歪みのない美しい笑顔は最高のアクセサリーだと言う人もいますが、誰もが歯並びに自信があるとは限りません。一般的に、歯並びを整えるには歯列矯正用ブレース(ブレース)を使うのが最善策だと考えられていますが、金属製のブレースの見た目を嫌がる人もいます。幸いなことに、ブレースを装着せずに歯を真っ直ぐにする方法は他にもあります。必要に応じて治療法を選びましょう。

パート 1 の 3:
歯並びが悪くなるのを防ぐ

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    うつ伏せで寝ない 歯の並びがデコボコだったり歯同士が重なり合って内側に入り込んでしまうのは、一定の圧力がジワジワと口内にかかることが原因です。圧力の原因は色々ありますが、うつ伏せで眠ることが最も典型的なものでしょう。うつ伏せで寝ると、顔にかなりの重さがかかると同時に歯にも相当の圧力がかかります。また、うつ伏せで腕や堅いものを頭の下に置くと更に強い圧力がかかります。うつ伏せを続けると歯全体が徐々に内側に傾いてしまう可能性があるので、それを防ぐためにも、仰向けか横向きで寝るように心がけましょう。[1]
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    頬杖をつかない 机で長時間勉強や仕事をする人に多く見られますが、頬杖は悪い姿勢で座っているために起こる現象です。机に前かがみになり手で顔を支えると顎の片側に強い圧力がかかるため、徐々に片側の歯全体が内側に押され、結果歯並びが悪くなります。[2]
    • この悪循環を避けるには、姿勢を正すことです。腰背部を丸めずに椅子にお尻を平らにして座りましょう。下半身をまっすぐに整えると上半身も正しい位置で維持でき、首が疲れず顔を手で支える必要もなくなります。
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    指しゃぶりやその他の口腔習癖をやめる 歯の叢生の原因には、歯を内側へ倒してしまう圧力を定期的にかけていることに加え、口元で歯を外に押し出す圧力を知らない間にかけていることも挙げられます。子供によく見られる親指をしゃぶる癖がその最も典型的な例ですが、10代や大人でも口腔習癖がある人は多く見られ、歯全体を外側に押し出す原因となります。例えばストローで吸う、ペンを噛む、ガムで風船を膨らませるなどの行為も、指しゃぶりと同じような圧力を生み、歯を外側に押し出す原因になります。歯全体を外側に押し出す原因となる癖をやめる努力をしましょう。[3]
    • ストローを使わずにいられない場合には、歯に当てずに口の奥にストローを置くようにしましょう。
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    抜けた歯の後の隙間を埋める 乳歯が抜けた所に永久歯が生えてくるのは当然のことですが、大人が永久歯を失うと歯の叢生に繋がることがあります。永久歯を失う理由として、抜歯や歯科疾患、怪我、または乳歯が抜けた後で永久歯が生えてこないことなどが挙げられます。歯が抜けて隙間が出来ると咀嚼の時に歯全体にかかる力が不均等になるため、残りの歯により大きな圧力がかかります。その結果、歯が徐々に移動し始め歯並びが悪くなる原因になります。ブレースや歯科用ブリッジ、あるいは人口歯根や部分義歯で隙間を埋めると、歯のずれがなくなり叢生も起こりません。
    • 既存の歯が隙間に向かって動くのは自然のプロセスで「生理的な歯の移動」と呼ばれます。歯には前方に動く傾向があることを意味します。
  5. 5
    時が来たら親知らずを抜く 親知らずは抜かずに、生えて来るのを阻止しない方が叢生を防げるという調査報告があります。ただし、これは全てのケースに当てはまる訳ではありません。親知らずが正しい方向に生えていない場合や既に歯並びが悪い場合には、他の歯の並びに悪影響を与える可能性があります。[4]
    • 定期的に歯医者に通い、口内全体、顎のレントゲンを撮ってもらうことで、親知らずの状態が初期段階で分かるでしょう。親知らずを抜くことを勧められたら、しかるべき時期に抜いてもらいましょう。抜くのを躊躇っていると、痛みや叢生の原因になる他、感染症や咀嚼困難を起こす可能性もあります。
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パート 2 の 3:
歯科矯正医を見つける

  1. 1
    自分の歯で嫌なところを見つける まず、歯全般でどの部分をどのように治したいかを決めて歯科矯正医に伝えることが大切です。単に歯科疾患を治すだけの治療法もあるので、最終的にどんな歯にしたいかという目標を明白に持つことが鍵となります。
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    居住地域で認定歯科矯正医を見つける 歯科医と歯科矯正医は異なります。歯科矯正医は歯科に加えて、歯と顔の形の複雑な発達過程に関する訓練も受けています。治療計画を立てるには、歯科医ではなく歯科矯正医と相談することが重要です。また、最高レベルの包括的治療法の訓練を受けていることを証明する正式資格を有していることも重要です。
    • 複雑なケースでは、歯科矯正医が、口腔外科医または顎顔面外科医と一緒に包括的な治療計画を立てることがあります。
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    歯科矯正医に予約を入れて治療法について相談する すでに調べ始めたかもしれませんが、数ある歯科用器具の中で、適切な選択肢を提案してくれるのは歯科矯正医だけです。ブレース装着が唯一の治療法である場合がありますが、そうでなければ、他の治療法について歯科矯正医と話し合い、アドバイスを聴くことがとても重要です。相談する際にどんな質問をすべきかを次に紹介しましょう。[5]
    • 治療計画には何が含まれるか。その治療法を選択しない場合、どんな結果が待っているか。
    • 治療法の費用はどのように決めるのか。どんな支払い方法が可能か。またどんな保険が使えるか。
    • 提案する治療法にはどんなアフターケアがあるか。
    • これまでの患者の中で相談できる人を紹介してもらえるか。または、これまで行った治療で、治療前後の写真を提供できるか。
  4. 4
    セカンドオピニオンを受ける 提案を受けた治療計画を進める前に別の意見を2〜3つ聴きましょう。特に抜歯を勧められた場合、あるいは自分のケースがとても複雑だと言われた場合には、特に慎重に行動しましょう。他の治療法が考えられてもブレースを勧める歯科矯正医がたくさんいます。しかし、専門家の間では治療法は常に1つとは限らないという意見が一般的です。何人かの歯科矯正医に相談することで、自分にとって納得のいく、また費用の面でも安心できる治療法が見つかるでしょう。
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    歯列矯正医を決め最初の処置をしてもらう 信頼できる歯科矯正医を選んだら、相談後最初の診察を予約しましょう。この診察では口内全域の型を取り、顔と顎のパノラマX線写真も撮ることになるでしょう。口内の型とX線から、歯科矯正医は笑顔を改善するために何が必要かを特定し、さまざまな治療法を詳しく説明してくれるでしょう。[6]説明を元に、吟味して自分に最適な治療方法を選びましょう。
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パート 3 の 3:
最適な治療法を選ぶ

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    クリアアライナーの装着を考える 透明のアライナー型矯正装置は歯にぴったりと合うオーダーメードの固定器具で、歯全体に被せて時間をかけて歯並びを調整します。子供の口はまだ成長段階で変化しつつあるので、クリアアライナーは成長が止まった10代や大人に最も適しています。またクリアアライナーは、叢生の状態がそれほど悪くない患者によく使われます。重度の受け口や上の前歯が下の前歯をほぼ覆っている患者、または歯並びにかなり複雑な問題のある患者には適した治療法ではありません。治療期間は、およそ10〜24か月ほどで、費用は治療期間にもよりますが、60万円から90万円ほどでしょう。その他には、次のような特徴があります。[7]
    • 取り外しが出来るので、簡単に洗うことができて衛生的であることがメリットです。
    • もう1つのメリットとして、通常のブレースと違い透明なので装着していることがあまり分からないことです。通常のブレースの見た目が気になる場合には、アライナーは選択肢として適しているでしょう。
    • アライナーは装着の義務が徹底しています。取り外すことが多いと治療期間が長引きます。
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    舌側矯正(歯の裏側にブレースを装着)について尋ねる 舌側矯正は通常のブレースに似ていますが、歯の裏側に装着する点が違います。ワイヤを使い歯を締め付けて徐々にまっすぐにします。治療の内容によりますが、6ヶ月から2年間装着するのが一般的です。舌側矯正は中程度から大きな歯の隙間をなくしたい10歳以上の患者に最適でしょう。透明のアライナーと同様に、舌側矯正は装着していることが分からないために見た目を気にする患者にはとても良い治療法です。費用の面では、通常のブレースと比べかなり高く、治療の長さや歯の状態によりますが、110万円から150万円ほどかかります。また次のことも覚えておくと良いでしょう。
    • 費用がかかる理由の1つには、素材として歯型に完全に合う金を使うことが挙げられます。
    • 装着はじめは多少違和感があり、慣れるまでに時間がかかります。舌に当たる器具の刺激が強過ぎると感じる人がたくさんいます。
    • 一時的発話障害やサ行発音不全などが症状としてよく見られます。
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    口蓋拡大器を試す 口蓋拡大器(床矯正装置)は、上顎と下顎の歯の噛み合わせの改善を目的に上顎を広げる器具です。バンドと呼ばれる金属の輪っかにネジがついており、輪っかを歯に装着しネジを回すと上顎が大きく開く仕組みです。上顎が拡大すると、歯と歯の間に隙間が生まれ歯が自然に正しい位置に移動してデコボコが解消されます。上顎の骨がまだ柔軟な15歳未満の子供に最適です。費用は治療期間によりますが、およそ10万円から30万円ほどです。次の点に注意しましょう。[8]
    • 上顎の拡張が完了しても器具を装着し続け歯全体及び口蓋を安定させます(拡張後は骨が脆くなっています)。3ヶ月後に取り外しましょう。
    • 口蓋拡大器を装着した後、歯科矯正医が特別な鍵で口蓋を徐々に大きくしていくので頻繁に医師の元に通わなければなりません。
    • 口蓋拡大器の装着は時折痛みを伴います。また、一時的に発話障害が起こったり口内が痺れるなどの症状が出ます。
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    リテーナーを選ぶ リテーナーは固定型と取り外し型があります。口の上下のアーチ型に合わせて作られ、歯を固定しまっすぐに整えます。リテーナーは通常ブレースや透明のアライナーでの治療後に歯の位置を固定するために装着するものですが、年齢を問わず、小さな不整合を修正するのにも使われます。[9]
    • リテーナーの費用は治療内容と期間によって異なりますが、およそ5万円から30万円ほどかかります。
    • 固定型のリテーナーは歯の裏に装着するので外からは見えません。
    • 取り外し型は簡単に洗えるので口内を清潔に保つことができます。
  5. 5
    ラミネートベニアを選ぶ ラミネートベニア(ポーセリンベニア)は、セラミックの被せもの(クラウン)です。歯と歯の間の隙間をなくす、損傷した歯を治す、歯並びや歯の色を改善するなどの治療に理想的です。歯のエナメル質の薄い層を取り除き、感光性樹脂を使って歯に付け貼り付けます。通常、一回の施術で完了するので結果がすぐにわかります。
    • ラミネートベニアの費用は高く、1本の歯につき5万円から10万円ほどかかります。
    • 顔の形によってラミネートベニアのサイズを決めるので、成長期の子供に使われるのは非常に稀です。成人向けの選択肢と言えるでしょう。
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    審美的輪郭形成(カンタリング)について学ぶ 歯の整形としても知られるカンタリングは、歯のエナメル質の範囲内で歯を削り取るか、歯の色の樹脂を使用して歯の形状を固定する施術法です。歯の形を恒久的に整えるので、成長期の子供には適切ではないでしょう。通常成人の患者にのみ適用されます。カンタリングは歯の研磨と見なされ、歯の長さを短くしたり、僅かに曲がった部分や損傷、ひびなどを修正するためにのみ使われます。[10]
    • カンタリングは一回の施術で完了します。費用は施術の内容にもよりますが、通常歯1本につき5千円から5万円ほどです。
    • 複合樹脂を使うと効果が長続きしないため、カンタリングをし直す必要があるかもしれません。
  7. 7
    ハーブスト装置について調べる ハーブスト装置は顎の形を修正することで歯をまっすぐに整える矯正装置です。金属製のこの装置は、その拡張部分を臼歯に取り付けて下顎を前に押し出します。下顎が前に出ることで上下の顎が揃い、歯並びが良くなります。
    • 下顎が正常の位置に移動するまでの1年間は装着し続ける必要があります。
    • 器具の装着が外から見えやすく、結果を得るにも時間がかかります。
  8. 8
    ヘッドギアを選ぶ 歯並びを矯正するもう1つの装置で、上の歯と上顎に圧力をかけることによって、その両方を通常の位置に移動させる装置です。
    • 良い効果を得るには、1日の内で決められた時間装着しなければなりません。
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    ダイレクトボンディングを考慮する この治療法では有機複合材料として歯の色に近似した樹脂を歯の形に整えて接着剤で歯に付け、まっすぐな歯を作ります。
    • 一時的な、あるいは小さな歯の損傷を修正するために使われます。
    • 変色することもあります。
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    歯肉形成を選ぶ この治療は劇的に笑顔を向上させます。歯茎のラインを上げ削ることできれいな歯が目立つようにする施術です。歯が短い、歯肉が見え過ぎる、あるいは歯茎のラインがまっすぐではない場合に、この施術を選ぶと良いでしょう。
    • この治療法は全ての人に適しているとは限りません。
    • 簡単な施術では歯1本につき、3万5千円から7万円ほどかかります。
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ポイント

  • 地元の矯正歯科認可医については、次のリンクを参照しましょう。 http://www.jos.gr.jp/roster/
  • 治療後、歯科矯正医からリテーナーを毎晩装着するように言われたらその通りに実行しましょう。歯は以前の位置を記憶していて本来の位置に戻ろうとする特徴があります。装着をやめたり長時間装着しないでいると、元の位置に戻ることがあります[11]
  • 歯の矯正費用が気になる場合には、一部の歯科学校の診療所などを訪ねてみましょう。指導付きの学生または教員による治療を割引料金で提供している場合があります。[12]
  • 食べ物をよく噛むと、歯が顎にしっかりと固定され、歯並びも良くなることが期待できます。

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注意事項

  • 噛まずに済む食べ物は避けましょう。
  • 自分で歯の矯正を行ってはいけません。 自宅で歯列矯正を行うのは非常に危険です。通販の歯列矯正器具などを使って自分で矯正治療を行うと、取り返しのつかない歯の損傷や喪失、感染症を起こす可能性がある他、更に歯並びが悪くなる恐れもあるため、アメリカ矯正歯科学会では、自宅での矯正治療行為を避けるように警告しています。[13]
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このwikiHow記事について

Tu Anh Vu, DMD
共著者
認定歯科医
この記事の共著者 Tu Anh Vu, DMD. ツ・アン・ヴー医師はニューヨーク州ブルックリン市にて歯科医院を経営している認定歯科医です。子供から大人にいたるまで、あらゆる年齢層の患者たちを対象に歯科治療恐怖症を克服する手助けを行っています。カポジ肉腫の治療法発見に関する研究にも取り組んでおり、メンフィス市で開かれたヒンマン学会にて研究論文を発表。ブリンマー大学にて学士号を、ペンシルバニア大学歯内療法学科大学院にて歯学博士号を取得。 この記事は1,123回アクセスされました。
カテゴリ: 生活習慣
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