新型コロナウイルスの検査を受ける方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続く中、自分の体調が芳しくない場合は特に、自分も感染しているのではないかと不安になるかもしれません。しかし、感染者との濃厚接触があった場合や、感染の流行地域を訪問していた場合を除き、感染している確率は低いと考えられます。新型コロナウイルス感染症を疑う場合、最寄りの保健所などに設置されている「帰国者・接触者電話相談センター」に問い合わせましょう。電話相談により、受診が必要と判断された場合、新型コロナ外来を受診します。その後、診察した医師が検査の必要があると認める場合には、受診を勧められた医療機関でPCR検査を受けることになります。[1]

パート 1 の 2:
検査基準を満たす

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    体温測定を行う 新型コロナウイルスに感染した人のほとんどに見られる症状は発熱です。平熱よりも高い体温は発熱と考えられます。日本人の平均体温は36.89℃と言われていますが、[2]これより高い人もいれば、低い人もいるでしょう。発熱しているかを知るには体温計を使うのが最も正確な方法ですが、発汗、悪寒、筋肉痛、衰弱、脱水などの症状が見られないかも観察しましょう。[3]
    • 成人の場合、37.5℃以上の熱が4日以上続く場合は、帰国者・接触者電話相談センターに電話をかけて相談しましょう。[4]
    • 小児については、厚生労働省が示している受診の目安に従って対応しましょう。原因不明の発熱が続く、呼吸が苦しい、経口摂取ができない、ぐったりしているなどの様子が見られるときは、すみやかに医療機関を受診しましょう。[5]
    • ただし、小児であっても濃厚接触者や健康観察対象者である場合は、地域の帰国者・接触者電話相談センターに相談しましょう。[6]
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    呼吸器疾患の症状に注意する 新型コロナウイルスの最も一般的な症状は咳や息苦しさです。他にも、鼻詰まり、鼻水、咽頭痛、倦怠感などの症状が現れることもあります。しかし、これらの症状は他の多くの病気にも見られます。このような症状があるからといって、パニックにならないことが大切です。[7]

    知っていましたか?新型コロナウイルスの症例の約80%は軽症であり、特別な治療を必要としない場合が多いのです。ただし、高齢者の場合や、心不全、糖尿病、高血圧 などの基礎疾患や持病のある人は、重症化するリスクが高いと考えられています。[8]

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    新型コロナウイルに感染するリスクが高いか判断する 2020年3月の時点では、新型コロナウイルス感染症が流行している地域を訪問した場合や、検査により感染が確認された人との濃厚接触があった場合を除き、感染する可能性は低いと言われています。しかし、それら2つの判断基準を満たしているとしても、14日以内に感染症状が見られない場合は、感染していないと言えるでしょう。[9]
    • 新型コロナウイルスの感染者が最も多い国は、中国、イラン、イタリア、日本、韓国です。
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    他の病気の可能性を考える 風邪の症状があるからといって、新型コロナウイルスに感染しているわけではありません。自分が居住する地域で新型コロナウイルス感染症の症例が報告されておらず、最近旅行もしていないのであれば、新型コロナウイルスではなく、インフルエンザや風邪など、他の病気にかかっている可能性が高いと言えます。[10]
    • 例えば、最近インフルエンザの検査を受けて陽性だった人が同じ職場にいた場合、新型コロナウイルスではなく、自分もインフルエンザに感染したと考えるのが妥当です。
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    新型コロナウイルス感染の疑いがある場合、帰国者・接触者電話相談センターに電話する 「風邪のような症状」「37.5℃以上の発熱」「強いだるさや息苦しさ」があり、症状が4日間以上続く場合、帰国者・接触者電話相談センターに電話をしましょう。風邪やインフルエンザ等の心配がある場合には、かかりつけ医等を受診します。受診する際、あらかじめ電話で症状を説明し、新型コロナウイルスに感染している可能性もあるかもしれないと伝えておくと、医療者は感染対策を取ることができ、受診方法についても的確な指示を出してくれるでしょう。[11][12]
    • 帰国者・接触者電話相談センターにて行われる問診により、受診が必要と判断された場合は新型コロナ外来を受診します。その後、医師が検査の必要があると判断した場合に、PCR検査を受けることになります。[13]
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パート 2 の 2:
検査を受ける

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    医師に受診を勧められた医療機関で検査を受ける 一般の医療機関や保健センターでは新型コロナウイルスの検査を受けることはできません。検査を受けられるのは、医師に検査の必要があると判断された場合です。その際は、地方衛生研究所や民間検査機関などで検査を受けることになります。[14]
    • 検査時間には遅れずに到着しましょう。
    • 医師からの指示がない場合、検査の前に特別な準備をする必要はありません。
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    鼻・喉の検体検査を受ける 新型コロナウイルス感染症の有無を判断するのに行われる主な検査は鼻咽頭・口腔咽頭の検体検査です。これらの検査では、医療従事者が綿棒を使用して鼻や喉の粘膜を採取するため、検査中はできるだけ動かずにじっとしていましょう。[15]
    • 検査の際は、5~10秒間綿棒を鼻や喉の奥にこすりつける必要があるため、多少の不快感があるかもしれません。
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    指示があれば喀痰検査を受ける 痰を伴う咳の症状がある場合、喀痰検査が必要となる場合があります。痰を採取するには、まず水でうがいをし、滅菌カップに痰を吐き出します。[16]
    • 呼吸困難などの症状がある稀なケースでは、痰を採取するために肺に高張食塩水を吸入することがありますが、軽い症状の患者にはそのような検査方法は使用されません。[17]
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    検査結果を待つ 検査が終わると、検体は検査機関に輸送され、結果が判明次第、報告されます。[18]
    • 最初に医療機関を受診する際、他の呼吸器疾患の可能性はないか調べるための検査が行われるかもしれません。別の病気にかかっていると判断された場合、新型コロナウイルス感染の疑いは排除されます。ただし、新型コロナウイルスについてより多くが明らかになるにつれ、ガイドラインも変更されるでしょう。[19]
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    検査結果が陽性の場合、感染症指定医療機関等に入院する 2020年3月の時点では、新型コロナウイルスの治療法は確立されていません。しかし、医師により症状を緩和する治療や症状が悪化するのを防ぐ治療を勧められることはあります。その際は医師の指示にしっかりと従いましょう。[20]
    • 深刻な呼吸困難に陥るなど、症状が悪化した場合は集中治療を受ける必要があるかもしれません。
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    感染拡大を防ぐ 風邪の症状があるときは、医療機関を受診する場合を除き、外出は避けましょう。家族とは部屋を分けて自分を隔離します。咳やくしゃみをする際は、ティッシュで口と鼻を覆い、使用済みのティッシュは捨てましょう。[21]
    • 石鹸と水でこまめに手を洗い、家の中の共有部分の表面などを消毒し、細菌が広がるのを防ぎましょう。
    • 体調が悪いときはマスクを着用し、ウイルスの拡散を防ぎましょう。しかし、健康状態にある人が風邪を引かないようにとマスクだけに頼るのはいけません。

    注意:新型コロナウイルスに関するより多くの情報が明らかになるまでは、自分が感染している場合、人間からペットにうつるリスクも考慮に入れて、ペットとは離れて過ごすようにしましょう。

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注意事項

  • 風邪の症状が見られるときは、できる限り外出は避け、ウイルスの拡散を防ぐことが大切です。
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