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歯列矯正装置のワイヤーが飛び出すのはよくある厄介な問題です。歯茎や頬の内側の痛みや切り傷、擦り傷の原因になります。まず不快感を軽減するのが最初の目標です。そのあとで、ワイヤーを修正します。家で飛び出たワイヤーを直す方法はいくつかありますが、自分で直した後は必ずかかりつけの矯正歯科医に診てもらうべきです。たいていの場合、矯正歯科医が折れたワイヤーを交換したり、飛び出た部分のワイヤーを切ることになるでしょう。

方法 1 の 3:
歯列矯正用ワックスを使用する

  1. 1
    歯列矯正用ワックスを入手する 歯列矯正装置を付けた際に、矯正歯科医から渡されているはずです。
    • ワックスを使いきってしまった場合、たいていの薬局で購入できます。
    • 歯列矯正用ワックスは、細長い片状のワックスが小さなケースに入っています。
    • 薬局にワックスがなければ、かかりつけの矯正歯科医に頼みましょう。
  2. 2
    ワックス片から少量を取り出す グリーンピースほどの大きさにします。
    • 滑らかなボール状になるまで、指でワックスを丸めます。
    • ワックスに触る前に、必ず手を洗浄して乾かしておきます。
    • 新しい未使用のワックスのみ使用します。
  3. 3
    飛び出したワイヤーやブラケットが乾いて清潔な状態か確かめる ワックスを付ける前に丁寧に歯を磨いて、ワイヤーに付いた食べ物を取り除くとよいでしょう。
    • 歯列矯正装置を乾かすには、ワイヤーが飛び出ている部分から唇や頬を離します。
    • 数秒間自然乾燥させるか、唇の内側とブラケットの間に滅菌ガーゼを入れて乾かします。
    • その後、ワックスを付けられます。
  4. 4
    丸めた歯列矯正用ワックスを飛び出たワイヤーに付ける 痛みの原因となっている部分にワックスを押し付けるだけです。
    • 指の先端に丸めたワックスを置きます。
    • 飛び出たワイヤーやブラケットにワックスを付けます。
    • そっとワックスを押してワイヤーを覆います。歯列矯正中に歯や歯列矯正装置に力を加えると、不快感を覚えることがあります。ワイヤーを押しているときに痛みを感じたとしても、まったく正常です。
  5. 5
    食事や歯磨きの前にワックスを取り除く 食事にワックスが混ざり込まないようにしましょう。
    • 使用後のワックスはすぐに廃棄します。
    • 食後もしくは歯磨き後に新しいワックスに取り換えましょう。
    • かかりつけの矯正歯科医にワイヤーを直してもらうまで、ワックスを使用し続けます。
    • 誤ってワックスを飲み込んでしまったとしても心配はいりません。ワックスは無害です。
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方法 2 の 3:
飛び出たワイヤーを直す

  1. 1
    消しゴム付きの鉛筆で飛び出た細いワイヤーを曲げる この方法で飛び出たワイヤーすべてを直せるわけではありませんが、多くの場合効果があります。
    • 飛び出したワイヤーを見つけます。
    • そのワイヤーが細ければ、汚れのない消しゴムの付いた鉛筆を用意します。
    • 消しゴムで飛び出たワイヤーにそっと触ります。
    • ワイヤーを優しく押してワイヤーを曲げます。
    • 飛び出たワイヤーの端をアーチワイヤーの裏側にしまい込めるか試します。
    • この方法は細く柔軟性のあるワイヤーにのみ行います。
  2. 2
    ピンセットで奥のほうにある飛び出たワイヤーを直す 固い物を食べると、口内の奥にある柔軟性のあるワイヤーが奥歯のブラケットから外れることがあります。
    • そうなった場合、ピンセットでワイヤーを直してみましょう。
    • 先端の細い小さなピンセットを用意します。ピンセットを口内に使用する前に必ず清潔にしておきます。
    • ピンセットで飛び出たり外れたワイヤーの先端を掴みます。
    • ブラケットのチューブにワイヤーを戻します。
    • ブラケットにワイヤーを戻せない場合は、矯正歯科医に相談する必要があります。
  3. 3
    ピンセットとペンチで、唇に突き刺さる外れた結紮線(リガチャー)を直す 交換のため後ほど矯正歯科医に診てもらう必要があります。
    • 正面にある歯のブラケットの結紮線が外れた場合、外れた結紮線をアーチワイヤーの裏側やブラケットの周りにしまい込めるかやってみましょう。
    • ピンセットでワイヤーを曲げて、唇や頬の内側からワイヤーを離します。
    • 結紮線がアーチワイヤーの上部にある場合は、ペンチでワイヤーを切って取り除くこともできます。この方法は最終手段としてのみ推奨され、その後はできる限り早く矯正歯科医の診察を受けるべきです。
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方法 3 の 3:
傷や痛みを治す

  1. 1
    マウスウォッシュで口内を清潔にする 飛び出たワイヤーによる痛みや傷を治すのに役立ちます。
    • ぬるま湯1カップに塩小さじ1杯を溶かします。
    • これをマウスウォッシュとして用い、60秒間口をゆすぎます。
    • 最初はしみるかもしれませんが、長引く不快感を軽減し感染を防ぎます。
    • これを1日4~6回行います。
  2. 2
    酸味や甘味が強く固い食物を避ける 代わりに、柔らかく薄味の食事にしましょう。
    • マッシュポテトやヨーグルト、スープといった食事を摂りましょう。
    • コーヒーや辛味のある食物、チョコレート、柑橘系の果物やジュース、ナッツ類、種子類、トマトは控えます。
    • これらの食物は酸味があり、ワイヤーによる痛みや傷を悪化させる可能性があります。
  3. 3
    冷たい水やアイスティーを飲む 冷たい無糖の飲み物は傷による痛みを和らげます。
    • 傷を引っかかないように気をつけて、ストローを使って冷えた飲み物を飲みましょう。
    • 傷を冷やすのに棒アイスを食べてもよいでしょう。
    • もしくは代わりに氷(アイスキューブ)を舐めます。傷に氷を1度に数秒間ずつ当てましょう。
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    痛む場所や傷口に口内麻酔ジェルを付ける 飛び出たワイヤーによる不快感を一時的に軽減できます。
    • アメリカではたいての薬局で表面麻酔ジェルを購入できます。
    • ジェルを少量綿棒の先端に付けます。
    • 口内の痛む場所や傷口にジェルを塗ります。
    • 1日3~4回ジェルを塗り直せます。
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ポイント

  • 飛び出たワイヤーにワックスを付けることができたとしても、矯正歯科医に問題を解決してもらうのが常に最も安全な方法です。
  • 歯列矯正用ワックスは歯科医院もしくは矯正歯科医院で手に入ります。
  • 飛び出たワイヤーを舌で触るのは避けましょう。舌も怪我をする恐れがあります。
  • 自分でワイヤーを切るのは危険かもしれません。
  • 深刻な問題があるなら矯正歯科医に相談しましょう。問題を解決してくれるかもしれません。
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このwikiHow記事について

Cristian Macau, DDS
共著者 ::
口腔外科医
この記事の共著者 : Cristian Macau, DDS. マカウ医師は2015年にキャロル・ダヴィラ大学医学部から口腔外科博士号を授与されています。現在はロンドンの歯科医院「Favero Dental Clinic」にて口腔外科医および歯周病専門医を務め、同医院で審美歯科の施術も行っています。
カテゴリ: 健康 | 個人衛生
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