注射が苦手な人はたくさんいますが、健康でいるために必要なことも少なくありません。うれしいことに、注射部位の痛みは簡単に緩和することができます。一般的な傷みは、注射後すぐに腕や脚を動かす、市販の鎮痛剤を服用する、そして水分を十分に摂ることで緩和できます。炎症が起きた場合は、氷嚢やアイスパックなどを使うと、痛みを和らげ腫れを抑えます。子供の注射後の痛みに対処する場合は、十分な休息を取って水分を摂取し、薬を服用する前にかかりつけの医師に相談しましょう。家庭で対処しても改善されない場合は、医師の診察を受けましょう。

方法 1 の 3:
注射後すぐに対処する

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    注射を打った腕や脚を直ちに動かす 腕や脚に注射をした場合は、医師や看護師が注射部位にガーゼを当てた後、腕を頭の上で10回ほどゆっくりと回して血液を循環させます。脚に注射をした場合は、脚を前後に10回ほど軽く振り、膝を1、2回上げましょう。注射直後に腕や脚を休ませると注射部位に痛みが起こることがよくあるため、医師や看護師が処置をしたらすぐに腕や脚を動かしましょう。[1]
    • 運動するように本格的に動かす必要はありません。腕や脚を30~45秒ほど動かし、血液を循環させましょう。
    • 体の側面や臀部に注射をした場合は、注射部位周辺をできる限り伸ばして腫れを防ぎましょう。この場合は、しばらく立っているとよいでしょう。
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    注射部位にアイスパックを短時間当て、筋肉の緊張をほぐす 腕や脚を動かした後、注射部位にアイスパックを10分ほど当てて筋肉の痛みを和らげます。それから、アイスパックを外し、皮膚を室温にさらします。そして、再びアイスパックを1~2分当てます。この処置を繰り返し行い、痛みに対処しましょう。[2]
    • 注射後にヒートパックを当ててもアイスパックのような鎮痛効果はありません。ただし、注射前にヒートパックを当てると、注射剤の吸収を促進する働きをします。
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    市販の鎮痛剤を服用して症状を緩和させる 痛みの緩和に普段アセトアミノフェンを使用していれば、注射後に600mg服用しましょう。[3] また、炎症を防ぎたい場合は、イブプロフェン400mgを服用してもよいでしょう。[4] いずれの薬も注射後の痛みを緩和します。打った注射に適した鎮痛剤について、医師に尋ねましょう。注射後に腫れが予想される場合は、アセトアミノフェンではなくイブプロフェンを服用するとよいでしょう。[5]
    • アセトアミノフェンやイブプロフェンの1日最高用量を超えて服用してはいけません。
    • アセトアミノフェンは、タイレノールに含まれる鎮痛成分です。

    注意:いずれの薬も空腹時に服用してはいけません。アセトアミノフェンやイブプロフェンの服用時に胃が空の場合、肝臓を傷めたり胃がむかついたりすることがあります。

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    注射後に十分な水を飲んで水分を補給する 注射後の3~4時間は、0.7~1.5Lの水を飲んで十分な水分を摂取しましょう。注射後に健康的な水分量を保つことで、回復中の痛みを回避できます。[6]
    • お腹が痛くなったり気分が悪くなったりするほど、一気に水を飲む必要はありません。定期的にゆっくりと摂取して水分補給をしましょう。
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方法 2 の 3:
注射後の炎症を抑える

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    注射部位にアイスパックまたは冷たいタオルを当て、腫れを緩和する 注射部位が腫れてきたら、まず表面の温度を下げて腫れを抑えます。氷嚢、アイスパック、または冷たい水で湿らせたタオルを、腫れが治まるまで患部に当てましょう。[7]
    • アイスパックが直接皮膚に触れないように、タオルまたは厚めの布で注射部位を覆ってからアイスパックを当てましょう。
    • 冷却することで腫れが治まり、注射による痛みも緩和されます。
    • アイスパックは、ジッパー付きビニール袋に氷を入れて手作りできます。
    • 筋肉の痛みには温熱療法が効果的ですが、腫れは冷やすと緩和されます。注射部位の腫れや痛みには、温めても効果はありません。
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    炎症や痛みには、イブプロフェン400mgを服用する 注射部位に炎症や腫れが起こったら、イブプロフェンを2、3錠服用しましょう。アセトアミノフェンとは異なり、イブプロフェンには抗炎症と鎮痛作用があり、腫れと炎症を緩和します。空腹時に服用すると、胃痛が起きたり胃にダメージを与えたりする場合があるため注意しましょう。[8]

    ポイント:イブプロフェンとアセトアミノフェンを同時に服用することもできますが、アセトアミノフェンで腫れや炎症は緩和されません。激しい痛みの緩和にイブプロフェンとアセトアミノフェンを併用しても通常は安全ですが、頻繁に併用すると危険を伴うという研究結果もあります。[9]

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    注射部位付近の筋肉をあまり動かさないようにする 炎症を悪化させないように、最低4~6時間は注射部位付近の筋肉を使わないようにしましょう。例えば、肩に注射をした場合、二頭筋、肩の筋肉、上部胸筋を使わないようにします。しばらく安静にすることで、炎症の悪化を防ぎます。[11]
    • 直後には注射部位付近を動かして痛みを防ぎますが、腫れや炎症がある場合は安静にしないと治癒が長引きます。[12]
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    さらに強力な抗炎症剤がないか医師に相談する 時には、より強力なまたは特別な抗炎症剤が必要な場合があります。腫れがひかない、熱がある、または痛みが治まらない場合は、有効な処方薬がないか直ちに医師に尋ねましょう。[13]
    • 一般的に、症状が改善されない場合は、医師に相談する必要があります。
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方法 3 の 3:
子供の痛みを緩和する

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    注射後は子供の気をそらせ、痛みや不安を和らげる 子供は注射後の痛みに大げさに反応する場合があるため、他のことに注意を向ける努力をしましょう。例えば、好きなおもちゃで遊ばせる、本を読み聞かせる、またはスマートフォンやタブレットで動画を見せるとよいでしょう。注射が済んだら、ステッカーや飴などのご褒美を与え褒めてあげましょう。[14]
    • 接種を妨げないように、注射中は子供があまり動かないようにしましょう。
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    子供に十分な水分を与え、注射部位を覆わないようにする 注射後の痛みを簡単に緩和する方法は、十分な水分摂取と注射部位に触れないことです。注射後にコップ1杯の水を与え、2、3時間後にさらに1、2杯の水を飲ませましょう。また、注射部位を覆ったり押さえつけたりしてはいけません。[15]
    • 子供に1~3カップの水を与えて水分補給をしましょう。子供が嫌がらなければ、もう少し与えるとよいでしょう。

    ポイント:ご褒美として水1杯分をジュースに替えても構いません。糖分や塩分が少ないものであれば、水分補給の助けになります。

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    子供用のアセトアミノフェンやイブプロフェンについて医師に尋ねる 通常、5歳以上の子供で、他に服用している薬と相互作用がなければ、痛みを緩和するために少量のアセトアミノフェンやイブプロフェンを服用できます。接種を受ける際、アセトアミノフェンやイブプロフェンの服用について医師に尋ねましょう。[16]
    • 発熱や風邪のような症状が現れても、子供にアスピリン配合の薬を与えてはいけません。アスピリンは、3歳以下の子供にはいかなる場合でも禁物です。[17]
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    腫れや炎症のある箇所に冷たい手ぬぐいを当てる 注射部位が腫れてきたら、冷たい水で湿らせた手ぬぐいをたたんで小さくし、子供を座らせるか寝かせて患部に当てます。子供を安静にさせて患部を冷やすことで、腫れを緩和できます。[18]
    • アイスパックを使うこともできますが、肌にアイスパックを当てたまま子供を静かに座らせるのは難しいかもしれません。
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ポイント

  • 注射部位に表面麻酔剤を塗布し、接種時の痛みを緩和することもできます。
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注意事項

  • 注射後に吐き気、嘔吐、顔面の腫れ、視力喪失、発熱などの症状が出た場合は、医師または救急医療機関に連絡しましょう。
  • 薬についての質問がある場合や、注射後の症状が悪化した場合は、必ず医師に相談しましょう。
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このwikiHow記事について

Luba Lee, FNP-BC, MS
共著者 ::
治験審査委員
この記事の共著者 : Luba Lee, FNP-BC, MS. ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。 この記事は3,235回アクセスされました。
カテゴリ: 健康
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