本にアノテーションをする方法

共同執筆者 Stephanie Wong Ken

この記事には:アノテーション道具の選び方キーワード、フレーズ、セクションをアノテーションする鍵となるアイディアや疑問をまとめる9 出典

アノテーションは、本の内容に自分なりのコメントや注釈を書き込むことによって、読解を深める優れた読書の方法です。読書の際に、アノテーションをすることによって、考えや文章から受け取る印象をまとめられるので、本の内容をより深く理解することができます。読解力を求められる授業や、より深く文章を理解したいと思う場合には、アノテーションが必要です。初めてのアノテーションは、まず道具選びから始めましょう。道具が揃ったら、後で見返したときにわかりやすいように、文章中で目に止まったキーワード、フレーズ、考えや疑問に注釈を入れたり、線を引いたりしながらアノテーションしていきます。

パート 1
アノテーション道具の選び方

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    アノテーションには、蛍光ペン、ペンまたは鉛筆を使いましょう。ペンなどで本に直接書き込む方法が簡単です。蛍光ペンは文字が見えやすいように、淡い青色やオレンジ色のものが良いでしょう。よくある黄色の蛍光ペンでも大丈夫です。ペンは読みやすいように黒などの濃い色を使用しましょう。[1]
    • 後から読みやすいように、蛍光ペンは1色にしましょう。
    • 本に直接書き込む場合は、蛍光ペンとペン、もしくは鉛筆を選びましょう。
  2. 2
    本に直接書き込みたくない場合は、アノテーションに色付きのふせんを使いましょう。ブロックタイプや見出しタイプなどのふせんをページや文節に貼っていきましょう。[2]
    • 場面によってふせんを使い分けられるように、数色用意しましょう。
  3. 3
    アノテーションプログラムを使いましょう。eReaderなど、電子書籍リーダーで本を読む場合は、ダウンロードできるアノテーションプログラムを利用してみましょう。SkimやMarvinなどを使えば、電子書籍上で簡単にアノテーションできます。[3]
    • eReaderのアプリストアから、アノテーションのアプリをダウンロードすることもできます。

パート 2
キーワード、フレーズ、セクションをアノテーションする

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    気が散らないように、図書館や自習室など静かな場所でアノテーションを行いましょう。自宅の場合は、家族やルームメイトに邪魔されないように、ドアを閉めましょう。
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    本は、ゆっくりじっくり読みましょう。正しくアノテーションをするには、ゆっくり時間をかけて読まなければなりません。本の中の言葉の1つ1つに気を配り、文節を読むごとに一度考えをまとめ、それから次の段落に移りましょう。ゆっくり、じっくり読み進めることで、見落としなくアノテーションすることができます。[4]
  3. 3
    キーフレーズにアンダーラインを引きます。最初は、目に留まったフレーズにアンダーラインを引いてみましょう。たいていの場合、鍵となるフレーズは文章の最後や、カギ括弧、句読点の後に来ます。本の中でよく出てくるフレーズも重要な場合が多いため、注意して読みましょう。[5]
    • 大事だなと思ったフレーズのみアンダーラインするようにしましょう。気になる箇所全てにアンダーラインを引くと、本当に大事なフレーズがなんだったのかわからなくなってしまいます。
    • いいなと思った表現、面白いと思った部分にもアンダーラインを引きましょう。後で読み返した時に見つけやすくなります。
  4. 4
    キーワードに丸をつけましょう。著者にとって大事だと思われる言葉や、その章の本筋につながる言葉に丸をつけてみましょう。本の中で繰り返し出てくる言葉を四角で囲うのも効果的です。[6]
    • 例えば、「パワー」というキーワードが何度もててくる場合は、丸をつけたり、四角で囲みましょう。
    • 著者が、文中で読者に覚えるようにと指示している言葉も丸や四角で囲いましょう。
  5. 5
    まとまった文節がひと括り重要な場合は、その部分を大きな括弧でくくりましょう。その場合、なるべく数行に抑えるようにします。あまり長い文章や段落でくくると、あとあと見返したときになぜその部分を括ったのかわかりにくくなってしまいます。[7]
    • 例えば、具体的な事例が気になった場合などは、その箇所を大きな括弧でくくりましょう。
  6. 6
    意味がよくわからない言葉をリストアップしましょう。リストアップする時には、それらを別の紙か巻末に書き留めておき、後で調べましょう。わからない言葉の意味を文脈から推測することも大事です。
    • わからない単語をすぐに調べられるように、辞書を手に取れるところに用意しておきましょう。

パート 3
鍵となるアイディアや疑問をまとめる

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    疑問や感想を余白に書き込んでみましょう。疑問や考えを、文章に対して対話形式で書き込んでみましょう。浮かんだ考えを1、2語の短い言葉にまとめるか、短いフレーズにして余白に書き込むのも効果的です。
    • 読み進めるにつれて、「著者は読者に何を伝えたいのだろう?」「なぜこのくだりを言いたいのだろう?」「この文章を読んで、私はどんな風に感じただろう?」など、自分に問いてみましょう。
  2. 2
    内容に関する疑問をリストアップしましょう。疑問が出てきたら、ページの下部か余白に書き込んでみましょう。わかりにくい言葉遣いやフレーズを書き留めたり、ついていけなかったり、同意できない箇所も疑問系でまとめてみましょう。
    • 例えば、「なぜ著者は例えを用いたのだろう?」「著者がこの文節で伝えたいことは何?」「著者は何を言わんとしているのだろう?」などと問いながら読むと良いかもしれません。
    • 余白に収まるように疑問を書きこむには、単純に、よくわからなかった箇所に「?」と書くか、「著者のゴールは?」「つまり何?」など疑問を手短に書きましょう。
    • 余白が文字でごちゃごちゃにならないように、別のノートや紙に疑問をまとめるのも良いでしょう。
  3. 3
    丸をつけたキーワード、余白に書き込んだ考えなどを矢印で結びつけましょう。矢印で言葉同士を結ぶことで、本のテーマやアイディアをまとめることができます。同じページのキーワード同士を矢印で結んだり、ある文を蛍光ペンでハイライトして、それをページ下段にある文と矢印で結ぶとわかりやすいでしょう。[8]
    • アノテーションしたアイディア同士を矢印で結ぶと、本の批評がしやすくなります。また、より深いアノテーションが可能です。
  4. 4
    章の終わりに、要約をページに書き込みましょう。一つの章を読み終えたら、その章で主張したいことを、いくつかのキーワードを使ってまとめます。キーワードを各ページの下部に書き込んでおくと後でまた見返したときにわかりやすいでしょう。[9]
    • 例えば、「パワー」「女性性」「フロイトの考察」などのキーワードを使って、一つの段落や節の要約を書き込みます。
    • 本の余白が文字で埋まらないように、ノートや紙に要約をまとめても良いでしょう。

記事の情報

この記事はStephanie Wong Kenが共著しています。 ステファニー・ウォング・ケンはポートランド州立大学にてクリエイティブ・ライティング(文章創作)の修士号を取得しています。

カテゴリ: 学び・コミュニケーション

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