枯れそうなサボテンを救う方法

共同執筆者 Maggie Moran, 園芸家

栽培しているサボテンが変色したり、乾燥したり、葉または茎節が萎れている場合、そのような状態になるいくつかの原因が考えられます。まず、問題を突き止めて、直ちに適切な処置をとりましょう。そして、サボテンが長い間健康に生育できるように、サボテンに必要な培養土、日射、生育環境を与えましょう。

方法 1 の 2:
直ちに処置をする

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    萎れているサボテンに水を与えます。サボテンが縮んだり、しわができたり、萎れている(垂れる、しなびる)場合は、水やりの必要があるでしょう。土が完全に乾燥していたら、十分に水を与え、余分な水は鉢底の水抜き穴から排水させます。
    • 土が乾いていない場合は、黄化と呼ばれる状態かもしれません。これは、サボテンの丸い部分や円柱状の部分が細くなる状態です。こうなると、さらなる日射が必要なため、鉢を南または西向きの窓辺に移しましょう。
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    腐った部分を切り戻します。黒や茶色に変色した部分は、取り除く必要があります。水のやりすぎでカビが発生し、サボテンが腐ってしまうことがあります。[1]土が全体的に湿っていたら、適切な土を入れた鉢に植え替えましょう。土がそれほど湿っていなければ、次の水やりまで、土を完全に乾燥させます。
    • 砂漠に原生するサボテン用の一般的な培養土は、園芸用土、粗砂、ピートが2:2:1の割合で配合されています。[2]
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    細くなったサボテンを日光に当てます。球状または丸みを帯びたサボテンの先が尖ってきたり、円柱状のサボテンが細くなったり、筋ばってきた場合は、黄化と呼ばれる状態の兆候です。これは、十分な日射が得られていないことが原因で起こります。そのため、さらに長時間日が当たる南向きの窓辺、または強い光が当たる西向きの窓辺などに鉢を移動しましょう。
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    黄色い表皮があるかを調べます。日に当たる部分の表皮が黄色や茶色に変色していたら、日射量が多すぎます。弱い光が入る東向きの窓辺など、直射日光が当たらない場所に直ちに鉢を移しましょう。
    • 以前より日が当たらない場所でのサボテンの生育状況を観察しましょう。黄色に変色した部分が数週間経っても改善されない場合は、健康な緑色の部分まで切り戻しましょう。
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    害虫を駆除します。コナカイガラムシとハダニは、サボテンに最も害を及ぼす害虫です。コナカイガラムシは白い粉状の分泌物で覆われた小さな昆虫で、集団で寄生します。ハダニは赤みを帯びた極小の害虫で、棘の間にクモの巣状の網を張ります。これらの害虫を駆除するには、綿棒を消毒用アルコールに浸し、寄生している部分に直接塗り付けます。[3]ダニ駆除剤を使ってハダニを駆除することもできます。[4]
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方法 2 の 2:
長期的な健康を保つ

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    適切な培養土を使います。砂漠に原生するサボテンには、園芸用土、粗砂、ピートが2:2:1の割合で配合された培養土が適しています。[5]この培養土は水はけが良く、乾燥しても硬くなりません。
    • 素焼きの鉢を使ってもよいでしょう。重量のある素焼きの鉢を使うと、かさ高いサボテンでも倒れることがなく、土の通気性が良くなるため根腐れを防ぐことができます。[6]
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    土が乾いてから水やりをします。指を土の表面から3 cmほど挿し込み、湿り具合を調べます。土が完全に乾燥していたら、十分に水やりをし、余分な水は鉢底の水抜き穴から排水させます。[7]
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    季節ごとに水の量を調整します。サボテンは、生長期と休眠期で必要な水の量が異なります。3月から9月にかけての生長期は、平均で月に2度水やりをします。10月から2月の休眠期は、月に1度で十分です。[8]
    • サボテンに起こる大抵の問題は、休眠期の水のやりすぎが原因となります。[9]
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    十分に日光に当てます。ほとんどのサボテンには十分な日射量が必要です。夏季には屋外に鉢を移動し、雨にあたりすぎないように注意しましょう。日焼けを防ぐために、初めは日陰に置き、徐々に日向に移します。[10] 冬季には、最も日当たりの良い南または西向きの窓辺に鉢を置きます。
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    室温に注意を払います。冬期の休眠期には、サボテンは涼しい温度を好みます。とはいえ、窓やドア近くの床から遠ざけ、隙間風が当たらないように注意しましょう。[11]冬期の夜間の適温は、7~16度ほどです。[12]この期間は、地下室やあまり暖房をつけない部屋に置くとよいでしょう。
    • 寒さに強いサボテン以外は、部屋の温度が氷点下にならないように注意しましょう。大抵のサボテンは氷点下の寒さには耐えられません。[13]
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    生長に合わせてサボテンを植え替えます。サボテンの上部が重くなりすぎて、鉢が支えきれなくなったり、鉢の縁から3 cmほどまで生長したら、サボテンを植え替える必要があります。[14]園芸用土、粗砂、ピートが2:2:1の割合で配合された、一般的なサボテン用の培養土を使いましょう。[15]
    • 植える土の深さは、元の鉢と同じにします。
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    枯れた根を切り戻します。水のやりすぎは根腐れの原因になります。湿った水はけの悪い土に根が長時間さらされると、根腐れを起こします。元の鉢から根鉢(土と根の塊)を取り出したら、土をやさしく払い落としてサボテンを植え替えます。根を観察し、黒く柔らかい根や、枯れて乾燥した根を切り戻します。根の健康な部分まで切り取りましょう。[16]
    • 根腐れを防ぐには、鉢底に排水用の水抜き穴があるか、また、受け皿に余分な水が溜まっていないかを確認しましょう。[17]
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    根が傷んでいたら、すぐに植え替えてはいけません。元の鉢から引き抜く際に根が傷ついたり、枯れた根を切り戻した場合は、10日間ほど土から出しておきます。こうすると、傷んだり、切り戻した部分に表面を保護する皮膜ができます。サボテンを紙の上に載せ、日光が当たらない場所に置きます。この際、温度が低い場所は避けましょう。[18]
    • サボテンの植え替えに最適な時期は、生長期の3月から9月です。
    • 大抵のサボテンは、1~2年おきに植え替える必要があります。[19]
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    窒素の割合が低い肥料を与えます。大抵の肥料には、窒素、リン酸、カリウム(N-P-K)の含有率が表示されています。サボテンに最適な低窒素肥料の表示例は10-30-20で、窒素の含有率は10です。
    • 窒素が多すぎると、サボテンは萎れてうまく生長できません。[20]
    • 休眠期(10~2月)に肥料を与えてはいけません。[21]
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    チリやホコリを洗い流します。サボテンの表皮にチリやホコリが付着していると、うまく光合成ができない場合があります。[22]食器用洗剤を1滴垂らした洗剤液に布かスポンジを浸し、ゴミを洗い流します。次に、蛇口の流水か水を含ませたスポンジですすぎます。
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このwikiHow記事について

園芸家
この記事はMaggie Moranが共著しています。 マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。
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