬さに仕上がるまでに、どの材料をどれくらい加えたかを記録しておきます。使用したセメント、砂、水の量を記録し、その割合に従って材料を混ぜると、1度に作るモルタルの硬さが毎回同じに仕上がります。また、水を計量した装置は毎回同じものを使いましょう。
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パート 3 の 5:
擬岩を作る

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    塗ったモルタルに模様をつけます。モルタルの表面に輪郭や模様をつけて、見た目を本物の岩に似せましょう。
    • こてを使ってモルタルの表面に窪みや溝を作りましょう。
    • 本物の岩をモルタルに押し付けて、岩の模様をモルタルに刻む方法もあります。
    • 海綿や研磨パッドをモルタルに押し付けると、表面に小さな穴が多い岩に仕上がります。
    • 手にビニール袋を巻いてモルタルを押し、擬岩にしわをつけます。
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    乾燥した場所で擬岩を30日間養生します。養生の過程はセメントを乾かすためではなく、化学反応によってモルタルが硬化するために必要です。1週間経つと養生過程の75%は終了しますが、完全に養生するまでには1か月かかることもあります。
    • 養生期間中は、数日に1回表面に水をスプレーします。
    • 表面にひびが入るのを防ぐため、直射日光に当たらないように気を付けましょう。
    • 養生期間中は擬岩をビニールシートで覆いましょう。
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パート 4 の 5:
擬岩を完成させる

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    擬岩をこすって角を削り、滑らかに整えます。研磨石やワイヤーブラシで擬岩の表面をこすりましょう。表面の突起した部分や尖った部分を削って滑らかに整えます。
    • モルタルが崩れる恐れがあるので、1週間養生してからこすりましょう。
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    擬岩を洗います。擬岩の表面をしっかり洗いましょう。ワイヤーブラシで表面をこすりながら洗い、モルタルのカスなどを取り除きます。表面の窪みや溝の部分もしっかり洗って汚れを落としましょう。
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    擬岩に色を塗ります。浸透性コンクリート塗料で擬岩の表面に好みの色を塗りましょう。数色使うと自然な仕上がりになります。モルタルに光る骨材や蓄光(夜光)粉を混ぜると、デザイン性の高い擬岩に仕上がります。
    • 絵筆を使って擬岩に色を塗ります。
    • 数種類の色を塗ると深みが増します。
    • 多く着色する部分と少なく着色する部分を作るとメリハリの効いた仕上がりになります。
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    擬岩を保護します。水性または溶剤系のコンクリートシーラーを塗り、擬岩の表面を保護しましょう。光沢が出るシーラーもありますが、光沢が出ないシーラーを使っても保護力は変わりません。
    • シーラーを3回塗り重ねます。1回塗るごとに15分間乾かして塗り重ねましょう。
    • 1~2年に1度シーラーを塗りなおすと保護力を維持することができます。
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    擬岩の基礎を取り出します。擬岩の表裏を決め、底を切り開いて基礎を取り出しましょう。モルタルの養生が完了すると、擬岩の形と強度はモルタルと金網で維持することができます。基礎部分は必要がなくなるので取り除きましょう。基礎部分をそのまま残すと中で腐敗する可能性があります。
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パート 5 の 5:
擬岩を庭に配置する

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    擬岩を置く場所を決めます。水場の一部や玄関アプローチに置いたり、庭のアクセントとして使ったりすることができます。擬岩の大きさや外観に応じて最適な場所を選びましょう。
    • 水硬性のセメントを使用していない場合は、水に濡れる場所を避けて配置します。水に浸ったり大量の水で濡れたりすると、普通のセメントで作った擬岩は崩れてしまいます。
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    擬岩を設置する場所に小さな窪みを作ります。擬岩を置き、棒やシャベルで擬岩の周りを均します。擬岩の形に合わせて深さ2.5cm~5cmの窪みを作りましょう。擬岩の下部を地面に埋めると、地上に出た部分がより自然に見えます。
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    擬岩を窪みに置きます。擬岩の周囲に土をかけたり、石を置いたりすると庭になじみます。擬岩をいくつも飾って、岩をテーマに凝った庭を造りましょう。
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注意事項

  • 擬岩をプールや温水浴槽の構造耐力上主要な部分として使ってはいけません。
  • セメントを扱う際は注意しましょう。石灰が皮膚に触れたり肺に入ったりすると化学熱傷を起こす危険があります。セメントを混ぜる際は手袋やマスクを着用し、肌を覆う服装で作業しましょう。
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このwikiHow記事について

この記事はAnthony "TC" Williamsが共著しています。 アンソニー・TC・ウィリアムズはアイダホ州在住の造園家です。アイダホ州の造園企業登録会社、「Aqua Conservation Landscape & Irrigation」を設立し、オーナーを務めています。
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