海外移住は人生の大きな節目のひとつです。移住するには大変なことが多く、たくさんの書類を提出しなくてはならないかもしれませんが、非常にやりがいがあり人生を豊かにする経験になりえます。仕事上の理由であれ、個人的な理由であれ、しっかり準備しておけば移住はより容易で楽しめるものとなります。この記事では、移住に際して検討するべきことを説明します。

方法 1 の 3:
移住に必要な手続き

  1. 1
    パスポートに十分な残存有効期間があることを確かめ、移住先の滞在ビザを取得する とりわけ、早急に移住しなければならない可能性があるなら、その事態に備えて計画を立てましょう。事前に準備できることは、実際に移住するとなった際にしなければならないことよりずっと少ないでしょう。ビザに問題があると、移住できる時期が遅れるかもしれません。[1]
    • パスポートが残存有効期間内かどうか確認しましょう。パスポートの更新が必要なら、最優先で更新手続きに取り掛かりましょう。新しいパスポートを申請し取得するのには、数週間かかる場合があります。[2]
  2. 2
    計画を立てる なによりもまず、必要な手続きが済んだらチェックを入れられるような計画表を作りましょう。情報が網羅され、期限日が含まれた計画にすべきです。[3] その際に以下のようなことを検討しましょう。
    • 引越し手続きを検討しましょう。少なくとも3件の引っ越し業者に問い合わせて、引っ越しの見積りを出しましょう。どの業者がどのようなサービスを行っているか調べます。たとえば梱包のみ行うのか、厄介なことになりがちなワインセラーの輸送ができるか、ペットを運べるか、希望の引っ越し日に作業ができるか、引っ越し先で荷物を保管してもらえるか、といった点です。また、現在の居住国で所持品を保管しておく可能性も検討しましょう。移住期間が短くいずれ帰国するつもりなら、荷物を多少もしくはほとんど置いておくのがよいかもしれません。
    • 持ち家があればどうするか決めましょう。持ち家を売却しますか?それとも貸し出しますか?売却するなら、不動産業者に問い合わせて今後の計画を相談しましょう。最高値で売れるまで待つ時間があるか、それとも早急に売却してお金を手に入れる必要があるか考えます。不動産業者とこのような話し合いをするときは慎重になりましょう。たとえ急いでいても、できるだけ高値で売却したいはずです。
      • 家を貸し出すなら、賃貸物件を扱う不動産業者に問い合わせ、対応に満足できるかどうかしっかり検討しましょう。顧客からの推薦状を見せてもらい、可能であれば、海外にいる大家の物件を貸し出すことに慣れている不動産業者を選びましょう。海外で大家の役割を務めるのは難しいものです。不動産業者が物件を定期的に巡回したり、入居者を適切に選別したりするという基本的な義務を怠ると、知らないうちに事態が間違った方向に向かってしまう可能性があります。
    • 住宅ローンや賃貸契約、融資を処理しましょう。銀行や貸付業者と、最も効率よく返済義務を解決する方法について相談しましょう。
    • 今後について子供の通学先の学校と話しましょう。在学証明書に加え、必要であれば移住国の学校からメールや電話での問い合わせを受けてもよいと請け負ってもらう必要があります。進路指導教員に今後の変化について役立ちそうなことを聞いてみましょう。
    • ワクチンとビザを確認しましょう。必要となるワクチンをすべて接種していて、ビザをすべて取得しているか確かめます。永住もしくは長期滞在ビザに必要な添付書類を整理しておきましょう。
      • 移住先で新たに市民権を取得するつもりなら、相当の時間が必要となります。この場合は移住の計画初期の時点で手続きに取り掛かりましょう。
    • パッキングの予定を立てましょう。問題が起こっても対処できるように、時間をかけて行いましょう。パッキングの過程では、なにかしら上手くいかないことが出てくるものです。
    専門家情報
    Archana Ramamoorthy, MS

    Archana Ramamoorthy, MS

    Workday最高技術責任者
    アーチャナ・ラマモーシーは財務と人事管理のオンデマンドシステム「Workday」の北米最高技術責任者です。プロダクトエキスパート、そしてセキュリティーアドボケイトとして、テクノロジー業界におけるインクルージョン体制(多様性の受容と活用を通じて個人と組織の成長を促す)の推進に取り組んでいます。インドの科学技術専門大学「SRM University」にて学士号を、デューク大学にて修士号を取得後、8年以上にわたりプロダクト管理の仕事に従事しています。
    Archana Ramamoorthy, MS
    Archana Ramamoorthy, MS
    Workday最高技術責任者

    専門家の経験談: 「私がアメリカに移住したとき、主に確認したのはビザの取得要件と生活費です。イギリスに移住することも考えましたが、生活費がアメリカよりずっと高かったのです。経済的な重責がどうなるかを認識しなければなりませんでした。また、アメリカの最も優秀な大学に行きたいと思っていました。そうでなければ、海外に移住する意味がなかったのです。そこで学生ローンを借りて必要経費の足しにしました。大学に行くと費用がかさみますが、卒業後の可能性が広がると分かっていたからです」

  3. 3
    十分な時間を確保する 社員を海外に赴任させる会社や政府機関のなかには、赴任者に数か月から数日の移住準備期間だけ与えるのが当たり前となっていることがあります。この場合、必要となる費用は負担してもらうなど、可能な限りの援助をしてもらえるよう頼みましょう。必ず助けが必要になります。
    • 移住までに時間の余裕があるなら、最低でも6か月の期間を確保しましょう。不動産、車、ペット、保険、引っ越し、銀行の手続き、転校手続きなどでやり残したことを行うのに、いくらでも時間が必要になるはずです。場合によっては、こうした時間の余裕がないかもしれません。
    • 早急に移住することも可能です。すぐに移住しなくてはならなくなっても、落ち込まないようにしましょう。ただし、手伝ってくれる人たちをすぐに探しましょう。いつでも手助けしてくれる人ができるだけ多く必要になります。
  4. 4
    できるだけ早く移住先の国での宿泊場所を探す 購入物件や賃貸物件を探す間、ホテルやサービスアパートメント(ホテルのようなサービスや家具の付いた住居)に滞在しますか?[4]
    • インターネットで物件を購入するのは避けましょう。重大な欠陥に気付かずに購入してしまうかもしれません。実際に物件に足を運んで周辺環境を確認し、家の土台が腐食しているのを見れば法外な値段を付けられていると気付くことでしょう。
    • あなたか家族の誰かが移住先を訪れ、物件を下見して良い買い物かどうか確かめましょう。新しい国で情報源となる人と知り合えるかもしれません。
    • 移住先の国で家やマンションを購入したいときも、まずは賃貸から始めるのが望ましいでしょう。物件を借りれば、立地が良いかどうか、またその国に暮らしたいかどうか分かります。少なくとも半年住めば、そこに住み続けたいかどうかよく分かることでしょう。加えて、不動産や暮らしたい地域についてもより深く理解できているはずです。そうすればプレッシャーが減り、適切な判断ができるようになるでしょう。
    • 移住してすぐのときには、引っ越しの際に輸送した荷物がないことを覚えておきましょう。そう考えれば、最初にホテルやサービスアパートメントに住むのは良い選択肢です。
    • 他国で不動産を購入するときは良い弁護士を見つけましょう。税金、費用、抵当権、注意条項など、移住先の国の要件を理解している人が必要になります。現在のあなたの弁護士が、移住国の弁護士を紹介できるかもしれません。
  5. 5
    自分に合った銀行口座を開設する 多額の手数料を払うことなく、簡単に多国間で送金ができるようになっています。口座を持っている銀行で、送金方法を相談しましょう。銀行によっては、海外送金を携帯電話で行える場合もあります。あらゆる選択肢を探しましょう。[5]
    • 現在の居住国には今後一切戻らないという場合でない限り、最低でも銀行口座を1つ残しておくのがよいでしょう。口座を所持している期間が長いほど、その銀行での信用度が高まります。またその国に戻ったとき、残しておいた銀行口座を使用するほうが、新たに口座を開設するよりも簡単です。ネット銀行であれば、以前の居住国に残した口座の状況を簡単に確認できます。[6]
    • 国により、銀行口座の預金を引き出すのが難しい場合があります。銀行や、移住先の国の事情に詳しいファイナンシャルアドバイザーと、お金の管理をする際の課題と解決方法について相談しておきましょう。
  6. 6
    移住先の国に知人がいるか確認する 移住先で情報や援助、人とのつながりが必要なときに助けてくれる貴重な存在となってくれます。移住の計画を知らせれば、必要な情報を教えてくれることでしょう。
  7. 7
    所持品を吟味し手放す 生きるのに必要なものはごくわずかであることは事実であるにもかかわらず、家の中は長年蓄積した消耗品で溢れかえってしまいがちです。そのなかで、実際に使っているもの、必要なものは多くありません。持ち物を移住先へすべて持っていったり、お金を払って倉庫に預けたりするより、それらを保管しておくべきか正直に評価してみましょう。可能なら、必要でないものを寄付したり誰かに譲ったりしましょう。倉庫に保管したものを心配することなく身軽に移動するほうが、多くのものを抱え込むよりはるかに良いでしょう。[7]
  8. 8
    所持品を売却して現金を得る インターネットオークションを利用して、所持品を処分しましょう。時間がなくても、所持品をまとめて、時によってはすべて一気に売るのに良い方法です。周りの人に、海外に移住するので所持品を処分しなければならないことを伝えましょう。お得に物が買えるのは、誰にとっても嬉しいはずです。[8]
    • きっぱりと物を処分しましょう。物が増えれば、そのぶん輸送費が増えることになります。
    • 時に、輸送コンテナが船外に落下することがあります。また乱暴に扱われたり事故が起きたりして、輸送中に荷物が損傷することもあります。骨董品などを輸送するときはこの可能性を念頭に置いておきましょう。倉庫に置いておくか、売却して現金を得たほうがよいかもしれません。輸送中に起こりうる損傷に備え、十分な保険をかけておきましょう。
  9. 9
    ペットについてできることを検討する 世話をしてくれる友人や家族にペットを譲ることになる人もいれば、移住先に連れていく人もいるでしょう。ペットを移住先に連れていくなら、以下について検討しましょう。[9]
  10. 10
    移住先の国での運転免許の取り扱いを調べる 国によっては、既に所持している他国の運転免許や、国際運転免許証を使用できます。移住後一定期間が経ってから、その国の運転免許試験を受ける必要がある場合もあります。できるだけ早く必要な情報を入手しましょう。新しい土地で運転できないのは不便かもしれません。[10]
  11. 11
    勤務先に余裕をもって辞意を伝える 海外赴任のため移住するわけではないのなら、現在の勤務先の退職時の規定に従う必要があります。余裕をもって辞意を伝えるようにしましょう。ただし、移住によって職場に明らかに影響が出る場合を除き、辞意を伝えるのは移住計画が進んでからが望ましいでしょう。移住に関して気が変わった場合、もしくは予想していたより早く異動の話が持ち上がった場合に備えられるからです。
  12. 12
    電化製品の取り扱い方を知る 北米および日本と、そのほかの国の間で移住するなら、変換プラグと変圧器が必要です。電圧と周波数が異なる地域で電化製品を使うと故障の原因となりえます。同じ電圧である国同士の間の移住であっても、変換プラグは必要です。[11]
    広告

方法 2 の 3:
カルチャーショックに対処する

  1. 1
    大きな変化への心構えをする 住み慣れた場所とは全く異なる場所に引っ越すことでカルチャーショックを受けたり、移住に難しさを覚えたりするかもしれませんが、数か月その土地で暮らせば徐々に克服することができるようになるでしょう。国が変われば生活習慣も変わります。だからこそ、海外の国のことを「異国」と呼びます。その土地のやり方に馴染みがないだけなのです。しかしそれこそ、異なる文化を理解する最も重要ですばらしい機会です。違う国の人々と同じように考えるようにすれば、以前の自分に戻ることはないでしょう。世界を「私たちと彼ら」というふうに見られなくなるはずです。[12]
  2. 2
    ささいな楽しみを失うことが想像以上に大きな問題となりうることを認識する 家で飲んでいたお気に入りのコーヒーや、よく訪れていたお気に入りの場所が毎日の暮らしから無くなると、その存在の大きさがはっきりと分かるかもしれません。手に入らないものを懐かしむ気持ちを受け入れるのは大切ですが、代わりに新しいお気に入りを見つける姿勢を保ちましょう。まだ見つけていないものが、自国で気に入っていたものよりもずっと好きになるようになるかもしれません。
    • お気に入りのものを失うことで、悲しくなったり落ち込んだりするのは当然のことです。新しい国に慣れれば気持ちも落ち着くでしょう。
    • 物質的に豊かな国からそうではない国に移住すると、生活していくのが難しいと感じるかもしれません。スーパーに朝食用のシリアルが並ぶ棚が1列あったのが今は小さな台ひとつだけとなり、豊富だった車の品揃えは今では青か灰色の車どちらかにのみなっています。移住当初は、こうした違いに強いもどかしさを覚えるかもしれません。その場合、選択肢はふたつあります。ひとつは現状を受け入れ、選択肢が少ないことで考える時間が短くなり、ほかのことに費やす余裕ができると認識すること、もうひとつは自国に戻って買いだめすることです。自国にいる家族や友人に荷物を送ってもらうこともできるでしょう。時間がたっても選択肢の少なさが解決することは少なく、ひとつの商品をあらゆる場所で購入できた日々を頻繁に思い出すことでしょう。しかし、選択肢が少ないことにも慣れていくものです。
  3. 3
    数か月後にはお祭り気分が覚める心構えをする 移住して最初の数か月は、まるですばらしい休暇を過ごしているかのように感じ、新しいことをたくさん発見して気分が高揚した状態になるでしょう。しかしそのうち、新しい国での生活は想像していたよりも全く刺激的ではないと気付くはずです。事務的な手続きや家事、小さないざこざが少しずつ起こることで、現実を比較的すぐ思い知ることになることがあります。
    • 早い段階で、きちんとした修理工を探しましょう。なにかが壊れることもあるでしょう。言った通りの時間に来てくれ、適正な価格を請求する人が必要になります。事情をよく知っている人に信頼できる修理工について聞いておかないと、付け込まれて高値をふっかけられる格好の標的になり、悪夢のような経験をすることになってしまうかもしれません。食い物にされるのを待つのではなく対策を立てることができるからには、まず対策を練りましょう。
    • 冷静に役所手続きに対処しましょう。たいていの国では提出すべき書類があり、そのために行列に並ばなければなりません。なんとも取るに足らない理由で書類を記入し待たなくてはならないことがほとんどです。それに対し疑問をもつのではなく、現地の人々やウェブサイトからこうした問題を適切に対処する方法を学びましょう。何事にも必ず解決策はあるので、ふさわしい方法を学びましょう。誰かに聞かなければ、知る機会を得られません。
  4. 4
    日々の習慣や自分のやり方をそのまま行えないことを受け入れる心構えをする もうひとつのカルチャーショックとして、自国でできたことが移住先の国ではできないと気付くことが挙げられます。それを問題にするのではなく、その土地のやり方として受け入れましょう。その方法が、慣れた方法と比べ大なり小なり自由奔放であっても、それに倣って社会に溶け込みましょう。気に入らないからと大騒ぎしたり反対したりしたいなら、海外移住には向いておらず、自国で暮らすほうがいいでしょう。
  5. 5
    援助を受ける 海外移住は最もストレスがかかる出来事のひとつと言えます。楽しいときもあれば、最低の経験だと感じるときもあるでしょう。また別の日には、住み慣れた家のように感じることもあるでしょう。そのときには、すでに本当の家となっているはずです。
  6. 6
    治安に気を付ける カルチャーショックに関連するもうひとつの問題は、自国ほど安全ではない国に移住することです。地元の人に避けたほうがいい場所や、周囲で起こっている問題について聞きましょう。
    • 住んでいる地域にふさわしい服装をして、周囲に溶け込むようにしましょう。治安の問題は、時に犯罪者が誰かを観光客や不適切な格好をしている人だと考えることで起こります。
    • 地元の警察で、治安について尋ねましょう。家を購入したり借りたりすることを検討している地域の犯罪率について聞いてもいいかもしれません。
    広告

方法 3 の 3:
移住を検討している段階なら

  1. 1
    移住したい国を決める 仕事で海外赴任が決まったなどの理由で選択の余地がない場合を除いて、どこに住むのが一番良いか考えるのはあなたです。南西フランスのバラ色の街トゥールーズ、ドイツのベルリン、美しい北欧の国アイスランド、メキシコ、ベネズエラ、スペイン、ロシア、中国、離島のハワイやタヒチもいいかもしれません。[14]
    • 新しい国で暮らしている自分を想像しましょう。インターネットで動画を見て、一年を通じてどのような生活になるかの感触を得ます。天候や汚染レベル、交通手段、食材が手に入りやすいか、病院が利用しやすいかどうか考えます。仕事やアクティビティとしてなにができるかを挙げてみましょう。
    • インターネットで既に海外移住した人の経験談を探しましょう。海外駐在者は最も良い情報源になります。駐在の経験談を読めば、移住が理にかなった判断かどうかや、多くの人が大変な思いをしているかどうかなどの感触を得られます。実際の経験談であることから信頼に値しますが、移住の理由や所得水準、職務経験、住んでいた地域などにより、人によって経験に大きな差があることを心に留めておきましょう。ウェブサイト上に掲示板があるなら質問してみましょう。
    • 移住先の国で働くことはできますか?職種による労働要件はありますか?働き口を見つけるのに踏まなくてはならない手順はどのようなものですか?移住前に仕事を見つけて、収入を保障できる可能性はありますか?滞在期間をまかなうだけの資金がすでにあるのでない限り、新しい国で働かなくてもすむ人はごくわずかです。それに加え、社会保障制度の対象となるにはどのような基準を満たす必要があるのか調べましょう。何か月か何年にも渡って対象にならない、もしくは対象外である可能性があることを覚えておきましょう。
  2. 2
    移住先と決める前に、休暇で訪れてみる ガイドブックは良い情報源ですが、鵜呑みにしてはいけません。観光名所は避け、観光客が少なく、地元の人と個人的に触れ合えるような場所を訪れましょう。ただし、気を付けなくてはならないことがあります。休暇で訪れた場所を非常に気に入って移住先として決めた場合は、休暇を過ごすのと生活するのとでは全く異なると認識する必要があります。休暇では日々の仕事に追われることはなく、お役所仕事に翻弄されず、地元の人の毎日の習慣に合わせる必要もなく、のんびりできるのが一般的です。しかしそこに暮らし始めれば、現実は観光客として手厚くもてなされた経験とは非常に異なるものになるかもしれません。ただ訪れたことがあるからといって、移住先として決めないようにしましょう。
  3. 3
    移住先の国について勉強する 大変重要な現地の習慣や、さらに重要な言語、都市や地方を構成する地域などを学びましょう。異なる法律や習慣は日々の生活に影響を及ぼすため、そのような状況下で暮らしていけるかを知ることが非常に重要となります。[15] たとえば、公共の場でガムを噛むと捕まる恐れがあるシンガポールといった、出来ることと出来ないことに厳しい規制がかけられている国に自主性を尊重する国から移住すると、窮屈に感じるかもしれません。[16]
  4. 4
    移民法と手続きについて学ぶ そもそも、住みたい国に移住することはできるのでしょうか?国によっては、所得や年齢、技能、学歴、家族関係に基づき、移民に非常に厳格な要件が課せられています。裕福ではなく、技能に乏しく、高齢で、既に現地に住んでいる家族がいないために、移住できる見込みがないと気付くかもしれません。移住を希望する国の移民についてのウェブサイトで規定を読みましょう。担当部署に電話して、あなたに当てはまるより詳しい情報を聞きましょう。紙面上の規則よりも、具体的なアドバイスをしてくれる人とあなたの置かれた状況について話すほうがずっと明確な答えを得られます。
  5. 5
    言葉の壁を認識する 移住先の国では自国とは異なる言語が話されていますか?その場合、移住先の言語は話せますか?新しい言語を習得する自分の能力を正直に評価しましょう。たとえその言語が話されている土地に暮らしていたとしても、言語の習得に難しさを覚える人もいます。言葉を話せない間は、周囲で起こっている様々なことから切り離されたように感じるでしょう。自分に自信がない人なら、締め出されたような感覚を覚えるかもしれません。[17]
    • 自国を離れる前に、その言語を流ちょうに操れる程度まで習得しておくことを検討しましょう。
    • 移住先に引っ越したらすぐに、新しい言語を集中的に学べる授業を受講しましょう。新しい言語だけでなく、あなたの母語にも精通している、思いやりのある講師を探しましょう。買い物や大家との交渉、銀行の手続き、車の購入、学校や大学の履修登録などの場面で、時間をかけ一緒に言語を学ぶ手伝いをしてくれる講師を選びましょう。
  6. 6
    子供がいる場合、海外移住はより大変なものになることに留意する 第一に、子供を現在の日常生活や友人関係から引き離したいのかどうかよく考えましょう。そうした環境の変化は子供にとって耐え難いものになるかもしれません。移住先の国の学校は、今の学校と同じくらい、もしくはより優れている学校ですか?それともあまり頼りにならないでしょうか?現地の学校が良くないなら、外国人にとって良い学校はありますか?こうした事柄は非常に重要です。事前によく調べましょう。[18]
    • 移住先によって、子供は新しい言語や訛りを身に付けなければならないことを忘れないようにしましょう。バイリンガルになる機会として良いことだと考える親もいますが、学習に問題を抱える子供にとっては大変な難題となる可能性があります。
    • とりわけ、母語とは違う文字を使わなければならないときに当てはまります。
    広告

ポイント

  • 新しい言語を学ぶときは、俗語や慣用句を覚えることも忘れないようにしましょう。人が実際にどのように話すか勉強します。インターネットの言語フォーラムやウェブサイトで、新しい言葉や意味を勉強できるでしょう。こうしたサイトでは、匿名で分からないことを質問できます。
  • 自国に帰る手段を残しておきましょう。いつか帰国しなくてはならなくなるかもしれません。たとえば、持ち家を売却せずにいることが非常に望ましいといえます。賃貸に出し、帰国する必要が発生したときのために残しておきましょう。

広告

注意事項

  • 新しい生活について常に不満がこぼれ、元の生活に戻りたいと考えているなら、自国での生活を楽観的に見ている可能性があります。実際に自国に戻ったら、新しい国に到着したときと同じような強いカルチャーショックを覚えるかもしれません。新しい国にチャンスを与えましょう。5年経っても愚痴を言っているなら、その地での生活を終わりにして、生まれた国に帰る時かもしれません。
  • 消極的な感情を持った状態で、あるいは落ち込んだ状態で海外に移住するのはやめましょう。そのように感じたまま移住してもなんの意味もなく、判断の妨げにさえなる可能性があります。
  • 移住先で差別を経験するかもしれません。その国では、あなたこそが外国人であることを心に留めておきましょう。
  • 銀行の手続きが厄介になる可能性に注意しましょう。現地の銀行口座を開設するまでは現金を入手するのが難しくなるため、前もって数か月分の生活費を所持しておくようにします。
  • 移住を美化しないようにしましょう。完ぺきな場所はなく、一夜にして別人になれるわけでもありません。文化や事実について勉強しましょう。友人の心躍る休暇の話だけに頼らないようにしましょう。
  • 新しい国に移住することは、最初はワクワクしますが、多くの場合、あなたとあなたの家族に感情的も身体的にも大変負担がかかります。最悪の事態に備えていれば、どんなことが起きても対処できるでしょう。
  • 新しい国での労働条件を明らかにしておきましょう。たとえば、ほとんどの先進国では要件の緩い就労許可を発行しています。通常、特定の役職に付与され、通常の就労許可ほど面倒な制限の対象にならない場合があるという点で、一般的な就労許可に似ています。
  • きちんとしていて有名な、信頼の置ける不動産業者を選びましょう。不動産の購入には、不当に高い料金を請求されるリスクがあります。
  • 海外が嫌いという理由で不愉快な発言をする人がいることに留意しましょう。海外赴任に同行した配偶者によく見られます。自国に留まりたいと思いながらも海外赴任に同行し、心構えができておらず、新しい環境を好きになれなかったことが原因です。このような人たちには気を付けましょう。口にすることと言えば、どれほど新しい国が嫌いで、どれほど自国に戻りたいかということだけなので、すぐに見分けられるでしょう。
  • あなたの経験は、ほかの人の経験とは異なるかもしれません。ほかの人の経験談を聞いたり読んだりするのは役立ちますが、人それぞれ辿る道のりは異なり、あなた自身の経験もそうなるはずです。ほかの人がそう言っていたからという理由で、あれは素晴らしい、あれはひどいなどと決めつけないようにしましょう。自分自身で調べ、物事を柔軟に受けいれましょう。
  • 現実的になり、母国に帰れる選択肢を残しておきましょう。
  • 仕事に応募するときは、会社について調べ、過去に疑わしいことが起こっていないかきちんと確認しましょう(海外であろうがなかろうか、仕事に応募するときには常にそうするべきです)。応募するかどうか考えたことを後悔するような仕事にありつきたくはないでしょう。
広告

必要なもの

  • 大使館および移民に関する情報一式
  • 自国と移住先の国での不動産業者と弁護士
  • ファイナンシャルアドバイザー
  • 引っ越し業者の情報と見積もり
  • 済んだことにチェックを入れる綿密な計画表
  • 倉庫の手配(必要な場合)
  • インターネット接続環境
  • ガイドブックなど文化について学べるもの
  • パスポート、ビザ、ワクチン接種
  • 健康診断(移住前に健康であること)
  • ペットの移住準備
  • 転校手続き

関連記事

How to

飛行機の墜落事故から生き延びる

How to

冒険をする

How to

車の中で快適に眠る

How to

日本国籍を取得する

How to

スーツケースやカバンにうまく荷物を詰める

How to

グリーンカードを取得する

How to

スーツケースのロックの暗証番号を設定する

How to

戦争を生き延びる

How to

カナダ宛の郵便物に宛名を書く

How to

機内持ち込み用手荷物を詰める

How to

手荷物のサイズを測る

How to

空港で搭乗手続きをする

How to

アメリカで仕事を見つける

How to

ビーチ旅行を楽しむ
広告

このwikiHow記事について

Archana Ramamoorthy, MS
共著者 ::
Workday最高技術責任者
この記事の共著者 : Archana Ramamoorthy, MS. アーチャナ・ラマモーシーは財務と人事管理のオンデマンドシステム「Workday」の北米最高技術責任者です。プロダクトエキスパート、そしてセキュリティーアドボケイトとして、テクノロジー業界におけるインクルージョン体制(多様性の受容と活用を通じて個人と組織の成長を促す)の推進に取り組んでいます。インドの科学技術専門大学「SRM University」にて学士号を、デューク大学にて修士号を取得後、8年以上にわたりプロダクト管理の仕事に従事しています。
カテゴリ: 旅行
このページは 160 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告