深部体温は平均的な成人で通常およそ37℃ですが、条件や環境によって変化します。暑い中で、体を動かす活動に従事している場合や、ときには炎天下に長時間いるだけでも、深部体温は危険な状態まで上昇する可能性があります。深部体温が40℃に達すると、熱中症になる恐れがあります。[1] 一方で体温が2度下がる(35℃になる)だけでも、低体温症が誘発されるため、それを下げすぎるのも危険です。[2] 深部体温を短時間で下げるのは、熱中症予防、睡眠の改善、熱っぽさの解消などに有効ですが、それを安全に行うことが大切です。[3]

方法 1 の 2:
医学的に認められた方法を利用する

  1. 1
    冷たい飲料を飲む 深部体温を早く安全に下げるのによい方法は、大量(一度に2~3リットルまで)の冷たい飲料を一度に飲むことです。[4]
    • 炎天下や肉体を酷使する活動中の適切な水分補給は脱水症状を防ぐために重要です。[5]
    • 糖分を含む飲料や棒状アイスは体にうまく吸収されず、脱水症状を悪化させる可能性があるため、飲料水のほうが適しています。[6]
  2. 2
    かち割り氷を食べる かち割り氷を食べると、体が早く簡単に冷やされることが研究で明らかになっています。また、かち割り氷は体内の水分維持にも役立ちます。[7]
  3. 3
    冷水シャワーや氷風呂を利用する 肌を冷やす方法が体温を下げるのに(とりわけ、熱中症の危険がある場合に)最も効果的であると多くの医師たちは考えています。特に効果的に肌を急速に冷やすためには冷水シャワーを浴びたり、氷風呂に浸かるのが一番で、これは体がうまく汗をかけなくなるような高湿度の環境において特に効果があります。[8]
    • 頭皮は多くの血管が合流する場所であるため、頭皮に冷水をかけましょう。頭皮を冷やすと、体の他の部位も早く冷やすことができます。[9]
  4. 4
    アイスパックを体に当てる 体の特定の部位は、深部体温を下げるために他の部位よりも多く汗をかきます。首、脇の下、背中、鼠径部などがそれに該当します。こうした汗をかきやすい部位にアイスパックを当てることで体が冷えて、深部体温が下がりやすくなります。[10]
  5. 5
    冷房の効いた部屋でくつろぐ 専門家によると、冷房は熱中症や熱に起因する死を防ぐのに最も有効な手段のひとつです。[11]
    • 自宅にエアコンがなければ、暑い日やジメジメする日は、エアコンを持っている友人や親戚の家に行くか、冷房の効いた公共施設を探しましょう。[12]
  6. 6
    扇風機の前に座る 水分(この場合は汗)が肌から蒸発する際には、最も熱を帯びた液体の分子から蒸発していきます。一般的に気温は体温より低いため、汗をかいているときに扇風機に直接当たると、体温が下がりやすくなります。[13]
    • 年齢や健康上の問題で、体を冷やすための汗が十分に出ない場合には、扇風機の前に座りながら、霧吹きで体に冷水を噴きつけてみるとよいでしょう。霧吹きに水道水を入れて、扇風機に当たりながら、必要な量だけ体に水を噴きつけるだけです。[14]
  7. 7
    解熱剤を服用する 解熱剤は発熱時に体温を下げるための安全かつ簡単な手段です。解熱剤は、体内でのシクロオキシゲナーゼの生成を阻害して、体内のプロスタグランジンE2濃度を下げることでその効果を発揮します。解熱剤を服用しなければ、これらの物質が視床下部(脳にある温度調整をつかさどる部分)の細胞に対して、体を急速に発熱させるように働きかけて、体温が上昇します。[15]
    • こうした解熱剤の例として、アセトアミノフェン、アスピリン、また、イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド系抗炎症薬が挙げられます。[16]
    • 子供や10代の未成年がウイルス性疾患(インフルエンザや水痘などを含む)にかかっている際にアスピリンを服用すると、脳や肝臓に致命的な損傷を与える恐れのあるライ症候群をまれに発症するため、そうした患者へのアスピリンの投与は推奨されていません。[17]
    • 解熱剤の用量は年齢によって異なります。ラベルに記載されている1日の用量を確かめて、それを超えないようにします。推奨される市販薬とその用量について、医師に相談しましょう。
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方法 2 の 2:
生活習慣を変える

  1. 1
    過度の運動や肉体の酷使を避ける 肉体を酷使する活動や、激しい運動を行うと(特に気温や湿度の高い日に)、体はエネルギーを消費して熱を帯びます。[18]
  2. 2
    明るい色のゆったりとした服を着て熱を籠らせない 風通しのよい服を着て肌を冷やすことは重要ですが、それだけでなく、肌が日光に晒されないように体を覆った服を選ぶことも忘れてはいけません。[21]
    • 明るい色の服は日光を吸収するのではなく反射するため、体に籠る熱を減らします。暗い色の厚手の服は熱を吸収して蓄積するため、着用は避けましょう。[22]
  3. 3
    辛い料理や油分の多い食品を避ける 辛くて舌がピリピリする食品は、体の代謝を高めて、体温を上げる刺激物のように作用します。[23]
    • 唐辛子に含まれるカプサイシンには体温を上げる作用があります。[24]
    • 脂肪は体に熱を蓄えて、体を温める働きをします。そのため高脂肪の食品を摂取することで、細胞に蓄積される脂肪が増えて、さらに体に熱が籠りやすくなります。[25]
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このwikiHow記事について

Chris M. Matsko, MD
共著者 by
家庭医(かかりつけ医)
この記事の共著者 by Chris M. Matsko, MD. クリス・M・マツコ医師はペンシルバニア州ピッツバーグ在住の元内科医です。25年以上にわたって医学研究を続け、コーネル大学最優秀指導者賞を受賞しました。テンプル大学にて栄養科学の学士号を取得後、同大学医学部にて2007年に医学博士号を取得。2016年にha この記事は7,624回アクセスされました。
カテゴリ: 全般的健康
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