泣きたい状況にあったとしても、人前で泣くのが恥かしかったり、泣かずに強い自分でいたいと思うことがあるかもしれません。しかし、泣くのは決して悪いことでも恥かしいことでもありません。誰でも泣くことはあります。人には感情というものがあるのですから、誰にでもあなたの泣きたい気持ちを理解することができます。それでも泣かないでいたいと思うのなら、ここに紹介する方法を試してみてください。

方法 1 の 4:
身体を使って泣かないようにする

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    呼吸に集中する 泣くという行為は感情が高ぶった時に起きる反応です。そのため、深呼吸をして心を落ち着かせると、泣きたい気持ちも静まります。[1] 悲しい思い出、失恋、大切な人を亡くしたなど、泣きたい理由はいろいろとあるでしょう。まずは心を落ち着かせることが泣かないための重要なポイントです。瞑想をする時のように呼吸に集中すると、感情をコントロールすると同時に平常心を取り戻すことができるでしょう。[2]
    • 涙があふれ出そうになったら、鼻からゆっくりと深い息を吸い込み、口からゆっくりと吐き出します。こうすることで、泣きそうになったときに喉の奥にこみ上げてくるものを取り除き、気持ちと感情を安定させます。
    • 10まで数えましょう。数をかぞえながら鼻から息を吸います。数と数の間で息を口から吐きます。数をかぞえながら呼吸に意識を集中させると、泣きたい原因をしばらく忘れることができるでしょう。
    • 一度大きく深呼吸をするだけでも、泣きたい衝動を抑えて気持ちを安定させることができます。大きく息を吸い込み、一瞬息を止めてから、ゆっくりと吐き出します。その際、肺に空気が入っていくことだけに意識を集中させましょう。大きく深呼吸をすると、悲しみの原因に直面する前に気持ちを落ち着かせることができます。
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    目を動かして涙をコントロールする 泣きたい状況であっても、周りの人に自分の感情を悟られたくないときには、目を動かして涙をコントロールしましょう。瞬きをすると涙が止まるという研究結果もあります。[3] 何度か瞬きをして涙を止めましょう。
    • 寄り目にするか目を上下に動かしてみましょう。もちろん、これは誰も見ていない場所で行うべきです。これには悲しいことから気を逸らすという目的もありますが(集中しないと目を上下に動かすことはできません)、この動作には涙を止める作用もあります。
    • 目を閉じましょう。目を閉じることで今何が起きているのかを理解する時間が持てます。目を閉じてゆっくり深呼吸をすると、気持ちが落ち着き、泣かないことに意識を集中させることができるでしょう。
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    身体的行動で気持ちを逸らす 涙が出そうになったら、他の事を考えて気持ちを逸らすことが大切です。身体を動かして気を逸らすのも泣かないようにするひとつの方法です。[4]
    • 太腿を手でぎゅっと握ったり、両手をきつく握り締めます。それに伴う痛みだけでも、悲しい出来事から気をそらす理由になるでしょう。
    • ストレスボールや枕、シャツの一部、恋人の手など、何か握れるものを探しましょう。
    • 舌を口蓋や歯の裏側に押し付けてみましょう。
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    表情を和らげる 眉間にしわを寄せてしかめ面をするだけでも泣き出してしまうかもしれません。人の感情は表情に左右されるからです。そのため、泣きたくなった時に泣かないようにするためには、なるべく普通の表情を作るように心がけます。眉間と口の周りの筋肉を緩め、険しい表情にならないように注意しましょう。
    • 状況が許す場合、あるいは数分間独りになることができる場合には、泣かないようにするために笑顔を作ってみましょう。笑顔になりたくないような悲しい気分の時にも、笑顔を作ると気分が向上する、という研究結果があります。[5]
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    のどの奥に詰まったものを取り除く 涙を抑えようとしている時になかなか上手くできないのは、のどの奥からこみ上げてくるものを取り除くことです。体がストレスを感じると自律神経が働いて声門(のどの奥から声帯までの開閉をコントロールする筋肉)が開きます。声門が開くと、物を飲み込もうとするときに何かが詰まっているような感覚を覚えます。[6]
    • 声門が開いている時に起きる緊張をほぐすために、水をひと口飲みましょう。水を飲むとのどの筋肉の緊張がほぐれます(神経を落ち着かせる効果もあります)。
    • 飲み水が手元にない場合は、普通に呼吸をして、ゆっくりと何度か唾液を飲み込みます。呼吸が気持ちを落ち着かせ、ゆっくり唾液を飲み込むことで声門を開いておく必要がないことを体に伝えます。
    • あくびをします。あくびをするとのどの筋肉の緊張がほぐれます。これで、声門が開いているときに感じるのどの圧迫感を取り除くことができます。
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方法 2 の 4:
意識を他に移して涙を止める

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    他のことに気持ちを集中させる 他のことに意識を集中させるだけで涙を止めることができる場合もあります。簡単な暗算をして計算に集中したり、簡単な数字の足し算や九九の暗唱をすると、悲しみの原因から気を逸らすことができると同時に気持ちが落ち着きます。[7]
    • その他には、好きな歌の歌詞を思い出すという方法もあります。歌詞を思い出しながら頭の中でその歌をうたえば、悲しみの原因から気持ちを逸らすことができます。その際、楽しい歌を選ぶと、それに合わせて気分も向上するでしょう。
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    可笑しいことを考える 悲しい出来事が起きて泣きたい気分でいるときにこれをするのは難しいように思えますが、可笑しいことを考えると泣かずにいられることがあります。愉快な思い出、コメディー映画のシーン、誰かが言っていた冗談など、これまでに大爆笑したことがあることを思い出しましょう。[8]
    • こうした可笑しい出来事を思い出している時には微笑むことも忘れずに。
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    自分は強い人間だと言い聞かせる 泣きたい時に自分自身に励ましの言葉をかけると、泣きたい気持ちが薄れるかもしれません。悲しい気持ちになるのは悪いことではないけれど、今は悲しい気持ちを抑えなければいけないのだと自分に言い聞かせます。人前で泣くべきではない、誰かのために強い人間でありたい、など、今、泣いてはいけない理由をはっきりさせましょう。後で悲しい気持ちになるのはかまわないけれど、今は泣いてはいけないと自分に言い聞かせます。
    • 自分は立派な人間で、自分を大切に思ってくれている友達や家族がいることを思い出しましょう。これまでの人生で達成したことや、今後達成したい目標があることを考えましょう。そんなことをすると、余計に泣いてしまうかもしれませんが・・・。
    • 前向きな独り言には苦悩を乗り越える効果だけでなく、数々の健康効果があることが実証されています。前向きな独り言には寿命を延ばす、風邪の免疫力向上、うつ病の抑制、困難に立ち向かう精神力の向上、心臓発作による死亡の確率を減らす、などの効果があります。[9]
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    他のことをして気持ちを逸らす 泣きたい原因にくよくよとこだわるのは最もしてはいけないことです。泣きたくないと考えているのなら、なおさらです。他の事に気を取られている間は一時的に泣くこと忘れられます。ただし、いつかは泣きたい原因に向き合わなければならないことを忘れないでください。
    • ずっと観たいと思っていた映画や大好きなクラシック映画を観ましょう。映画ファンでなければ、お気に入りの本を読んだり、お気に入りのテレビ番組を観るのもよいでしょう。
    • 頭をすっきりさせるために散歩に出かけましょう。自然の中に身を置くのは気持ちを紛らわせるのに最適です。まわりの景色に身を任せ、悲しみの原因について考えを巡らせないようにしましょう。
    • 運動をしましょう。運動をするとエンドルフィンの分泌が活発になり、悲しい気分を吹き飛ばしてくれます。運動をすると、気持ちではなく行動に集中することができます。[10]
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方法 3 の 4:
ほんの少しだけ泣く

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    涙の言い訳をする 周りの人にはウソだとすぐに気付かれてしまうかもしれませんが、涙がでる言い訳をすれば気持ちが落ち着くかもしれません。
    • ひどいアレルギー症状が出たと言い訳をします。これは泣いてしまった時の典型的な言い訳ですが、アレルギーでも涙目や赤い目になります。
    • あくびをして「あくびをすると、いつも涙目になっちゃう」と言い訳をしましょう。
    • 「具合が悪い」と言い訳をします。病気になると目がうるうるする人もいます。体調が悪ければ、その場を離れる絶好の言い訳にもなります。
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    隠れて涙を拭く どうしても涙がこぼれてしまう時には、周りにわからないように涙を拭くしかありません。
    • 目に入ったゴミを取り除こうとしているフリをしながら、目の下の涙を一緒に拭いましょう。目頭を人差し指で軽く押さえると、少量の涙を拭うことができます。
    • くしゃみをしたフリをして、腕で顔を押さえます。その時に同時に涙を腕で拭きます。くしゃみをするフリができなかったら、「くしゃみが出るかと思った」と言えばいいのです。
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    その場を立ち去る 泣きたい気持ちにさせるような嫌な状況に陥ってしまったら、その場を離れましょう。ただし、その場から逃げ出すという意味ではありません。泣きたい気持ちにさせる出来事に直面したら、なにか理由をつけて一時的にその場を離れます。問題から少し離れるだけで、気持ちの整理ができるようになり、涙を抑えられるでしょう。[11] こうすることで身体的にも精神的にも問題から遠ざかることができます。
    • その場を離れながら深呼吸をしましょう。泣きたいと思う気持ちが落ち着くのを実感できます。
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方法 4 の 4:
泣いて忘れる

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    泣く 時にはしっかりと泣くことも必要です。泣くことは決して悪いことではありません。泣きたいと思うことは誰にでもあり、とても自然な感情です。その時は泣かずにすんでも、いずれどこかで悲しい気持ちに対処する必要があります。独りになれる静かな場所を探して、しっかりと時間をかけて泣きましょう。
    • 思いっきり泣くことは心と体の健康によい影響をもたらします。泣くという行為には体から有害物質を排除する作用があります。また、しっかりと泣いた後には気分がよくなり、ストレスが減ったように感じるかもしれません。[12]
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    なぜ泣きたいのか、なぜ泣いているのか、を考える 泣きたいと思う理由を考えることはとても大切です。涙の理由がわかると、そのことについてよく考え、問題の解決方法や気持ちの持ち方を探る手がかりになります。どうしてそんなに泣きたいのでしょうか。原因は特定の人物や状況ですか?それとも悲しくなるような出来事が最近身の回りで起きたからでしょうか?他に思い当たる理由はありませんか?[13]
    • 泣きたい理由を自力では確かめられない場合にはカウンセラーに相談することを検討しましょう。泣いてばかりいる、あるいはいつも泣きたい気分になるという人にはうつ病の疑いがあります。その場合は専門家による治療が必要です。[14]
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    日記をつける 自分の気持ちを書き止めると、気持ちの整理ができて心が軽くなるでしょう。また、ストレスや不安感、うつ病などに対処することができるようになります。効果を実感するためには、日記を書く時間を毎日作ってその時の考えや気持ちを書き留めましょう。日記の書き方に決まりはなく、好きなことを自由に書いてかまいません。[15]
    • 泣きたい気持ちの裏に特定の人物がいるのならば、その人に手紙を書きましょう。自分の気持ちは口に出すよりも書き出すほうが簡単かもしれません。たとえ、その手紙を相手に渡さなかったとしても、自分の気持ちを表現しただけで気持ちが軽くなることもあります。
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    誰かに相談する 思いっきり泣いた後は、この出来事について誰かに相談しましょう。友達や家族、カウンセラーなどにどうしてこんなに泣きたいのかを話します。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもあるように、相談相手も一緒にこの問題の解決方法を探ってくれるでしょう。
    • 誰かに相談すると、自分が一人ではないことを実感できるでしょう。自分がすべてを背負っているように感じているのなら、誰かに相談して気持ちの整理の手助けをしてもらいましょう。
    • カウンセリングはうつ病や不安神経症、身近な人の死、健康問題、人間関係の問題などを抱えている人にはとても効果的です。泣きたい気持ちがずっと続く場合や秘密を守って欲しい場合にはカウンセラーに相談することを検討しましょう。[16]
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    好きなことをして気を紛らわす 趣味を楽しむ時間を持つと、気持ちが沈んでいるときにも新しい希望を持つことができるようになります。[17] 週に一度は時間を作って趣味を楽しみましょう。悲しすぎてまわりの世界に目を向けることができないと思っていても、すぐに楽しみを見つけて笑顔を見せている自分に気付くことでしょう。
    • 自分を楽しい気分にさせてくれる人たちと付き合いましょう。ハイキングや絵画など、自分のしたいことを進んで始めます。パーティーに出席して新しい人たちとの出会いを楽しみましょう。または友達とドレスアップして出かけたり、自宅でパーティーを開くのもよいでしょう。積極的にいろいろな活動に参加して、忙しく過ごしていると、悲しい気持ちを紛らわすことができます。
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ポイント

  • 気持ちを心の中に留めておくのはやめましょう。
  • どうしても涙が止まらない時はそのままにしましょう。涙が止まらないことはよくあります。そんな時は泣いてしまいましょう。
  • 友達や家族からのハグは心の支えになります。
  • 公の場で涙を流さないようにしたいときには歯を食いしばりましょう。気持ちが落ち着いたら、なぜ泣きたかったのかをよく考えましょう。
  • 問題の原因である人物と落ち着いて話し合ってみましょう。
  • 友達が見ていたとしても泣いてしまいましょう。友達にはあなたの気持ちがわかるはずです。
  • 深呼吸をして目を閉じ、横になってリラックスしましょう。
  • 子どもの頃の心地よく楽しかった思い出を振り返りましょう。
  • 感情をコントロールする方法について誰かに相談し、それを実行してみましょう。
  • 独りになれる静かな場所に行き、気持ちの整理をしましょう。慰めてくれる友達を連れて行くのもよいでしょう。
  • 背筋を伸ばした姿勢になると、自信を持った強い人間になれる気がして、涙を抑えることができるかもしれません。
  • 祈りましょう。
  • 瞬きをして涙を止めましょう。動揺した時には友達の前で泣いてもかまいません。友達ならわかってくれるはずです。
  • どんなことが起きても、それには必ず理由があることを思い出しましょう。きっと未来にいいことがあるはずです。
  • チョコレートや美味しいお菓子を食べましょう。ただし、食べすぎは禁物です。チョコレート数個で十分です。
  • 親友や両親に相談しましょう。すべてを話すのです。必ずあなたを励ましてくれます。
  • 親友や家族には泣き出しそうになった時の秘密のサインを教えておきましょう。親友や家族にはどうすればあなたを助けてあげられるかがわかるかもしれません。声色を変えるなどの何らかのサインを送れば、助けようとしてくれるでしょう。
  • 泣かないようにする必要はありません。泣きたい時には泣くべきです。
  • お気に入りの音楽をかけて、踊りましょう。

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注意事項

  • 自分や他人を傷つけたい衝動に駆られたら、すぐに誰かに相談しましょう。
  • 相談できる人がいないと感じたら、専門家に相談することを考えましょう。学校のカウンセラーや専門のカウンセラーなど、必ず話を聞いてくれる人がいます。家族以外の信頼できる大人に話を聞いてもらうことも考えましょう。
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このwikiHow記事について

Paul Chernyak, LPC
共著者 :
認定カウンセラー
この記事の共著者 Paul Chernyak, LPC. ポール・チェルニャクはシカゴに住む認定カウンセラーです。2011年に心理学の専門大学、「American School of Professional Psychology」を卒業しています。 この記事は245,189回アクセスされました。
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