大抵の人は喧嘩などに絶対巻き込まれたくはないと思っています。しかし、ジョギング中や駐車してある車まで歩く時などにいきなり襲われた場合に備えて、自分を守る方法を知っておくのが賢明です。興味がなければ、この記事を読む必要はないでしょう。話をして戦闘を回避できるのなら素晴らしいことですが、その状況を避けられないのであれば、しっかりと相手との距離をとり、相手の攻撃をブロックすることに集中しながら、相手の弱点を攻撃しましょう。

方法 1 の 3:
攻撃者に反撃する

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    足かひじで膝に打撃を入れて動きを止める 攻撃者の膝に蹴りを入れると、相手は確実に痛みに苦しむため、すぐにはあなたを追いかけてくることはできません。膝は地面からわずか数10㎝のところにあるため、攻撃者はあなたが蹴っている時に脚をつかむことはできません。重傷を与えたければ膝の正面を、直ちに動けなくするだけなら膝の横側を蹴りましょう。[1]

    攻撃者に地面に倒されてしまっても、相手の膝の側面を肘で叩きましょう。

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    攻撃者の目をジャブで打つか引っ掻く 利き手の拳で攻撃者の目を殴打します。鍵を持っていたら、鍵で相手の目を引っ搔きます。別の手段では、爪で相手の目を引っ搔くこともできます。これにより、一時的に目をくらませ、相手が怯んだ間に逃げることができます。[2]
    • その場から逃げるために少しダメージを与えるだけであって、決して攻撃者を失明させる目的ではないことを覚えておきましょう。
    • トウガラシスプレー(催涙スプレー)を持っていたら、攻撃者の顔に向けて目に入るようにスプレーします。非常な痛みを与え、しばらくは目が見えなくなります。もしくは鍵で相手の目を狙います。
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    攻撃者の鼻を拳か手のひらで殴打する 鼻は弱く敏感でダメージを受けやすい部分です。握り拳で相手の鼻を殴るか、手のひらで鼻の付け根を強く押し上げます。あるいは、相手が約60cm以内にいる場合は、肘で鼻を殴打することもできます。[3]
    • 鼻を殴打して、攻撃者が激痛に苦しむ間に、その場から素速く逃げることができるでしょう。
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    喉仏や喉元を殴打する 攻撃者の喉ががら空きであれば、首にパンチをくらわせます。握り拳か手を横向きにして、攻撃者の鎖骨と首の付け根の柔らかい部分を狙います。そして、攻撃者の呼吸を一時的に妨げるため、できるだけ強く叩きましょう。[4]
    • 喉仏を強く殴ると気道が潰れ、攻撃者を死亡させる可能性があるため注意しましょう。命の危険がある状況でない限り、喉仏を強く叩いてはいけません。
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    男に攻撃されている場合は股間を蹴る 男性の股間にキックが決まれば、相手は確実に数分間は動けません。苦痛で地面に倒れ込むかもしれません。両脚の間、股間の中央をまっすぐに狙い、蹴り飛ばします。[5]
    • 攻撃者は股間を蹴られることを予測していると思われ、素速くかわされたり、ブロックされる可能性があります。
    • 女から襲われている場合、股間を蹴るのは必ずしも悪い方法ではありませんが、男の場合と比べるとあまり効果的ではありません。
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    攻撃者の動きが止まっている間に逃げる 攻撃者が倒れたり、動きが止まったら直ぐに逃げましょう。安全な場所へ逃げ、警察を呼んで助けを求め、何が起こったか説明をして届けを出します。[6]
    • 絶対に勝負がつくまで(殺すまで)攻撃を続けたり、攻撃者を拘束しようとしてはいけません。攻撃者の喉、目、または股間へ打撃の後、痛みに苦しんでいても大丈夫かどうか様子を見たりせず、直ぐその場から離れ、車内、建物内、または人混みに紛れ、攻撃者から見つからない安全な場所へ逃げましょう。

方法 2 の 3:
攻撃者を対処する

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    堂々として注意を払っている態度を見せる 強盗やその他の暴力的犯罪者は、周囲の状況に注意を払っていない、不意打ちの攻撃をしやすい人を狙います。歩きスマホは止め、真っ直ぐに立って顎を上げて背筋を伸ばし、早足で歩きましょう。誰かにつけられていると思ったら、目を合わせないようにしますが、周囲の状況には十分に注意を払いましょう。[7]
    • 攻撃者はあなたに隙がないと分かれば手を出してこないでしょう。
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    話をして暴力的な攻撃を避ける 襲ってきそうな攻撃者が乱暴に話しかけてきたら、落ち着いて話して状況を暖和させましょう。攻撃者を落ち着かせるか、その場から離れるための時間稼ぎができれば理想的です。「ほら、私を攻撃しなきゃいけない理由なんてないでしょう。車に乗ったらすぐ立ち去るから、ついて来ないで」などと話してみましょう。[8]
    • 攻撃者が声を張り上げたり、無礼なことを言っても、怒鳴り合いを始めてはいけません。落ち着いて状況を鎮めれば立ち去ることができます。
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    チャンスがあれば攻撃者から逃げる 攻撃的な態度で近寄られたら、車内や建物内に素速く入る、または人混みに紛れ込むなどして、攻撃者から離れるようにします。戦わずに逃げるチャンスがあれば、そうしましょう。財布や時計などを一方向へ投げて注意をそらし、反対方向へ走って逃げることもできます[9]
    • または、攻撃者が財布、クレジットカード、ジャケット、靴などを要求してきたら、ためらわずに渡しましょう。お金にしがみついて、命を危険にさらす価値はありません。
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    攻撃者に向かって怒鳴り、攻撃を阻止する ほとんどすべての場合において攻撃者は、簡単に大人しく従わせることができる被害者を選びます。騒然として他の人、または警察に気づかれては困るからです。誰かが近寄ってきて攻撃してくると感じたら、「下がれ!」と大声で怒鳴りましょう。[10]
    • それでも攻撃者が近づいてくる場合は、「失せろ!」や「近寄るな!」などと怒鳴りつけます。
    • 携帯電話を出して「これ以上近づいたら警察を呼ぶぞ!」と大声で叫びましょう。
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    攻撃に備えて防衛姿勢をとる 逃げられない、または状況を鎮めることができない場合、攻撃をする準備をします。足を肩幅に開き、利き足ではない方の足を前に出し外側へ向けます。体重を両足の中心に保ち、重心が低くなるように少しかがみ、両手を上げて顔を守ります。[11]
    • この構えは攻撃から身を守る際に、よりコントロールがしやすくなり、相手は攻撃がしにくくなります。体をコンパクトに保つと、転倒を防ぎ、打撃中のバランスを維持しやすくなります。

方法 3 の 3:
攻撃を阻止して自己防衛をする

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    手と腕で、股間、喉、腹部、目を守る これらの急所は体の中でも最も弱い部分で、最も攻撃者に狙われやすい場所です。腹部や喉を強打されれば手も足も出ません。手と腕を使って急所を覆い、強打されないよう全力を尽くしましょう。 打撃をブロックするには、手や腕を動かしましょう。できれば、殴打や平手打ちをかわすために、肩や上体で受け止めるましょう。[12]
    • 地面に倒され、蹴られたり殴られている場合は、体を丸めながら頭部を守りましょう。
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    攻撃者に殴打した後は構えの姿勢に戻る 殴りかかった後に相手から腕を掴まれたり、不意打ちの攻撃をされないように、打撃を加えた後は直ぐに膝をわずかに曲げて、両手を上げた構えの姿勢に戻ります。利き手を頬の位置に、もう一方の手をこめかみの前に上げます。頬やこめかみを強打された場合、失神する可能性があるため、この部分をしっかりとガードしましょう。
    • 戦っている最中でも、できる限り音を立て続けます。攻撃者を思いとどまらせたり、周囲の人の注意を引くことができます。「近寄るな!」「失せろ!」などと怒鳴り続けましょう。
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    後ろから掴まれたら頭突きを入れる 攻撃者に後ろから掴まれた場合、後頭部が相手の鼻に当たるように、後ろへ向けて頭突きをしましょう。後頭部でできるだけ強く叩きつければ、攻撃者は痛みであなたを掴んでいられなくなるでしょう。[13]
    • 上手くいかない場合は、膝を曲げて体重を下へ落とすと、攻撃者の掴む力が緩くなるはずです。相手の腕をふりほどいたら、顔に向かって肘を振り上げましょう。鼻を肘で殴打し、相手が痛みに苦しんでいる間に逃げることができます。
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    周囲にあるものを利用して攻撃する 鍵を武器にして攻撃者の目を刺したり、鞄やハンドバッグで顔を叩くことができます。または、周囲に棒や金属製のポールが落ちていたら、これを利用して反撃しましょう。土や砂を掴んで相手の目にかけて、一時的に視覚を奪い、動きを封じることもできます。[14]
    • こういったものは反撃するのに理想的な武器ではありませんが、数針縫うだけの傷と入院が必要な重症と大きな違いが出る可能性があります。
    • トウガラシスプレーを持ち歩く人が多くいます。襲われた場合、攻撃者の顔にかけて対処するのはとても良い手段です。
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    襲われて怪我をしたら病院で治療を受ける どうにか逃げ出し、人混みや自宅で安全を確保できたら、怪我をしていないかチェックしましょう。怪我をしていたら、医師の診察を受けるか、救急病院へ行きましょう。かすり傷やあざがある場合は、絆創膏を貼り、他の応急処置を行えば済むでしょう。
    • 病院には、さらに攻撃をしてくる攻撃者に対処してくれるスタッフがいることがあります。

ポイント

  • 車に向かって歩く時でも、絶対に攻撃者に背中を向けてはいけません。振り返った時に襲われる可能性があります。安全のためには、後ろ向きか横向きに歩き、顔は攻撃者に向けておきましょう。
  • 攻撃者に押さえつけられている場合は、足を踏みつけてみましょう。攻撃者には大きな痛みにはなりませんが、気をそらすことができ、拘束から抜け出して逃げることができるかもしれません。[15]

注意事項

  • 拉致されたり、強盗にあった場合は、猛烈な勢いでできる限り反撃をしましょう。攻撃者に怪我をさせないかなど、心配する必要はありません。
  • この記事で紹介した反撃方法のいくつかは、相手に重大な危害を与える可能性があります。例えば、目を殴打すれば視覚に深刻な損傷を与え、喉仏を強打すれば命取りになる可能性があります。校庭で友達との喧嘩やいざこざで、急所への攻撃をして損傷を与えてはいけません。

このwikiHow記事について

Dany Zelig
共著者
護身術専門家
この記事の共著者 Dany Zelig. カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く「Tactica and the Tactica Krav Maga Institute」の設立者、そして経営者のダニー・ゼリグは、イミ・リヒテンフェルド流クラヴ・マガの2代目講師で、イミ派の師範代とクラヴ・マガ協会より直々に認定されました。1987年にイスラエルのWingate Instituteにてミリタリークラヴ・マガ指導者の認定資格を取得しています。
カテゴリ: 武道
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