PDF形式でダウンロード PDF形式でダウンロード

和式トイレを使ったことがない人もいるかもしれません。和式タイプのトイレが広く使われている地域以外では、その独特な形やなじみのない使い方はほとんど知られていないでしょう。旅行先でトイレを使う前に正しい使い方を学ぶことで、起こりうる問題を避けることができます。

方法 1
方法 1 の 2:

位置を決める

  1. 1
    ズボンをどうするか決めましょう。和式タイプのトイレにしゃがんで用を足す前に、着ている洋服をどうするか決めなくてはいけません。洋式トイレと同様に、トイレをする前にはズボンをおろさなくてはいけないでしょう。しかし、慣れていない場合はトイレでズボンをおろすことが難しいかもしれません。
    • 初心者は、ズボンと下着を完全に脱いでしまう方がいいでしょう。
    • しゃがむ姿勢が問題なくできる場合は、ズボンと下着を足首までおろしてもいいでしょう。
  2. 2
    便器にまたがります。ズボンと下着を問題なくおろすことができたら位置を決めます。便器の端に片足ずつ置いて、トイレにまたがります。便器と並行に足を置くことで、上手にしゃがむことができます。
    • 正しい方向を向きます。便器の頭の部分がある場合はそこを前方にして向きます。
    • 頭の部分にはできる限り近づきます。
    • 便器の穴部分のすぐ上にしゃがむことは避けましょう。用を足したときに、しぶきがかかるかもしれません。
  3. 3
    深くしゃがみます。便器と並行に足を置いたら、問題なくしゃがむことができるでしょう。ひざを曲げて、深くしゃがむ姿勢をとります。ひざはまっすぐ上の方を向いて、便器の穴部分の真上にお尻があるはずです。[1]
    • おしりが足首の辺りにくるまでなるべく便器に近づくようにしゃがみます。
    • しゃがむ姿勢が苦手な人は、ひざを抱えて支えるといいでしょう。
    広告
方法 2
方法 2 の 2:

和式タイプのトイレで用を足す

  1. 1
    用を足しましょう。しゃがむ姿勢ができたら、リラックスして用を足しましょう。洋式トイレと違いはありませんが、しゃがむ姿勢の方が便通に効果的だと言われています。ただリラックスして用を足しましょう。[2]
  2. 2
    きれいにします。用を足したら、次はきれいにする必要があります。海外にはトイレットペーパーの使用が禁止されており、代わりに噴霧器や水瓶や手を使う国もたくさんあります。どんな方法があるのか周りを見て確かめましょう。[3]
    • 水瓶がある場合は小さな桶も用意されていることが多いはずです。桶で水をすくい手を使いながらきれいにします。
    • 噴霧器がある場合も同様です。手で拭きながら噴霧器で水を流しましょう。
    • トイレットペーパーを持ち込むのもいいでしょう。しかし、多くの場合、海外のトイレではトイレットペーパーを流すと詰まってしまいます。
  3. 3
    使った紙は正しく破棄します。トイレットペーパーを使った場合は、正しい方法で破棄しなければいけません。全てのトイレにトイレットペーパーを流せるわけではありません。トイレットペーパーを流すと詰まってしまう場合もあります。トイレを使った後は、必ず正しい方法でトイレットペーパーを破棄するようにします。[4]
    • 近くにごみ箱が置いてあれば、使用したトイレットペーパーをそこに捨てるべき可能性が高いでしょう。
  4. 4
    便器に水を流します。洋式トイレと同様に水洗レバーが付いていて、レバーを流すと水が流れるトイレもあります。しかし、レバーがなく、用を足した後に自分で水を流さなければいけない場合も少なくありません。次に使う人のために、トイレはきれいにしてから出るようにしましょう。
    • 置いてある水バケツを使って汚物を流します。
    • 足元にペダルがあり、水を流すことができるタイプもあります。
    • ブラシが置いてある場合は、ブラシを使って便器内をきれいにしましょう。
    広告

ポイント

  • 旅行に行くときはトイレットペーパーを携帯するようにしましょう。トイレットペーパーが常設されていないトイレや、トイレットペーパーが有料のトイレもあります。ウェットシート(赤ちゃん用のお尻拭きなど)を持っていれば便利です。トイレットペーパーでもウェットシートでも、汚物を内側に折りたたんでからゴミ箱に捨てるようにしましょう。
  • ゴミ箱が置いてあるか確かめましょう。トイレットペーパーを流せないトイレもあります。その場合は使用したトイレットペーパーをゴミ箱に捨てましょう。
  • しゃがむ時にひざを抱え込むとさらに楽になります。
  • 正しい位置をとるために、便器の頭の部分に近づいてしゃがみましょう。
  • 用を足す前に便器に少量の水を流すと、用を足した後にきれいにするのが楽になります。
  • ズボンを履いたまま用を足す場合は、鍵、携帯、財布などを便器の中に落とさないように、ポケットから出すようにしましょう。
広告

このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む44人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。 この記事は3,026回アクセスされました。
カテゴリ: 旅行中の健康
このページは 3,026 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告