新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続く中、自分の体調が芳しくない場合は特に、自分も感染しているのではないかと不安になるかもしれません。しかし、新型コロナウイルス以外の原因で症状が出ている可能性もあるため、それほど心配しなくてよいでしょう。[1]新型コロナウイルスにかかった疑いがあり、検査を受けたいのであれば、まずは帰国者・接触者相談センターやかかりつけ医、地域の相談窓口等に相談しましょう。その結果、感染が疑われると判断された場合には、帰国者・接触者外来等を紹介され、検査を受けることになります。[2]感染している疑いがあるならば、外出は控え、感染拡大を防ぎましょう。新型コロナウイルス感染者の退院基準や自宅待機の解除基準については、厚生労働省のホームページを確認しましょう。[3]

方法 1 の 4:
地域の窓口等に相談する

  1. 1
    新型コロナウイルスに感染している疑いがある場合は、帰国者・接触者相談センターやかかりつけ医、地域の相談窓口等にあらかじめ相談しましょう。[4]
    • 感染が疑われると判断されると、帰国者・接触者外来等を紹介されるので、そこで新型コロナウイルスの検査を受けることになります。
  2. 2
    各都道府県が公表している、帰国者・接触者相談センターのページを確認しましょう。ドライブスルー方式のPCR検査を行っている県もあります。検査が実施される場所や時間などは、医師の診療を受け、検査が必要だと判断された人に案内されます。[5]
    • 「東京都 新型コロナウイルス 検査」などとインターネットで検索して情報を入手するとよいでしょう。
  3. 3
    アメリカでは、薬局で新型コロナウイルスのPCR検査を受けられる州もあります。[6]
    • CVS(アメリカの大手ドラッグストア)のウェブサイト https://www.cvs.com/minuteclinic/covid-19-testing. にアクセスし、居住地域の郵便番号を入力すると、検査に関する詳細が表示されます。
    • CVSで新型コロナウイルスの検査を受けるには、検査を受ける州の居住者かつ18歳以上である必要があります。
  4. 4
    検査の予約をしましょう。自費診療としてPCR検査や抗体検査を受けることも可能です。インターネットで検索して自費診療としての検査を実施しているクリニックを探し、ウェブ予約や電話予約をしましょう。[7]
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方法 2 の 4:
検査を受ける

  1. 1
    検査を受ける際には保険証や運転免許証、マイナンバーカードなどの身分証を持参しましょう。住所を証明する必要があるかもしれません。身分証に住所が記載されていない場合は、公共料金の領収書などを持参しましょう。[8]
    • 予約確定のメールなども、必要であれば見せられるように準備しておくとよいでしょう。
  2. 2
    診療所や検査センターの指示に従いましょう。ドライブスルー方式の検査では、車から降りることはありません。検査を担当する医師の指示に従いましょう。[9]
    • 自分の検査の順番が来るまで、長時間待つ場合もあるかもしれません。
  3. 3
    鼻・喉の検体検査を受けます。新型コロナウイルス感染症の有無を判断するのに行われる主な検査は鼻咽頭・口腔咽頭の検体検査です。これらの検査では、医療従事者が綿棒を使用して鼻や喉の粘膜を採取するため、検査中はできるだけ動かずにじっとしていましょう。多少の不快感を感じるかもしれませんが、痛みを伴うような検査ではありません。[10]
    • 検査の際は、5~10秒間、綿棒を鼻や喉の奥にこすりつける必要があるため、少し不快に感じるかもしれません。呼吸を整えてリラックスしましょう。検査はすぐに終わります。
  4. 4
    検査結果を待ちましょう。PCR検査の結果が出るまでの期間は医療機関によって異なります。数時間で結果が出るものもあれば、数日かかる場合もあります。結果は検査をした医療機関から直接本人に通知されます。[11]
    • 感染の有無を15分程度で判定する検査キットも販売されています。キットによって検査方法や判定が出るまでの時間は異なります。自宅で検査をする際は、キットの説明書をよく読んでから行いましょう。[12]
    • 郵送の新型コロナウイルス抗体検査をおこなっている会社もあります。自宅に検査キットを郵送してもらい、キットを使用して検査物を採取した後キットを返送し、ウェブサイトで検査結果を確認できるシステムになっています。[13]
  5. 5
    感染拡大を予防しましょう。かぜの症状がある場合は、検査のために医療機関へ出向く必要がある場合を除き、外出は控えます。家族と生活していて、自分にかぜの症状があるならば、家族のいる部屋とは別の部屋で過ごしましょう。咳やくしゃみをする際は口や鼻をティッシュで覆い、使用済みのティッシュは捨てましょう。[14]
    • 水と石鹸でこまめに手を洗い、家の中の手で触れる共用部分を消毒しましょう。
    • 外出する際はマスクを着用し、感染拡大を防止することが大切です。しかし、マスクだけに頼ってはいけません。ソーシャルディスタンスを保ち、自分の顔を触るのは避け、頻繁に手を洗いましょう。[15]

    注意:動物が新型コロナウイルスに感染した事例も報告されています。自分や家族以外の人を飼育しているペットと接触させないようにしましょう。また、自分が感染している場合もペットとの接触は避けましょう。[16]

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方法 3 の 4:
自宅で検査を受ける

  1. 1
    アメリカでは、2020年4月に、FDA(米国食品医薬品局)が初めて家庭用の新型コロナウイルス検査キットを緊急承認しました。[17]2020年6月の時点では、FDAが承認した自宅で行える新型コロナウイルスの検査キットは臨床検査会社ラブコープ(LabCorp)によって販売されているキットのみです。[18]ラブコープより販売されている検査キットについて以下で紹介します。
    • 検査キットの費用を前払いする必要はありません。ラブコープが保険会社に請求するか、連邦政府が負担します。
  2. 2
    検査キットを受け取り次第、オンラインに登録しましょう。検査結果はメールで確認することになるため、キットが届いたらオンラインに登録する必要があります。https://www.pixel.labcorp.com/user/login?destination=register にアクセスし、キットに付属されているチューブに記載された12桁の番号を入力します。[19]
  3. 3
    手を洗い、キットを開封します。正確な検査結果が出るように、まずはしっかりと手を洗います。さらに、キットの中身を置く場所の表面を消毒しておきましょう。[20]
  4. 4
    キットに付属の綿棒を鼻の内部に挿入してこすり、検体を採取します。パッケージから綿棒を取り出す際は、綿棒の先端に触れないよう注意しましょう。検体を採取した後すぐに綿棒をチューブに入れられるよう、チューブのキャップを取り外しておきます。綿棒の先端を鼻の穴に入れ、3回こすります。同じ綿棒を反対側の鼻の穴に入れ、同様にこすります。[21]
    • 綿棒の先端が見えなくなる程度まで挿入すれば十分です。鼻の奥深くまで入れる必要はありません。
  5. 5
    綿棒をチューブに入れ、そのチューブを付属の袋に入れます。綿棒の先端を下向きにしてチューブに入れ、鼻をこすった部分が液体に浸るようにします。この時点で一度手を洗い、その後チューブにキャップをして付属の袋に入れます。袋を半分に折り、乾燥剤の上に置きます。[22]
  6. 6
    検査キットを梱包し、直ちに郵送しましょう。乾燥剤を半分に折り、チューブの入った袋を包むようにします。それをアルミ袋に入れ、さらにそのアルミ袋を箱に詰めて閉じ、封をします。付属の返送先ラベルを箱に貼りつけ、FedExのドロップボックスに持ち込みます。[23]
    • 郵便料金は支払い済みのため、自分で払う必要はありません。
    • 検査後はすぐに検査キットの入った箱を郵送しましょう。ドロップボックスに箱を持ち込んだ日に集荷されるよう、FedExの集荷スケジュールを確認しましょう。
  7. 7
    メールで検査結果を確認します。検査結果が出たらすぐに確認できるよう、検査キットが郵送され次第、オンラインに登録しておくことが大切です。検査結果はメールで送られてくるため、常に使用するメールアドレスを登録しておきましょう。[24]
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方法 4 の 4:
抗体検査を受ける

  1. 1
    抗体検査を受けるには、クリニックに問い合わせ、予約をしましょう。抗体とは、ウイルスが体内に入ってきた時にウイルスを体内から除去しようと身体が作り出すタンパク質です。新型コロナウイルスにかかると、抗体が作られ、血液中に抗体がある状態になります。抗体検査が陽性であると、以前に新型コロナウイルスにかかったことが証明されると言われています。[25]
    • 抗体はすぐに作られるものではありません。ウイルスが体内に入ってから数日から数か月して作られます。そのため、無症状の状態になって最低でも7日間が経過してから検査を受けるよう医師に勧められるかもしれません。
    • 抗体検査を受けることで、無症状だった人でも過去に新型コロナウイルスに感染していたかどうかが分かります。[26]
    • 2020年6月の時点では、新型コロナウイルスに感染した人が再感染する可能性はあるのか、あるいは免疫を獲得するため再感染はしないのか、といった点は明らかになっていません。[27]

    知っていましたか?抗体検査はPCR検査や抗原検査とは違い、保険認可されていません。 各医療機関で、自費検査として実施されています。また、検査結果が陽性だったからといって、今後新型コロナウイルスにかからない保証があるわけではありません。[28]

  2. 2
    クリニックなどの各医療機関で抗体検査を受けます。インターネットで抗体検査を行っているクリニックを調べ、検査の予約を取りましょう。クリニックによっては、企業や事務所への出張検査を行っているところもあります。検査の時間には遅刻しないようにしましょう。[29]
    • かぜの症状がある場合は、クリニックに電話をし、検査を受けに行っても問題ないか尋ねましょう。検査の日程を変更する必要があるかもしれません。
  3. 3
    医療従事者が採血を行います。抗体検査では、医療従事者が採血を行い、抗体が血液中に存在するかを調べます。採血の際はリラックスしましょう。痛みを伴う検査ではありませんが、多少の不快感を感じるかもしれません。[30]
    • 一般的には、医療従事者によって腕から採血されます。
  4. 4
    抗体検査の結果が出るまで1~3日間待ちます。結果が出るまでの時間は検査キットによって異なります。検査結果が出るのはいつか、検査を受けたクリニックに尋ねましょう。[31]
    • 検査後は帰宅するよう言われ、検査結果が出たらクリニックより電話がかかってくる場合もあります。
  5. 5
    検査結果について医師と話しましょう。検査結果が陽性だった場合、過去に新型コロナウイルスまたは類似する感染症にかかり、回復したことを意味します。一方で、陰性だった場合は過去に新型コロナウイルスにかかったことはないと言えますが、現在感染している可能性を除外することはできません。検査結果について医師に説明してもらいましょう。[32]
    • 現在、日本国内で診断薬として薬事承認を得た抗体検査はなく、世界保健機関は抗体検査について、診断を目的として単独で用いることは推奨せず、疫学調査等で活躍できる可能性を示唆しています。[33]
    • 検査結果は時に偽陰性となることもあるため、注意が必要です。[34]
  6. 6
    抗体があるからといって、再感染する可能性がないわけではありません。一般的に、血液中に抗体が作られた場合、免疫ができたことを意味しますが、新型コロナウイルスに関しては、その点は明らかになっていません。現段階の研究によると、再感染する可能性は否定できないとのことです。より明確な研究結果が出るまでは、医師の指示に従いましょう。[35]
    • 新型コロナウイルスから回復したと分かれば、大きな安心感を得られるでしょう。しかし、再感染しない保証はありません。
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注意事項

  • かぜの症状がある場合は、かりつけ医、地域の相談窓口等に相談しましょう。仕事や学校は休み、外出は控えるよう指示があるかもしれません。場合によっては検査を受ける必要があると判断され、帰国者・接触者外来等を紹介されることもあります。[36]
  • 2020年6月時点では、FDA(米国食品医薬品局)に許可されている自宅で使用可能な新型コロナウイルス抗体検査キットはありません。[37][38]
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  1. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/lab/guidelines-clinical-specimens.html
  2. https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kansensho/mers/1022939.html
  3. https://www.kusuri.net/update/coronakit/
  4. https://yoboukai.co.jp/article/1032
  5. https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf
  6. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/prevent-getting-sick/cloth-face-cover.html
  7. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/daily-life-coping/pets.html
  8. http://dl.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/JETRO2020vol1.pdf
  9. https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-fda-authorizes-first-test-patient-home-sample-collection
  10. https://www.pixel.labcorp.com/sites/default/files/covid-19-collection-instructions.pdf?v=3
  11. https://www.pixel.labcorp.com/sites/default/files/covid-19-collection-instructions.pdf?v=3
  12. https://www.pixel.labcorp.com/sites/default/files/covid-19-collection-instructions.pdf?v=3
  13. https://www.pixel.labcorp.com/sites/default/files/covid-19-collection-instructions.pdf?v=3
  14. https://www.pixel.labcorp.com/sites/default/files/covid-19-collection-instructions.pdf?v=3
  15. https://www.pixel.labcorp.com/sites/default/files/covid-19-collection-instructions.pdf?v=3
  16. https://omiyaever.jp/column/新型コロナウイルスの検査について抗体検査、pcr
  17. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/lab/serology-testing.html
  18. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/testing/serology-overview.html
  19. https://ningyocho-cl.com/covid19-kensa-chigai/#index_id7
  20. https://ningyocho-cl.com/koutaikensa-ranking/
  21. https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/coronavirus/expert-answers/covid-antibody-tests/faq-20484429
  22. https://allcarefamilymed.com/covid19-antibody-test
  23. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/testing/serology-overview.html
  24. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q5-6
  25. https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/coronavirus/expert-answers/covid-antibody-tests/faq-20484429
  26. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/testing/serology-overview.html
  27. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q5-1
  28. https://www.nbcnews.com/health/health-news/what-you-need-know-about-coronavirus-testing-kits-n1181141
  29. https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-fda-issues-warning-letters-companies-inappropriately-marketing-antibody

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