洗面台下の排水管が破損したり水漏れしたりすると困ってしまいます。通常、水漏れの原因は、排水管の破損や摩耗、接続部分の緩みです。ありがたいことに、いくつかの部品を用意すれば、自分で簡単に修理できます。排水管から水が漏れている場合は、接続部分の緩みや排水管の破損が原因かもしれません。また、洗面ボウルの底から水が漏れている場合は、排水栓に問題があるかもしれません。ここでは、水漏れをすぐに止める応急処置と漏水箇所に応じた修理方法を紹介します。

方法 1
方法 1 の 4:
水漏れをすぐに止める応急処置

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    最も耐久性のある応急処置として、2液性エポキシパテを使う 2液性エポキシパテは、主剤と硬化剤に分かれており、混ぜて排水管の周囲に塗ると固まります。主剤と硬化剤を手でこねてしっかりと混ぜ合わせましょう。排水管の水漏れ箇所に塗り、厚さ1.5㎝ほどに整えます。洗面台を使う前に、製品の使用方法に記載されている時間通りにパテを硬化させましょう。[1]
    • 2液性エポキシパテは、ホームセンターなどで販売されており、あらゆる種類の排水管に使用できます。
    • パテで水漏れが一時的に止まったとしても、できるだけ早く本格的な修理を行いましょう。
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    わずかな水漏れにはシリコン製自己融着テープを使う シリコン製自己融着テープは、漏水量が少ない場合に対応しており、排水管の接続部分の応急処置に最適です。テープをきつく引っ張りながら排水管の周りに巻きましょう。幅の下半分を重ねながら巻いていきます。漏水箇所の少し先まで巻いて、しっかりと密封しましょう。[2]
    • シリコン製テープは、どんな種類の排水管にも使える用途が広いテープであり、排水管ではなくテープ自体に貼りつくので簡単に剥がせます。
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    排水管の途中から水が漏れている場合は排水管クランプを使う 排水管クランプは、排水管の周りに取り付ける金属製の固定具であり、内側にゴムがついてます。しっかりと密封するために、排水管の太さに合うクランプを用意しましょう。漏水個所にゴムを強く押し当てるようにして、クランプを取り付けます。最後に、レンチでクランプをしっかりと締め、水が漏れないようします。[3]
    • 排水管クランプは、どんな種類の排水管にも使えます。
    • クランプは、排水管の接続部分や角には適切に取り付けられないので使えません。
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方法 2
方法 2 の 4:
排水管の接続部分の水漏れを止める

  1. 1
    排水管の接続部分から水が漏れている場合はナットを締める ナットの緩みが原因で水が漏れることがよくあります。ナットは、排水管の接続部分を固定している筒状の部品です。洗面台の下を確認し、排水口から垂直に下に延びている排水管と排水口の接続部分にあるナットを見つけましょう。ナットを手で反時計回りに回してきつく締めます。排水管の下のほうにあるその他のナットも同じように締めましょう。[4]
    • ナットは破損しやすいので、強く締めすぎないように注意しましょう。
    • 水を流して、水が漏れるか確認しましょう。まだ水が漏れる場合は、プライヤーでナットを90度回して締めます。
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    接続部分のゴムパッキンが劣化して亀裂が入っている場合は交換する ゴムパッキンは、水漏れを防ぐ部品であり、金属製または、塩化ビニル製の排水管の接続部分にはめ込まれています。接続部分のナットを外し、ゴムパッキンを取り出して亀裂や破損を確認しましょう。破損していたら、同じサイズのゴムパッキンと交換します。ほとんどのゴムパッキンは、裏と表で大きさが異なるので、直径が狭い面を排水管の内側に向けてはめ込みましょう。[5]
    • ナットのゴムパッキンを交換する場合は、排水管に直接取り付けましょう。ゴムパッキンの直径が狭い面を排水管の端に向けて取り付けます。
    • ゴムパッキンは、ホームセンターの水道用品売り場で販売されています。
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    金属製の排水管のねじ山にシールテープを巻く テフロン製のシールテープを巻き付けると、接続部分のねじの隙間が埋まって密封できます。排水管が金属製の場合は、接続部分のナットを外し、ねじ山にシールテープを巻きましょう。テープの幅半分を重ねながら時計回りに巻き付けます。ねじ山の端まで巻いてテープを切り、ナットを取り付けて締めましょう。[6]
    • シールテープを反時計回りに巻くと、ナットを締めるときにテープが剥がれたりよれたりする可能性があるので、必ず時計回りに巻きましょう。
    • プラスチック製、または塩化ビニル製の排水管にシールテープを使うのはやめましょう。ナットがきつく締まりすぎて排水管が割れる恐れがあります。
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方法 3
方法 3 の 4:
排水トラップを交換する

  1. 1
    排水管の下にバケツやトレーを置く 排水管に水が流れていなくても、洗面台の下にあるJ 字型の排水トラップ(Pトラップ)に水が溜まっている可能性があります。排水管の下を片付けて、トレーやバケツを排水管の真下に置きましょう。[7]
    • 下のほうに排水用のねじが付いているPトラップもあります。その場合は、ねじを反時計回りに回して排水しましょう。
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    排水口から下に延びる排水管を固定しているナットを緩める ナットは、排水管の接続部分を固定する筒状の部品です。初めに、排水口から下に延びる排水管と排水口の接続部分にあるナットを緩めましょう。ナットを時計回りに回して外れるまで緩めます。壁から横に延びる排水管まで順にナットを緩めていきましょう。接続部分のナットを緩めると、各部分の排水管は簡単に外れます。[8]
    • Pトラップの J字型の部分のみが破損している場合は、その部分を接続するナットを緩めれば十分です。排水口や壁に繋がっている排水管を外す必要はありません。[9]
    • 排水管を外したら、洗面台を使わないようにしましょう。水を流すと床が水浸しになります。必要に応じて、給水を止めて水が出ないようにしても良いでしょう。壁にある止水栓を時計回りに回して閉めます。
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    古いものと同じサイズのPトラップを購入する 外したPトラップと排水管をホームセンターに持って行きましょう。新しいPトラップには取り付けに必要なゴムパッキンとナット、トラップに接続する短い排水管が付いています。古いPトラップや排水管と全く同じサイズのものを購入しましょう。そうでないと、適切に取り付けられません。[10]
    • Pトラップの多くは塩化ビニル製なので、取り付けや取り外しが簡単ですが、金属製のPトラップを購入してもかまいません。
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    Pトラップに付属の排水管を排水口に取り付ける Pトラップに付属の最も長い排水管を排水口に取り付けましょう。排水管の上部を排水口に押し当てて、排水口のねじ山にナットを取り付けます。ナットを反時計回りに回して締めましょう。[11]
    • 新しい排水管には、端の内側にはめ込むフランジ付きのゴムパッキンが付いているかもしれません。その場合は、パッキンの直径が狭い面を排水管の内側に向けて取り付けましょう。
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    壁から延びる排水管にPトラップに付属の排水管とパッキンを取り付ける 壁から延びる排水管にPトラップに付属の短い排水管を接続しましょう。フランジパッキンの直径が広い面を短い排水管の端に取り付けてから、壁から延びる排水管に接続します。パッキンを取り付けるとしっかり密封できます。ナットを締めて固定しましょう。[12]
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    Pトラップと排水管を接続する Pトラップと排水口から縦に延びる排水管をナットとフランジパッキンで接続します。パッキンの直径が狭い面を排水管に向けて取り付けましょう。排水管の端にPトラップを取り付けて、手でナットをきつく締めます。[13]
    • 必要に応じてPトラップを外せるようにしておく必要があるので、配管用のシール剤や接着剤を使う必要はありません。
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    水が漏れないか確認する 蛇口を開き、排水管に水を流しましょう。排水管と接続部分を見て、水が漏れていないことを確認します。水が漏れる場合は、プライヤーでナットを反時計回りに90度回して締めましょう。[14]
    • 排水口と排水管の接続部分から水が漏れる場合は、排水栓を交換する必要があるかもしれません。
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方法 4
方法 4 の 4:
排水栓を交換する

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    排水栓の下の排水管を取り外す 排水栓は、洗面ボウルの排水口に取り付けられている金具です。洗面台の下を覗き、垂直に延びる排水管と排水栓を接続している筒状の袋ナットを見つけましょう。[15] 袋ナットを手で反時計回りに回すと簡単に外れます。
    • 袋ナットが緩みにくい場合はプライヤーを使いましょう。
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    排水栓のロックナットを緩めて外す ロックナットは、排水栓を洗面ボウルの底に固定している金属製、またはプラスチック製の六角形の部品です。ロッキングプライヤーでロックナットをしっかりと掴みましょう。 ロックナットを時計回りに回して緩め、ロックナットが外れたら洗面台の上から排水栓を引き抜きます。[16]
    • 排水栓がねじで固定されている場合は、ドライバーを使いましょう。
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    同じサイズの排水栓を購入する 排水栓にはいくつかの種類があるので、同じものを購入するために外した排水栓をホームセンターに持って行きましょう。サイズと種類が元の排水栓と同じものを購入すると、問題が起こりにくいでしょう。[17]
    • 洗面台の排水栓には、プッシュアップ式、ワンプッシュ式、ゴム栓式の3種類があります。
    • ここでは、ゴム栓式の排水栓を交換する方法を紹介しています。
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    排水口をペーパータオルで拭く 排水口の縁には古いパテが残っていたり汚れが溜まっていたりするかもしれません。濡らしたペーパータオルで排水口の周囲をそっと拭き、汚れを取り除きましょう。[18]
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    排水口の周囲に細長く伸ばした水回り用パテを付ける 水回り用パテは、排水口の水漏れ防止に効果がある非粘着性物質です。片手1杯分の水回り用パテをこねて柔らかくしましょう。両手をこすり合わせるようにしてパテを細長く伸ばし、太さ1.3㎝の紐を作ります。これを排水口の縁に付けましょう。[19]
    • 水回り用のパテは、ホームセンターで販売されています。
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    排水口に新しい排水栓を上から差し込む 排水栓が上下に分かれる場合は、分けましょう。排水栓の上部を排水口の上から差し込み、パテに密着させましょう。排水口の中央に排水栓を配置して、隙間が空かないようにします。[20]
    • 排水栓を差し込んだときにパテがはみ出しても問題ありません。拭き取って捨てましょう。
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    排水栓の下部にロックナットを取り付ける 排水口に上からラジオペンチを差し込み、排水栓が動かないようにしっかりと固定しましょう。[21] ロックナットを手で時計回りに回して締めます。さらに、ロッキングプライマーで90度回して締めましょう。
    • 排水栓を固定しないとまだ乾いていないパテがずれてしまい、きちんと密封できません。
    • 排水栓や洗面ボウルが破損する恐れがあるので、ロックナットを締めすぎないように注意しましょう。
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    排水栓の下部と排水管を接続する 排水口から垂直に延びる排水管と排水栓の下部を合わせ、袋ナットで固定します。袋ナットを手で反時計回りに回してきつく締めましょう。[22]
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    水を流して水漏れしないか確認する 洗面ボウルに栓をして、蛇口から少量の水を出しましょう。洗面台の下を覗き、水が漏れていないか確認します。さらに、栓を抜いて排水し、排水管を見て水が漏れていないことを確認しましょう。[23]
    • 水が漏れる場合は、専門業者に連絡して調べてもらいましょう。
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ポイント

  • 排水管は給水管と繋がっていないので給水を止める必要はありません。 しかし、排水管の修理中に誤って水を流さないようにするために、給水を止めても良いでしょう。
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注意事項

  • 自分で修理する自信がなければ、専門業者に適切に修理してもらいましょう。
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このwikiHow記事について

David Balkan
共著者 ::
配管業者、CEO
この記事の共著者 : David Balkan. 配管工事士のデイビッド・バルカンは、「Balkan Sewer and Water Main Service」CEOで「Balkan Sewer and Drain Cleaning」社長です。2つの会社を経営しながら自らも現場に出て40年、水道管、下水管、排水管のトラブルに精通しています。配管職人協会の議長で、30年に渡りニューヨーク地下配管工協会の執行委員を担当。その配管に対する深い知識とトラブル解決策のおかげで、Balkan Sewer and Water Main Serviceはニューヨーク市で最大手、最も信頼の厚い配管業者となり、2017年アンジーズ・リストのスーパーサービス賞を受賞しました。 この記事は2,757回アクセスされました。
カテゴリ: 住宅メンテナンス
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