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スライムを自宅の台所で手作りすると、アートと科学の両方が楽しく探求できます。一方で手作りのスライムは出来上がりが水っぽくなったり硬くなりやすいため、丁度よい粘度にならずにイライラしてしまうこともあります。水っぽいスライムの粘り気を出して元通りにするには、手作りしたスライムの種類によってホウ砂、糊、コーンスターチなどの増粘剤を加えるとよいでしょう。その他にも容器から余分な液体を出す、スライムをさらに練る、生理食塩水で作ったスライムには重曹を加えるなどの方法があります。

方法 1
方法 1 の 2:

増粘剤を加える

  1. 1
    洗濯糊で作ったスライムには透明糊を60mL加える 透明糊を計量し、スライムの入ったボウルに直接入れます。スプーンでスライム全体に混ぜ込み、まとまってきたらスライムを出して練ります。2~3分後には、スライムの水っぽさはなくなっているはずです。[1]
    • 透明糊60mLだけではスライムが硬くならない場合は、さらに60mLを追加して再びかき混ぜます。これで粘り気が出てくるはずです。
    • 時間に余裕があれば、透明糊を加えてから密閉した袋にスライムを入れて一晩置きましょう。こうするとゲル化してまとまりやすくなります。
  2. 2
    生理食塩水で作ったスライムには重曹を使用し、粘り気を出す 透明糊でスライムを作った場合は重曹を小さじ1/4杯(1g)追加します。白い糊を使用した場合は、重曹を小さじ1/2杯(2g)追加します。追加した重曹をスプーンでスライムに混ぜ込んでから2~3分練ります。それでも水っぽい場合は重曹をさらに加えましょう。[2]
    • 生理食塩水でスライムを作る際に重曹は欠かせない材料です。重曹の効果により、スライムの粘り気が出やすくなります。
    • 1度に重曹を入れすぎるとスライムが硬くなる場合があるため、入れすぎないように注意しましょう。
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    コーンスターチと食器用洗剤でスライムを作る場合は、コーンスターチを追加する スライムの入ったボウルにコーンスターチを小さじ1/2杯(約3g)追加し、スプーンで混ぜ合わせます。[3]

    コーンスターチと食器用洗剤のスライムを作る際に食器用洗剤にはスライムを柔軟にする効果が、コーンスターチには逆に水っぽさを抑え、固める効果があります。

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    コーンスターチと糊で作ったスライムには、コーンスターチをさらに加える コーンスターチを小さじ1杯(6g強)程度スライムに加えて混ぜ込みます。コーンスターチと糊が完全に混ざるにはしばらく時間がかかるため、最大5分間まで混ぜ続けましょう。[4]
    • 粘り気が出ない場合は、スライムにコーンスターチを少量加え続けて混ぜ込みます。コーンスターチを1度に入れすぎるとスライムが硬くなる可能性があるため、入れすぎないように注意しましょう。
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    ふわふわのスライムを硬めにするには、シェービングクリームを少量加える スライムを練ってもまだ水っぽいか薄い場合は、シェービングクリームを追加します。スライムの中央にシェービングクリームを加えて練り込むだけです。[5]
    • スライムが好みの粘度になるまで、シェービングクリームを加え続けましょう。
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    ホウ砂のスライムに粘り気を出す場合は、ホウ砂を大さじ1/4杯(0.4g強)使用する 追加するホウ砂を用意し、スライムと一緒にボウルに入れます。スプーンでホウ砂をスライムに完全に混ぜ込みます。1度にホウ砂を大さじ1/4杯(0.4g強)ずつ加え、余分な水分がなくなるまで続けましょう。[6]
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方法 2
方法 2 の 2:

その他の方法を試す

  1. 1
    容器から余分な液体を全て出す スライムをボウルか容器に戻し、シンクの上で静かに傾けます。余分な液体を可能な限り流します。徐々に水を出すようにして、余分な液体が出なくなるまで待ちましょう。[7]
    • 液体を流す際にスライムが落ちないように、手でスライムを押さえるかボウルか容器の上に皿を押しつけます。僅かな隙間をあけて液体が流れ出るようにしましょう。
    • どんな種類のスライムでも余分な液体を取り除くことが可能で、水っぽさを僅かに減らせるはずです。スライムの粘り気を出す作業を始める前に、余分な液体を出しておくとよいでしょう。
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    スライムに糊が含まれている場合は、約5分間スライムを練る 清潔な作業場所にスライムを置きます。スライムを練り、水っぽさが減るかどうか様子を見ます。また、手の中でスライムを練って余分な水分をある程度減らせるか試してみましょう。[8]
    • ホウ砂、洗濯糊、生理食塩水など、多くのの種類のスライムには全て透明糊か白い糊が含まれています。このような種類のスライムは練るにつれて粘度が変化し、通常は練ると水っぽさがなくなり粘り気が出てきます。
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    シャンプーか石けんを含んだスライムの場合は、最大10分間凍らせる スライムを密閉容器に入れます。冷凍庫でスライムを約5~10分間、または十分粘り気が出るまで冷やしましょう。[9]
    • その他にも、密閉容器ではなくジップロックの袋にスライムを入れて冷凍庫で保管する方法もあります。
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ポイント

  • 水で作ったスライムでなければ、絶対に水を入れてはいけません。
  • 誤ってスライムが衣服やカーペットについた場合は、酢で軽く叩くとスライムが溶けやすくなります。[10]
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注意事項

  • スライムを触った後は毎回手を洗いましょう。
  • ホウ砂や洗濯糊、生理食塩水を使用してスライムを作る際、または敏感肌の場合は手袋を着用しましょう。これらの材料には全てホウ素が含まれているため、肌を刺激する恐れがあります。[11]
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必要なもの

増粘剤を加える場合

  • ホウ砂
  • 透明な糊
  • 重曹
  • コーンスターチ
  • シェービングクリーム
  • 洗濯糊

その他の方法を試す場合

  • 密閉容器またはジップロック袋

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