洋服を伸ばす方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

縮んでしまった衣服や小さすぎる衣服を伸ばすには様々な方法が存在します。綿、カシミヤ、ウールなどのニット繊維は最も伸ばしやすい素材で、生地を特殊な溶液に浸すか、溶液をスプレーして生地を引っ張り自然乾燥させる方法で伸ばすことができます。ベビーシャンプー、コンディショナー、重曹、酢などの材料を使うと生地の繊維がほぐれて衣類が伸びやすくなります。  

方法 1 の 3:
ベビーシャンプーかコンディショナーを使う

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    ぬるま湯と弱い洗浄剤で低刺激の浸し液を用意する シンクか洗面器いっぱいにぬるま湯を入れます。ベビーシャンプーかヘアコンディショナー約80mLをぬるま湯に入れます。または、ウール用の刺激の弱い洗剤を1杯入れてもよいでしょう。[1]
    • この浸し液は、合成繊維や絹よりも伸縮しやすい綿、カシミヤ、ウールなどのニットの生地製品に適した溶液であることを覚えておきましょう。
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    衣服を10分間浸す 衣服を優しくぬるま湯に入れます。10分間そのまま置き、生地の繊維をほぐします。この間に衣服はぬるま湯の中に完全に沈むはずです。[2]
    • 衣服が厚手のニット生地でできている場合は、20分以上浸しておきましょう。2時間以上そのまま置いてはいけません。[3]
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    水を捨て、優しく衣服を押さえる シンクの栓を外して水を流すか、洗面器内の溶液を流して捨てます。ニットの衣服を優しく押さえつけ、できる限りの水分をとります。衣服を絞ると形が崩れる場合があるため、絞ってはいけません。[4]
    • 溶液を流した後に衣服を清潔な水ですすいではいけません。
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    大判の清潔なタオルの上に衣服を置いて巻き、水分を吸収させる シンクから慎重に衣服を出し、清潔なタオルの上に平らに置きます。片方の端から衣服を内側にしてタオルを優しく巻いていきます。この動作によりタオルが衣服の水分を吸いとります。[5]
    • この作業が終われば、びしょびしょに濡れていた衣服は湿った状態になるはずです。
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    大きいパーチメントペーパーに大きめの衣服の輪郭を描く 縮んだニットの衣服から戻したいサイズの衣服を選びます。そしてパーチメントペーパーの上に平らにして置きます。鉛筆かボールペンで輪郭を丁寧に描きます。[6]
    • フェルトペンやマーカーで衣服の輪郭をなぞるとインクが衣服についてシミになる恐れがあるため、使ってはいけません。
    • 普通の紙は濡れるとドロドロになり形が崩れる場合があるため、普通の紙の使用は控えましょう。
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    湿っている状態の衣服をなぞった輪郭の上に置き、優しく伸ばす 伸ばしたいニットの衣服が湿っている状態のままで、パーチメントペーパーに描いた輪郭の上に平らにして置きます。衣服の端を優しく伸ばし、なぞった輪郭に合わせます。ダメージを避けるため、大きく激しい動きで生地を伸ばすのは控えましょう。[7]
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    ニットの衣服の端を重いもので押さえる 衣服を希望のサイズに伸ばしたら、重いもので押さえて固定します。端が滑らかで重いものを衣服の輪郭周りにのせ、その場から動かないようにします。ペーパーウェイト、滑らかな石、コーヒーマグ、小さめのダンベルなどを使うとよいでしょう。[8]
    • 衣服を押さえる際に鋭い縁や凹凸のあるものを使うと生地が破れたり傷がつくため、このようなアイテムを使ってはいけません。
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    衣服が乾くまでこの状態を保つ 衣服が完全に乾くまで、パーチメントペーパーから動かしてはいけません。衣服により、数時間または一晩乾かす必要があるかもしれません。衣服がまだ湿っているうちに、伸ばした位置から動かしてしまうと、乾く際に生地の繊維が縮んでしまう可能性が高くなります。[9]
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方法 2 の 3:
重曹と酢を使う

  1. 1
    シンクか洗面器の中で重曹の浸し液を作る 重曹大さじ2杯(30mL)をお湯2リットルに入れて溶かします。重曹が溶けるまで、混ぜたものをしばらくそのままにします。重曹が溶けないうちに衣服を入れると生地に付着する場合があるため、重曹が完全に溶けるまでは衣服を浸してはいけません。[10]
    • この浸し液は、ポリエステルやレーヨンなどの合成素材よりも綿やウールなどの天然素材に効果的であることを覚えておきましょう。
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    衣服を浸し液に入れ、余分な水分は取り除く 伸ばしたい衣服を完全に重曹の液に沈めます。溶液から取り出し、優しく押さえて余分な水分を取り除きます。ダメージを避けるため、絞ってはいけません。[11]
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    手で衣服を優しく伸ばす 衣服の生地を優しく全ての方向に引っ張り、伸ばします。生地にダメージを与える恐れがあるため、強く引っ張りすぎないように注意しましょう。衣服の形が非対称にならないように全体を均等に伸ばします。[12]
    • 敏感肌の場合はゴム手袋を着用し、重曹から手を守りましょう。
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    衣服を1時間浸してから液を流す 衣服を好みの形に伸ばしてから、重曹の浸し液に戻します。衣服が完全に液に浸かるようにします。1時間浸け置きしてから液を流しましょう。[13]
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    酢の溶液で衣服を洗う 小さいバケツにぬるま湯1リットルとホワイトビネガー250mLを入れて混ぜ合わせます。この溶液を衣服にかけます。重曹と酢の両方の効果により生地が柔らかくなり、伸びやすくなるでしょう。[14]
    • 衣服を平らにして置き、自然乾燥させます。
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方法 3 の 3:
ジーンズを水で伸ばす

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    ジーンズを清潔で乾いた場所に置く ジーンズのポケットに入っているものを全て出します。そしてテーブルやカウンターなどの清潔な場所にジーンズを置きます。シワを伸ばしてジーンズが平らになるようにしましょう。[15]
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    ジーンズのきつい箇所を水でスプレーする ジーンズのふくらはぎやウエストなど、極端にきつい部分に水を吹き付けます。ジーンズ全体がきつすぎる場合は、表面全体にスプレーします。ジーンズの前後両方にスプレーをかけるようにしましょう。[16]
    • 水がきついニット繊維をほぐし、ジーンズが伸びやすくなります。
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    ジーンズを全ての方向に伸ばし、生地をほぐす 手でジーンズを上下、縦横に引っ張ります。最もきつい部分を集中的に引っ張り、生地を柔軟にしましょう。これを数分間繰り返し、生地が新しい形になるように確実に整えます。[17]
    • ジーンズ生地は丈夫で弾力性があるため、破れる心配はありません。
    • ジーンズについているラインストーンなどの飾りや、わざと裂け目を入れたリップドジーンズなどの裂け目部分は避けて慎重に引っ張るようにしましょう。
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    ジーンズを平らにして自然乾燥させる ジーンズを伸ばしたら自然乾燥させます。乾燥機にかけると縮む恐れがあります。平らにして新しく整えた形を確実に保ちましょう。[18]
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必要なもの

ベビーシャンプーかコンディショナーで衣服を伸ばす場合

  • ベビーシャンプーかヘアコンディショナー約80mL 
  • 大判の清潔なタオル
  • パーチメントペーパー
  • 鉛筆またはボールペン
  • 重いもの(ペーパーウェイトやコーヒーマグなど)

重曹と酢を使う場合

  • 重曹大さじ2杯(30mL)
  • ホワイトビネガー250mL
  • ゴム手袋

水でジーンズを伸ばす場合

  • 水を入れたスプレーボトル

ポイント

  • ドライクリーニング店から戻った衣服が縮んでいる場合は店に再度持ち込み、作業やり直しを依頼し、元通りに伸ばしてもらいましょう。
  • ニット生地の1つ1つの繊維が目で確認できない場合は素材がフェルト化しているため、それ以上は伸びません。

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 衣服
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