プロセッサ、すなわち「CPU」はパソコンの中枢神経のようなものです。他のパソコン部品と同じようにプロセッサもすぐに古くなってしまいますが、最新の高性能プロセッサは定期的に発売されています。プロセッサのアップグレードは、最もお金のかかるアップグレードの1つですが、大幅な性能向上が期待できます。まずはアップグレードする前に、互換性のあるプロセッサの種類を確認しておきましょう。

パート 1 の 3:
マザーボードの互換性を確認する

  1. 1
    マザーボードの取扱説明書を確認する どのプロセッサなら取り付けられるかを判断する一番の材料は、マザーボードのソケット形状です。AMDとIntelは異なるソケットを採用しており、どちらのメーカーもプロセッサに応じて複数のソケット形状を採用しています。なお、マザーボードの取扱説明書には、ソケットに関する必要な情報が記載されています。
    • AMDのマザーボードにIntelのCPUを搭載することはできません。その逆も同様です。
    • 同じメーカーのすべてのプロセッサで同じソケットが採用されているわけではありません。
    • ノートパソコンのプロセッサをアップグレードすることはできません。
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    「CPU-Z」というソフトウェアでソケット形状を確認する 「CPU-Z」は、どのようなハードウェアが取り付けられているかを調べることができるフリーソフトで、マザーボードのソケット形状を最も簡単に調べることができます。
    • www.cpuid.com(英語のみ)から「CPU-Z」をダウンロードしてインストールします。
    • 「CPU-Z」を起動します。
    • 「CPU」タブをクリックし、「パッケージ」欄に表示されている内容を確認します。
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    取扱説明書が見つからない場合は、マザーボードを目視で確認する パソコンを開き、マザーボードの型番を探してインターネットで調べます。
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    それでもわからない場合は、古いプロセッサをパソコン専門店に持ち込む それでもソケット形状がわからない場合は、古いプロセッサをマザーボードから取り外して、パソコン専門店に持ち込みましょう。専門店のスタッフがプロセッサのソケット形状を教えてくれたり、交換に適したプロセッサを紹介してくれたりするはずです。
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    プロセッサをアップグレードする場合は、新しいマザーボードの購入を検討する 古いパソコンを新しいプロセッサにアップグレードしようとすると、かなりの確率でソケットが合わないことがあります。時間が経てば経つほど、古いマザーボードに合う新しいプロセッサの入手は難しくなります。新しいプロセッサと一緒に新しいマザーボードを購入すれば、これらの作業ははるかに簡単になります。
    • 注:マザーボードをアップグレードする場合、古いメモリは新しいマザーボードと互換性がないことが多いので、メモリもアップグレードする必要があるかもしれません。
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パート 2 の 3:
古いプロセッサを取り外す

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    PCケースを開ける プロセッサを取り外せるようにするには、PCケースを開ける必要があります。パソコンをシャットダウンし、すべてのケーブルを抜きましょう。パソコンを横に倒し、背面のコネクタが机に最も近い位置にくるようにしたら、プラスドライバーまたはつまみねじを使ってサイドパネルを取り外します。
    • PCケースを開ける詳しい手順については、インターネットで調べてみましょう。
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    アース(接地)を取る パソコン内部の作業をする前に、正しくアース(接地)が取れていることを確認しておきましょう。帯電防止リストストラップをPCケースの金属が露出している部分にくっつけたり、金属製の水道の蛇口に触れたりします。
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    CPUクーラーの位置を確認する 通常、プロセッサの上部にはCPUクーラーが取り付けられています。このCPUクーラーとは、一般的にファンに取り付けられている金属製のヒートシンクのことです。プロセッサを取り外せるようにするには、これを取り外さなくてはなりません。
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    邪魔になっているケーブルや部品をすべて取り外す パソコン内部は非常に窮屈であり、CPUクーラーの一部または全体をケーブルや部品が塞いでいる可能性があります。CPUクーラーを取り外すために必要なものを取り外しますが、各ケーブルがどこに接続されていたか覚えておきましょう。
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    CPUクーラーを取り外す CPUクーラーのケーブルをマザーボードから抜き、CPUクーラーを取り外します。通常、純正クーラーには突起が4つ付いており、指やマイナスドライバーではずすことができます。また、CPUクーラーの中にはマザーボードの背面にブラケットが付いているものもあり、その場合はそれを先に取り外さなくてはなりません。
    • マザーボードからCPUクーラーを取り外しても、放熱グリスが原因でプロセッサにくっついたままになっているはずなので、CPUクーラーをゆっくりと前後にねじってプロセッサから外しましょう。
    • 新しいプロセッサでCPUクーラーを再利用する場合は、CPUクーラーの底面に残っている放熱グリスを消毒用アルコールで拭き取りましょう。
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    CPUソケットカバーの側面にあるレバーを外す これでソケットカバーが飛び出し、プロセッサを取り外すことができます。
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    プロセッサをゆっくりとまっすぐに持ち上げる プロセッサの側面をつかみ、繊細なピンを傷つけないようにプロセッサをまっすぐに持ち上げます。CPUソケットカバーの下からプロセッサを取り外すには、少し角度をつける必要があるかもしれませんが、ピンが外されていることを確認してから行いましょう。
    • 古いプロセッサを取っておきたい場合は、必ず帯電防止袋に入れておきましょう。また、AMDのプロセッサを取っておく場合は、ピンを傷つけないように帯電防止フォームにも押し込んでおきましょう。
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パート 3 の 3:
新しいプロセッサを取り付ける

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    新しいマザーボードを取り付ける(必要な場合) マザーボードをアップグレードしないと新しいプロセッサが使えない場合は、先にこの作業を行っておきましょう。古いマザーボードからケーブルや部品をすべて取り外したら、古いマザーボードをケースから取り外します。新しいマザーボードは、必要に応じて新しいスペーサーを使ってPCケースに取り付けましょう。
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    アース(接地)を取る 新しいプロセッサをパッケージから取り出す前に、アース(接地)が取れているかどうかをもう一度確認しておきましょう。静電気が発生すると、プロセッサは簡単に壊れてしまい、使い物にならなくなってしまいます。
    • アース(接地)が取れているかどうかわからない場合は、金属製の水道の蛇口をもう一度触っておきましょう。
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    新しいプロセッサを保護袋から取り出す プロセッサは必ず端を持って、ピンや接点に触れないようにしましょう。
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    プロセッサの切り欠き(三角形)をソケットに合わせる プロセッサやソケットによっては、端にいくつかの切り欠きがあったり、四隅のいずれかに小さな三角形があったりします。これらはCPUを正しい位置に取り付けるためのものです。
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    プロセッサをソケットにゆっくりと挿入する プロセッサの向きが正しいことを確認したら、プロセッサをソケットにゆっくりと直接挿入しましょう。斜めに挿入してはいけません。
    • プロセッサを無理に押し込む必要はありません。無理に押し込むと、ピンが曲がったり折れたりして、プロセッサが動作しなくなる恐れがあります。
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    CPUソケットカバーを再び取り付ける プロセッサを正しく挿入したら、CPUソケットカバーを閉じてプロセッサがしっかりと固定されるように再び取り付けましょう。
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    プロセッサに放熱グリスを塗る CPUクーラーを取り付ける前に、プロセッサの上部に放熱グリスを薄く塗っておきましょう。これは接合面の隙間を埋めることで、プロセッサからCPUクーラーに熱を伝導するのに役立ちます。
    • 放熱グリスを塗る詳しい手順については、インターネットで調べてみましょう。
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    CPUクーラーを固定する この手順は、取り付けるCPUクーラーの種類によって異なります。Intel純正のCPUクーラーの場合は4つの突起でマザーボードに固定しますが、AMD純正のCPUクーラーの場合は金属製のつまみに斜めに取り付けます。
    • CPUクーラーは、必ずマザーボードのCPU_FAN(CPUファン)というコネクタに接続しましょう。これでCPUクーラーのファンに電源が供給されます。
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    上記で取り外したものを再び取り付ける パソコンを閉じる前に、プロセッサを取り出すために取り外したものがすべて正しく取り付けられていることを確認しておきましょう。
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    PCケースを閉じる サイドパネルを元の位置に戻し、ネジで固定します。パソコンを机に戻したら、すべてのケーブルを背面に接続しましょう。
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    パソコンの電源を入れてみる プロセッサを交換しただけでマザーボードが同じであれば、パソコンが正常に起動する可能性は高くなります。「CPU-Z」または「システムのプロパティ」ウィンドウ( Win+Pause)を開き、新しいプロセッサが認識されていることを確認しましょう。
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    OSを再インストールする(必要な場合) 新しいマザーボードを取り付けた場合や、古いプロセッサとは大きく異なるプロセッサを取り付けた場合は、OSを再インストールする必要があります。新しいプロセッサを取り付けた後に起動に問題がある場合は、OSを再インストールすることで再び起動できるようになります。[1]
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