美しい花を咲かせる桜の木は、北米、ヨーロッパ、アジアの温暖な気候で生育します。桜は桃や梅と混同されがちですが、どこを見て判断すればよいかを知っていれば、桜の木を見分けるのは難しいことではありません。花が満開になる春や実をつける真夏が、最も桜の木を見つけやすい時期です。

方法 1 の 3:
桜を花と実で見分ける

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    桜の花について知る 桜の花は白色またはピンク色をしていて、香りはありません。また、一カ所から複数の花茎が伸びて房状になっています。桜の花には、長い雄しべが生えています。
    • 房になって咲くというのは、桜の大きな特徴で、類似した木々を見分ける方法になります。例えば、桃の木は一輪で、アーモンドの木の花はつがいになって咲きます。
    • 桜の花は早春に咲き、晩春には薄緑の実の房をつけます。
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    花びらを確認する 桜の花には、一重咲きの場合は5枚、半八重咲きの場合は6~10枚、八重咲きの場合は10枚以上の花びらがついています。[1]桜の花びらの先端は割れていますが、梅の花びらは先端が丸くなっています。[2]
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    花柱を数える 桜の花柱とは子房と繋がっている長い管のことで、雌しべの一部です。子房とは、実になる部分のことを指します。桜の花にはそれぞれ花柱はひとつのみです。
    • 花をつけたヒメリンゴの木などは、桜の木に非常によく似ています。しかし、ヒメリンゴの場合、それぞれの花には4~5つの花柱があります。また、リンゴや梨の場合は2~5つ、ジューンベリーの場合は5つの花柱があります。
    • 近くで見ましょう。花が一つの花柱についている場合は、桜であると判断できる証拠になります。
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    果実を調べる 観賞用の桜には果実(さくらんぼ)はなりません。さくらんぼのなる木には、花が咲き終わった後、同じ部分につがいもしくは房で実がつきます。晩春にはまだ果実は小さく、薄緑色をしていますが、晩夏にまでには大きくなり、赤く色づきます。種類によっては、黄色や黒みがかった色の実をつけるものもあります。[3]
    • 果実を近くでよく見てみれば、桜と、スモモやリンゴなどの他の果樹を見分けることができます。他の木になる実と比べ、桜の実は丸い形をしています。
    • おおまかな目安として、果実が2センチ以下であれば、桜である可能性が高いといえます。スモモと梅の実は大概それよりも大きく、3センチ以上です。
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方法 2 の 3:
桜の木の葉と樹皮から判断する

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    桜の葉について知る 桜の葉は楕円形をしていて、先端が尖っており、[4] 鋸歯状の切り込みが入っています。葉の大きさは、5~13センチほどです。
    • ほとんどの桜の木には、大きく鮮やかな緑の葉が交互に枝に咲きます。一般的に、下の方の葉は深緑をしており、先端に近づくほど黄みがかっています。
    • 秋になると、桜の葉はわずかにだけ赤みのある黄色に変わります。また、桜は落葉樹なので、秋になると葉が落ちます。
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    桜の樹皮について知る 桜の樹皮は通常、茶色や灰色をしていて、間に暗めの色が入っています。また、皮目が横に並んでいます。これは、小さな切れ目に見える部分が、樹皮の他の部分よりも暗いまたは明るくなっている状態を指しています。[5]
    • 桜の木によっては、樹皮がめくれるものもあります。めくれた部分の中は、マホガニー色になっています。
    • 桜の樹皮に細かい毛はなく、非常に堅いので、建築の木材として利用されています。樹頭に向かうにつれて、樹皮は柔らかくなっています。
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    木の形に注目する 桜の成木は、傘のような形をしています。枝が「広がる」ように生えているので、樹頭の方が根に近い部分よりも広くなっています。これに対して、梅の木は丸または楕円、梨の木は楕円またはしずく型をしています。[6]
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    接ぎ木を探す 果樹には、実をつけるために接ぎ木を行なうことがよくあります。桜の場合、幹の最初の枝が生えている部分に接ぎ木を見つけることができます。一方、他の果樹の場合は通常、枝に接ぎ木をするので、節だらけになっています。[7]
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方法 3 の 3:
様々な種類の桜の木を見分ける

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    日本の桜の木の特徴 日本だけでも、100種類以上の桜が存在します。[8]これらはアメリカで行なわれる桜祭りなどでも見ることができます。鑑賞して楽しむために育てられます。
    • 日本の桜の花は、カーネーションの花と同じくらいの大きさをしています。関山桜は白またはピンクの八重咲き、ソメイヨシノは一重咲きです。
    • 日本の観賞用の桜にはさくらんぼがなりません。果実を楽しむのではなく、花の美しさを鑑賞するために植えられています。
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    ブラックチェリーまたはチョークチェリーの特徴 これらは北米原産の樹木です。成木は非常に大きく、真っ直ぐに育ちます。花は小さく、白色をしています。[9]
    • 春に葉が生えた後、花が細長い房状に咲きます。
    • 複数の葉の主脈に橙色の綿毛がある場合、おそらくそれはブラックチェリーの木、もしくはチョークチェリーの木です。[10]
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    農作物としての桜の木 販売用の果実を生じる種類で、スイートチェリーやサワーチェリーと呼ばれています。早春、葉が育つ前に5枚の花びらの白く小さな花が咲きます。.[11]
    • サワーチェリーに比べ、スイートチェリーの方が葉の数が多い傾向にあります。また、スイートチェリーの木の葉には、それぞれ8組以上の葉脈があるのに対し、サワーチェリーの場合は、8組よりも少ないことが特徴です。
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    梅と桜の木を見分ける 特に開花の時期になると、梅の木を桜の木と見間違える人が多くいます。それぞれの木の主な特徴は以下の通りです。
    • 桜は全く香らないか、あったとしてもごくわずかな香りです。一方、梅は強く香ります。
    • 桜の花の場合、花びらの先端に切り込みがあります。一方、梅の花びらは楕円形です。[12]
    • 桜の樹皮には、横に線が入っています。梅の樹皮は、桜に比べて暗い色をしており、横に線は入っていません。
    • 桜のつぼみは楕円形をしています。一方、梅のつぼみは丸型です。
    • 桜の葉は緑または赤褐色をしています。一方、梅の葉は紫色をしています。
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ポイント

  • 開花している桜は、しばしば公園や庭園で見られます。
  • 開花しているヒメリンゴの木は、桜とよく間違えられます。しかし葉をよく見ると、赤い腺体がないことに気づくでしょう。これらは、葉の茎の部分に現れるねじれ形の腺体で、赤い斑点のように見えます。
  • 桜の成木は高さ7m以上におよびます。ただし、他の種類の木も同じくらいの高さに成長することもあるので注意しましょう。

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注意事項

  • さくらんぼの中心には硬い種があります。種は歯が欠けてしまう程硬いので、実を噛じる時には注意が必要です。
  • 木には農薬が撒いてあるかもしれないので、さくらんぼを摘んだ後は必ず洗いましょう。
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