木材についた水シミをとる方法

コースターを敷くのを忘れたり、うっかりグラスの中身をこぼしたりして、フローリングの木材や木製家具に見苦しい水シミが付く場合があります。幸い、研磨作用のある化学薬品や洗浄剤を使わず、木材から水シミを取り除く簡単な方法あります。シミにアイロンをあてて、水分を取り除きましょう。この方法が効かなければ、マヨネーズを塗ったり歯磨き粉でこすったりします。それでもシミが落ちなければ研磨剤を使う必要があるかもしれません。その場合は、サンドペーパーやスチールウールなどで木材の表面を削ってシミを取り除きましょう。

方法 1 の 4:
アイロンで水シミを消す

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    アイロン内の水をすべて抜きましょう。注水タンクの蓋を反時計回りにねじるか、引っ張って全開にします。アイロンをシンクに持って行き、ひっくり返してタンクの中の水を抜きましょう。水分は木材に悪影響を及ぼして腐敗を引き起こす恐れがあるので、使う前にアイロンの水を完全に抜いておく必要があります。[1]
    • 注水タンクの中に手が届く場合は乾いたキッチンペーパーや布で拭き、組み立てなおしてアイロンに戻しましょう。
    • 水シミがついてから処理するまでの時間が短いほど、楽にシミを消すことができます。
    • この方法はどんな木材にも適用できます。アイロンがなければドライヤーを使うことができますが、その場合はかなり時間がかかります。

    ポイント:水シミにアイロンをあてると、木材に浸み込んだ水分が蒸発します。この方法は、水以外のもので付いたシミには効きません。

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    アイロンを立て、コンセントをさして予熱します。スタンド部分を下にして、アイロンのかけ面が縦になるように置きます。温度設定ダイヤルを回して低温に設定し、コンセントをさします。熱くなるまで5~10分待ちましょう。[2]
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    シミの上にコットンを広げます。あて布としてコットンでできたシャツや布、タオル、雑巾などを使うことができます。シミが消える速さはあて布の厚さに左右されますが、コットンを使うのであればその効果には影響がありません。
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    円を描くようにアイロンを動かしながら、コットンにアイロンをかけましょう。アイロンが熱くなったら、シミの上に広げたコットンにアイロンのかけ面を平らにあてます。円を描くようにアイロンを動かしながら、ゆっくりとシミの周りにアイロンをかけましょう。少なくともシミの周り10~20㎝の範囲で、全方向に向かってアイロンをかけます。3~4分かけましょう。[3]
    • 20~30秒を超えて、アイロンを1か所にあてたままにするのはやめましょう。木が焦げたり反ったりする可能性があります。
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    アイロンをかけ続けるかを判断するために、コットンを外してシミを確認します。やけどを防ぐため、アイロンをあてていない部分を掴みましょう。コットンを持ち上げてシミの状態を確認します。シミが完全に消えていたら完了です。[4]
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    シミが残っている場合はコットンをシミの上に戻して、再度アイロンをかけましょう。アイロンの温度設定を変えずに同じコットンを使用し、同じ要領でアイロンをかけます。4~6分アイロンをかけ、シミが消えるまで繰り返しましょう。[5]
    • シミが消える速さは、シミが付いてからの時間によって異なります。最長で30分かかる場合もあります。
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方法 2 の 4:
シミにマヨネーズを塗る

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    清潔なタオルにマヨネーズ大さじ1~2杯(15~30g)をつけてこすります。清潔なコットンのタオルか布巾を用意し、マヨネーズをその中心に付けます。マヨネーズがタオルの下部にくるようにタオルの端を持ち、反対側から空いている手でマヨネーズを布地にこすりつけます。[6]
    • マヨネーズには卵と油、酢、レモン汁が含まれています。これら材料のほとんどは木材に浸透しやすいので、家具用の磨き剤やラッカーに含まれています。マヨネーズに含まれる脂肪が木材の水分を吸収してシミがきれいになるでしょう。
    • マヨネーズがなければ、代わりにワセリンを使うことができます。ただし、ワセリンを拭き取った後は、木材の手触りが悪くなるかもしれません。
    • マヨネーズはどんな木材にも使えますが、癖のあるにおいが少し残る可能性があります。
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    マヨネーズを直接シミに塗り、30~45秒間こすりましょう。タオルを広げ、その中心をシミにあてます。円を描くようにタオルをしっかり動かして、マヨネーズをシミに直接すり込みましょう。シミ全体にマヨネーズが付くように、木材をこすります。[7]

    ポイント:強くこすっても木材が傷付く心配はありません。しっかりこすりましょう。

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    マヨネーズを塗ったまま、少なくとも1時間おきます。マヨネーズを拭き取らないように注意しながらタオルを持ち上げ、タオルをシンクで洗うか洗濯機に入れましょう。マヨネーズをつけたまま浸透させる時間は、最低でも1時間必要です。特に時間の経ったシミを落とすために、マヨネーズを木材にしっかり浸透させる場合はそのまま1晩おきましょう。I[8]
    • マヨネーズを1晩浸透させると変なにおいが付くかもしれませんが、木材が傷む心配はありません。
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    マヨネーズを拭き取ってシミが落ちたか確認します。清潔な布や雑巾でマヨネーズを拭き取り、シミが落ちたか確認しましょう。[9]
    • 乾いたマヨネーズを拭き取るために濡れた布を使ってもかまいませんが、最後に乾拭きして水分や湿気をしっかり取り除きましょう。
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    シミが残っていたら再度マヨネーズを塗りましょう。シミが部分的に残っていたら、再度マヨネーズを塗って、手順を繰り返します。ただし、マヨネーズがシミに全く効かなかった場合は、あきらめてほかの方法を試しましょう。[10]
    • シミを完全に落とすには、この方法を何回か繰り返す必要があるかもしれません。
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方法 3 の 4:
濃いシミを歯磨き粉でこする

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    ジェルタイプやホワイトニング歯磨き粉ではない歯磨き粉と歯ブラシを用意します。ジェルタイプの歯磨き粉は希薄で弱いので、木材にしっかり浸み込まない可能性があります。ホワイトニング歯磨き粉には化学成分や添加物が含まれているので、シミを消す効果が得られないかもしれません。清潔な歯ブラシを使って木の水シミを落としましょう。[11]
    • この方法は、薄い色の木材に付いた濃い色のシミを落とす場合に最も効果的です。アンティーク家具に歯ブラシを使うのはやめましょう。
    • 木目に傷をつけるのが心配ならば、歯ブラシの代わりに柔らかい布を使いましょう。

    ポイント:この方法はアンティークの家具には適していません。古くなった木材を歯ブラシの毛でこすると、木目が変わる可能性があります。

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    歯ブラシに歯磨き粉を付けてシミをこすります。歯ブラシに歯磨き粉を付け、歯ブラシを前後に動かすようにしてシミをこすりましょう。シミを効果的に落とすために、木目に沿ってこすります。歯磨き粉が木材に浸み込むように、それぞれの部分を最低5~6回はこすりましょう。[12]
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    歯磨き粉を付けたまま10~15分おいて、拭き取ります。歯磨き粉を付けたまま1晩など長時間おく必要はありませんが、こすり終わってから数分間は放置しましょう。その後、乾いたキッチンペーパーで歯磨き粉を拭き取ります。[13]
    • 歯磨き粉を付けたまま長時間放置すると、木材が変色する可能性があります。
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    透明の艶出しスプレーと柔らかい布で木材を磨きます。歯磨き粉を拭き取ったら、シミが落ちたか確認しましょう。シミが落ちた場合は、艶出しスプレーで表面を保護します。艶出しスプレーを清潔な布に吹き付け、その布で木材を磨きましょう。木目に沿ってこすり、24時間乾かします。木材の上に物を載せたりするのはそれまで待ちましょう。[14]
    • 使う前に艶出しスプレーの使用方法を読み、その方法に従って使いましょう。使用に際して特別な注意が指示されている場合もあります。
    • 木材の色を変えないために、透明の艶出しスプレーを使いましょう。
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方法 4 の 4:
研磨剤を使う

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    コーティングされた木材を極細目のスチールウールでこすります。スチールウールをミネラルオイル(鉱物油)に浸し、木目に沿ってこすります。木材を裂かないように、初めは軽くこすりましょう。シミを落とすのに必要最小限の力を入れてこするようにします。シミを落とした後はキッチンペーパーで拭き、残ったオイルを取り除きます。[15]
    • この方法は、アンティーク家具の価値を重視する場合には適しません。

    注意:この方法を行うと木材のコーティングが剥がれます。もともと塗料や色付きラッカーでコーティングされていた木材をこの方法で処理した場合は、色を均等に保つために同じ塗料などでコーティングし直す必要があるかもしれません。

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    コーティングされていない木材の表面をサンドペーパーで削ります。木材に艶出し剤や仕上げ剤、塗料などが塗られていない場合は、シミが付いた木材の層をこすって取り除きましょう。目の粗いサンドペーパーを使う前に、最初に120番のサンドペーパーでこすります。サンドペーパーを前後に動かしながら、木材の表面層全体を削り落とします。乾いた布で、削りくずやほこりを拭き取りましょう。[16]
    • 模様を均一に保ちつつ広い面に付いたシミを落としたければ、ベルトサンダーを使うこともできます。
    • この方法を行うと木目の模様や見た目が変わります。
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    オーク材の家具に付いたシミを落とすには、塗料はがし液を使いましょう。純粋なオーク材で作られた家具に付いたシミは、塗料はがし液で浮かせることができます。ゴム手袋をつけ、小さな容器やペイントトレイに塗料はがし液を注ぎましょう。清潔な天然毛のブラシを塗料はがし液に浸し、ブラシを前後に動かしながらシミに塗ります。木目に沿って塗りましょう。そのまま4~5分おいて浸み込ませ、清潔な布で拭き取ります。
    • シミがついていない部分に塗料はがし液を付けないように気を付けましょう。家具に塗料が塗ってある場合は、変色する可能性があります。[17]
    • 塗料はがし液を硬くするには、濃度5%の漂白剤と同量ずつ混ぜましょう。この溶液を全く同じ要領で使って水シミを落とします。
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注意事項

  • 上記の方法はチーク材を含むあらゆる木材に適用できます。ただし、目立たない箇所で反応を確かめてから目に見える部分を処理するほうが安心です。
  • アンティーク家具にシミが付いた場合は、水シミを落とそうと試みる前にアンティーク家具の専門家に相談しましょう。アンティーク家具を傷つけたり補修したりすると、その価値が激しく下落する可能性があります。
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必要なもの

アイロンで水シミを消す

  • アイロン
  • コットンの布

シミにマヨネーズを塗る

  • 布またはタオル
  • マヨネーズ
  • キッチンペーパー

濃いシミを歯磨き粉でこする

  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • キッチンペーパー
  • 艶出しスプレー

研磨剤を使う

  • 極細目のスチールウール
  • ミネラルオイル
  • サンドペーパー
  • ベルトサンダー(任意)
  • 塗料はがし液
  • 天然毛ブラシ
  • 容器またはペイントトレイ
  • 漂白剤(任意)

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カテゴリ: 家具
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