新型コロナワクチン接種を受けた人は、「感染を予防できる」という安心感を抱いていることでしょう。しかし、それと同時に、「家族や友達に会ってもよいのか」「旅行に出かけてもよいのか」など、接種後の安全な(または避けるべき)過ごし方について疑問に思うことが多くあるかもしれません。ワクチン接種後の副反応について知りたいと思っている人もいるでしょう。この記事では、信頼できる情報源の情報を基に、新型コロナワクチン接種後の安全な過ごし方を紹介します。

方法 1 の 13:
新型コロナワクチン接種完了とはどういうことを言いますか?

  1. 1
    必要な接種回数を受けた後、2週間が経過した人が接種完了者とみなされます。ワクチンを接種することでウイルスへの抗体がつきます。ファイザー社またはモデルナ社のワクチンを接種した場合は、2回目の接種後2週間が経過してから、1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンを接種した場合は、接種後2週間が経過すると、免疫が働き始めると言われています。[1]
    • ワクチンを接種した後も、十分に休息をとり、免疫を働かせ、感染予防対策を継続し、自分や他の人を感染から守りましょう。
    • ワクチンを接種して、新型コロナに対する免疫効果が発揮されていても、依然感染する可能性はあることを覚えておきましょう。
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方法 2 の 13:
ワクチン接種後もマスク着用やソーシャルディスタンスは必要ですか?

  1. 1
    いいえ、接種完了者はマスク着用の必要はありません。2021年5月現在、米国疾病予防管理センター(CDC)は2回のワクチンを接種して2週間経過した人は、屋内でも屋外でもマスク着用やソーシャルディスタンスの必要はないとしています。しかし、居住地や勤務先でマスク着用やソーシャルディスタンスを求める規定やガイドラインがあれば、遵守しなくてはいけません。 例えば、いずれの公共交通機関も、利用の際にはマスクの着用が必要です。さらに、免疫不全の人は、マスク着用やソーシャルディスタンスを励行して自分を守りましょう。[2]

方法 3 の 13:
ワクチン接種後は、親族や友人と交流しても大丈夫ですか?

  1. 1
    はい、大丈夫です。相手もワクチンを接種している場合、または、1世帯との交流であれば安全だと言えます。米国疾病予防管理センター(CDC)は、ワクチンの接種を完了した者同士であれば、屋内でも屋外でもマスクを着用せずに集まることができるとの指針を発表しました。[5]
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方法 4 の 13:
ワクチン接種後は、飲食店で食事をしても大丈夫ですか?

  1. 1
    はい、大丈夫です。接種完了者は、飲食店で食事をする際に新型コロナウイルスに感染する可能性はきわめて低いとされています。専門家は、接種完了者は飲食店で食事をしたり、マスク着用やソーシャルディスタンスをしないなど、以前のように通常の活動をすることができるとしています。[8]

方法 5 の 13:
ワクチン接種後は旅行に出かけてもよいですか?

  1. 1
    はい、構いません。接種完了者は、国内旅行、海外旅行のどちらにも出かけることができます。ただし、マスク着用、ソーシャルディスタンス、頻繁な手洗いは欠かせません。旅行から帰宅する前にはコロナウイルスの検査を受けましょう。陽性であれば、自主隔離が必要です。[9]
    • 海外に旅行する場合は、旅行先の国の法律やガイドラインをよく調べた上で、必ず遵守しましょう。[10]
    • 海外旅行をして帰国する際は、出国前72時間以内に実施した新型コロナウイルス検査の陰性証明が必要です。[11]
    • 日本入国前に滞在した国・地域に応じて、検疫所が確保する宿泊施設での待機・検査が必要な場合があります。[12]
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方法 6 の 13:
ワクチン接種後でも、人にウイルスを感染させる可能性はありますか?

  1. 1
    現段階では明らかになっていないものの、接種完了者が他人にウイルスを感染させる可能性は低いと言えます。ワクチンを接種済みで、免疫がついているとしても、自分がウイルスにさらされれば他人に感染させる可能性はあります。しかし、初期の研究によれば、ワクチンを接種することで感染する確率は低くなるため、他人を感染させる可能性も低いとされています。[13]
    • 仮に、ワクチンの接種が完了している人が感染したとしても、その人の体内に存在するウイルス量は少ないため、ウイルスを拡散させる可能性は低いと説明する研究者もいます。[14]
    • ワクチン接種が完了している人は、無症状感染する確率が低いという報告もあります。[15]

方法 7 の 13:
ワクチンの効果持続期間はどれぐらいですか?

  1. 1
    新型コロナワクチンの効果持続期間は明らかになっていませんが、おそらく数か月程度とされています。ワクチンの効果が長期間持続するかどうかは未だ不明であり、インフルエンザワクチンのように毎年接種する必要があるとする専門家もいます。現段階で分かっているのは、ワクチンを接種すれば短期間の感染予防効果が期待できるということです。しかし、新型コロナワクチンは開発されて間もないため、効果持続期間がどの程度かは研究者にも分かっていません。[16]
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方法 8 の 13:
ワクチン接種後の検査で陽性結果が出る可能性はありますか?

  1. 1
    いいえ、ありません。新型コロナワクチンには新型ウイルスそのものは含まれていないため、ワクチン接種によりウイルスに感染することはありません。現時点で接種が行われているワクチンはすべて、無害なスパイクタンパク質の作り方を私たちの体に教え、そのスパイクタンパク質に対して免疫反応が起こることで機能します。新型コロナウイスを引き起こすウイルスは含まれていないため、ワクチン接種によって感染することはありません。[17]
    • しかし、ウイルスと闘うための抗体を作り出すことから、抗体検査では陽性結果が出るかもしれません。

方法 9 の 13:
ワクチン接種済みの場合、検査を受ける必要はありますか?

  1. 1
    たいていの場合、検査を受ける必要があるのは症状がある場合のみです。ウイルスに曝露したとしても、症状が出ていないのであれば自己隔離をしたり検査を受ける必要はないでしょう。しかし、ワクチン未接種の場合と同様、何らかの症状がある場合は自己隔離をし、検査を受けに行きましょう。[18]
    • ただし、グループホームや矯正施設など、複数人が共同生活する施設で暮らしている場合は例外となります。その場合は、新型コロナウイルスに曝露したら検査を受けて、14日間の自己隔離をする必要があります。
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方法 10 の 13:
新型コロナワクチンは、変異株に対しても予防効果がありますか?

方法 11 の 13:
新型コロナワクチン接種後に起こる副反応はどのようなものが多いですか?

  1. 1
    インフルエンザのような症状が出たり、腕に痛みを感じるかもしれません。ワクチン接種によって起こる免疫反応に伴い、インフルエンザのような症状、倦怠感、頭痛、筋肉痛、発熱、悪寒などの副反応が出ることがあります。さらに、接種した部位の発赤、腫脹、疼痛なども症状としてあげられます。[20]
    • ワクチン接種後に、腕に赤みや痒み、発疹なのど副反応が出る人もいます。ワクチンを受けて数日間~1週間以上経過してから症状が出ることもありますが、数日で改善するはずです。[21]
    • 稀に、深刻なアレルギー反応が出る人もいます。そのような事態になった場合に医師がすぐ対応できるよう、ワクチン接種後は15分~30分間は接種を受けた施設で待機するよう指示されるでしょう。[22]
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方法 12 の 13:
ワクチンの副反応による不快感を軽減するにはどうしたらよいですか?

  1. 1
    副反応の症状を和らげるために市販薬を服用してもよいか医師に尋ねましょう。新型コロナワクチンの副反応は軽微なものがほとんどで、数日も経てば症状はなくなります。症状の緩和には、イブプロフェンやアスピリン、アセトアミノフェン配合の鎮痛薬を服用するとよいでしょう。発熱した場合は、十分に水分補給し、熱が下がるまで涼しい格好で過ごしましょう。[23]
    • 接種を受けた部位に痒みや痛みを伴う発疹が生じたら、抗ヒスタミン薬または鎮痛薬を服用しましょう。[24] 湿らせた布をを注射部位にあてて痛みを和らげることもできます。
    • ワクチン接種から数日間経って副反応の症状が悪化した場合は、医療機関に相談しましょう。[25]
    • 重度のアレルギー反応が生じた場合は、直ちに救急車を呼びましょう。

方法 13 の 13:
1回目の接種でアレルギー反応が出た場合はどうしたらよいですか?

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    1回目の接種を受けた後に、突然アレルギー反応が出たり、重度のアレルギー反応があった場合、2回目の接種は受けられません。じんましん、喘鳴、腫脹などの症状が1回目のワクチン接種後4時間以内に現れた場合、2回目の接種を受けてはいけません。モデルナ社またはファイザー社のメッセンジャーRNAワクチンを接種した後にアレルギー反応が出た場合、他のメッセンジャーRNAワクチンも接種してはいけません。[26]
    • 重度のアレルギー反応とは、エピネフリンで治療する必要がある場合や、医療機関での治療が必要になる症状のことを言います。
    • メッセンジャーRNAワクチン1回目を接種後にアレルギー反応が生じ、2回目を受けられない場合、メッセンジャーRNAワクチン以外のワクチン(ジョンソン・エンド・ジョンソン社製のワクチンなど)を接種して感染予防するべきか、医師に相談しましょう。
  2. 2
    注射部位に発疹が出ても、2回目の接種は受けられます。注射部位に痒みや腫れを伴う発疹が出た場合、2回目のワクチン接種を受けるのが心配になるかもしれません。幸い、2回目の接種を受けることで重い副反応を引き起こすという科学的根拠は報告されていません。ただし、ワクチンの接種を行う医療従事者には1回目の接種後に発疹が出たことを伝えておきましょう。安全のため、1回目とは反対の腕に注射を打つことを薦められるかもしれません。[27]
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  1. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/international-travel-during-covid19.html
  2. https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html
  3. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00249.html
  4. https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/question-and-answers-hub/q-a-detail/coronavirus-disease-(covid-19)-vaccines
  5. https://www.health.harvard.edu/coronavirus-and-covid-19/covid-19-vaccines
  6. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/fully-vaccinated-guidance.html
  7. https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/question-and-answers-hub/q-a-detail/coronavirus-disease-(covid-19)-vaccines
  8. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/facts.html
  9. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/fully-vaccinated.html
  10. https://www.who.int/news-room/feature-stories/detail/the-effects-of-virus-variants-on-covid-19-vaccines
  11. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/expect/after.html
  12. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/safety/allergic-reaction.html
  13. https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/question-and-answers-hub/q-a-detail/coronavirus-disease-(covid-19)-vaccines-safety
  14. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/expect/after.html
  15. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/safety/allergic-reaction.html
  16. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/expect/after.html
  17. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/safety/allergic-reaction.html
  18. https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/safety/allergic-reaction.html

このwikiHow記事について

David Nazarian, MD
共著者 ::
米国内科医学会指導医
この記事の共著者 : David Nazarian, MD. 認定内科医のデイビット・ナザリアン医師はカリフォルニア州ビバリーヒルズにて先進総合健康管理と高級専門医療を提供するクリニック「My Concierge MD 」を経営。人間ドックやビタミン点滴療法、ホルモン補充療法、減量、多血小板血漿注入療法を専門に行っています。医療従事者として16年以上の経験があり米国内科医学会の指導医を務めています。カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて心理学と生物学の学士号を、サックラー医学大学にて医学博士号を取得。南カリフォルニア大学付属ハンティントンメモリアル病院にて臨床研修を修了しました。 この記事は7,234回アクセスされました。
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