物事が順調に進んでいて、気分よく1日を過ごしていたところに突然「あの人」が現れました。顔を合わせる度に緊張し、自信が失せ、時には腹立たしさを感じることさえあるこの人。このような人はあなたにとって有害な存在です。とは言え、あなたの対処次第で影響されないよう自分を守ることができます。

方法 1 の 3:
有害な人を認識する

  1. 1
    自分の身に近づきすぎる前に有害性を見抜く 誰にでも不運な日はあります。しかし、有害な人物にとっては毎日が雨天続きであり、その惨めな気持ちを自分以外の全員にも味合わせたいと思っています。怒り、悲しみ、あるいは嫉妬しか持たないような人物とは交流を避けたほうが良いでしょう。下記のような特性をもつ人物に注意しましょう。[1]
    • 神経質で緊張感を漂わせている
    • 常に泣き言や文句を言っている
    • 依存しやすい
    • 何事にも批判的
    • マイナス思考で世の中を見る目がひねくれている
    • 最悪の場合、虐待をする
  2. 2
    自分の直観を信じ不快な気持ちにさせる人物とは距離を置く 簡単な買い物をするためにスーパーやコンビニに出かけると、レジの店員の気分が手に取るようにわかることがあります。やり取りから、相手が何を考え、感じているのかが伝わってくるでしょう。この「センサー」を自分の友人や同僚に対しても使ってみましょう。仮に決定的な証拠はないとしても、何かがおかしいことに気がつき、その人と距離を置いておいたほうが良さそうだということが分かるはずです。自分の直感を信じましょう。満ち足りた気持ちで生活している人は数多く存在するので、常に不機嫌な人にあえて関わる必要はありません。
  3. 3
    ボディーランゲージと口調に注意を配る 相手の発言内容よりも、その時の話し方に注意しましょう。セリフを棒読みしているような気持ちのこもっていない話し方には気がつくはずです。普段、どのような時に相手に対する親しみが感じられますか?相手は話しながら何を考えているように思われますか?
    • 暗く不機嫌な若者のような印象を与えるボディーランゲージは要注意です。肩が下がり、アイコンタクトを避けていたり、攻撃的な身振りを見せていませんか?[2]
    • 背筋を伸ばし、胸を張り、肩を引くなど、堂々とした姿勢が理想的なボディーランゲージです。[3]
  4. 4
    短気な人物に対して気を緩めない 怒鳴ったり怒ったり、批判的な言葉ばかり述べている人は周囲にとって有害となる性格を持っている可能性が高いでしょう。怒りを抱えている人の中には助けを必要としている人も確かにいますが、あなたがその怒りを受け止める義務はありません。また、このような人が抱える問題を解決するのは、あなたの仕事ではありません。近くにいるだけで、あなたまで腹が立ってくるかもしれません。このような人とは離れ、他の人と交流しましょう。その方が楽しいはずです。
    • 自分の感情が制御できている人であれば、そもそも怒鳴ることはありません。すぐに大声を出す人は要注意です。
    • また、鬱憤した怒りにも注意が必要です。声に出して表現せず、ボディーランゲージで上手に伝えることもできないことから、自分の心の中に怒りを溜め込んでしまう人もいます。こうした人は、想像もしていなかった場面で予期せず爆発することがあります。これは、いわば「バイオハザード級」の危険信号だと言えるでしょう。
    • 怒りに満ちた人物と接する必要があっても、へりくだるひつようはありません。余計に相手をいらつかせてしまいます。丁寧に接し、手短にやり取りを済ませることが大切です。相手がかっとなった場合は、その場を去りましょう。あなたが立ち去ったことにかなり腹を立てるかもしれませんが、遅かれ早かれ教訓となるでしょう。
  5. 5
    ひねくれた人には近づかない 何に対しても暗い見方をする人が身の周りにいませんか?不幸せな人は、道連れが欲しいのです。常に何かについて文句を述べ、物事の明るい面に目を向けることはありません。そして、全てが嫌だと主張しています。このような考え方は想像するだけでも疲れてしまいます。あなたのことを引きずり込もうとするのも、そのためです。[4]
    • 否定的な考え方で生きている人は、他人の不幸と自分の不幸を比べ、どちらがより不幸なのかを競いたがる傾向があります。最悪ですね。
    • 頻繁に、そしてむしろ愉快そうに失敗や悲しみについて語る人には注意を配りましょう。他人の失敗を非難する人、過剰にひねくれている人は有害です。避けましょう。
  6. 6
    「かまってちゃん」の大人には関わらない 自信のない人は自分で自分に価値を見出すことができず、他人を通してその価値を手に入れようとします。常に有害であるとは限らないものの、周囲の関心が得られない時、海外のリアリティー番組の登場人物さながらの気性を見せるかもしれません。構ってもらえなければ、何とかして注目されようとするでしょう。日常生活にこのようなストレスは必要ありません。[5]
    • 謙虚さを装った自慢(「今日の売り上げがたった15件だったなんて信じられない」)や、SNSへの執拗な投稿もまた、その人物の有害性を示す兆候かもしれません。
    • こうした人物には、常に有利な立場に立とうとしたり、会話をしていても自分についてのみ話そうとする傾向が見られます。
  7. 7
    噂好きの人とは関わらない 噂は誰のためにもなりません。ただ嫉妬を生むだけです。もちろん、噂話をしているとワクワクした気持ちになり、一緒に噂話をしている人に対する親近感がわくことも事実です。噂話に夢中になったことがあるのは、あなただけではありません。ただし、背を向けた瞬間あなたが噂話の対象になるということを決して忘れてはいけません。
    • 噂好きの人は、自分を他人と頻繁に比べます。これは失望や挫折への最短の近道です。隣の芝生は青く見えるものなので、羨まないようにしましょう。
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方法 2 の 3:
有害な人に対処する

  1. 1
    友人の中に有害な人はいないか率直に自問する 日常的に関わっている人は、あなたの良い面を引き出してくれていますか?それとも、自分が周囲の負の雰囲気をすべて吸収しているように感じていますか?あなたの気分を下げてばかりの人や、立ち去った瞬間に気分が明るくなるような人がいませんか?友人関係を整理することは決して簡単ではありませんが、自分のためにならない人物が親友のように振舞っている状況は避けなければなりません。
  2. 2
    有害な性格を直そうとしない そんなことをしても、あなたまで有害な性格に染まってしまうかもしれません。有害な人物とは、あなたに負の影響を及ぼす面に関してのみ「有害」なのです。常に怒りを抱えている人や常に悲観的な人と友人関係を築くことも可能です。ただし、その人のありのままの姿を受け止めつつも、こうした性質に影響されないよう気をつけましょう。
    • 全員と友達になることはできません。それが世の常です。合わない人もいるのです。
    • 負の感情には「期限」があります。ただし、怒りや負の感情に満ちている人がいる場合は、期限まで待たずに前に進みましょう。
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    共感しつつも相手を変えようとしない なぜ相手がこのように振舞っているのか考えてみましょう。難しい状況に直面している、仕事が辛い、家庭に問題を抱えているということはありませんか?他人を変えることはできません。変えることができるのは自分のみなので、言い訳を重ねて行き詰まらないようにしましょう。相手が置かれている状況を把握するよう努めましょう。相手の言動に対処しやすくなるはずです。[6]
  4. 4
    何でも嫌う人は無視する 相手の言動が好きになれないのであれば、耳を貸さないようにしましょう。その会話での前向きかつ建設的な部分に注意を向け、相手が後ろ向きな姿勢で話し始めたときは上の空で別のことを考えてみましょう。相手が水に潜っている状況を想像してみましょう。あるいは、自分が騎士、相手がドラゴンといった場面を頭の中で描いてみても良いでしょう。とにかく、相手の辛辣な発言に関わらないことが大切です。
    • 後ろ向きな考え方には前向きな考え方で対抗しましょう。相手はかなり驚くはずです。例えば「学校は退屈で、本当に最悪な場所だ」という文句を言っている友達に対しては、「少なくとも昼休みは楽しいし、夏休みとかもあるじゃない」と切り返してみましょう。あなたと話すことを諦め、他の人を探すでしょう。
    • 話題を変えましょう。相手が会話を悪い方向へ誘導しようとしている時は、話題を切り替えてみましょう。「仕事が最悪で上司も性格が悪い」という話になってしまいそうな時は、例えば「仕事がどんなに最悪な時でもサッカーだけは裏切らないよね。この前の日曜日はどの試合を見たの?」と聞いてみましょう。[7]
    • 短気な人と話す時は、事実のみ述べるようにしましょう。例えば、悩み事に関する話であれば、解決するためにできることを指摘しましょう。私的な見解や憶測を控えていれば、反論されたり、相手の意見を押しつけられることもないでしょう。
  5. 5
    有害な人物は避ける(ぬかるみと同じです) 特定の人物が持ち込む負の要素に悩まされている場合は、その人物との接触を制限する必要があるのかもしれません。相手の行動や考え方を変えることはできませんが、自分をその中から救出することは可能です。
    • これまで自分から率先してこの人物と接触していたのであれば止めましょう。相手の方から連絡が来なくなるのであれば、むしろ好都合です。
    • 相手が、どうしたのかと聞いてきた時は率直に答えましょう。「実は君のネガティブさに疲れてるんだよ。例えばXXXについての話を聞かされると、いつも僕も落ち込んでしまうし、しばらく会わない方が良いと思う」
  6. 6
    有害な人間関係を完全に断つ あなたの心の健康を害している人物とは関係を断ちましょう。その時は胸が痛むかもしれません。当然です。ただ、有害な人物と今後もずっと付き合っていくことに比べれば、小さなものでしょう。
    • 「その後ろ向きな態度を改めてくれるのなら」という条件をつきつけるのは、「別人になってくれるのなら」という条件をつきつけていることと変わりません。つまり、相手がその条件を飲むことができないのであれば、それを受け入れ、関係を断ちましょう。
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方法 3 の 3:
自分が有害な人物にならないよう気をつける

  1. 1
    自分の希望や要望を優先させる あなたにとって最も大切なこととは何ですか?どのうような人生を求めていますか?他の人の意見に耳を貸すことも大切ですが、最終的には自分で決断を下さなければなりません。自分の人生に関わることは、周囲の有害な人ではなく自分が決めなければなりません。相手がそれを受け入れられないのであれば、これ以上邪魔をさせてはいけません。
    • 自分の短期的目標、そして長期的なビジョンを書き出してみましょう。目に入りやすい場所にその紙を張り、忘れてしまわないよう自分に何度も思い出させましょう。難しい状況に直面し、後ろ向きに考える習慣に立ち戻ってしまいそうな時も、心の支えになるでしょう。[8]
  2. 2
    自分のことは自分で決める 「両親が望んでいたから」や「夫がこの場所に行きたがっていたから」という理由を口にしたことがある人は決して少なくないはずです。自分の人生に関わることを自分以外の人物の判断に委ねても良いものでしょうか?自分で決め、結果が吉と出ても凶と出ても、それを受け入れましょう。
    • 他人の存在や好みを言い訳に利用しないようにしましょう。「あの人がこんな性格じゃなければ、今頃幸せだったのに」という考え方は「私の人生の決定権は私にはない」という考えと変わりません。身近な親しい人に対して時に妥協することも必要ではあるものの、妥協ありきで物事を考えないよう注意しましょう。
  3. 3
    満ち足りていて健全な人と付き合う 一緒に過ごしても楽しいと思えない人と付き合う必要はありません。楽観的で快活、そして幸せそうな人と友人関係を築きましょう。笑顔で過ごすことができていれば、ひねくれた人も寄せ付けなくなるでしょう。[9]
    • 現在の生活環境で有害な人に囲まれている場合は、新しい街に引っ越したり、転職してみましょう。古い関係を断ち、あなたの足を引っ張る人でなく、あなたを人間的に成長させてくれるような人と新たな関係を築いていきましょう。
  4. 4
    自分自身が前向きになる 尊敬する人物などをお手本に自分も前向きになることで、有害な人から身を守りましょう。笑顔を欠かさず、周囲の人を褒め、感謝の気持ちを述べましょう。アイコンタクトを欠かさず、親切な人が日常的に行うことを自分も行いましょう。親切に振舞うことは難しくはありませんが、セサミストリートのひねくれものキャラクター、オスカーに対するビッグバードのような広い心で接することが求められる場合もあります。
  5. 5
    イライラしない 後ろ向きな考えを持っている人に囲まれていると心労が溜まるので、ストレスを発散しなければなりません。自分の気持ちを落ち着け、心を集中させる方法、そして自分の元気を取り戻す方法を見つけましょう。いつ、どのような時でも、肩の力を抜き日々を楽しめるようにしましょう。次のようなアクティビティが参考になるかもしれません。
    • 瞑想
    • ヨガ
    • 山歩きやハイキング
    • 格闘技
    • 音楽を聴く、読書、映画鑑賞
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ポイント

  • 毎日1つ、感謝する点を見つけましょう。
  • 特定の人たちから距離を置くことで、非社交的だと思われてしまっても気にしないようにしましょう。自分の人生で最も大切なのは自分です。自分にとって何をすべきなのかは自分が最も良く分かっています。
  • 負の影響を与える人とは、できる限り交流を控えましょう。1日5分だったとしても、前向きに、そして生産的に行動できていたはずの時間が5分も減ってしまうことになります。
  • 小さな額縁を1つ用意して、前向きになれる言葉を印字した紙を中に飾りましょう。頻繁に目に入る場所に飾ることがポイントです。
  • 人間関係を毎日分析することを心がけ、習慣づけましょう。分析することで自分の思考から有害な交流や接触が押し出され、その代わりに、より調和のとれた幸せで生産的な思考が入ってくることに気がつくでしょう。
  • 逆心理(リバースサイコロジー)を利用しましょう。有害な人物、特に操作的な人物は、あなたのことを巧みに操作し、自分の望む通りに動かそうと試みます。非現実的な要求をされたときは、形勢を逆転させましょう。相手がしっかりと自己認識をしているのであれば、その時点で語気を和らげるはずです。そうでない場合は、この相手との関係を断ちましょう。
  • 他人に合わせてばかりいるように感じている人は、対人関係を見つめ直す時なのかもしれません。誰かの要望や要求に合わせて自分らしさを曲げる必要はありません。
  • 自分を守りましょう。すでに有害な人間関係の中にいる人は、自分の人権を理解していることが、その関係を精算できるかどうかを左右するでしょう。下記の点を忘れないようにしましょう。
    • 相手は、あなたに敬意を払って接しなければなりません。
    • あなたの気持ちや感情は大切です。
    • あなたにも幸せで心身ともに満ち足りた人生をおくる権利があります。
  • 自分を責めないようにしましょう。あなたが何か過ちを犯したわけでは無いのです。虐待相手が何と言おうと、いかにあなたを丸め込めようとしたとしても、あなたに非はありません。自分が思っている以上に、あなたの存在は大切です。
    • 相手に悪いことをしてしまった、落胆させてしまった、と考えるのは相手の思うつぼです。病気の予防をする感覚で、こうした考えを避けましょう。
  • いくつかの点を自問しましょう。自分を責めていることに気がついた時は、下記の点を考えてみましょう。
    • この状況はあなたにとって妥当なものですか?
    • 相手は敬意を払ってあなたに接していますか?
      • 相手はあなたに丁寧に頼んでいますか?それとも指図していますか?
    • この関係は対等なものですか?一方的で不平等なものではありませんか?
    • この関係を通して自信が高まっていますか?
    • 相手の要求は妥当なものですか?

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注意事項

  • 自分自身の基本的な社会的欲求を満たしましょう。適度な境界を維持し、相手の病的な意図によって日常や幸せが侵害されないよう注意しましょう。
  • 精神疾患や、その人自身が過去に有害な人物によって傷つけられた経験が原因となっている場合もありますが、あなたを虐待している人物からは、とにかく距離を置きましょう。虐待を正当化する理由はまったくありません。ただし、虐待ではなく、相手がただ落ち込みやすい人であったり、手のかかる人である場合は、相手の支えとなっても良いかもしれません。問題が解決し、すっかり別人のようになることも考えられます。
  • ただし、支えになることを決意したとしても、相手の問題を解決する責任があなたにあるわけではないという点を忘れないようにしましょう。相手が辛い時期を乗り越えられるよう、そばにいるだけ十分です。また、これはあなたが任意で行っていることです。つまり、対処できる状況だと判断し、相手と自分との間に一定の線引きをし、相手の行為が虐待にあたらない場合にのみ、助けとなりましょう。
  • 自己愛性パーソナリティ障害、反社会的パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害が原因となっていることもあります。これら4つのパーソナリティ障害は、有毒かつ虐待的な言動が多く見られ、経験豊富なセラピストでも対応が難しい病気です。こうした場合、相手が助けを拒むのであれば特に、あなたは介入しない方が良いでしょう。
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このwikiHow記事について

Adam Dorsay, PsyD
共著者 ::
心理学者、TEDxスピーカー
この記事の共著者 : Adam Dorsay, PsyD. 認定心理学者のアダム・ドーセイ博士は、カリフォルニア州サンノゼの個人クリニックにて、強い成功意欲や責任感を持つ大人を対象としたカウンセリングを行っています。相談者がストレスの軽減や不安感のコントロール、そして人間関係の改善を行い、幸せな生活を送れるよう、サポートを行っています。Facebook本部が運営するインターナショナルプログラム「Project Reciprocity」の共同制作者でもあり、2016年にTEDx talkの壇上で行った「男性と感情」についての講演は多くの人々により視聴されています。サンタクララ大学にてカウンセリング学の修士号を、2008年に臨床心理学の博士号を取得。 この記事は1,600回アクセスされました。
カテゴリ: 人間関係
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