水道、水槽、あるいは庭先の水の塩素が気になっている時は、いくつかの方法で塩素を取り除くことができます。沸騰させる、蒸発させるといった自然な方法は少量の水に対して有効です。水の量が多い場合は恐らく脱塩素剤が必要でしょう。いずれにせよ、ろ過の仕組みを取り入れ、元から塩素を取り除くことができれば、時間と手間を少し省くことができるでしょう。

方法 1 の 3:
魚の水槽や池の水の塩素を取り除く

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    噴霧器を用いて酸素を供給する 池の水から塩素を取り除くのであれば、噴霧器(ホースとつながったスプレーノズルなど)を取り付けると、池に入れた時に酸素が加わります。塩素は低温で蒸発しやすく自然に池の水の中で散っていきますが、噴霧器はこうした変化を促す働きをします。[1]
    • いくつかの自治体で添加剤として用いられているような揮発性の低い塩素に対して空気を混入しても効果はありません。この場合は、脱塩素剤を用いる必要があります。
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    脱塩素剤を用いて塩素やクロラミンを取り除く 脱塩素剤はペットショップ等で購入することができます。どの製品にも処理が可能な水量が記載されているはずなので、使用方法をよく読みましょう。まず容器のフタを開け、容器を傾けて、中身を適量出しましょう。[2]
    • この処理を行った水は、すぐに使用することができます。
    • 生物ろ過器が取り付けられた水槽を使っている場合は、アンモニアを除去する成分が含まれていない脱塩素剤を用いましょう。[3]
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    エアポンプを使って空気を混入させる 魚を水槽に入れる前に必ず塩素を取り除く必要があります。空気を混入させることが塩素除去を助けます。水槽の場合は水を循環させるためにエアポンプを用いることが一般的です。つまり、ポンプで空気を送ることが塩素の除去にも一役買っています。[4]
    • 水槽の大きさや種類、水槽の中で飼う生き物に合ったポンプを購入しましょう。
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方法 2 の 3:
飲料水から塩素を取り除く

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    活性炭フィルタを用いて飲料水から塩素を取り除く 活性炭とは、水から塩素やクロラミン、有機化合物を取り除くことのできる特殊なろ過材です。活性炭フィルタの中には、家庭内の水の供給源に接続することができるものもあります。あるいは、活性炭フィルタが用いられた浄水器などを購入しても良いでしょう。
    • 活性炭フィルタを用いると塩素とクロラミンの両方を取り除くことができます。[5]
    • NSFインターナショナルという認定機関の国際規格を満たしている活性炭フィルタを選ぶようにしましょう。
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    逆浸透膜フィルタを家庭に取り付ける 逆浸透膜とはろ過膜の一種で、イオンや粒子を水から取り除くことができます。こうした仕組みは、キッチンのシンクの下、あるは家庭内の水の供給源に直接取り付けることができるので、他の方法に比べると比較的楽でしょう。ただし、とても高価です。米国では設置が何十万円という出費になることもあります。[6]
    • 逆浸透膜フィルタは電力の消費が激しく、大量の廃水も発生します。
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    フィルタを交換する どのようなフィルタも交換が必要になります。交換するタイミングは、フィルタの大きさや使用量、頻度などで変わります。製造メーカーの取扱説明書を読み、適切に交換しましょう。
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    塩素水を20分間煮立てる 煮たてて熱と空気(泡)を発生させ、この状態を20分維持すると、塩素が取り除かれていきます。ただし、水量が多い場合は、この方法は実用的ではありません。[7]
    • 最低でも20分間煮立たせることで、クロラミンも取り除かれます。地域によっては塩素の代わりに水に加えられていることもあります。
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方法 3 の 3:
一般使用向けの水から塩素を取り除く

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    自然に塩素を蒸発させる バケツや桶に水をはりましょう。フタなどはせず、水が汚染されないよう浮遊微小粒子が少ない場所に置きます。太陽と空気にさらされることで、時間の経過と共に水に含まれている塩素が散っていきます。[8]
    • どの程度時間がかかるのかは、除去している塩素の量や日照量によって変わってきます。また、容器が広く浅いほど、脱塩素にかかる時間が短縮されます。
    • 塩素の検査キットを用いて、どの程度塩素が残っているのか定期的に調べましょう。
    • この方法で蒸発させてもクロラミン(塩素の代わりに用いられていることもあります)を取り除くことはできません。また、簡単に汚染されてしまうので、この方法で塩素を取り除いた場合は飲料水として用いないようにしましょう。
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    3.8リットルの水に対して小さじ1のアスコルビン酸を加える 粉末状のアスコルビン酸(ビタミンC)が塩素を中和します。粉末を水に振りかけて、よく混ぜ合わせましょう。この方法は、植物の水やりや水栽培用の水に特に適しています。[9]
    • アスコルビン酸は安価に購入することができ、ペットストアなどで販売されています。
    • アスコルビン酸を用いることで塩素とクロラミンの両方を取り除くことができます。また、飲料水として使う場合でも味を大きく変えることもありません。
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    紫外線をあてる 水をUVライトの下に置きましょう。所要時間は水の量、紫外線の強さ、さらに有機薬品が水に含まれているかどうかといった要素によって変わります。[10]
    • 塩素を除去する時は、波長が254ナノメートルで、1平方センチメートルあたりの放射エネルギー密度が600ミリリットルのUVライトを用いるのが一般的です。
    • UVライトを用いることで塩素とクロラミンの両方を取り除くことができます。飲料水の脱塩素方法としても適しています。
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ポイント

  • 塩素が既に取り除かれた水(ろ過済みの水)を食料品店等で購入することも可能です。
  • 脱塩素の方法のほとんどは、塩素を完全に取り除くことはできません。魚や植物は種類によって塩素に対する耐性も異なるので、気になる場合は、目的別にどの程度の塩素量までは許容することができるのかを調べ、検査キットを用意して定期的に水質を調べるようにしましょう。

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カテゴリ: 飲み物
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