基本的な旅程をまとめるのはそれほど難しいことではないので、望ましい旅程の基本的な要素を見ていきましょう。ただし旅程を査証(ビザ)申請手続きのために提出しなければならない時は、各国の要件が異なるので多少複雑になります。全額支払い済み航空券が必要なのか、航空券予約確認書か、またはまったく異なるものを提出すべきなのか把握しようとすると苛立たしくなるかもしれません。国内旅行向けの万全な旅程の内容について見ていく前に、旅程に係る国際ビザの申請要件について、質問に答えていきます。

Question 1 の 13:
お金を使わず、飛行機の旅程を入手するにはどうしたらいいですか

  1. 旅程が必要な場合、100%無料で入手することはできない 慈善事業活動や外交業務を目的とする旅行で、無料の特殊ビザの対象でない限り、申請費用が少なくともかかります。費用は各国さまざまですが、申請手続きには2000円~40000円ほどかかると考えておきましょう。[1] さらに通常、航空券を持っていること、または予約便があることを証明する必要があります。いずれの場合も費用がかかります。[2]
    • 各国が航空券の証拠書類を求める理由が2つあります。1つ目は出国便の航空券を提示して、ビザの期限が切れた後は滞在する意思がないことを「証明」するためです。2つ目は航空券の決済を課して、滞在の意思もなく単にビザ申請だけをしているのではないことを理論上裏付けるためです。
    • 本当にビザが必要だと証明するのに、予約だけで十分だとする国もあります。こうした状況では「ダミーチケット」が役立ちます。必須要件が「予約」と記載されている場合は、こうした方法が最適でしょう。[3]
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Question 2 の 13:
航空券を事前購入する必要があるかどうか確認するには、どうしたらいいですか

  1. 1
    ビザの申請要件に目を通して、航空券をまず全額購入する必要があるかどうか確認する ビザの申請要件は申請書と共にオンライン上で確認できます。ビザの申請要件で出入国航空券の購入を求められる(つまり予約のみでは不十分な)場合は、航空券代の支払いを完全に済ませる必要があります。出入国航空券を購入して、領収書、便名ならびに航空券の写しを、申請書と一緒に提出しましょう。[4]
    • ビザの申請に航空券の事前購入が必須であると特に明記されている場合は、支払い済み航空券を持っていないと、申請は確実に却下されることを理解しておきましょう。航空券が求められている場合は、いかなる方法でも費用がかかります。
  2. 2
    申請要件で許可されている場合は、航空券の予約だけで差し支えない 予約のみ必要な場合は、利用したい航空会社に問い合わせて、旅程の予約業務行程があるかどうか尋ねます。どの国際線航空会社にもこうした行程があるはずです。それがある場合は、手数料を少額支払い、利用予定便の出入国航空券を予約して、その予約確認書を申請書と一緒に提出します。[5]
    • 予約費用は行先、渡航時期、先行予約のタイミングなどによって異なります。正規航空券より少し安いものから、数十万円かかるものまでさまざまです。
    • この方法は、ビザの申請要件に予約確認書を受理すると明記してある場合に限り有効であることを念頭に置いておきましょう。
    • これらの諸費用は行先や航空会社によって異なります。残念ながら、これは無料にはなりません。
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Question 3 の 13:
旅程の作成費用を節約するには、どのようにしたらいいですか

  1. 1
    払戻し可能な航空券を購入すると返金してもらえる 大抵、航空会社は払戻し可能な航空券と払戻し不可の航空券の両方を扱っています。払戻し可能な航空券を購入した場合は、万が一申請したビザが却下された際に、予約をキャンセルして払戻しを受けることができます。[6]
    • 払戻し可能な航空券は、払戻し不可の航空券と比べて多少高くつくもの、飛行機を利用できない場合に、後者では難しい払戻しが可能になります。
  2. 2
    航空券を振り替えできる航空会社に予約する 予約便を利用できなくなった際に、他便へ振り替えができる航空会社がたくさんあります。ビザが必要な旅行をした後で、将来どこかへ行く計画があれば、航空券を振り替えできる航空会社を選びましょう。そうすると、ビザの申請が却下された場合、航空券をキャンセルした便から将来便へ振り替えるだけですみます。[7]
    • 変更手数料がかかることはめったにありませんが、利用期間に制限があることがあります。次回の旅行のために航空券を変更する時間が十分とれる航空会社に予約しましょう。
    • 例えば、スピリット航空会社は振り替え航空券を利用できるのはたったの60日間ですが、バージンエアラインでは1年間利用できます。
  3. 3
    必要であれば、航空券の払戻しを受けるために旅行保険に加入する ビザを申請する目的で航空券を予約しなければならないものの、ビザの発給が保証されていない場合は、旅行保険に加入して、予約便をキャンセルする必要がある場合に、返金を受けられるようにします。前もって費用が多少かかるかもしれませんが、航空券のキャンセルが必要になった場合は、その費用をたいてい回収できるでしょう。[8]
    • 「総合」旅行保険に加入する必要はありません。旅行保険会社に問い合わせて、航空運賃のみを対象とする保険を探していることを説明しましょう。
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Question 4 の 13:
旅程に必要なものは何ですか

  1. 通常必要書類は航空券のみだが、状況によって異なる 渡航先の国のビザ発給要件をオンラインで検索するか、大使館に直接連絡して尋ねましょう。すべての申請要件に目を通して、ビザ取得に必要な事項を確認します。要件が厳格な国もあれば、非常にゆるやかな国もあります。旅程に関連するので、手続きをよく理解するとかなり簡単になります。[9]
    • ビザに関する規定を明記した非政府ウェブサイトを当てにしないようにしましょう。不審なウェブサイトがたくさんあり、ビザを安く取得できることを保証していますが、100%信頼のおけるものではありません。
    • ビザの種類がいくつかあるので、かならず適切なビザを取得するための手続きに従うようにします。例えば、留学するには通常学生ビザが必要ですが、商業活動をする場合は商用ビザが必要となります。休暇で訪問するだけなら、必要なのは観光ビザです。[10]

Question 5 の 13:
確実に自分の旅程を承認してもらうには、どうしたらいいですか

  1. 自分のビザで間違いがないと確認するために、旅行会社に問い合わせる ビザの発給を主な目的としている場合は、海外旅行を専門とする信用のおける旅行会社に相談します。ビザ発給のために旅程に係る要件を満たしたいことを説明しましょう。旅行会社が1つずつ説明して、ビザ発給に必要なものをすべて提出できるようにサポートします。確実にビザを発給してもらうためには、これが最も効率的なやりかたです。[11]
    • 詳細な旅程作成には最高500ドルかかるかもしれません(アメリカの場合。日本では旅程1件につき3300円ぐらいかかりますが、作成のための相談は別料金)。しかし自分で航空券を予約して旅程の骨組みを計画すれば、少ない費用で申請に係るサポートを受けられるかもしれません。[12]
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Question 6 の 13:
最終旅程表(確定書面)とは何ですか

  1. 航空会社の確認が済めば旅程が確定される 確認コードを記載、または座席の確保や航空券の予約がされたことを示す航空会社の書類を持っていれば、最終旅程表をもっていることになります。「最終旅程表(確定書面)」は特別な名称でも、法的用語でもなく、旅程が存在し、航空会社がそれを確定しますという意味にすぎません。[13]
    • ビザ申請要件に「最終旅程表(確定書面)」と明記されている場合は、口頭説明では受理してもらえないので、航空券を持っている証拠を何らかの形で示さなければいけません。

Question 7 の 13:
ダミーチケットとは何ですか

  1. ダミーチケットは航空券として見なされない予約だが、ビザ申請要件は満たす インターネット上には旅程の作成を行う会社が多数あります。これらの会社は航空券を予約し、ビザの申請要件を満たすために不可欠な予約情報を提供します。行先によってまちまちですが、2000円~2500円ぐらいかかります。この方法はうまくいく場合もありますが、リスクを伴います。すべての会社が信頼できるわけではなく、うまくいくかどうかは旅行会社が求める要件次第です。[14]
    • 大抵の場合、このような方法は最もリスクを伴います。節約したいと切実に思う場合は、この方法を選択してもよいのですが、渡航先によってはビザの申請要件を満たさない可能性もあります。
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Question 8 の 13:
ダミーチケットは合法ですか

  1. チケットが本物なら100%合法だが、必ずうまくいくとは限らない 予約便の運賃を実際に支払い、かつビザの申請要件が予約のみであれば、ダミーチケットは有効です。厳密にいえば、ダミーチケットと航空券予約に違いはありません。某会社に手数料を払って予約してもらうのか、直接自分で航空会社に予約するのか、という違いだけです。[15]
    • 自分で手配せずにダミーチケットを利用する人がたまにいる理由は、ダミーチケットを扱う会社のほうが直接航空会社に自分で予約するより料金が手頃だからです。ただし、信用のおけないダミーチケットの販売会社を利用すると、騙されるリスクが高くなります。これは念頭に置いておきましょう。
    • 航空券について虚偽の報告をしたり、ひな型を改ざんして本物の航空券に似せたものを作ることは不法行為にあたります。過去に挑戦した人たちもいますが、上手くは行きません。

Question 9 の 13:
払戻不可の航空券を返金してもらうには、どのようにしたらいいですか

  1. 更新時に、予定便のキャンセルをしてみる 近頃では、たいてい予約後24時間以内なら、航空券を無料でキャンセルすることができます。[16] ただしビザの審査には24時間以上かかります。申請が却下された場合は、フライト情報の「更新」または変更を待って、その時点から24時間以内にキャンセルします。[17]
    • 予約した航空会社によっては、取消手数料(キャンセル料)を支払って一部払戻しを受けることができるかもしれません。
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Question 10 の 13:
旅程以外にビザの申請要件がありますか

  1. 旅程以外にも要件があるが、通常とても簡単 最も難しいのは旅程関連です。航空券に係る申請要件に対処すれば、あとは扱いやすいものです。[18] 少なくとも申請書に個人情報を記入、旅券の写しを提出、そして行先についての説明を行う必要があります。旅行代金を支払う能力があることを証明するために、給与明細書や銀行口座記録の提出を求められるかもしれません。必要なワクチンが接種済みであること証明するために、医師の診断書を求められることもあります。[19]
    • 申請費用と航空運賃以外は、費用はかからないはずです。提出書類一覧に挙がった項目をすべて確認するのに、多少時間がかかるかもしれませんが、比較的容易にできるはずです。
    • 必要書類が揃ったら、それらすべてを渡航先の国のオンラインポータルに提出しましょう。[20] 質問や気になることがあれば、自分の居住国にある渡航先の国の大使館にいつでも問い合わせることができます。
    • ビザ申請に係る質問に答えるために、大使館職員と対面で面接する必要が生じる場合があります。

Question 11 の 13:
標準的な旅程表には何が含まれますか

  1. 1
    行先と訪問時期を決定する 旅程表作成の最初のステップは行先を決定することです。既に国や州は選択しているかもしれませんが、目的の都市、訪れたい場所数カ所など、まず大まかな計画を立て、そこから絞っていきましょう。[21]
    • 日付を絞っていく際、非常に混雑する、または閑散とするであろう主な休日に、旅行したり訪問したりする予定でないことを確認します。ニューヨークに大みそかに行くと、ごみごみとした状況で大変なことになるかもしれませんし、クリスマスにはどこも閉まっていて、何もすることがないかもしれません。
  2. 2
    人気のある観光名所やアクティビティを調べる インターネットで検索して、渡航先の人気が高い観光地、展覧会、名所などすべてに関するレビューを詳しく調べ始めます。同行者のことも考慮しましょう。どちらかと言うと博物館で時間を過ごしたいほうでしょうか、それとも最高の地元料理を検索するのに時間をかけるほうが大切ですか。自分と同行者が興味をそそられるアクティビティやイベントを列挙していきます。[22]
    • 人気が高い観光地を必ず訪ねるべきだとは言いませんが、同行する人たちは、例えば、ロンドンまで行ってビッグベンを見なかったらがっかりするかもしれません。旅行の計画を任されているとしても、他の人の意見も聞いてみましょう。
  3. 3
    旅行のアクティビティを論理的な順に並べる 文字通りです。地図を取り出すか、インターネットで探します。ある地点から次の地点までにかかる時間を判断して、旅行に時間的なゆとりを持たせましょう。できる限り場所の移動に時間がかからないような旅行を計画することを目標にします。こうすると、各地点で費やす時間が有効活用できるようになります。[23]
    • 例えば、ヨーロッパで2週間過ごすとしましょう。パリからベルリン経由でワルシャワに行くと、パリからワルシャワ経由でベルリンに移動するよりも時間が短くてすみます。訪問予定の各都市の観光地やアクティビティについても、同様のことが言えます。
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Question 12 の 13:
旅程表に含めるイベントは、どのくらいがいいですか

  1. 休憩、食事、そしてくつろぐ時間が必要なので、イベントは少ない方が良い 旅行の行動範囲について、現実的に考えましょう。人気のある観光名所から有名なトレイルまで、移動に2時間かかるとしたら、本当にハイキングに行きたいと思いますか。パリに滞在しているとしたら、本当にエッフェル塔、ルーブル美術館、ノートルダムを1日で回ることができると思いますか。[24]
    • ゆっくりして休憩する時間を取る必要があることを念頭に置いておきましょう。訪問先で1日にすることを1つから3つほど選ぶのが最適でしょう。観光地が密接していない限り、2日間でさまざまな場所を10か所訪問するのは、少し非現実的です。

Question 13 の 13:
旅程表を同行者と共有するには、どうしたらいいですか

  1. 1
    まず、簡単に読んで使える旅程表を作成する 行先と、場所の移動にかかる時間がわかったら、実際に使う旅程表を作成しましょう。各アクティビティにかける時間を割り出し、開始時間と終了時間を設定し、旅程表には電話番号や住所など自分が必要とする主な情報を含めるようにします。就寝、移動、食事のための時間を取ることを忘れないようにしましょう。[25]
    • 旅程表のひな型やアプリが無料でたくさんあるので、自分の予定を読みやすい形式に書き込んで利用します。
    • 旅程表はあくまでも計画です。しかしながら、旅程表に完璧に従うことにとらわれる必要はありません。自分や同行者が気になるものに出くわした場合は、ぜひそれを探索してみましょう。
  2. 2
    印刷した紙またはデータファイルをグループ全員に共有する 旅程表を紙に印刷して機上で配る、またはデータファイルを共有して各自ダウンロードしてもらい、スマートフォンに保存することもできます。全員が行先と時間を把握できれは、その旅程表はうまくできているということになります。[26]
    • 先々、一度途中で分散して、どこかに集合する予定が1回でもある場合は、全員に旅程表を渡すことが特に重要となります。
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ポイント

  • インターネット掲示板の投稿を読んで、渡航先の国が提出書類に対して融通が利くかどうかあたりをつけましょう。
  • 自分の渡航予定国を訪問した経験のある人を知っている場合は、ビザ取得に関する体験談について尋ねてみましょう。
  • 申請者の国籍によって、ビザ取得の難しさは異なります。例えば、米国人がロシアのビザを取得するのは極めて困難です。ただし、トルクメニスタンからロシアに向かう場合は非常に簡単です。
  • EUシェンゲン・ビザを申請して発給を切実に希望する場合は、リトアニアやエストニア、フィンランド、アイスランド、ラトビアを通して申請しましょう。これらの国は申請されたビザのうち、約98%に対してビザを発給し、待ち時間もそれほど長くならない傾向があります。そして、その国を起点に、自分が行きたいEU加盟国をどこでも訪問することができます。[27]
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このwikiHow記事について

Laura Krueger & Michelle Donson
共著者 ::
旅行専門家
この記事の共著者 : Laura Krueger & Michelle Donson. 旅行専門家のローラ・クルガ―(写真右)とミッシェル・ドンソン(写真左)はホテルの予約や会議施設の委託、交渉、契約に関し無料サービスを提供する会社「LM Media Worldwide」の設立者です。ホスピタリティ業界におけるセールス、契約・価格交渉、部屋の予約、ウエディングプランニングを専門としており、両名合わせての経験は30年以上。 ローラはラトガーズ大学にて経営管理学の学士号をHonors称号と共に取得。数々のセールスチームの指揮をとり、何千件もの契約交渉をおこなってきました。また、ウィンダム、ラディソン、スターウッド等のホテルチェーンのセールスでは全国売り上げ目標を上まわる記録を出し続けています。ミッシェルはデラウェア大学にてホスピタリティ管理の学士号を取得。マリオットホテルにて団体向け販売および宴会担当を経験しており、インターコンチネンタル、ウィンダム、スターウッドホテルではセールスチームの責任者を務めました。また、ウィンダムホテルグループの全国セールスチームの一員として、2年連続で権威ある「年間最優秀販売員賞」を受賞しました。LM Media Worldwideはクレインフィールドホテルブロックス、マリオット、ローズウッドホテル&リゾート、メリアホテル&リゾート、ゲイロードホテル、キンプトンホテル&レストラン、ウィンダムホテルグループ、マンダリン・オリエンタルホテルグループから高評を得ています。
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