水を煮立たせる方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 23 出典

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水の煮立たせ方は知っておくと便利です。夕飯を用意しようとしているのであれば、どのタイミングで卵を投入すればポーチドエッグになるのか、塩を加える効果の有無などを理解しておくと、料理に違いが生まれます。山へハイキングに行く人は、特定のメニューを作る際になぜ、いつも以上に時間がかかってしまうのか、川の水をどのようにしたら安全に飲むことができるのか等を知っておきましょう。ここで紹介されている内容をぜひ役立てましょう。

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料理用に水を煮立たせる

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    フタつきの鍋を用意する フタがあることによって鍋の内側に熱を閉じ込めることができ、沸騰までの時間が短縮されます。鍋が大きいほど時間がかかる一方で、鍋の形状にはあまり違いはありません。[1]
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    冷たい水道水を注ぐ 水道からの温水を直接加えると、鉛が混ざってしまうこともあり、飲料、調理用目的で煮立たせる場合は好ましくありません。[2] 代わりに、冷水を注ぐようにしましょう。この際、縁まで一杯に水を張らないよう気をつけましょう。鍋が一杯の状態で沸騰させると、材料を調理する余地がなくなってしまいます。
    • 冷水の方が温水よりも早く煮立つというのは誤った認識です。[3]お湯から煮立たせるよりも安全ではあるものの、煮立つまで余分に時間を要します。
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    風味をつけるために塩を加える(お好みで) 塩を加えても沸点はほとんど変わりません。海水と同じ塩分濃度にしても同じことです。[4][5] 特にパスタ等の料理に風味を加える場合にのみ塩を足しましょう。水分と一緒に塩分もパスタに吸収されます。[6]
    • 塩を加えた直後に小さな泡が複数発生している様子が確認できるでしょう。これは目で楽しめるだけで、沸点には何の影響もありません。[7]
    • 卵を茹でる際も塩を加えると良いでしょう。殻にヒビが入ってしまった際、塩分によって白身が固まりやすくなり、隙間をふさぐ効果があります。[8]
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    鍋を火にかける 鍋をガス台に配置し、強火にかけましょう。時間を短縮するためにフタをしましょう。
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    煮立つ過程について学ぶ 多くのレシピでは「グツグツ」あるいは「グラグラ」煮立つといった表現が用いられています。こうした状態の他にも、いくつかの異なる段階を把握できるようになりましょう。[9]
    • 沸騰し始めの状態: 小さな泡が鍋底に発生していますが、水面まで上がってこない状態です。水面はやや揺れています。これは約60~75度前後で、ポーチドエッグ、フルーツ、魚の調理に適した温度です。
    • グラグラしている状態:泡の一部が水面まで上がってきているものの、全体としてはまだ静かです。水温は75~90度前後で、煮込みや肉を焼き付けた後の蒸し煮に適しています。
    • ブクブクしている状態:鍋全体で、小さめから中程度の泡が頻繁に水面まで上がってきます。これは90~100度前後で、お好みによって野菜を茹でたり、チョコレートを湯せんにかける場合に最適な温度です。
    • 完全に煮立った状態:水をかき混ぜても断続的に泡が水面まで上がってきます。これは水の最高温度(100度)に達していることを意味しています。パスタはこの温度で茹でましょう。
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    材料を加える 鍋の中に何かを加えて調理する必要がある場合は、このタイミングで投入しましょう。食材の冷たさによって水温が一旦下がり、前段階の沸騰加減まで戻ることもありますが、心配する必要はありません。強火あるいは中火のまま、適切な温度に達するまで待ちましょう。
    • レシピに指示がない限りは、沸騰する前に材料を投入しないようにしましょう。調理にかかる時間を見積もるのが難しくなるほか、予想外の出来上がりになることも考えられます。例えば肉の場合だと、調理中のいかなる段階でも冷水に触れてしまうことで肉が固くなったり、風味が損なわれてしまうこともあります。
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    火を弱める 早く煮立たせたい時は強火が便利でしょう。お好みの加減になったところで、引き続き強く煮立たせる場合は中火、ブクブクさせたい場合は中火~弱火に落としましょう。一旦水が煮立ち始めると、火力が強いほど沸騰が早まります。
    • 最初の数分間は、お好みの状態が維持できているか度々鍋を確認しましょう。
    • スープなどのようにじっくりと鍋を火にかける必要がある料理は、わずかに隙間をあけてフタをするようにしましょう。完全にフタをしてしまうと、必要以上に高温になってしまいます。

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飲料水を浄化する

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    水を沸騰させバクテリアなどを殺菌する 水が沸騰することで、水に含まれたほとんどの細菌を殺すことができます。[10] ただし、沸騰したからといって化学物質による汚染を解決することはできません。[11]
    • 水が濁っている場合は、まずフィルターでろ過し、汚れを取り除きましょう。
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    水をグツグツ煮立たせる 沸騰している状態そのものでなく熱によって細菌は死滅します。温度計が手元にない場合は、グツグツ煮立っているかどうかが水温を把握できる唯一の方法です。沸騰してからさらに1~3分間、煮立たせましょう。ここまで徹底すれば、人体に危険を及ぼす細菌類は死んでいるでしょう。[12][13]
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    1分間または3分間、煮立たせる 念のため沸騰した水をさらにグツグツと煮立たせましょう。この時、60秒ををゆっくりと数えましょう。海抜2000メートル以上の場所でこの手順を行っている場合は、3分に延長しましょう。ゆっくりと180秒を数えましょう。[14]
    • 標高の高い場所では沸点が下がります。そのため、殺菌されるまで通常以上の時間を要します。
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    冷まして密閉式容器で保存する 冷めた後も浄化水は安全に飲むことができます。清潔な密閉式の容器で保存しましょう。[15]
    • 内部の空気が逃げたことで通常の水よりも味が「物足りなく」感じられるかもしれません。味を改善したい人は、清潔な容器を二つ用意し、片方からもう一方に交互に水を移してみましょう。[16] 移動中、空気が水に触れて中に閉じ込められます。
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    旅行の際は湯沸器を持参する 電気を使える場所に向かうのであれば、電気ケトル等を持っていきましょう。電気が使えない場合はキャンプ用のコンロとケトル、さらに燃料源あるいは電池を忘れないようにしましょう。
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    最後の手段としてプラスチック製容器を直射日光にあてる 沸騰させるための器具が何もない場合は水を透明のプラスチック製容器に水を入れ、少なくとも6時間、直射日光にあてましょう。これである程度殺菌することができますが、煮立たせた時ほどの安全性はありません。[17]

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電子レンジで煮立たせる

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    電子レンジで使用可能なカップやボウルに水を注ぐ 「電子レンジ使用可」と明記されている食器が見つからない場合は、金属が含まれていないガラス製や陶磁器の調理器具を使いましょう。電子レンジで安全に使用できるか確認するために、この調理器具を空の状態で、コップ一杯の水と並べてレンジの中に置きましょう。次に1分ほどレンジにかけます。1分後、器具が熱くなっている場合は、電子レンジで使用できません。[18]
    • より安全に使用するために、内側の表面に傷や小さく欠けた箇所(専門用語では核形成部位)がある容器を選ぶと良いでしょう。泡が発生しやすくなり、(まれに)「過熱状態」から引き起こされる爆発の恐れを軽減します。[19]
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    電子レンジで使用可能な器具を添える こうすることで泡が発生しやすくなります。木製のスプーン、箸、アイス棒などがあると良いでしょう。水に味がついても気にならない人は、塩や砂糖をスプーン一杯分加えてみましょう。[20]
    • プラスチック製の器具は、滑らかすぎて泡の発生を促進しないので使用は控えましょう。
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    水を電子レンジの中に置く 多くのレンジの場合、回転式の皿の縁に近い位置のほうが中心部よりも早く熱が通ります。[21]
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    短い間隔で複数回レンジにかけ、定期的にかき回す 念のため、電子レンジの取り扱い説明書に目を通し、水を温める際の推奨時間を確認しましょう。説明書が手元にない場合は、1分ずつ温めましょう。その都度注意深く水をかき回し、レンジの外に取り出して温度を確認しましょう。湯気がでていて触れないほど熱くなっていれば完了です。
    • 数回この手順を繰り返しても水が冷たいままの場合、1分を1分半~2分に伸ばしましょう。所要時間は使っている電子レンジの出力と沸騰させようとしている水の量によって左右されます。
    • 電子レンジを使った方法では、煮立つということはないと考えましょう。沸点に達しますが、鍋を使った時のような状態にはなりません。

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標高の高い場所で水を煮立たせる

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    影響を理解する 標高が高まるほど空気は薄くなります。これによって水を圧しつけている分子の数が減少し、残っている分子も空気中に逃げやすくなります。つまり、水は通常より少ない熱で沸騰します。沸騰するまでの時間も早まりますが、沸点が下がる分、料理が難しくなります。
    • 海抜610m以上の場所にいない限りは、この影響について心配する必要はありません。
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    通常より多めの水を鍋に注ぐ 標高の高い場所では水分がいつもよりも早く蒸発するので水を多めに準備しましょう。その水で調理をするのであれば、さらに量を増やしておくと良いでしょう。いつも以上に調理に時間かかります。そのため、普段見慣れている以上の水分が飛んでいきます。
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    いつもより長めに材料に火を通す 低めの気温を考慮して、長めに材料に火を通しましょう。どの程度の時間を追加すべきかは下記を参考にしましょう。[22]
    • 通常の調理環境で20分未満で完成する料理の場合は、海面から標高が305メートル増すごとに1分、調理時間を付け足しましょう。
    • 通常の調理環境で20分以上要する料理の場合は、海面から標高が305メートル増すごとに2分、調理時間を付け足しましょう。
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    圧力鍋を使う 標高の高い場所では、特に煮立たせた水を用いる調理方法だと時間がかかってしまいます。そこで、圧力鍋で水を煮立たせてみましょう。圧力鍋を使うことで、水が密閉式のフタによって閉じ込められ、圧が加わることで水温が上がります。この場合、通常の環境と同じ要領で調理を行うことができます。

ウィキハウ動画: 水を煮立たせる方法

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記事のサマリーX

料理用に水を煮立たせるには、鍋に水を注ぎ、コンロを強火にして鍋を置きます。次に、水の表面から蒸気が出始め、連続して気泡が出るまで待ってから食材を入れましょう。飲み水用に水を浄化する場合には、連続して気泡が出るまで水を温め、そのまま数分間沸騰させてから火を消し、冷ましましょう。

ポイント

  • ソースなど水以外のものを煮立たせたい場合、鍋の底に焦げ付かないように沸騰してきたところで火を弱めましょう。
  • パスタを調理する場合は大きな鍋で水を煮立たせるのが一般的です。パスタ1キログラムあたり8~13リットルほどの水を目安としましょう。最近は、小さめの鍋に水を注ぎ冷水の段階からパスタを茹で始める調理方法も一部のシェフの間で用いられています。[23][24] こちらの方法だと、調理時間がぐっと短縮されます。
  • 水を煮立たせる際は、鍋の上に木製のスプーンを渡しておくと吹きこぼれが軽減されます。

注意事項

  • 湯気は水よりも多くの熱量を含んでいるので、触れると熱湯以上に火傷を起こしやすくなります。
  • 沸騰した水とそれに伴う湯気には火傷を引き起こすに充分な熱さがあります。必要に応じて鍋つかみを使い、注意を怠らないようにしましょう。
  • 蒸留水は、泡を発生させやすくする不純物が含まれていないことから、電子レンジの中で過熱状態になる可能性が高くなります。もちろん、これはまれではありますが、念のため水道水を使うようにしましょう。

出典

  1. http://whatscookingamerica.net/boilpoint.htm
  2. http://water.epa.gov/drink/info/lead/lead1.cfm
  3. http://www.scientificamerican.com/article/is-it-true-that-hot-water/
  4. http://kitchenscience.sci-toys.com/boiling_freezing_pressure
  5. On Food and Cooking by Harold McGee, ISBN 0684800012
  6. http://www.finecooking.com/articles/cooking-pasta-properly.aspx?pg=0
  7. http://www.seriouseats.com/2010/08/how-to-boil-water-faster-simmer-temperatures.html
  8. https://www.exploratorium.edu/cooking/eggs/explore-text.html
  9. http://www.seriouseats.com/2010/08/how-to-boil-water-faster-simmer-temperatures.html
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記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 食・おもてなし

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