津波対策を講じる方法

この記事には:事前準備津波の予兆現象を知る行動を起こす6 出典

津波とは水中に異常が発生した時に起きる連続した波のことです。津波は世界各地、特に海洋で日常的に起きている現象で、特に危険なものではありません。実際、たいていの津波は普通の波と同程度の高さにしかなりません。ただし、特別なケースになると、津波は大きな被害をもたらす可能性のある大波に発展する場合があります。海岸の近くにお住まいの方は津波発生時にどうするべきかを知っていることが大変重要です。

パート 1
事前準備

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    地域の避難経路を知る 海岸の近くにお住まいの場合は、ご存知なかったり話題に上らなかったとしても、おそらく避難経路が決まっているでしょう。手短に言うと、避難経路は高台への最短ルートです。万全を期して、海岸から3km以上離れるか海抜30メートル以上の高台に逃げましょう。
    • 旅行中に津波が心配になったら、ホテル関係者や接する機会のある地元の人に津波関連の方針について尋ねましょう。土地鑑を得て、最悪の事態になったときに自分自身を守れるようにします。おそらく周りの人たちに付いていくことになるでしょうが、みんなが高台に移動していることを確かめてから付いて行きましょう。
    • 避難経路は避難訓練を行わないとあまり役に立ちません。子どもとペットを伴って、避難経路を歩いてみましょう。安全な場所に到着するまでにどのくらいの時間がかかりましたか?いざというときに問題になりそうなことはありましたか?避難経路が通行不能になった場合の代替ルートへの行き方を知っていますか?
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    家庭、職場、自動車用の防災グッズを用意する 津波発生時に自分がいるかもしれない場所にひとつずつ防災グッズを用意しておきましょう。最悪の場合、避難を開始する前に2-3日どこかに足止めされる場合もあります。そのため72時間分の防災用品を準備します。トイレットペーパー、救急用具、エナジーバー(シリアルバー)、飲用水などを用意します。以下のアイテムが基本です。
    • 水(1週間分)
    • プリペイド携帯電話(バッテリーの寿命を確認する)
    • 缶入りやレトルトの食料品(1週間分)
    • 懐中電灯(手回し式懐中電灯はよいアイデアです)
    • ラジオ(警報解除の発表があるラジオ局に設定しておく)
    • 衛生用品(トイレットペーパー、ウエットティッシュ、ゴミ袋、密封式ビニール袋、手指用殺菌ジェル)
    • 救急道具 (絆創膏、ガーゼなど)
    • 警笛
    • 地図
    • 道具(ガスや水道などを止めるためのスパナ、缶切り)
    • 強力粘着テープ
    • 着替え
    • 個人の特定必需品(乳児、高齢者など)
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    家族の情報伝達プランを立てる 津波発生時に家族が職場や学校や自宅などの別々の場所にいるのでは、どんな家族避難計画も役に立ちません。津波発生時に家族が別々の場所にいることを想定して、家族の集合場所をあらかじめ決めておきましょう。トランシーバーを用意して、事前に避難計画の要点をしっかりと把握しておきます。どんな状況下でも必ず既定の集合場所で落ち合うことを明確にします。
    • 学校に通う子どもには学校の津波避難計画について教えておきましょう。学校にはそれぞれの避難計画があるかもしれません。教師や学校関係者に津波発生時の避難計画について尋ねましょう。
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    救急処置訓練を受ける お住まいの地域に津波が発生したら、地域住民が立ち上がらなければなりません。救急処置訓練を受けていれば、人工呼吸や軽い怪我の手当てを行うことができ、救命につながります。自分の命や大切な人の命を救うことができるかもしれません。
    • 近隣の学校や病院、コミュニティーセンターなどで正式な訓練を受けることができるでしょう。訓練初日から世界のために活動することができます。
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    生き延びるための技を磨く 水中1メートルに沈んで自動車が上から落ちてきた時にその対処法を知っていれば、慌てることなく生き延びることができるでしょう。お住まいの地域が壊滅状態にある時に生き延びるためには技術が必要になります。ボーイスカウトやガールスカウトに所属していたことはありますか?
    • 津波の予兆と発生時の対処法を学んだ後は、それを他の人たちに知らせることが重要な役目になります。自治体が津波対策プログラムを用意していない場合は、自分たちでプログラムを作成しましょう。津波発生時に取るべき行動を誰もが理解していることが絶対不可欠です。
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    保険(火災、水災)への加入を検討する(日本以外:日本のたいていの保険は津波を対象外としています) 津波保険というものはありませんが、洪水保険があります。自宅が海岸から1-2km以内にある場合は洪水保険について調べてみましょう。津波の後の混乱状態で「人生のやり直し」について考えなければならないのは避けたいものです。保険に加入していれば、経済的な問題のストレスを軽減することができるでしょう。
    • 台風用の避難シェルターを購入するという手もあります。精神的な苦痛を軽減できるのなら、それに越したことはありません。台風用の避難シェルターがあれば心配事が減ります。避難経路の先にシェルターを作り、緊急防災用具をそこにも備えておきます。緊急時の第二の家になるでしょう。

パート 2
津波の予兆現象を知る

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    津波は地震のあとに起きることが多い 100%ではありませんが、一般的に沿岸の地震が津波を誘発します。地面の揺れを少しでも感じたら、警戒が必要です。津波は地震後数分で発生することもあれば、何時間もかかることもあります。あるいは津波がまったく起きない場合もあります。
    • 津波は長距離を移動することがあります。アラスカで起きた地震が原因でハワイに津波が押し寄せることもあります。これはとても恐ろしい現象ですが、滅多に起きることはありません。たいていの津波は途中の海上で勢いを失い、人の多く住む場所には到達しません。
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    海を見る 通常、津波が来る前には海水が遠くまで引きます。波は小さく静かで、浜辺まで到着することはありません。近くのボートや船は上下に大きく揺れるでしょう。静かな波が通常の海岸線まで届いても、すぐに遠くまで引きます。こうした現象は津波が起きる前の兆候です。
    • 今すぐにYouTubeで津波の映像を検索してみましょう。驚きの映像ばかりです。海水が引いたかどうかを見分けられないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。これまで見たこともない広大な海底が姿を現します。絶対に見落とすことはありません。
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    津波が来るとわかったら、周りの人たちにも伝える 海岸や海岸付近にいる人たちを避難させましょう。怒鳴る、叫ぶ、ばかな真似をするなどして、みんなの注目を集めます。そこにいる人たちは海の異様な変化に驚くばかりで、これから大変なことが起きようとしていることに気付きません。
    • 津波が来る確信が持てないときには動物の行動を見てみましょう。動物はどんな反応を示していますか?人間は技術的には動物より勝っているかもしれませんが、動物は自然の異変を本能的に捉えることができます。動物が異常な反応を示している場合は、何かが起きる前兆に違いありません。
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    津波は何度も押し寄せることを理解する 津波が押し寄せる間隔は長いことも短いこともあります。最初の津波が小さかったり激しいものではなかったとしても、海岸に戻ったり、「たいした津波じゃなかった」などと考えてはいけません。津波が終ったと思って、次の波が押し寄せた時に怪我をしたり命を落とす人が多くいます。
    • 津波は幅広く押し寄せてきます。ある場所の波が小さかったとしても、別の場所には膨大な波が押し寄せてくることもあります。別の場所に津波が発生したという情報を聞いたら、お住まいの地域にも波が来ることを想定してください。ただし、津波の大きさは異なる場合があります。

パート 3
行動を起こす

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    地元での津波発生時には避難計画に従う 津波の大きさ次第では1.6kmの避難は十分ではない場合もあります。津波は海岸から最大600メートルを全壊する威力を持ちます。これは稀なケースですが、最悪の事態を考慮してできるだけ安全な場所まで避難するべきです。海岸から離れて高台に移動しましょう。
    • 山や丘のような天然の高台に避難するのが理想的です。高層ビルの32階でも、波にさらわれて瓦礫と化してしまうのでは最適な避難場所とは言えません。
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    旅行先での津波の場合はとにかく逃げる ゆったりと楽しく過ごすつもりの一週間のタイ旅行で津波に遭遇するほど最悪なことはありません。しかし、津波が起きないという保証はありません。浜辺に寝そべって、イヤフォンで音楽を聴きながら目を閉じていたら、急に波がまるで意思を持つように動き始めた・・・というときには、すぐに高台に逃げましょう。
    • 移動手段が自分の足しかなくても、とにかく走ることです。地元の人達の後に続きましょう。旅行者はただ海面を見詰めているだけで逃げ遅れることがよくあります。旅行者よりも地元の人たちのほうが早く行動を起こします。
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    海上にいる場合は海岸から遠ざかる 船に乗っている場合は海岸から離れて何もない海上に向かいます。海岸に戻って船をつなぐ時間はありません。それに、海上では波が広がる余裕があるため、津波の威力が大きく減少します。そのうえ、倒壊した建物や車が自分に向かってくることがありません。海上のほうがずっと安全です。津波の危険の半分は、竜巻と同様に、瓦礫に打たれることです。
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    防災グッズを掴んで(近くにあれば)高台を探す 防災グッズは考えられる場所すべてに用意しておきましょう。全速力で走るにしても車や自転車で行くにしても、防災グッズを持ってとにかく逃げましょう。高台に着いたら、ラジオを気象情報局に設定して、トランシーバーで家族と連絡をとります。全員が集合場所に向かっているかを確認しましょう。
    • ペットを連れて行くのをお忘れなく。ペットが自分で身を守らなければならないようなことがないようにしましょう。防災グッズにはペットフードが入っていますか?
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    津波にさらわれたら、波に逆らわない 溺れる可能性があります。車や木の幹、岩などの危険な瓦礫が流れてきます。瓦礫につかまるか、電柱やポールなどの地上から出ているものに摑まりましょう。摑まるものがなければ、瓦礫に当たらないように上手に動いたり屈んだりします。水が引くまで何かに摑まったり浮いている物の上に乗るなどして波を避けることができれば、生存の確率が高まります。
    • 手短に言うと、抵抗できないのであれば、身を任せましょう。津波は自然災害の中でも打ち勝つことのできないものです。津波に流されてしまったら、そのまま流されましょう。流れてきた大型車に摑まって生き延びましょう。最大の困難は最初の数分で終ります。

ポイント

  • 防災グッズは津波発生時よりずっと前に用意しておく必要があります。考えられるすべての必需品を用意しましょう。
  • 海岸からはできる限り遠くへ逃げましょう。
  • 高台に移動したらそこに留まりましょう。水はどんどん上昇します。安全が確認される前に下に降りてはいけません。
  • 津波の予兆を早く確認できれば、その分だけ多くの人命が助かります。
  • わかりやすい避難計画を必ず用意しておきましょう。

注意事項

  • 波の速さに逆らってはいけません。波は人間の力よりはるかに強力です。波に逆らうと溺れたり波に飲み込まれる可能性があります。

記事の情報

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カテゴリ: 人生計画・ライフスタイル

他言語版:

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