枕は安く簡単に作れるので、初心者の裁縫の練習にピッタリです。裁縫ができない場合は、フリンジを結ぶタイプの枕を作ってみてもよいでしょう。枕作りの基本が身についたら、封筒式の枕カバーも作ってみましょう!

方法 1 の 3:
シンプルな枕を作る

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    生地を選ぶ 大抵の生地を使うことができますが、枕を使う場面に合わせて選びましょう。夜眠るときに使う枕の場合は、肌触りの良い生地を選ぶようにします。装飾用の枕なら、周りの家具にマッチする生地にするとよいでしょう。[1]
    • スレッドカウント(使われている糸の本数)の数値の高い柔らかい綿は、眠るときに使う枕にピッタリです。
    • ブロケードなどのホームデコレーションファブリックは、装飾的な枕によいでしょう。
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    生地を同じ大きさの2つの正方形または長方形にカットする それぞれの辺に縫い代として、約1.3cmの余裕を持たせましょう。生地をどのくらいの大きさにカットするかは、作りたい枕のサイズで判断します。既製品の枕を使う場合は、生地をその枕のサイズと形状に合わせてカットしましょう。ほどよく膨らみのある枕に仕上がります。
    • 生地がほつれやすい場合は、カットした後、裁ち目かがり縫いかジグザグ縫いで縁の部分を処理しましょう。
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    2枚の生地の表側を合わせて重ねる まち針で3辺を固定しましょう。1辺はまち針で固定せず、後で裏返せるようにしておきます。[2]
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    3辺を縫い合わせる 生地に合う色の糸を選びましょう。約1.3cmの縫い代を設けて直線縫いにし、縫いながらまち針を抜いていきます。1辺だけは縫わずにそのままにしておきましょう。作業は手縫いでもミシンを使ってもどちらでも構いません。[3]
    • ミシンを使う場合は、縫い始めと縫い終わりに返し縫いをして、縫い目がほつれないようにしましょう。[4]
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    生地を裏返す 分厚い生地の場合、角の部分がうまく裏返らずにへこんだ状態になるかもしれませんが、このままでは容量が少なくなってしまいます。生地を裏返した後で、内側から指で角の部分を押し出し、きれいに角が尖った状態に仕上げましょう。[5]
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    縫っていない辺に折り目をつける 縫わずに開いている辺を1.3cmほど折り返し、アイロンで押さえて折り目をつけましょう。閉じる際に縫っていくラインの目安になります。
    • アイロンがない場合は、縁を数か所に分けてまち針で固定しましょう。ただし、しっかりと閉じてしまうと、中身を詰めることができなくなるので注意が必要です。
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    ほどよく膨らんだ枕に仕上がるように中身を詰める ポリエステルの詰め物は人気があり、用意するのも簡単です。生地専門店や手芸店で購入しましょう。既製品の枕をベースにケースを作った場合にはその枕を入れましょう。[6]
    • 古い枕を切り開き、中の羽毛やポリエステルの詰め物を取り出して、新しい枕に詰めてもよいでしょう。
    専門家情報
    Lois Wade

    Lois Wade

    手芸専門家(wikiHow)
    ロイス・ウェイドは45年以上にわたり、裁縫、かぎ編み、プチポワン刺繍、クロスステッチ、描画、そして紙細工など、数々の手芸に親しんできました。ロイスは2007年より趣味・DIYに関するウィキハウ記事の制作に貢献しています。
    Lois Wade
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    手芸専門家(wikiHow)

    手作りの枕には何を詰める?ロイス・ウェイド(手芸専門家):「柔らかく洗濯機で洗える素材なら何を詰めても構いません。ただし紙はやめておきましょう。生地の端材、コットンウール、ポリエステルウール、ウール、カポック、シサル麻、くず糸など、手元にあるものなら何でも詰められます。私も正方形にカットしたレジ袋を詰めた、とても使い勝手のよいカウチピローを持っていました」。

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    開口部をまち針で留め、縫って閉じる 手縫いのコの字とじやまつり縫いで仕上げるか、ミシンを使ってトップステッチで仕上げましょう。最後にまち針を抜き取ります。[7]
    • 手縫いの場合は、しっかりと狭い間隔で縫っていきます。最後にきっちりと糸を結んでとめましょう。
    • ミシンを使う場合、縫い代は約3㎜にし、生地に合う色の糸を使って縫っていきます。縫い始めと縫い終わりには必ず返し縫いをしましょう。
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方法 2 の 3:
封筒式の枕カバーを縫う

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    生地を選ぶ どんなタイプの生地でも構いません。作りたい枕カバーのイメージに合わせて選びましょう。ただし、枕を使う場面によって、生地の長所が活かせる場合もあります。例えば、スレッドカウント(使われている糸の本数)の数値が高い柔らかい綿は、眠るときに使う枕にピッタリですし、ブロケードなどのホームデコレーションファブリックは、装飾用の小さなクッションに向いています。[8]
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    枕のサイズに合わせて生地をカットする 中に入れる枕のサイズを測定し、それに合わせて生地をカットしましょう。これが枕の表側になります。[9]
    • 枕カバーは、枕そのものよりも少し小さめにしましょう。こうすることで、ほどよく膨らみのある枕に仕上がります。
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    生地をカットし、枕の裏側にくる小さな2枚の布地を用意する 布地の幅は枕と同じにします。横の長さは、枕の半分の長さに13cmほど足した長さにしましょう。裏側で生地と生地が重なる部分ができます。この長さには縁の部分と縫い代も含まれます。[10]
    • 幅は枕の幅と同じにし、横の長さを枕の3分の2にするというパターンでもよいでしょう。
    • 裏側の生地は、表側の生地と色や柄を揃えても構いませんし、まったく違うものにしてもよいでしょう。
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    裏側の生地それぞれの長辺の一方を折り返す 生地の裏側が自分の方を向くように、片方の生地を裏返し、長辺の一方を2回折り返しましょう。折り返しの幅は約1.3cmにします。しっかりと折って平らにしたら、折った縁の内側の端ギリギリをトップステッチで縫いましょう。[11]
    • もう一方の生地も同じように処理しましょう。
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    折り返した部分が重なるよう、裏側の生地を表側の生地にまち針で固定する まず枕の表側の生地を、生地の表側を上にして置きます。その上に、裏側の生地の一方を生地の表側が下に来るように置いたら、もう1枚の生地も同じように裏返しにしてのせましょう。[12]
    • 裏側の生地の縁と表側の生地の縁が揃うようにしましょう。
    • 裏側の生地の折り返した部分が、表側の生地の中央で重なるようにします。
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    4辺すべての縁を縫う 縫い代は1.3cmほどにし、糸の色は生地に合うものを使いましょう。縫い始めと縫い終わりに返し縫いをして、縫いながらまち針を抜き取っていきます。[13]
    • 枕を出し入れするためにどこかを開けておく必要はありません。裏側の生地の重なった開口部で枕を出し入れすることができます。
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    枕カバーの内側を仕上げる 厚みのあるかさばる生地を使用した場合、できるだけ縫い目に近い位置で角の部分を切り取ります。生地がほつれやすい場合は、裁ち目かがり縫いかジグザグ縫いで縁の部分を処理しましょう。
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    枕カバーを裏返す 中央の重なり合った部分から、内側に手を入れて角の部分を掴みます。開口部から角の部分を引っ張り出すようにして裏返しましょう。角がへこんでいたら、内側から指で押し出します。
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    枕カバーに枕を入れる 枕カバーの裏側の生地が枕の背面で重なり、ボタン、スナップ、ジッパーなどを付けなくても、枕がカバーに収まります。
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方法 3 の 3:
縫わない枕を作る

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    フリースやフランネルなどのほつれないタイプの生地を用意する 生地をカットし、枕の表側と裏側になる2枚の布地を用意しましょう。表側と裏側で同じ色や柄の生地を使っても構いませんし、色や柄が違う生地を組み合わせてもよいでしょう。ただし、生地の素材は統一させます。
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    同じ大きさの2つの正方形または長方形に生地をカットする 最終的な枕の大きさよりも、縦と横の長さを15cmほど長めにしましょう。[14]
    • フリンジの長さは7.5cmほどです。フリンジをもっと長めにしたい場合は、生地を大きめにカットしましょう。
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    生地の四隅を切り抜く 裏側を合わせて2枚の生地を重ねましょう。生地の四隅を正方形に切り抜きます。一辺の長さは7.5cmにしましょう。重なった2枚の生地の両方を1度にカットします。[15]
    • 長めのフリンジにするために生地を大きめにカットしてある場合は、正方形の一辺の長さをフリンジの長さと同じにしましょう。
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    4辺のフリンジ部分をカットしていく フリンジの長さは7.5cmほど、1本の幅は6mm~3cmほどにします。フリンジ同士を対応させるために、ここでも重ねた2枚の生地を1度にカットしていきます。[16]
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    対応する上下のフリンジを結ぶ 二重結びか本結びで固く結んでいきましょう。3辺を完全に閉じたら、4辺目は半分まで閉じます。枕カバーは裏返えさずに、このまま中身を詰め込んでいきましょう![17]
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    中身を詰める ポリエステルの詰め物が最適ですが、既製品の枕を入れても構いません。四隅までしっかりと中身を詰めて、ほどよく膨らんだ枕に仕上げましょう。
    • ポリエステルの詰め物は、生地専門店や手芸店で購入できます。
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    枕を仕上げる 残りのフリンジを結びながら詰め物を押し込めましょう。強度を上げるために、角の部分のフリンジ同士を二重結びでまとめて結びます。
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ポイント

  • 枕の表と裏は同じ色や柄で揃えなくても構いません。
  • 枕を使用する場面を思い描きましょう。装飾向きのブロケードよりも、柔らかい綿の生地の方が、顔が当たった時の肌触りがよいでしょう。
  • ポリエステルの詰め物や枕本体は、生地専門店や手芸店で購入できます。
  • 枕は正方形や長方形とは限りません。ハート型の枕も作れます!
  • 変わった形の封筒式枕カバーを作りたい場合は、まず基本的な形の枕を作ってから、好みの形にしていきます。中身が飛び出てきてしまうので、封筒式の枕カバーにはポリエステルの詰め物を詰めないようにしましょう。
  • 装飾用の枕を作る場合は、表側にド派手な生地を使い、裏側にはシンプルな生地を使うとよいでしょう。
  • 裁縫ができない場合は、アイロンでくっつく裾上げ用のテープを使って枕を作ってみましょう。
  • 既製品の枕を使うパターンで、柔らかくてゆるい枕に仕上げたい場合は、生地を大きめにカットしましょう。

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必要なもの

シンプルな枕を作る

  • ポリエステルの詰め物または既製品の枕
  • 生地
  • 生地の色に合った糸
  • 手縫い用の針またはミシン
  • 裁ちばさみ
  • まち針

封筒式の枕カバーを縫う

  • 既製品の枕
  • 生地
  • 生地に合った糸
  • ミシン
  • 裁ちばさみ
  • まち針
  • アイロン

縫わない枕を作る

  • フランネルまたはフリースの生地
  • 裁ちばさみ
  • ポリエステルの詰め物または既製品の枕

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このwikiHow記事について

Lois Wade
共著者 ::
Lois Wade
手芸専門家(wikiHow)
この記事の共著者 : Lois Wade. ロイス・ウェイドは45年以上にわたり、裁縫、かぎ編み、プチポワン刺繍、クロスステッチ、描画、そして紙細工など、数々の手芸に親しんできました。ロイスは2007年より趣味・DIYに関するウィキハウ記事の制作に貢献しています。
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