飲み水が寄生虫やバクテリアの粒子などで満たされていたら、水の浄化はケチるべきことではありません。飲めるかどうか疑問のある水(野外、震災の後のサバイバル、清潔な水が手に入らない場所など)が目の前にあった場合、最悪なのは、飲んで病気になってしまうことです。下記方法をしっかりと読んで、自分で行なう水の浄化方法を学びましょう。

方法 1 の 5:
水を沸騰させる

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    水を沸騰させる。浄化させたい水を鍋に入れます。鍋をコンロにおいて強火にします。お湯が沸騰しはじめたら、中で生きていたバクテリアは殺傷され、水を飲むときに病気になるリスクを軽減してくれます。[1]
    • もし、野外で水を浄化しなかればいけないのでしたら、まず鍋に必要な火をおこしましょう。もし鍋が手元になければ、耐熱の容器を使いましょう。
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    お湯を沸騰させ、ぐらぐらと煮立てます。泡がでてきたら、お湯は沸騰を始めているというシグナルですが、お湯がもっと煮立つまで火からおろさないように。海抜ゼロに住んでいる場合、1分間、2キロほどの標高に住んでいる場合は3分間、バクテリアと微生物を殺すために沸騰後煮立てましょう。[2]
    • 1~3分お湯を煮立てることで浄化が成功します[3] 。これでほぼ水中にいるすべての微生物を殺すことができます。蒸発の際、薬品も取り除きます。しかし、お湯を茹でても個体、金属やミネラルは除去することができません。そして標高によってお湯の沸点は変わりますので、山の上にいるときと海岸にいるときとでは違う効果があらわれます。長期間もしくは低温で圧力鍋を使って浄化することも可能です。
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    熱から鍋をおろします。非常に熱くなりますので、鍋の取り扱いには注意しましょう。
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    鍋を少し置きます。通常の水道水を茹でているのであれば、このプロセスは必要なく、これはもし何か水中に個体が浮いている可能性のある場合に行ないます。水を置くことで高密度なものは底に通常沈み、上側のピュアな水のみ飲むことができます。[4]
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方法 2 の 5:
浄水タブレットを使う

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    浄水タブレットもしくは液を使う。スポーツ用品店やアドベンチャー専門店などで、浄水液や錠剤は購入できます。いい味がするとは言えませんが、味よりもバクテリアから身を守ることのほうが大事なときに使ってみてください。[5]
    • ヨウ素タブレットは一番よく使用される固形の浄水タブレットですが、同じ効果が得られます。これらタブレットは、水が21度摂氏以上のときに効果がでます。ヨウ素タブレットは、水中のバクテリアを殺します。野外でキャンプをする人たちが多く利用しています。
    • 妊婦、50歳以上の女性、甲状腺の問題がある人、もしくはリチウムを摂取している人は、ヨウ素タブレットを使う前に医師に相談しましょう。
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    水の中に大きな破片が浮いているのでしたら、水を裏ごししましょう。布をかけたボトルか容器に布をかけて、そこで水をこすことでできます。布は裏ごし器の働きをし、水中に浮いている物体を取り除いてくれます。[6]
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    タブレットを水に入れます。説明書きがある場合は、それに従いましょう。自分が浄化したい1リットルの水に対して、タブレットを1つ入れます。これらタブレットには有効期限がありますので、気をつけましょう。有効期限以降に使用する場合は、効果がかなり薄れてしまいます。いつもタブレットを使う前にボトルをチェックするようにしましょう。
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    水に入れたタブレットを溶けるまで混ぜます。浄化している水の中で、タブレットが完全に溶けなければいけません。水の中のバクテリアを効果的に殺すために、溶けてから水を飲むまで30分待ちましょう。[7]
    • タブレットは、水が冷たすぎる場合あまり効果がありません。もし水が摂氏4度よりも冷たいとき、水を飲む前に最低1時間は待つようにしましょう。時間があるのなら、タブレットを使う前に水を日光にあてて温めることができます。[8]
    • タブレットが水に与える変な味を抑えるために、可能であれば水に何かフレーバーを加えましょう。レモネードのパウダー、少々の塩など、タブレットの味を気にならなくしてくれます。
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方法 3 の 5:
浄水器を使う

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    ポンプ浄水器を使う。野外では水筒もしくはペットボトルと共に、これらタイプの浄水器を使うことができます。こららポンプは手で持つタイプで、合成繊維もしくはセラミックのカートリッジでできています。ほとんどのフィルターには2つのホースがついており、ひとつがきれいな水用、もうひとつが汚い水用となっています。汚い小川もしくは湖の水に使う場合、ホースが底に沈んで、底の沈泥の水を吸い上げないようにスポンジのうきがついています。このポンプで水が吸い上げられ中のフィルターに何回か通され、ボトルに流れるように引いて押せるプランジャー、もしくは水準器がついています。[9]
    • これらポンプ浄水器は、キッチンのシンクに取り付けることができます。ホームセンターなどで購入可能で、手動のポンプと同じ動きをします(シンクに取り付けることで、自分でポンプを使わなくていいようになります)。
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    専用の浄水器がすでに入っているボトルを買う。中にフィルターの入っているボトルを購入できます。水がボトルに入る前に流れるポンプと同じ原理で働きます。
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    UV浄水器を使う。これら浄水器は非常に使い方が簡単です。水にただランプペンを入れ、ペンの横につくライトが緑になるまで待ち、ペンをライトがオフになるまで水の中で混ぜます。紫外線は水中のバクテリアを殺すので、水が飲むのに安全な状態になります。[10]
    • この浄水器は死んだバクテリアを除去することができませんが、死んだバクテリアを飲んでも健康に被害はありません。
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    重力供給の浄水器を試してみましょう。これらフィルターは、BritaやPURなどの会社が使用しています。重力という名前からわかるように、これらはフィルターを通して汚い水を重さを使ってきれいな水の入る貯水槽に引き落とします。このタイプの浄水器は、まず水を汚い水のセクションに入れ、水がフィルターからこされるのを待つだけです。多くの場合こららフィルターには2つのセクションがあり、ひとつが汚い水、もうひとつがきれいな水用となっています。[11]
    • これらフィルターはかさばるので、家庭やキャンプ場などの施設で使うのがベストであり、自然の中に持ち出すのは少し大変になるでしょう。
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方法 4 の 5:
自然のもので作る浄水システム

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    樹皮で円錐を作る。カバノキの樹皮、もしくはそれに近いものがしなやかで形を保持してくれるので、自然のフィルターシステムを作るときのベストチョイスです。この方法で完璧に水を浄化することは無理ですが、水中の微生物を減らすことは可能です。この方法は、極度の緊急事態にのみ使用しましょう。[12]
    • もし樹皮を円錐の形にキープするのが難しければ、ロープや耐久性のあるタイプの草などをつかって形を作ってみましょう。
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    円錐の中に層をつくります。原野でのサバイバリストは、円錐の中に砂、木炭、草、砂利(もしくは小さな石)を入れるそうです。木炭は特にバクテリア除去に適しています。火があるのなら、木を燃やした後の燃えくずを砕いて入れてみましょう。[13]
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    水を円錐状の樹皮に通して、水の容器に注ぎます。何回か行なうことで、浄化の度合いが高くなります。この方法は完全に保証された浄化ではないですが、水中の多くの混入物質を除去してくれます。
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方法 5 の 5:
太陽蒸留器を作る

日光のある場所にいるのでしたら、この方法が使えるかもしれません。

  1. 1
    底が平らなボウル、または何か水を入れることのできる容器を用意する。
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    ある程度の重さのあるカップをそのボウルの平らな底に置きます。このカップは水に浮いてはいけません。
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    ボウルに汚い水を入れます。カップの中に汚い水が入らないように気をつけましょう。
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    ラップをボウルにかぶせます。しっかりと密封されているようにしましょう。
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    石か何か重たいものをラップ上に、ちょうどカップのある場所の上になるように置きます。
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    日光に当てましょう。日光が水を蒸発させますが、水は外に逃げ出すことができません。なので水蒸気がラップの張ったボウルの上にたまります。水は石がのって重たい部分に集まり、カップの中に入っていきます。水ではないものは、ボウルの中に入ったままになります。これを完成させるには何日、何週間もかかることがあります。
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ポイント

  • 店頭で売られる水道水用フィルターは、クオリティーにもよりますが、ベーシックなミネラルのみ除去し、味を良くしてくれます。寄生虫や浄水場で除去されている他の危害を加えるものなどは除去できません。どのような効用があるのか、ラベルをチェックしましょう。
  • 水滴(たとえば植物や土)から集められた水は、浄化される必要があります。蒸発のプロセスは、沈殿物を残しますが、沸点まで達していないのであれば、寄生虫や他の有害物質がまだ水中に残っている可能性があります。
  • ブリーチとヨウ素は、温かめの水の方がよく効きます。[14]

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注意事項

  • これら方法は、バクテリアなどの生物学的な危険を除去する方法です。これら方法は、化学薬品(たとえばアルミニウムスラッジなどの工業廃棄物)、放射能汚染などは除去することができません。水にそれらが入っていると疑惑がある場合は、蒸留に頼り、脱水症状とのリスクとで天秤にかける必要があります。
  • 塩素とヨウ素は毒物です。説明書にある以上、もしくは緊急のシチュエーション以外にこれら薬品を使わないこと。
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必要なもの

  • 水の容器
  • 清潔な布
  • 塩素かヨウ素のタブレット
  • 上記にリストされたフィルター
  • 火またはコンロ
  • 樹皮、木炭、砂、草、小石


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